麒麟がくるキャストと武将&合戦の史実紹介~ドラマの流れも予想!

2020年1月に始まる大河ドラマ『麒麟がくる』。

2017年以来の戦国が舞台、しかも従来は悪役としての存在しか認められなかった明智光秀が主人公とあって、楽しみにしている方も少なくないでしょう。

主役を演じるのは長谷川博己さん。
大河『八重の桜』でも素晴らしい演技を見せた長谷川さんだけに期待度は小さくありません。

沢尻エリカさんの一件でかなりドタバタして、撮影やり直し&放送日が2週間以上の先送りとなりましたが、それでもやっぱり期待はしてしまう。

いったいどんなドラマになるのか?

・登場のきまっている戦国武将
・登場して欲しい戦国武将

上記3つのポイントから見ていきたいと思います。

明智家

まずは主役の明智光秀さん長谷川博己さん。
前半生が謎だらけの武将で従来は「おとなしいイメージ」が主流でしたが、それはあくまで織田信長を際立たせるような見せ方も多分にあったわけで。

最近は下記の記事のように、結構、人物像が変わってきています。

明智光秀の生涯55年をスッキリ解説!なぜ織田家No.1の出世頭が本能寺へ?

そして明智光秀の妻明智煕子さん木村文乃さんもかなり謎めいた女性です。

光秀の生活が厳しいころに、自身の黒髪を売って、連歌会の費用にあてた――なんてエピソードが伝わり、糟糠の妻として知られています。

エピソードの真偽は確証ありませんが、大河ドラマでも使われる可能性はあるでしょう。注目の一つかと思います。

明智光秀の妻・明智煕子(妻木煕子)のナゾ多き生涯~糟糠の妻は如何に生きた?

そして二人の子供として著名なのが細川ガラシャさん【未定】。

後述する細川忠興に嫁ぎ、凄まじい最期を迎える彼女も、やはり注目度の高いところでしょう。
ただし、最期というのが関ヶ原の戦い直前なので、そこまでフォローする可能性は不明ですが……。

家臣については、明智秀満さん【未定】が楽しみですよね。
山崎の戦いで負けた後、秀吉方の堀秀政から逃れるために、琵琶湖を馬で渡ったという伝説を持つ武将。

明智秀満は本能寺への攻撃に反対だった? 光秀が謀反を相談した重臣の生涯

そして明智秀満と並んで知られるのが斎藤利三さん【未定】。

四国の長宗我部元親さん【未定】とのつながりを持っていたのですが、織田信長さん【染谷将太さん】と元親が揉め、狭間に立たされてメンツ丸潰れになり、それが本能寺の変のキッカケになった――なんて説もあったりします。

【戦国明智譚】斎藤利三 光秀の右腕として戦場を駆け抜け本能寺の変へ

ほかに明智家関連ですと……。

明智光継(光秀の父)……未定

明智光安(光秀の叔父)……西村まさ彦さん

牧の方(光秀の母)……石川さゆりさん

駒(京都の町娘)……門脇麦さん

伊呂波太夫(旅芸人の女座長)……尾野真千子さん

菊丸(三河出身の農民)……岡村隆史さん

藤田伝吾(明智五人衆の一人)……徳重聡さん

上記の中で注目は、やはり母・牧の方でしょう。
どうやら若狭武田氏の出身とするらしく、光秀や信長にとっては非常に難しい関係になりそうです。

というのも、若狭武田氏の当主・武田元明は光秀のイトコにあたるのですが、朝倉氏に攻められ傘下に入り、そこへ織田軍が攻め込まれてしまうのです。

ここで戦国大名としての若狭武田氏は滅亡。光秀のイトコ・武田元明は命だけは助けられて、織田の家臣となります。
と、長くなってしまいますので、詳細は以下の記事をご覧ください。

戦国期に滅びたもう1つの武田氏―武田元明は『麒麟がくる』で重要ポジを担う?

足利家&周辺武将

前半生の見どころはまさにここ!

足利将軍と言えば、お家騒動からの戦乱ばかりを起こして自爆していったような印象があり、実際にそういった一面は否定できないのですが、かといってバカじゃない。

特に熱いのが13代将軍・足利義輝さんです。

【戦国 剣豪将軍】足利義輝の壮絶過ぎる散り際!襲いかかる敵兵を次々に……

剣豪・塚原卜伝や剣聖・上泉信綱に剣術を習ったとされる将軍で、三好勢に攻められた【永禄の変】では、刀をぶん回して敵を倒しまくったなんて話があります。

そしてもっと有名ながら、足利の名を落としてしまっているのが足利義昭さんでしょう。

足利義昭61年の生涯をスッキリ解説!バカ殿?それとも実は頭脳派?

義昭さんは、義輝さんの弟になります。

永禄の変】で兄の義輝さんが殺された後、奈良で僧侶をやっていたところで還俗させられたんですね。

永禄の変って実は戦国インパクト大!三好三人衆に襲われ、剣豪将軍、刀で応戦

そして彼等とも密接に絡んでくるのが、名門・細川家のメンバーです。

光秀と同時に動いていたとされるのがMr.戦国武将な細川藤孝さんですね。

光秀&藤孝の二人が幕府と信長の間を取り持った。

細川藤孝(幽斎)は文武芸術に通じた光秀の盟友!かと思いきや本能寺後は……

それ以上に、今回のドラマで注目されそうなんが、三淵藤英でしょう。

今まであまりスポットライトを浴びたことはない。
しかし、細川藤孝の兄であり、明智光秀らと共に義昭の将軍就任にも尽力し、さらには織田信長との狭間にも立たされる。

いくらでも面白く見せられる人物を歴史好きの谷原章介さんが演じるのがいいじゃないですか。

本大河でブレイクすると予想してます!

三淵藤英が信長と光秀に処刑されるとき~麒麟がくるで谷原章介演じる名門武将

ブレイクといえば、茶釜を抱いて自爆したとして現在に知られる松永久秀は、吉田鋼太郎さんが演じられます。

本作では如何なる最期を迎えるのか?
戦国ファンにとっては興味の尽きないところですが、実は最近の研究成果から久秀のラストは自爆でないことが明らかになっています。

松永久秀は爆死に非ず!信長を二度裏切った男は梟雄どころか忠義の智将か

大河ドラマはフィクションですからどう描かれるのか。
一つの注目でもありますね。

斎藤家・土岐家

明智光秀は前半生がナゾまみれです。

信頼性の高い史料が残されてないというところで、ではどう描くのか? というと、おそらくや『明智軍記』に頼らざるを得ないでしょう。
本サイトでも明智軍記の解説記事をスタートしております。

参考 明智軍記武将ジャパン

そこで特に関係してくるのが土岐頼芸と斎藤道三。
両者の関係は、美濃守護・土岐氏と、その座を奪った元家臣・道三となります。

その道三を本木雅弘さんが演じ、

斎藤道三64年の生涯スッキリ解説!最期は息子に殺されたマムシの一生

妻の深芳野は南果歩さんが演じられます。

道三は息子の斎藤義龍(伊藤英明さん)と揉め、【長良川の戦い】を経て敗死します。

しかし、その義龍も程なくして亡くなり、息子(道三から見たら孫)の斎藤龍興がかなりのボンクラさんだったので、竹中半兵衛や美濃三人衆(稲葉一鉄・安藤守就・氏家卜全)に見限られて稲葉山城(後の岐阜城)を信長に落とされてしまいます。

稲葉山城の戦い~戦国初心者にも超わかる信長公記47話

「頑固一徹」の語源になったとされる稲葉一鉄は、村田雄浩さんが演じられます。
なんだかイメージと合いますね。

しかし個人的には、尾美としのりさんが演じられる土岐頼芸に注目してます。

土岐頼芸83年の生涯をスッキリ解説! なぜ道三に美濃から追放された?

この方、美濃を追われた後に流浪を重ね、最終的にあの武田信玄の武田家を頼るのです。
仲介したのが快川紹喜という有名な僧侶だとされています。

後に織田家を継いだ織田信忠が甲州征伐に出向いたときに、この土岐頼芸がいた――ということですから、おそらくそこで再登場されるのでしょう。

光秀が苦心した丹波勢

明智光秀の戦いでイメージされるのは何でしょう?

非常に有名なところでは【本能寺の変】とか、三日天下の由来ともなった【山崎の戦い】かもしれません。

しかしそれはご存知の通り、光秀の生涯で本当にラストのところ。
織田家で出世をするために行った戦いというのは別にあり、その一つが【丹波の攻略】でした。

京都のある山城国からすぐ隣にあり、重要なエリアです。
当時、そこは「大名」と呼ばれるような巨大な存在はなく、国衆(地侍)が群雄割拠している状態でした。

その中で中心的存在だったのが赤井直正です。
荻野直正とも表記され、現状、キャストは未定ですが、非常に重要な役どころですから楽しみの一つでもあります。

赤井直正(悪右衛門尉)50年の生涯をスッキリ解説!光秀を最も苦しめた男

同様に波多野秀治という武将もおり、こちらもキャストは未定ながら注目の一人です。

波多野秀治の信長を裏切り光秀に追い込まれた生涯【丹波戦国譚】

さて、お次は織田家です。

ここまで明智家や幕府中心に見てきましたが、やっぱり光秀の生涯に最も強く影響してくるのが信長を中心としたメンバーでしょう。

柴田勝家や丹羽長秀、佐久間信盛に林秀貞、滝川一益など。
割と早い段階から信長に付き従っていたメンツがいる一方で、光秀と同様に新興で成り上がってきた豊臣秀吉など、多彩な顔ぶれが大きな魅力でもあります。

信長の父・織田信秀がすでに高橋克典さんに決まっていることから、その気合もうかがえますね。
短評を入れながら、見て参りましょう。
※続きは次ページへ

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