紅茶を飲みながらあさとうめを歓迎する五代。
あさは五代に、これからは拠点を東京にするのかと尋ねます。
五代はもしそうしたらもう少し彼の役に立っていたかもしれない、と言います。
その彼が入ってきます。
内務卿・大久保利通です!!
これぞまさにびっくりぽん。
大河ではなく朝ドラに出て正解ですね。西郷どんでの西南戦争キツかった……。
島津日新公いろは歌
疲れてうたた寝しているうめはとりあえず寝かせたままにして、大久保は語り始めます。
五代と大久保は心の友。
ここで大久保は、島津日新公いろは歌を暗唱します。
「善きあしき人の上にて身をみがけ 友はかがみとなるものぞかし」
(自分の行いはわかりにくいが、人の行動はよくわかる。友を見て善行は見習い、悪行は反面教師にしよう)
島津義弘の祖父である島津忠良が完成させた歌で【郷中教育(ごじゅうきょういく)】と呼ばれる薩摩藩の教育方針になったものです。
お互いを切磋琢磨してきた仲だと語る大久保なのです。
あさはアイスクリン(アイスクリーム)をおいしそうに食べて上機嫌。
大久保の口から、五代の大阪への思い入れを知り喜ぶあさ。
ここで目を覚ましたうめは、内務卿の上着が掛けられていたことに恐縮しております。
それにしても柏原収史さんの大久保卿、格好いいし雰囲気出ているし、もっと出番があってもよかったのではと思ってしまうほどです。
大河より朝ドラの方が、よほどイケメンを贅沢に、かつ適材適所で使っているという現実がつらい。
五代の部屋にはペンギンの絵
あさは大久保としっかりと握手しています。
その様子をうれしそうに見守る五代。そういえばこの五代の部屋にはペンギンのかわいらしい絵が飾ってあるんですよね。
この男、どんだけあさが好きなのか。
それとも自分もファーストペンギンだと思っているのでしょうか。
帰り道、五代は大久保が上機嫌で優しい顔だったと語ります。
大久保さん、西南戦争で今心労マックスだと思いますが、よい息抜きになっているようですね。
あさはガス灯をうっとりと眺めます。
水面に揺らぐガス灯が何とも美しく映えています。
背の高さしか勝ててない!?
一方、加野屋では新次郎が考え事をしています。
やはりあさに接近する五代が気になる様子。
ここで亀助がフォローのつもりで新次郎が五代に勝っている部分をあげようとしますが、背の高さしかあげられません。
亀助……ドラマでは描かれないけど五代はんはホラ、かなりの女好きだし。
そこでふゆがそんなことありません、新次郎様は素敵な人です、と本気で助け船を出します。
そして話題は謎のストーカーの話に。
結局何者なのでしょうか。
そんな折り、よのが新次郎にある手紙を見せます。
あさは五代に連れられ、文明開化を満喫中。
そして飲食店でビールを飲む客を観察。
そこにあの福沢諭吉がいるのでした。
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文:武者震之助
絵:小久ヒロ
※レビューの過去記事は『あさが来た感想』からお選びください
※あさが来たモデルの広岡浅子と、五代友厚についてもリンク先に伝記がございます
【参考】
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