【143話の視聴率は21.2%でした】
おはようございます。
先日、友人とこんな会話をしました。
「『まんぷく』、おもろいと思うで!」
「どのへんが?」
「鈴さんの内臓逆位んとこ! 意味がまったくわからん、爆笑してもうたわ!」
「いや、そういうウケ方じゃなくて……」
うん、まぁ、うん……そういう楽しみ方しかないよね!
それなのに、もう終わりが見えてきたのに。
本作のテコ入れは止まらず、意味がわかりません。
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◆『まんぷく』大阪でセット公開、21日から 初日はチコちゃんも登場 | ORICON NEWS
困ったときのチコちゃん頼み、やめーや。
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◆「まんぷく」での人気名台詞“武士の娘”バージョンアップにファン歓喜
こちらの記事は、萬平さぁん拷問にも熱視線を送ってきた、そんなメディアさんですね。
いよいよクライマックスに向かうこの時期に至るまで、安定した視聴率で推移してきたのだが、
え? え?
「安定した視聴率」ってチョット無理がありませんか。
前作の恩恵があって初回に最高視聴率をつけ、その後ジリ貧という推移じゃないですか。
視聴者からは「出た、決め台詞」「すごいパワーワード」「孫じゃなくて武士の娘の娘の息子なんだ」といった言葉が書き込まれていました。しかし、この「武士の娘」。字面以上に意味を持つワードのようだ。
これがパワーワードになってしまうって……字面以上の意味とは「信徒たちの語彙力が低い」ってことを仄めかしているのかな?
そんな皆さん!
こういう時は、
「武士の血を引く」
「士族の子孫」
でエエんやで。
パワーワードを使うと、教団内部以外では、
「ん? この人って語彙力が低いのかな……?」
と思われるから要注意ですよ。
異教徒の皆さんは、こっちでヒンナヒンナしましょう♪
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ヒャッハー!
北海道グルメだぜーーー!!
そんなヒンナヒンナへの思いを堪え、『まんぷく』へ。
今朝も『彼岸島』システムがフルスロットルでした。
「あったよ! ちょうどいい大きさのカップが!」
神頼みとしか言いようのないイージー展開。
このように、突然クリアアイテムが出てきます。
もう突っ込む気力もありませんが、源だか福子だかの試行錯誤はどこへいったんでしょうね。
もくじ
「絶凶・戦慄迷宮」 鈴入院編
史上最長&最恐のホラーハウスやでえぇ!(富士急ハイランド)
そう叫びたくなる鈴の入院編。
戦慄のアトラクションっぷりを、箇条書きでザザッと説明しておきましょう。
阿鼻叫喚! セキュリティ担当者の震えが止まらない……
『白薔薇』でもそうですが、あれは教団支部で関係者以外は追い出されますからね。
しかし、病院は違います。
それなのに、ベラベラと大声で新商品のアイデアを語り出す萬平さぁんと福子。
仕事の話をするな、と遮ろうとする鈴の方がまっとうな老将・黄忠っぷりなのですが、それなのに本作の手にかかるとこうです。
「私のことなんてどうでもいいのよ、だとよ! ババアは自分が構ってもらえないと拗ねるんだぜw」
川井憲次氏の無駄遣いに戦慄!
ヒロイン老母入院シーンに、コミカルBGMが使われてしまう川井憲次氏が気の毒でなりません。
ドニー・イェンともういっぺん仕事しましょう!
※そりゃドニーさんも惚れるよ、この美しい音!
ハラスメント加害者心理が止まらない
福子の「心配してたわよぉ」からの一連の流れに絶句します。
「でもぉ忠彦さんがお見舞いに来たら、ニコニコしていたんでしょぉ」
それを仮病扱いするってもう絶句。
具合が悪いのに、見舞い客を気遣って、笑顔になるくらいあるでしょうが。
これは福子のせいというより、脚本家さんの世界観なのでしょう。
本作の理屈は、こういう事件そっくりです。
◆コンビニ店員にセクハラ、笑顔対応は「同意」じゃない 市職員が逆転敗訴(弁護士ドットコム)
逆らえない。
立場上の問題。
だからやむなく笑顔になった相手に、
「笑っていたんだから元気なんだろう」
「笑顔なら傷ついていない」
とハラスメントを繰り返す、そういうゲス心理です。
心配をしていないことは明白!
入院中だから悪夢くらい見るでしょ、という突き放し方も極悪非道です。
心配なんかない。
萬平さぁんの側でベタベタしたいのに、邪魔するなこのクソババアとでも言いたげです。
何を考えているんだろう?
女の考えていることは、いかに男の気を惹くかだけ
鈴関連には、そんな脚本家はじめとするスタッフのゲス心理がみっちみちで恐ろしいほど。
今度の夢は、タカ、吉乃、幸。
この三人も、鈴を心配するどころか、男の話をしながらアイスクリームを食べて笑いあっています。
これはロフトの炎上広告にも通じるセンスですね。
◆ロフトのバレンタイン広告が物議で取り下げに。「女は陰湿という考えが透けて見える」「なんの意図?」【UPDATE】
「こんなジョークも言えないのかぁ」
「ギスギスして生きづらいなぁ」
「図星刺された女が怒ってるぅ」
という意見に、言っておきます。
「つまらねぇし、古いから」
これな。
いつまでトレンディ業界人気取りなんだ? って話なだけです。
ここで、ワールドワイドにクールと大絶賛のリアナ・モーモントでもあげておきましょう。
『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場する女城主であり、まだ幼いながらも舌戦で大人を言い負かすほどの知略と度胸を持っています。
「美貌であることよりも、勇敢な戦士であることこそ誇りである!」
そう言い切るヒロインです。
本作スタッフさん、こういう世界のトレンドについていけるかな?
※舌戦でも負けぬわ!
※続きは次ページへ
スタニス王にメリサンドリルって…(汗)
それにしちゃあ、ちっとも燃えませんね。
ひたすらイージーモードで、火炙り、もとい生け贄なんて存在しない世界なんでしょうか。
祝日利用して大阪旅行してきました。(千田先生監修の、お城ムック本を片手にw)
吉本新喜劇も初観覧しまして。お…面白い…!ベタなのに笑ってしまう!これが王道と言うものか!
「わろてんか」「まんぷく」を楽しめないのは、関東育ちの自分が、関西風の笑いに馴染みがないからではないか。との仮説検証を兼ねていたのですが、粉微塵もそんなことはなかった。超面白かった!!本物はやっぱり本物なんだ!!
そしてNHK 大阪制作朝ドラの異常さを再認識。なぜあんなに魅力的な地域を、その土地の偉人をつまらないドラマにできるのか。してしまうのか。謎です。
少し前まで、並行して再放送中の『べっぴんさん』の感想をこちらに書かせていただいていました。
もう『まんぷく』がひどすぎて。
匿名さまも仰ってますが、私は本放送当時、全体としては楽しく見てはいたものの、馴染めない、あるいは不満を感じるところもいくつかあり。
でも今こうして再放送を見ると、込められたメッセージ性、制作側が何を伝えたかったのか等が今更ながら理解できます。
同じように感じておられる方が少なくないのは心強いです。
やっぱり面白いですよね。『べっぴんさん』
「なつぞら」のPR番組観ました。
100作目だけあって、キャスト、美術、ロケ、すべてに本気を感じます。半年間の忍従がやっと報われるような気がします。
特に印象的なのは、キャストの皆さんが揃って「本がとにかく面白い」と仰っている事。今までの経験上、演者からこうしたコメントが出てくるドラマに外れはありませんでした。
そういえば、今作は、放送前の番宣でも、誰ひとり脚本を褒めていた人はいなかったような・・・
私は、『べっぴんさん』の本放映時は、色々と扱き下ろしていましたが、今は「あの時叩いて悪かった。」と謝りたくなってしまいます。
今日(3/21)は『ひよっこ』の総集編が午前・午後にわたって放映されました。
ひさしぶりに見返してみて、やっぱり良く出来ていて面白かったなと。
『べっぴんさん』後半の一部と重なる時代でもあり、本放送当時、引き続いて視聴して楽しさを発展させられたのを改めて思い出しました。
そうなると、やっぱり際立つのは『まんぷく』『わろてんか』のひどさ。
一体誰が、誰のために、こんな粗製乱造を繰り返してるんだか。