あさが来た 30話 感想あらすじ こんな絆もあっていい

正吉とあさのダブルかっぱポーズからの幕開け。

そういえば昔、近藤正臣さんがかっぱコスプレでCMに出ていたねえ、なんてネタもツイッターでは流れてきます。

五代友厚はやっとビッグカンパニーと理解。
喜び右手を差し出します。

何度か空振りした五代の握手ですが、ここでがっちりと正吉も握り返します。

ギャグのようだったこの握手ですが、ここで相手との意思疎通度を示すバロメータになりました。
知識はなくとも、相手を理解していればわかるということでしょう。

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商人たちのカップを持つ手が面白い

加野屋を皮切りに、他の大阪商人も五代に理解を示すようになります。

前回の五代を疑う空気はありません。
薩長の新政府に金をむしり取られたと恨みと不信が底にあり、ワケわからん話と言っていた商人たち。それでもだんだんと、信頼が芽生えています。

この場面、商人たちの手元がおもしろいんです。
ティーカップを茶碗と同じ持ち方で手にしているため、持ち手を握らないとか、両手でつつみこむようにしているとか、片手を底に添えたりしているわけです。

こういう細かいところまで見ていて飽きません。

その頃はつは、体調に異変を感じていました。
惣兵衛に誤って刺された傷は幸い軽かったのですが、別の原因がありそうです。

惣兵衛ははつを気遣い、膏薬を傷に塗ります。
もう完治しているので意味はないながら、何かしないといけないという、惣兵衛なりの愛情表現でしょう。

一晩中反物を選ばせていたころからずいぶんと落ちぶれたけど、愛情はより深くなっているのでしょうね。

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冷静に妹夫婦を観察しアドバイスする姉

商売に邁進するあさは、石炭への憧れを隠せません。
そのことを農作業を手伝いながらはつにも語ります。

はつはあさを止めることなんてできないと言いながらも、新次郎の意見はちゃんと確認するようにアドバイス。
遊んでいるように見えて、新次郎の人脈に助けられているとも言います。

一歩引いたところから、冷静に妹夫婦を観察しアドバイスする姉。いいですねえ。

この何気ない場面で、畑の広さにびっくりぽんでしたね。大河の農作業は楫取と美和の尻と尻がぶつかりそうな、2メートル四方の畑でしたから。
朝ドラの方が予算は少ないはずなのに不思議ですね。

この場面のあとに、ナレーションが惣兵衛の抱える心の闇について言及。
嫌な予感がします。

あさは食事の時間に、炭鉱について意見を家族に語ります。

九州の炭鉱まで見に行きたいと語るあさに、正吉もよのもよい顔はしません。
新次郎も強い口調で反対。

新次郎があさに強く反対するのはこれが初めてです。

あさの熱い思いに、嫁が可愛らしくて仕方ない正吉は折れそうですが、新次郎とよのは強硬に反対。ついに行くなら新次郎と離縁してからにしろとまで言われます。

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「横浜の会計官権判事になれ」と新政府から

次の場面は寄合所。
五代が薩摩弁で激昂しています。

「横浜の会計官権判事になれ」と新政府から命令が下った様子。
五代は一極集中させてはならない、せっかく大阪のためにこれから尽力するつもりなのにどういうことだ、と激怒しているのです。

実はこの場面、あさの物語としてはまったく必要がありません。
五代の異動を彼自身の口から次の場面で言わせても成り立つんです。

実は五代そのものが、原案では出番がほとんどありません。
それでは何故五代を本作では大きく扱うのか?

台詞を注意深く聞いていると、答えが見えてくると思います。

五代の口から語られる大阪の存在意義。
東京だけにありとあらゆるものが集中してよいのか、ということ。

本作の根底に流れるテーマが含まれている気がします。

これで、もし今年の大河が『真田丸』だったら、大坂の陣から四百周年で「東京モンには負けへんで!」イヤーになっていたかもしれません。

「船場締め」をして手をパンパン

このあと、寄合所に大阪商人たちが集まって来ます。

薩摩の侍だから信用できないと言われていた五代が、今ではルー語だけが欠点と言われるまでの信頼関係を構築しています。

ここであさが五代に「大阪になくてはならない人だ、横浜には行かないで欲しい」と声を掛けます。
大阪商人たちは驚き、「政府のもんで、この大阪のことを考えてくれはるのは五代様だけや!」とまで言い出します。

五代は「おおきに!」と感激。
必ず大阪のために戻ってくると誓います。

商人たちは喜び「船場締め」をして手をパンパンと打ちます。

よい場面です。第一印象が最悪だったのに、もうここでは「政府の中で大阪のことを親身になって考えている唯一の方」になっております。この場面を、新次郎も目撃します。

これが下手な描き方だと、大久保利通を無理矢理出して
「五代こそこの国の楫取りをできる唯一の男……大阪にはもったいない」
と言わせたりします。

信頼関係を築く描写なしに、大阪商人たちが「五代様がいなくなるのはしんどいけど、五代様こそ日本の救世主や!そんな御方を縛り付けるわけにはいきまへん!」と押しかけて、五代に横浜に行って欲しいと頼んだりするんですよね。

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あれー、そんな感じのドラマ最近見たなあ。何てドラマだったっけ?(続きは次ページへ)

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