今朝の『まんぷく』を見ながら思ったこと。
ジェイソン・ステイサムがゲスト出演して、立花萬平をぶっ飛ばさないかな……。
これから反社会組織・立花組構成員どもはチキンラーメンで上り詰めるでしょう。
しかし、そうだとしてもラストは、ステイサムにビルから蹴り落とされても仕方ない。
ナゼなら、彼らは犠牲者を出して来たからです。
最新の犠牲者は、池田信用組合と織田島工場の皆さんでしょう。
既に製塩従業員はポイ捨てされております。
【85話の視聴率は18.8%でした】
リンゴを絞ればリンゴジュース あたりまえ体操
はい、やっと出来たよ、万能調理器!
ここで言いたい。
せーの!
『こんなもんいらねえ!!』
貰ったはいいけど一回使って台所の奥でカビて錆びる運命、その典型的な製品じゃないですか。
もう失笑しか湧いてきません。
「リンゴジュースだー!」
「おいしぃー!」
「おいしぃぃぃぃぃ〜!」
っていう周囲の感想がもう……そんなもん、リンゴ絞ってリンゴジュースになるのは当たり前やろ! ミカンジュースになったらそのほうがビックリや!
それにしてもここでの子役の反応ね。別に美味しくないって、表情に出とるで。
まあ、そうですよね。しぼりたてジュースがおいしいことには、ちゃんと理由や工夫があるもんです。それがないからね。おいしいわけない。
子役の演技って、演技指導や脚本への疑問が一番出てしまうものなんです。
本作の子役って、皆どこかヘンなんですよね。
前作のチビ鈴愛や花野ちゃんは自然だったのになぁ。
NGシーンがNGじゃない あたりまえじゃない体操
ここ数日間、よくこれをそのまま放映できるなぁ、という場面ばかりです。
子役だけではなくて、成人した役者でもそう。
子役だから滑舌の悪さが特に目立っておりますが、そうではない役者も、聞き取りにくい。
ナゼ食べたまま喋らせるのか。
◆『まんぷく』明らかなNGシーンを「ナイスアドリブ!」でそのまま放送?|ニフティニュース
NGを最高の正規カットにしてしまうのは、役者の技量がなせる業。これからも芸達者ぞろいの『まんぷく』では使われるかもしれない。
いやあ、すごいなあ、この文章。
ここまでひねった嫌味は、私ですらできんわ。脱帽や!
けど、これは単なる見落としでっしゃろ?
↓
鈴『男は船で女は海』
タカ『男は海で女は船』
何かの狙いじゃないですよね。
もしかして、放送まで誰も気づいてない?
あんまり追及して、万が一にもタカちゃんに迷惑かかったらイヤなので、これ以上は控えますけど、さすがに現場の混乱を想像してしまいます。
どうしようもない作品なれど、朝ドラ枠そのものが無くなったり、役者さんのキャリアに傷がつくことは本望ではありません。
どうにかして欲しいものです。
誰が金を出すんだ?と思ったら
はい、話を戻しまして。
この万能調理器って、本当に全然凄そうじゃない。
ただ絞っているだけ。
んなもん、電気を使わないタイプで充分間に合いませんか?
おいしくするための工夫が何も感じられないのです。
って、そりゃそうだ。
「刃の角度がウンタラカンタラ」と空虚なセリフが流されるだけで、工夫の内容は一切語られない。
とても魅力的には見えない。
本作を面白がって見ている方で、誰か、この万能調理器の良さを説明できる方おります?
ジャパネットたかたでも売り切るのは難しいんじゃないかなぁ。
例えば、香港には、搾りたてジューススタンドがたくさんあります。味にこだわりのある中華文化圏は、こういうものがあるわけです。
だからこそ、萬平の中華ルーツ削除はつくづく残念でした。
この万能調理器作りはフィクションですけれども、そういうこだわりが根底にあるのであれば、もっとマシになったでしょう。
こんな調子で「絶対売れる!」とか言われても、失笑しか湧いてこない。
俺の夢なんだ、八年前は妥協したからやらせろと萬平が主張したところで、この程度で何を言っているんだ、という気分です。
こんなもんに誰が出資するのか?
趣味に勤務先信用金庫の金をぶち込むな。
自宅を担保にしろ。
先日そう申し上げたら、実際、その通りになるようですね。
オロオロしているばかりの真一には1ミリも同情できません。
前回、ダネイホン脱税がらみの時、まるで役に立たないどころか途中で消えておりました。
咲姉さんも、福子の夢枕に立つ前に、自分の夫を諫めなさいよ!
タカと克子の見分けがつかねえ!
そして今日最大の突っ込みどころ。
忠彦と愉快な仲間たちです。
まずは、タカと克子の見分けがつかねえ!
いや、役者さんは全然違うけれども、最近、思考パターンも言うこともほぼ同じになってきました。
いや、元からそんなものか。本作のキャラ描きわけの出来なさがひどい。
忠彦の絵って、想像も創造もなく、予告でヌードまでチラつかせて、結局、昭和時代のスポーツ新聞に掲載されていたポルノまがいになっていくの?
朝ドラでこんなもん流して、もはや放送事故ですよ。
前作がいろいろと叩かれながら、よりひどい本作の描写がスルーされるこの理不尽さ。ダブルスタンダード。
私の中でステイサムが目覚めます。
今朝もステイサムでGO!
昨日の障害描写関連でやってもう疲れて来てはいるんですけどね。
それでもステイサムを出すからな!
鈴愛が原稿を盾に師匠の秋風先生に迫ったのは、やり過ぎかもしれない。
しかし、本作の職業侮辱描写の数々と比較したら、全ッ然マシですよね。
趣味のために会社の金をつぎ込む立花萬平のゲスの極みっぷり。
こんなもん、金融関係者、経理担当者の胃に穴が開くわ!
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→立花福子のモデル・安藤仁子の生涯
「男は海で女は船?サザエさんかっ。つか事故垂れ流しかいっ」とか「ソフトポルノの家族公開って…」とか身内でツッコミが入ってたので、なんだなんだ話が進んだのかと見に来たら、それどころじゃない酷い回だったみたいですね。やれやれ。
ちなみに年配身内は、ジューサーもミキサーもあったし、子どもでも果物すって手絞りとか楽しんでたし、なんかこれって香具師ネタっぽいよねえ、と。
つっこみどころもつまらんところも豊富すぎて、みんな気持ちよさそうに悪口言ってて心配です。
The wind is blowing from the Aegean. 女は海~!(ヤケクソ)
先日、適当にチャンネル回してたら『バカ殿』がやってました。父はゲラゲラ笑っていたのですが、私は眉をひそめたくなる時間の方が多くて、結局見るのをやめて自室へ逃げました。昭和・平成にまたがる人気作とは理解しているのですが、どうもセンスが古い…若い女性にきわどいイタズラをする、タレントを痛い目に合わせて笑いものにする。セクハラとパワハラだらけで、生理的に受け付けない。(ファンの方いらっしゃったらすみません!)
でもテレビ視聴者の人口構成を考えると、ノスタルジー路線で行った方が数字が取れるのかも知れません。対象じゃない世代のテレビ離れは進むので確実に先細りですが。『まんぷく』制作と同じ思考傾向にあって、だからファイナルオヤジファンタジー化してるんだろうなぁ、と『バカ殿』から避難しながら、ふと思いました。
武者さんが今回、メディアカーストについて触れてらっしゃいました。私の勝手な想像なのですが、
カースト上層:トレンディ()なセンスで大枠だけ決める
時代考証など面倒なことは部下に丸投げ
出来栄えチェックも面倒だからやらない
カースト下層:上司の方針にNOが言えない立場(若い世代?)
戦前戦後期の実体験なく進行ギリギリで
調べる時間もなく、やっつけ仕事せざるを得ない
みたいなブラックな体制に『まんぷく』がなっているのではないかと、心配しています。うん、なってるんじゃないかな…。
昔懐かしノスタルジーを「一周回って新しい!」表現にすることは、上手くやれば可能なはずです。登美丘高校のバブリーダンスのはじけっぷり、大好き。『ひよっこ』の高度経済成長期や『半分、青い』のバブルの空気感も、当時を伝聞でしか知らない私にとって新鮮でした。やろうと思えばできるはずなのです。
なのに何故ベストを尽くさない!?!?
来春の100作目は、面白いといいなぁ…と思いをはせつつ『いだてん』を楽しく見ようと思います。
万能調理器に“おいしくするための工夫が何も感じられない”に同意します。
性能もそうですが外見も、金属と木で作られていたものが「完成だ!」となると全く別物のカラフルでおしゃれな製品に早変わり。
料理番組パロディでよく見る、材料を丸ごと鍋に放り込んで「一時間煮込んだものがこちらになります」と違う鍋の蓋を開けたら美味しそうな料理ができあがっている、みたいなものです。
このドラマは全てに於いてこちらが見たい過程をすっ飛ばします。
AからBに至るまでの人物の感情の動きや行動や出来事を何も見せてくれない作り。
他に描きたいことがあって時間がないというならまだしも、みかんの房の数とか誰でも知っているようなことにあんなにたっぷりと時間を割くのに。呆れるしかありません。