スカーレット24話 感想あらすじ視聴率(10/26)いけないこと

スカーレット24話 感想あらすじ~視聴率は18.3%でした

 

スカーレット感想
スカーレット視聴率リスト

喜美子は郵便物を整理します。

そこにあったのは、信楽の照子様レター。
なまじ帰省しないため、照子様から手紙責めにされているようです。

うぜえ。
そばにいようが、いまいが、うぜえ。それでこそ照子様や!

友達のいない高校生活を楽しもう

照子の手紙は、先生や友達の悪口、成績の自慢話――学校生活での他愛のないことばかりだとか。

そんな照子の高校生活は、あまり明るくないというか。
親友いたら、そっちと話すだろうし……ここで校舎が映ります。

信作と話す照子です。ひょっとして、他に話し相手はおらんの?

「あんたともだちいいひんの?」

「あんたもやろ」

「あんた仲間外れになってん?」

「あんたもやろ」

「うわ〜かわいそう、元気き出しぃ〜! まぁ、あんた根暗やもんなぁ〜しゃあないしゃあない」

あかん。信楽で友達おらんトークしとる照子と信作や。

そうそう。
【陰キャ】という言葉がありますけれども、あれは伝統的な概念です。当時は【根暗】ですね。

そんな一人ぼっちで弁当を食べつつ、照子をあしらう信作ですが。
そこはハンサム……そうそうイケメンでなくてハンサムですね。後輩の女生徒数名が何やらやって来ます。

「大野先輩!」

「ほらみつこ、ほら!」

「読んでください!」

「きゃーーーーー!!」

ラブレターですね。なんでや、よりにもよって照子の前で。
案の定、照子は取り上げます。

「おいおい、何取ってんねん、返せっ!」

「大野信作様〜」

朗読する照子です。ほら、そばにいたらもっとうざいやろ。

信作受難が定番の流れなん?

演じる林遣都さんは、滋賀県枠なので関西弁もやわらかい。
ナイーブな見た目と相まって、薄幸繊細な関西人枠が似合って来たように思えます。

NHK東京が、幸薄い関東枠・窪田正孝さんを『エール』で押さえましたので、幸薄い関西枠としてがんばってもらいましょう。
将来は大谷吉継あたりを是非!!

喜美子は荒木荘でご飯を作っています。
おっ、おいしそう。これはあれかな?

と思ったら、まだ照子タイムは続きます。

高校三年生になった照子は、恋をしました。
喜美子、恋と愛の違いについてあなたは知っていますか?

うざい語りを入れつつ、回想シーンへ。

ウグイスの声が聞こえて、花が散っています。
ロケは同じ季節かもしれませんが、がんばって季節感を出しています。春の回想ですね。

あの狸の置物の前で待ち伏せて、剣道部のハンサムに告白しようとします。
剣道部三名で歩いて来て、他の二名がパッと散って見守るあたり、ええ演出でんな。

しかし、ものの見事にフラれます。
待ち伏せは嫌だってさ。

しかも、この一連の流れを信作が見ている。困惑しつつ、自転車に跨る信作。照子は怒鳴ります。

「何見てんねん!」

なんでや、信作関係ないやろ!

悩める照子は、あの墓地の側まで来てしまいます。
そこは彼女の兄が、出征前に恋人といた場所。

ああ喜美子、覚えていますか?
二人でいけないことをしたあの日のこと――。

喜美子、複雑な顔になります。お、おう、あのキッスか……。

「はぁ……」

首を横に振る。露骨に嫌そうではある。

あと改めて子役の頃、本役と雰囲気が似ていたと思います。ああ、あのまま大きくなったんやな、って。ある意味幼少期から、人格の基礎がありました。

恋の悩みか

そこへ圭介が帰ってきます。

「はぁ……」

「どうかしました?」

「何かな……胸がな……うずくねん……」

「かゆいんですか……?」

「恋やと思うわ」

ここで、レトロな昭和風BGM。
BGMだけで笑わすな、卑怯やで!

そして雄太郎がやって来ます。
歌える喫茶さえずりで採用されたそうです。浮かれつつ、異変に気づいているよう。

喜美子が話を逸らします。

「よかったです! ほんまですか!」

「晩ご飯食べるで。食べたら早速働いてくるで」

やる気満々の雄太郎です。
そういえばさえずりのヘッヘッヘマスターは、オール阪神さんでしたね。

『なつぞら』が朝ドラ女優アベンジャーズで、こちらは関西お笑い枠アベンジャーズを展開していると。なんやこの、朝ドラ史に残るお笑い枠超重量打線!

これが地味だと?
いやいやいや……どこ見てんだ……。

圭介さんは、ご飯はええってさ。雄太郎は「腹でも下したんか?」と気づいていません。

さえずりは夜まで営業時間のばしたそうです。

どういう喫茶店だ?
カラオケの前身?
マスターもあれやし、確実に混沌の場となりつつありますね。

雄太郎は、ここでおかずを気にしています。
それは私もや。

はい、鍋の中身は?

どて焼きや〜ん!

雄太郎はご機嫌ですが、それは私もやで。

どて焼きとは、肉といえば牛肉、そんな関西人が大好きな庶民の味です。
牛すじを味噌や味醂でじっくり煮込んだもの。居酒屋なら必ずある定番です。

「じっくり煮込んだのに【焼き】とは?」

そんな無粋なツッコミは無視。「どて煮」という呼び方もありますけどね。

牛すじ肉の入手難易度も地方によって差がありますもんね。
大阪のソウルフードを出されて悶絶する、故郷を離れた関西人もいることでしょう。

大阪に行きたくなるドラマですわ。
※続きは次ページへ

1 Comment

匿名

今日の土スタもチェックしました。主役(座長)が年行った人の安定感という面でも、スカーレットは過去作芋たこなんきんのちょいちょい出てきたくすぐりのようなBKならではの笑いを見せてくれているのて、ドラマ空間として居心地がよいのですよね。
ひょっとしたらBKの作風はギャグでつなぐ吉本より人情劇で見せる松竹のほうが相性いいのかも、と思います。関西人でないので詳しいことは知りませんが。
吉本のほうに針を振ったためちょっとした失敗があったのかな、とも。

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