わろてんか114話あらすじ感想(2/16)詐欺から生まれる恋がアリ!?

世界で大人気の「マーチン・ショウ」。

その興業のために、前金を支払ってしまった北村隼也ですが、代理人ハミルは雲隠れし、5千円を失ってしまいました。

5千円といえば、現在の1千万円に相当します。
見事に詐欺に引っかかってしまった隼也は、リカバリできるのでしょうか!?

 

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「俺が悪かった大会」が白々しいなぁ

「詐欺やなんて、そんなアホな……」
あまりのことに愕然とする隼也でぇ~ございまぁすぅ!

ここでナゼか「俺が悪かった大会」の始まりです。

主題歌でも劇中でも「ごめんね」を言えなかった方たちが、急に謝りだすって、なんだかムズ痒い。
風太にせよにせよ、今さら、おてんちゃんへのうっすらとした恋愛感情があるとも思えませんが、穿って見ればみんなで「隼也の父親アピール」っちゅうか……すみません、考え過ぎですね。

とにかく、あまりに唐突でしたので。
まぁ、隼也をかばいたい一心という彼らなのでしょう。

亀井と万丈目も、ソロソロとフォロー。
まだ他のスポンサーを見つける前でよかったね、この程度なら高い勉強料やね。

って、言うても1千万円ですから、長屋暮らしとあまりにかけ離れた金額ででで……。

ただ、昨日も申しましたが、バカみたいに薄っぺらいサクセスストーリーよりは面白い展開かもしれません。

隼也に対してシンパシー0だけに、失敗劇でもさほどハラハラせずに見れちゃうというフシギな感覚。
『やっぱり詐欺だったんだね! 最初から何か怪しかったもんな、当たったわ~』
という見方をしている時点で、もうドラマに入れていない自分がいる。そりゃツマランですわなぁ(´・ω・`)

 

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一から修行のやり直しやで!

ここで万丈目が藤吉の黒歴史であるパーマ機詐欺事件を思い出して、突如、大笑いを始めます。

確かに実家まで潰してしまったあちらよりは、マシですね。
この二人はいい味だしているなぁ。

隼也は改めて自宅でてんに謝罪。
てんは、お父ちゃんに謝れ、と言います。あんたが使ってしまった金は、北村の汗が染みこんでいるのだと。
汗をかいているというより、藤吉の場合は師匠連中らと酒ばかり飲んでた気がしますけど、まぁ、シゴトと言えばシゴトですね。端午の節句の兜も買い忘れていたのも……まぁ、いいか。

てんは更に、隼也を許さない、一から仕込み直し、雑巾がけからやり直しや、と宣言します。

落ち込むてんに、リリコがフォロー。
隼也は藤吉そっくりなんや、みんなのために頑張っていると言います。

が、果たしてそうでしょうか?

 

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自分の趣味&手柄のためだったと思います

今回の隼也の暴走って、3つの動機に集約される印象なんですよね。
それは……。

・己のアメリカ趣味
・とにかく成功したいという功名心
・つばきにええかっこしたい

まぁ、若い頃にありがちな、しょーもない動機。
だからこそ、周囲も気を揉んで、止めていたわけで。

たしかに北村25周年という大義名分はありましたが、それはマーチンショウにこだわるべき理由にはありません。

したがって「みんなのために頑張っている」というリリコの台詞は、あまりに美辞麗句でありましょう。

それよりも、リリコのフォローで問題なのは、結局、彼女と藤吉の絆のほうが深い――つまり、ドラマの中で丁寧に描かれてしまったことではないでしょうか。

藤吉について、おてんちゃんがこんなに長い台詞で語るのを聞いたことがありません。
口にしないだけでそう思っている、なんて雰囲気も感じられません。葵わかなさんの演技力の話ではなく、そういうシーンに時間が割かれなかったからでしょう。

 

若者に伝えたい苦労って何だろう?

場所を伊能のオフィスに変えて。
栞の前で、頭を深々と下げる隼也。

ここでフォローを入れる栞です。
「企画書はよくできていたよ」

だーかーらー!
その企画書を見せてくれ~い! 楽しませてくれ~い!
またまたエア仕事やないの。

一方、北村笑店でのてんは、失敗も社史に入れる、若者に苦労を伝えたい……と言います。

だーかーらー!
その苦労が見たかった、と最初から言ってるじゃないですか。
ドラマとは、そういう苦労を見せ、そこからの地道な積み重ねで、視聴者にも疑似体験で喜びをくれるもの……だと思っていた時期が私にもありましたorz

ここで風太も頭を下げます。

実は、こういう社員の前で挨拶するだけで、本当にサマになるお仕事ドラマがありまして。
全然昔のことじゃない。
2015年の『あさが来た』ちゅうんですけどね。

普通に仕事しているだけでピシッと見えたのは、日頃の積み重ねが活きていたんですね。
彼女のシゴトっぷりは、やっぱり見応えありました。

 

つばきはデート商法に加担してなかったのね

てんは、隼也の掃除を監督、厳しく指導します。
てんがビシバシと息子を鍛えている、そう言いたいのでしょうけど、社長がつきっきりで指導というのは、むしろ過保護に見えます。

「女今太閤」っぽくしたいのか。
てんも、あまり笑わなくなりました。

確かに葵わかなさんは、無理矢理笑うよりも、シリアスな顔の方が似合っている気がします。

ただ、「相手が息子」というシチュエーションだけに、威厳があるのではなく単なる不機嫌な人に見えてしまうんですよね。

ここで、つばきが北村笑店に顔を出します。
自分が無責任にけしかけたせいで、あんなことになったと。
てんは謝らなくてもいい、と言い出します。

なーんだ、てっきり詐欺師の片棒担いでいるのかと思いましたよ。ただの考えなしのお嬢さんでしたか。

それにしても最悪の出会いをした隼也とつばき。
よりによって、こんな出会いから恋愛は……あ、あ、あるん……ですよね?

戦中・戦後を経て、焼け野原の大阪で吉本を建て直す――今後、そんなシーンよりも、恋愛こそが最高! 恋愛こそが世界を変えるのだ! これでいいよね、みんな?
って、勘弁してくださいよorz

 

今日のマトメ「関西弁の問題が最後まで響く」

ちょっと前の話になるんですけど
『NHKスペシャル 未解決事件 File.06「赤報隊事件」』
というドラマがありまして。

作品そのものの出来も良かったのですが、何が心地良いかって、名も無き背景の人物に至るまでネイティブイントネーションの関西弁で話していたんです。

一方で、非ネイティブの草なぎ剛さんは、関西弁を話していない。標準語です。
これができるだけで随分と心地よいんだなあ、と改めて感じまして。

なぜイキナリこんなことを書いたかというと、隼也と同世代のつばきあたりから、関西弁イントネーションを放棄しているような気がするのです。もう投げちゃったのかな?と。

どうやらここから、隼也とつばきの恋愛を始めるつもりらしい、という雰囲気にビックリしています。
恋のために何かするって素敵! というのが、本作を貫くテーマなのかなと。

史実では恋愛結婚ではなく、さして夫婦仲も円満ではない主人公夫妻の設定改変。
リリコや栞の、ずーっと片思いを引きずって仕事の内容までねじ曲げているような、態度。
そして隼也のデート商法地雷踏み抜き。

どれもこれも、美談どころかプロ意識の欠如。
公私混同に見えて最高にダサいな、だから文化祭なんだな、と思うわけです。

もちろん作る側も「こいつはグッとくる話だぜ!」と思っているからこそ、そうやって話を進めているんですよね。
あらためてセンス無いなぁ(´・ω・`)

著:武者震之助
絵:小久ヒロ

【関連記事】
吉本せい 吉本興業の歴史

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【参考】
NHK公式サイト

 

3 Comments

盆暗

このドラマで北村笑店が軌道に乗ったあたりから気になってるのが
「恋心いつまで引きずっとんねん問題」と
「結局何歳になっとんねん問題」。

風太にしてもリリコにしてももうええやろって。
風太はまだおときと結婚してるからいいとしても、
あの時代にシュンヤが15歳になってもまだ結婚してないって、
おときは盛大ないき遅れ扱いではなかろうか。
(お互い30後半?)

そして美貌で売り出すリリコはコンビ結成時にもう
40歳くらいになってないか?シュンヤが成人してる勢いだし。
あの時代に芸人とはいえ美貌を売りにする新人が
そんなに年齢いってることあるのか?

といったところがどうしても気にかかってしまうので
それに比べたらシュンヤのぼんくら具合なぞ軽いものです。

匿名

武者さんによる以前の『あさが来た』のレビュー、後半はあまりに的外れとすら感じる酷評ぶりにがっかりしていましたが、今回、「頭を下げるだけでサマになっていたドラマ」として挙げられ、やっと正当に評価していただけたなとほっとしています。
本作とは比べるのも失礼なくらい、きちんと作られた作品でしたので。

匿名

代々続いた北村屋を詐欺で手放す事になった時は叱らず笑って過ごす
息子が藤吉の財産を詐欺で失ったら盛大に叱る
突然の「俺のせいや」「俺が」「俺が」と口だけの謝罪
自宅で改めてとはいえ「おかあちゃん」へ謝罪
一から鍛えるといえば監視のもと雑巾がけ
突っ込みが追いつかないのに、ちっとも笑えないのがすごいです

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