まんぷく 5話 感想あらすじ視聴率(10/5)パンチライラン

今日は3年ジャンプしまして、昭和16年(1941年)です。
第二次世界大戦も始まり、日中戦争で日本も盛り上がっているそうです。

キンキンした少女ボイスでのナレーション。
うーむ。
なんだか想像よりも悪趣味なドラマになってきた悪寒……。

中国由来のラーメン→インスタントラーメンの物語なのに、日中戦争を楽しそうにナレーションされてしまうとは。

本作のナレーションは、少女の声で冒頭に入るだけのようです。
もしかして、この調子で太平洋戦争の状況も説明するとしたら、かなり勇気あるというか、怖いというか。

まぁ、落ち込んでばかりでもいかん!
福子も21歳だ、流石にちょっとは落ち着いてきただろう!

【第5話の視聴率は21.7%でした】

 

3年経っても、まるで成長していない……

「きょーーーもがんばるぞぉおおおお!」

母の鈴から、いつ帰るのかと尋ねられると
「わーかーりーまーせーん!」
ときたもんだ。

ダメだ、まるで成長していない……(´・ω・`)
これはもう、演者は被害者であり、人選ミスでは?

オーディションで抜擢されたハタチ前後の女優であればここまで辛くはなかった気がします。
朝ドラヒロインとしてはベテランにあたる女優を起用しておきながら、ここまで幼稚な演技をさせるのは気の毒すぎます。

名作『カーネーション』と比べるのはなんですが……。

福子ちゃん、入社1ヶ月目であの髪型ならまだしも、3年経って一流ホテルのフロント係がバサバサヘアーなのはどうしたものでしょうか。

ここで一応、福子の成長を見せるため、保科が気づく前に伝票整理をしていたというフォローが入ります。が、ダメですな。

保科もどういうことですか。
フロント係は、こういう水面下の業務を客の見えるところでしちゃダメ。奥に入って小声でして欲しい。

 

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ほんわかムードな戦前でいいの?

福子が弁当を食べていると、備品くすねに定評のある野呂が出てきます。
今日ちょろまかしたのはトマト缶……って、またかっ!

好きな女ができたのに、3年間も備品パクってあげ続けるしかできない野呂って一体何なの?
給料でヘアピンくらい買ってくださいよ。

しかも、野呂と立花で福子の取り合いをする展開ったとしたら、脳内で「缶詰パクリ野郎はすっこんでろ」としか言えなくなる。

本日は大阪の商工会のパーティです。

ここに立花と加地谷が来るわけでして。ここでも1941年というその時の描写がまるでないですね。

こんな楽勝戦前あるかいないな。
お偉いさんの挨拶も、お国のために尽くして頑張りましょう、とさわやかに言います。

「戦前っていい時代だね。お国のためにみんな一生懸命頑張っていたんだね!」
って雰囲気じゃないですか。

戦前を描くうえで定番の、
「やることなすこと全て御国のため、自由がなくなっていく」
という切実さがゼロ。

じゃあ、高揚感があるかというとそれもない。
『ごちそうさん』あたりは、そういう世情とヒロインの心情と言動をうまくリンクさせていたものです。

 

ズボンをお脱ぎになってください

ここで立花と加地谷が、そのお偉いさんに挨拶に向かいます。
立花の売り出し中の発明は、根菜切断機だそうです。

センスがないのか、時代考証をぶん投げているのか。そんなもん全然売れそうに思えないんですよね。

ちなみにこの手のフードチョッパー、ざっと調べたら海外では1900年前後には存在し、販売されていたようです。
そこまで調べなくとも、軍事転用出来てこその時代に、こんなしょぼい発明で大丈夫なのぉ? という不安感が募るばかりで、もう。
発明関連の考証から、手抜き臭を感じます。

このあと、立花が福子を見かけて近づき、人にぶつかってシャンパンがズボンにかかってしまいます。
凄まじい既視感の接近エピソードですね。

「こちらへどーぞー、ズボンをお脱ぎになってください」
そう裏へと連れて行く福子。
脱いだらどうすれば、と立花が慌てると、髪の毛を触りながらこう言います。

「すみません、気がつかなくて!」
もうさー。どういう一流ホテルなんですか。

こういうときはもっと丁寧な口調で、髪の毛なんかベタベタ触らないで、深々とお辞儀でしょ?
客商売で髪の毛をやたら触ると、クレームがっつり入れられかねませんよ!

 

長谷川博己のパンチラに女性視聴者大喜びってか

ここで下半身下着一枚だった立花が、うっかりそれを福子に見せつける場面が。
「きゃーーーーーー!!」

ラッキースケベってか? おい、おいおい。
こういうエッチなアクシデントでお互い急接近ドキドキって、本当にうまくやらないとイライラさせるだけ。言わば上級者向けテクです。

親密度がこれから高まる段階では、ありえない。
もしかして私たちの間にはそういうテンションがあるかも、と気づいてドキドキするくらいでしょ。

ほぼ初対面の男性の下着を見て、ときめく女性っているんですか?

「男の俺はラッキースケベが大好きなんだから、女もそうに違いない!」
そんなアホな憶測がどれほどの悲劇を生み出してきたか。

ネットニュースでは、
「長谷川博己のパンチラに女性視聴者大喜び!」
って見出しが踊るかもしれないけど、そういう問題じゃない!

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3年ぶりの再会エピソードなのに、ときめく要素もなければ、あるのは不自然なパンチラ。
見ている側としてはもう辛い!つらすぎるで!

6 Comments

Zai-Chen

時代考証に関しては、この作品は相当ユルいと思います。
確かに、日中戦争による軍需で日本が世界恐慌以来の不況から脱出できた面はあります。ですので、ドラマ開始時点の昭和13年ぐらいなら、まだギリギリOKでしょう。
しかし、この回の舞台となる昭和16年ともなれば、国家総動員体制が進み、食糧の配給やガソリンの統制が相当厳しくなっている頃(ちなみに、この前年、昭和15年に阿有名な「贅沢は敵だ!」のスローガンが生まれました)、なのに、あんな豪勢なパーティーはないでしょう。
あるとすれば、あの場に高級軍人がいること、つまり軍部へのご接待も兼ねている場合でしょうが、残念ながら軍服を着た人は見かけませんでした。軍人でも連隊長クラスになれば、市長などと同様、その街の名士なわけですから、商工会(今の商工会議所みたいなもん?)主催のパーティーなら来賓として呼ばれておかしくはありません。ましてや、万平さんところも含め、軍部のお偉いさんとのビジネスチャンスを虎視眈々と狙っている人達ばかりなのですから。
ですので、缶詰にいちゃん(と、呼ぶことにします)がいきなりトマトスープ缶を持ってきたのにもたまげました。うわ、コンビーフからグレードアップしとるやん!もしかすると、福子の勤めているホテル自体が、軍から特別な便宜を図ってもらっているのかもしれませんが、勿論そういった描写もありませんでしたね。
確かに、戦時下でもみんないつも戦争の事ばかり考えていたわけではなく、普通に日常を暮していたとは思いますが、こうした、歴史や社会の大きな流れは、描写としてもきちんと個人の生活の中に落とし込んでいくべきと思います。同じ大阪制作でも、「カーネーション」などはそのあたり、ちゃんとしていましたけどね。

アタマン

このコメント欄を含め、「『半分、青い』の鈴愛が嫌い。だからこの『まんぷく』はまだいい」という趣旨の意見をこの頃しきりに見かけるようになったけれど、いささか筋違いと思う。
この『まんぷく』の人物描写の雑さ加減、時代考証のひどさは致命的。実につまらない。
『半分、青い』の感想は様々あっていいとは思うけど、『まんぷく』自体への評価とは関係ない。
今のままでは『まんぷく』はいただけない。

ヒデ

ー鈴愛を叩いた輩を批判されるのなら、鈴愛と正反対の女性も尊重するのが、差別と一線を置く目線
とのご指摘ですが、「ホンワカ系の福ちゃん」のような女性しか認めない人々が鈴愛を叩いたのであって
時代背景をしっかりと描かなければならない(モデルとなっている人物が歩んできた世界の中に発明の種がある以上)本作が70年前のリアルな戦争の時代を大幅に脚色した世界に登場人物を登場させてはならないと私は思います。
戦争をリアルに体験した人たちが非常に少なくなった今、本来一番知っていなければばならない時代をゆるふわに描くのは許されないと思います。
戦争は平和の延長にあるのではありません。
もちろんドラマはそのテーマにより歴史的事実の取捨選択は行われて当然で、主人公が生きた時代の出来事全てを取り込む必要はありません。
東日本大震災が描かれていて阪神淡路大震災が描かれていないことにクレームを付けるのは作劇に対するいわれなき批判の部類でしょう。

ふぎょぎょ

不自然な 脚本・演技に もうまんぷく

ぱせり

らのさんのコメントを拝見して、なんだかすごくスッキリしました(*’ω’*)
感じているもやもやを的確に表現できる人ってすごいなぁ。
自分も武者さんのレビューが大好きなので、最初からのゼロ宣言はとても切ないです。
「わろてんか」は最低の作品だったと自分も思いますが、
「まんぶく」はそこまで酷くない気がします…。
少なくとも「わろてんか」のように見ているだけで憂鬱になる怒鳴り合いがありません。

ドラマに求めるものがリアルのみなのならば、「半分、青い。」もかなり酷かったですよ…?
母子家庭であの生活は無理でしょう…。

らの

大河の感想から、半青、こちらと拝読しています。
今日のお母さんへの立花さん報告は、福ちゃんとしてはトキメキも何もない故と見ていました。年齢差もありそうですし、ちょっとだけ接点あった人とまさか結婚とは、この時代にあまり考えないかなと。
武者さまは史実をあいまいにされることが何よりお嫌いのようですね。とはいえまだ5回ですし、百福氏の長い人生、まず50歳までの紆余曲折を描いて、それからラーメンなのですよね。書物も作家の文体に馴染むまで少し時間がかかるので、最初からゼロ宣言するのはどうかなと思いました。ゼロには何をかけてもゼロ。でもそう言ってしまうと、これだけの熱量をかけて執筆された感想=価値ゼロと、ご自分で言うことになりませんか?
口先だけ「武士の娘」と言いながら女々しい、ホントに腹痛になっちゃう(現代では転換性障害、身体表現性障害などの診断がつきます)鈴さんや、ホンワカ系の福ちゃんなど、女性を前面に出したタイプが鼻につくのかもしれません。でも鈴愛を叩いた輩を批判されるのなら、鈴愛と正反対の女性も尊重するのが、差別と一線を置く目線かと思います。
そしてナレーション、激動の思春期真っただ中の「天才子役」と呼ばれた才女ちゃんですよね。半年でどう成長していくのか、一緒に見守りませんか?
第2次世界大戦、浅間山荘事件、(半青でスルーされたと一部が怒っている)阪神大震災、どう織り込まれていくのでしょうね。私は楽しみです。

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