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まんぷく 8話 感想あらすじ視聴率(10/9)ファミコン時代の村人かっ!

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以前、申し上げましたように、私のレビュースタイルの手本は、ある意味でとても英国紳士的な、モータージャーナリストであるジェレミー・クラークソン氏です。

いいものはイイ。
悪いものはワルイ。

彼は実にシンプルなスタンスで、私も同様、一つ一つの作品に対して、その都度、思ったことを書いています。

今作『まんぷく』に対して辛辣スタンスなのは、朝ドラ『わろてんか』や大河『花燃ゆ』や『西郷どん』に対してマイナス評価しているのと同じ。
台湾ルーツを簒奪した段階で、もはや本作には絶望感を抱くだけでなく、序盤の展開からして口あんぐり状態になっているのです。

仮に
「本作を褒めないと、お前を嫌いになってやるからな!」
と言われ、そのようにホイホイ乗り換えても……それじゃレビュアー失格ですよね。
クラークソンを見習い、むしろ嫌われてもいいのです。

一つ気になったのは、本作に対する褒め言葉を見ていたときのことです。
「前作より、ともかくいい!」
「前作は酷かった! ひれ伏せ、コレが王道だ!」
みたいなものが多くて。

『まんぷく』が面白くて、毎朝パワーを貰っているというなら、それを同様に共感できる
【素敵な要素を具体的に】
書いていけばいいと思うんです。

ところがそれが見当たらない。

私は朝ドラも大河も、歴史作品に限らず世の中の映像すべてが大好きだからこそ、ツマラナイものはツマラナイと言うだけ。
それぞれに理由を掲げておりますので、その感じ方が違ったら、前述の通り、
「まんぷく、ここが最高!」
とか
「コイツとは気が合わない」
で良いではないですか。

それはさておき。
本作レビューを書きながら、マイク・シノダのラップを聴いていたら、こんな替え歌を思いついてしまいました。

これは10%のプロット読解
考証ツッコミスキル20%
毎朝集中する意志力15%
5%の楽しさ
ボコられる痛み50%(※褒めればアンチ、貶せばファンから殴られるのはいつものことさ)
そしてこのドラマを記録的駄作として覚える理由100%(※エスノセントリズム、台湾ルーツ簒奪)

結局、褒めようが、貶そうが。ファンあるいはアンチから、ボコられるのはレビュアーの定め。
ってなわけで、You ready?! Let's go!

【8話の視聴率は21.3%でした】

 

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ファミコン時代の村人かよ

「やっぱりあれは本当です」
「へっ?」

こんなやりとりのあと、結婚を前提とした告白が通る【まんぷくワールド】。
日米開戦を機に告るってのもさることながら、福子(まんぷく立花福子モデル安藤仁子)に来ていたお見合いはどうなった?

お相手の人も、仲介してくれた人もいるし、今後、持ち上がるのかな。
ホテルのフロント係は記憶力も大事な要素なのに、こういう些細なシーンで世界観ってのは綻んでしまいます。
高級ホテルでしたら一年に一度しか来ないお客様でも、顔を覚えることすら要求されたりしますよ(まぁ、顧客カードを事前にチェックしとけばいいんですが)。

そしてこのあと、初デートです。
特に休日とも思えないのですが、仕事はサボり?

ここでも「わぁ〜〜〜」とぶりっ子アピールに余念がない福子ちゃん。
父を早く失った三人姉妹で、かつては咲が、今は福子が生活費を稼いでいると、語り始めます。

「ふふふ、楽観的やから!」
そう主張する福子。

ん〜、なんだかチョロいオーラが漂うなぁ。
せいぜい苦戦しそうなのは鈴搭載の【ブケムスメプログラム】ですけれども、これはバグ頻発と視聴者にはわかっているから安心です。

この会話で思い出したのは、ファミコン時代の村人っすね。

村人A「むらはずれに まものがすみついて こまっているんだ」
村人B「まものをたおすことができるソードは このうらてのいどに あるってよ」

なんで初対面の主人公になんでそんな攻略情報をペラペラ喋るのぉ?
って突っ込みたくなるアレ。
まぁ、そうしないと、クリアできませんからね。御都合主義の産物。

残念ながら、初デートでこんな8ビットRPG村人状態になる脚本に、素晴らしいと喝采を送ることはできないのです。
それをしたら、私は批評者として見る目がないということになってしまう。

 

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立花は孤児で親戚を転々とさせられていた

ここで姉夫妻の貧乏画家についても話が飛び、ふと思いました。

忠彦の写生描写がおかしくない?
なぜ、いつも庭でだけ描くのでしょうか。スケッチ旅行とかせんのかな?

この忠彦がどういう画風かどうか、どんな仕事があるのかとか、画風は誰の影響を受けているのかとか。そういう情報は小出しにされません。
貧乏というわりには、一家揃って綺麗な服。ご実家からの援助にしてはおかしい。しかも戦時中ですしね。

こういうところの作り込みの甘さ、これが戦略ミスの証拠にも見えてきます。
看板ひとつとっても、縦横混在しております。

2人はラーメン屋へ移動。
屋台もしょっちゅう出てくるんですけど、この味のどこが好きかとか、何が気になるかとか、伏線が全く出てきません。
ラーメンを扱うアリバイ作りにしか見えないのです。
そして本日も福子は、口に物を含んだまま喋っていました。シンドイわ~。

今回は、麺をすすりながら、立花(まんぷくモデル安藤百福)のルーツも語られました。

孤児で親戚を転々とさせられたそうです。辛い話ではありますが、これはこの時代ならば割と多い話。
そして【台湾ルーツ】の削除は、いよいよ揺るがなくなってきた。ここで出ないのなら、いつ登場させるのでしょうか?

 

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営業スキルだけじゃなくセキュリティ意識も欠如

立花は、18歳で修理屋に勤め始め、25歳で独立。
しかし、売り込みができないと嘆きます。

技術者としては有能だけど、営業スキルがないんですね。

そもそも技術者としてやってはいかんことを、たくさんしている気がするのですが……今朝もこのあと、炸裂。
会社にノコノコと福子を連れて行くのです。

ここで福子が「ええんですか」と、ちょっとでもためらえば賢さが滲んだんですけれども。

悪いことは言わん。
IT系、特にセキュリティや管理者系のみんなはここから立ち去ってくれ。このあとの戦場には、私が向かう!

自身の会社へ彼女を連れてきた立花は、いちいち「わあ〜」と喜ぶ福子に、発明品の能書きを垂れます。

そこへ加地谷がやってきて、そういう関係だからって部外者の女を勝手に入れるなと怒るわけです。
まぁ、世良のこともあるし、当然でしょう。

このあと、反省もせず世の中役立つ仕事をしたいとアピールし、福子さんを
「スパイだなんて思ってないよ」
とフォローする立花。

ここの場面でも、福子は、「ご迷惑かけなかったか?」と気にしても良いのではないでしょうか。
福子はスパイではないけれども、口が軽くて、頭も良いとは到底思えず……。

 

彼は本当にエンジニアなんだろうか

そもそも加地谷が心狭いような描写になってるけど、おかしいのは立花でしょ!

・アイデアが命の発明者設定
・世良というライバルがいる
・素性がわからない、口が軽そうな福子
・共同経営者に無断

戦国時代なら、切腹まではいかんでも髷くらい切らされるわ!
現代の企業なら、入場カードキーを好きな女相手に使うようなもんだ。

セキュリティ研修のやり直しでっせ。

なぜ、こんなことを訥々と記すのか?というと、立花から
【発想を勝負にしているエンジニア魂】
があまり感じられないんですね。

好きな女の子だからって、ホイホイと発明を見せるなよ。その程度の思い入れなのか!!

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あと、理系エンジニア魂があるわりには、物理的なこだわりとかまったく口から出てこない。どうにも作り込みが浅い。
言動の端々から、その人の持つものが見えてこないのです(前作の扇風機開発等は、開発者・律の理系ヲタクっぷりがちょうどよく出てて、商品開発の厳しい道程を納得させられたもんです)。

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