まんぷく 30話 感想あらすじ視聴率(11/3)最初から製塩やっとけよって

さて、まずは朝ドラ関連のグッドニュースから!

モデルプレス – 佐藤健の影響か 「赤ちゃんの名前ランキング」で「健(たける)」「律(りつ)」が人気急上昇

ほへ〜。
こういう反響って面白いですね。

朝ドラ関連では、SNSの投稿を拾っただけの雑な記事を見かけますが、それだけでは計り知れない影響もあるわけでして。

あ、来年のランキングには萬平や博己が入るかもしれないですね。
なんてったって、セクシーですし……。

【30話の視聴率は20.8%でした】

イケメンで発明家なのぉ、特別なのぉ

はい、今朝は福子(まんぷく立花福子モデル安藤仁子)ちゃんのキャピキャピナレーション。
しかも夫婦の寝室です。

どうして本作は、夫婦が寝室でごろ寝する場面がこんなに好きなん?
要するに、姉の夫である忠彦は画家だし、私のダーリンの萬平(まんぷくモデル安藤百福)さんはイケメンで発明家なのぉ、特別なのぉ、というノロケですわな。

この感慨も性格が最低最悪だなぁ、と思います。

発明家であるとか、画家であるとか、創造力を誇りに思うことそのものは悪くありません。むしろ、よいことだと思います。

ただ、本作の場合は、そのことが
「だから、私たちは他の人と違うことをしてもよいのだ」
という言い訳にも感じるんですよね。

よりにもよって、戦時中、そしてその戦争直後。
苦しみ抜いた人々が一丸となって、勝利なり国の復興を目指していた時代に、アンタらだけ何様のつもりなんだ?と言いたくなります。

発明家ダーリンとその妻だから、戦時中働きもせずお散歩しようがいいって?
盗んだ電気で魚をとるのも、発明家ならではのナイスアイデアだってか?
へえ。

こうやって「ダーリンは特別なのぉ」と、えへらえへらする一方で、エリート神部の持っていた将来の可能性なんて、これっぽっちも考えないわけですよね。

帝大卒でありながら、戦争で何もかも失った若者である神部。
彼だって創造力にせよ、目指す夢にせよ、あったかもしれないわけです。

しかし福子ちゃんご一行からすれば、安くこき使えるハイスペック人材に過ぎない。
シビアに事実を抜き出せばそうなります。変な空気感で押し切ろうとしないでください。

実はただのバカボンボンなのでは?

さて、はんこ屋は、同業者が出てきて商売あがったり。
って、本当にバカすぎるプロットで唖然です。

結局、商売のアイデアだけだからこうなるんですよ。

手彫りで出来ないようなはんこ作りを、機械と工夫でしてこその発明家でしょ!
他が真似できなくて商売繁盛とかにしないと、存在価値がないじゃないですか。一体この主役のドコが発明家なん?

そんなわけで家計が苦しくなったと不安げに話し合っています。
となれば忠彦も労働するしかありません。子供すら働いていて学校に行けていないわけですからね。

それなのに、忠彦がキャンバスを見ていた、絵を描き始めたということが、ナゼか美談扱いだからもうわけがわからない。

売れない画家とかそういう問題の以前に、こいつ、何なんでしょうかね。
自分の画才で金を得ることを思いつかない、ただのバカ疑惑が濃厚になって来ました。

絵の才能を生かして、食っていく方法くらいあるでしょ。
『はだしのゲン』のゲンは、生きていくために看板絵を描くことにしておりましたっけ。そういうことすら思いつかないの?

鈴が忠彦実家の仕送りを期待していたぐらいだから、実はただのバカボンボンなのでは?

退場までバグとセクハラが続くのか

鈴は今日も定番のバグモード。
忠彦の家から福子夫妻が出ていくとなると、ついていく気満々です。

ほら、この【ブケムスメプログラム】は、セクシー萬平の子作り見守りモード搭載だからさ!
無理にでも同居しないといかんわけよ。

そろそろこのバグ仕様ロボット、返品できませんかね。
退場までバグとセクハラが続くのか。

さて、今日もハセヒロセクシーモードをご期待の皆さんには残念ですが、そろそろ次週移行のためにボタンを連打しなければいけませんよ!

【ファミコンRPG8bitクソゲーモード】発動!RPG酒場と同じ役割を果たすラーメン屋台へ向かおう!

せら「ぐんじゅぶっし の あった そうこ が あるらしい」
まんぺい「ばしょ は どこですか」
せら「いずみおおつ だ」
まんぺい「いずみおおつ は たべもの が たくさん ある と きいています」

はい、次週、泉大津の倉庫で見つけたもので何かすることがわかりました。

こんなにも見ているだけで脳みそが溶けてゆきそうな、そんな親切仕様ドラマもなかなかないですね! これがクソゲーどころかKOTY(クソゲーオブザイヤー)受賞級のすごさだ!!

身内に一人も戦死者いない驚愕

このあと、真一が帰還しております。おっ、忘れてなかったんだ。
というか、ごめんなさい。死ぬ枠入り確定と思っていて悪かったです。

いや、まさか、主人公周辺で身内に死者が1人もいないとか、そういうイージーモードのナメくさった戦争描写をやるほどに倫理観がないだなんて、さすがに思えなかっんです。

『わろてんか』ですら、仲間の中に死者がいたというのに。

本作は、忠彦の後遺症も大したことないし、真一も元気そうだし、敗戦なんかも「むしろ楽じゃね?」てことがよくわかりますね。

「地獄でしたね」なんて言う割にはピンピンした帰還兵士たち。NHK大阪は、こんな甘っちょろい戦争描写をやるようになったのかと、ため息ばかりが出てきます。
そんなことを視聴者に吹き込んで、一体何が目的ですか?

真一は中国北部で共産党軍と戦っていたと言います。

なんかそこだけ具体的ですね。よかったのはそこだけかも。
真一関連は露骨なまでに時間稼ぎでした。咲の死に顔まで使って、甘ったるいBGMを使い、泣かせようという気が満々。

無理ですけどね。鈴は相変わらずゲスで、義理の息子が生きて戻って来たことよりも、挨拶せずに帰ったことのほうが気に入らないかのようです。

このあと、ナレーションが明るい声で、
「戦後という辛い時期を乗り切った福子ちゃんでした」
と言います。

本作のナレーションって、説明というよりも、もうただの言い訳ですよね。
福子ちゃんが何の苦労をしたって?
振り返ってみましょう。

・友人も家族も、誰一人として死なないで太平洋戦争を乗り切る
・拷問にあった未来の夫がセクシー
・その夫は出征していない
・疎開先では、山菜グルメを堪能
・電気を盗みながら楽しく生きて行く
・空襲にあっても、姉夫妻の豪華な屋敷は焼け残り、そこで能天気に暮らす
・身元証明に必要なモノを、ろくに相手の身元確認もせずに作り、売りさばく
・戦争中苦労した人への思いやり、ゼロ
・それどころか、戦争で全てを失った帝大生を、タダで使えるお買い得人材とばかりに使い倒す。

日本中が苦労する中、ゲスを極めてウキウキきゃっきゃの間違いでしょ。

最初から製塩やっとけよ、という

さて、来週は製塩です。

なんだ、こっちやるなら、はんこ作りなんていらなかったのでは?

何か面白いアイデアが描かれるならまだしも、そうでもない。あんなイージーなはんこ作り、もう乾いた笑いしか浮かんできません。
もう、今週そのものがいらなかったとしか思えません。

今週の存在意義?
ハセヒロごろ寝と入浴シーンですかね。まぁ、それを言うなら初週も、この週はいらないと認識されることになると書きました。
疎開でエンジョイロハスライフも、必要性がなかったし。

本作で見るべきもの?
一部の人が大喜びしている、というセクシーシーンくらいですかね。受信料をつぎ込んで、半裸だの入浴だの、さすがNHK、やるじゃない♪
とはまったく思わないからな!!!

もっとハッキリ言いましょう。
本作そのものが不要だった――そんな結論に至る理由は、もう長くなるので、別記事の【1ヶ月の総評】でまとめます。

はい、私の朝の連続テレビ苦行はここまでとなります。

見ることは続けますけれども、レビューは終わりです。別の作品(『あさが来た』)に移ります。
頻度は落ちますが、このレビューが完全廃止ではありません。

この苦行に堪えているのはあなただけじゃない、私も見続けます!
それではまたっ!

※レビューの過去記事は『まんぷく感想』からお選びください

※『あさが来た』も『べっぴんさん』もU-NEXTならスグ見れる!
『半分、青い。』全話ほか多数の朝ドラ・大河作品も視聴できますよ。
スマホでもOKです。

文:武者震之助
絵:小久ヒロ

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21 Comments

わん

その通り!
皆さんの意見、胸がすく思いです。

匿名ちゃん

下の匿名さんの
>プロットも伏線も登場人物の心の動きもみられない脚本のドラマを楽しんでみられるのは、作りこまれた作品を見てこなかった経験値の低い方々なんだろうと考えています。

私も全く同じことを考えていました。
(最近の若い人が~という部分にはあまり賛同しませんが。どの年代にもいます)

まんぷくのような、先が簡単に予想できる中身のない物語を「安心して見られる」と評価する方々は、自分の人生経験や人間付き合いの希薄さから、あるいは学生時代に勉強を疎かにしていたことで、その程度の読解力・想像力しかないのかなあ。と思います。
半分青いについてNHKがまとめた局への意見をみましたが、「厳しいご意見」の多くは「物語がはやすぎる」などであったとのことです。これも同じ理由で説明が付きます。
伏線が長期に渡って存在することが理解できなかったり、主人公の行動原理を推察することできない人々が「物語がはやすぎる」などと言うのだな。と。
自分に読み取る能力や、想像するだけの下地がないことを、作品の方のせいにしている。「自分くらいのレベルに作品のほうがあわせろ」ということです。

しかしこれは朝ドラだけでなく、社会全般で見られている現象だと思います。
「オキャクサマ」に対して平身低頭のサービス業、政治や国際問題よりも同じ芸能スキャンダルを延々と流し続けるワイドショー……すべて考える力の乏しい、自分本位な人々が作った美しい日本の文化です。
私が正しい、私に合わせろ、あれは嫌、これは嫌、私が言うのだからこうでなくてはいけない……おや、なんだかまんぷくに登場する人物のどなたかに似ていますね?

そういえば、まんぷくが大好きな人たちには鈴さんのバグぶりをやたらと擁護する方々が多いですね。よく目にするご意見は「鈴さんには愛情がある。あのくらいは毒親とは言わない」でしたっけ。
鈴さんの言動を指摘されると、ご自分が批難されたかのような気がしてバツが悪いのでしょうね。ちなみに毒親とは子からの評価であり、親に愛情というものがあるかどうかは関係ありません。
どうかお子さんにはそのような振る舞いはなされませんように。

はらぺこ

もしも、あの時代ならどっかで勝手に作った判子でも身分を証明になった、が、脚本家のでたらめな作り話なのであれば、学校で教えてほしかったの匿名さんのごとく、「なるほど、当時は判子さえあれば身分証明になったんだー!」と思い込み、それが日本の歴史と勘違いのまま生きていく人がどれほどいるのか?と思うとこんな適当な判子エピ入れて大丈夫だったの?と心配になる。

匿名

連続投稿で失礼しますが、若い人には、「なんで?」「どうして?」と思う気持ちを持つようにして欲しいと思います。
今作の、判子で身分が証明できる、という描写を初めて見たとき、私は???の嵐でした。当時の判子の位置づけについてすぐにネットで調べてみましたが、裏付けのある情報が得られず、今でも真偽不明のままです。
自分が知らないことについて、そんなもんなんだ、で済ませるのではなく、きちんとエビデンスのある情報を取り入れる癖をつけてほしいです。それができないなら、自分の意見など投稿しないことです。

匿名

これで今作の定期レビューが終わってしまうようなので、長文投稿失礼します。
近年稀にみる駄作に対して、根拠を持って論理的かつ丁寧にレビューを続けられた武者さんに敬意を表します。
お疲れさまでした。

前作アンチの匿名さんが、プロットという言葉の意味を分かって使っているとは思えず、個人攻撃をする気はないのですが、物語というものの見方がおかしい方が多いことを残念に思い投稿させていただきました。

前作の「半分、青い」は、細部に非現実的な部分はあるにせよ(人間が頭の中で作る限り、完全に矛盾のないフィクションなどないと思いますが)、あり得ないと考えられるような致命的な矛盾は認められず、扇風機発明に至る過程(着想に至るまでの子供のころからの二人の流れや脇役にいたるまでの登場人物たちの感情の動き、それができる技術的裏付け、時代背景、失敗の経験等)が丁寧に作りこまれていましたが、今作の判子作りは、着想は思いつき(ドラマ上数秒)、主人公に判子作成技術の基盤がある描写なし(周りが発明家と言っているだけ。今話以前に木彫りができることを示すシーンなし)、そもそも判子についての説明なし(判子作りとはどのような工程で行うものか、本当に判子に個人証明能力があったのか、実際にそのような商売はあったのか、当時の判子の位置づけはどうなっていたのか等についてドラマ内で語りによる説明すらない)、おそらく今後の発明にもつながらない(製塩やインスタントラーメンの技術や着想にどうつながる?)、まさに思いつきの脚本としか思えず、わくわく感ゼロです。ちなみにその前の映写機や根菜切断機も今後の発明との関連性不明です(多分、伏線として使われることはないんでしょう)。一つ一つの発明に連続性がなく、ぶつ切りの印象です。
前作は、すずめの一見阿保みたいな発明も、岐阜犬が喋る技術や愚痴を聞かせるというアイデア、工場で製品を作ってもらうための経験等につながっていたし、律のロボットは初期の頃の伏線が最後の発明までつながっていました。フィギュアスケートも津曲も周囲の人の死も、プロットや伏線として使う目的で作られたために多少導入が強引な点があり、そこが叩かれてはいましたが、ぶつ切りではなく、その後の発明や人生につながっていて、単体で浮いているエピソードはなく、物語として連続性があったと思います。この点が今作やわろてんかのような、エピソードぶつ切りで、何なら今作の疎開(盗電や電気ショック療法、何なら疎開先の登場人物で今後登場してきそうな重要人物もいない点)やわろてんかのやすき節ガールズみたいに、一つのエピソードを丸々知らなくても最後まで問題なくみられるドラマとの大きな違いでしょう。水戸黄門や暴れん坊将軍、太陽にほえろみたいな単発ドラマが好きな人には良いかもしれませんが、プロットのつながる連続ドラマが見たい人には不満が残る作り方です。
こんな、プロットも伏線も登場人物の心の動きもみられない脚本のドラマを楽しんでみられるのは、作りこまれた作品を見てこなかった経験値の低い方々なんだろうと考えています。または、以前の伏線を覚えていられない、記憶力の低下してきている高齢者にも適しているのかもしれません。そのような方は、単体で積み上げられただけのエピソード群をプロットと考えるのでしょうか?このような長編物語の構成については学校の国語では教わらないため、ただ面白いだけで中身の薄い娯楽作品しか見てこなかった人は知らないのかもしれないと考えました。
最近、日本の中高生の国語力が低下していることが問題になっていますが(短文の主述関係すら間違え、活字どころか漫画すら読まない若者が増えているそうです)、そのような人たちにはこれくらいわかりやすく、中身のないドラマでないと評価されないんでしょう。そもそも、理解できないのかもしれません。
私の知り合いの高校生は(進学校ですが)、パルプフィクションやマトリックス、ぼくだけがいない街などの少し伏線や時系列が複雑な映画やドラマだと途中からあらすじすら理解できないようで投げ出します。もっと簡単なストーリーの映画でも、あとで粗筋を聞くと、人物関係や因果関係が全く理解できていないことが多々あります。きちんと作られた幕末ドラマなんかとても理解できないだろうと思うので、NHKの西郷どん作成姿勢についても、やむを得ないのかな、と諦めることも多いこの頃です。
武者さんには是非とも、プロットの練りこまれた物語の面白さについて、今後ともレビューにて語っていただけると幸いです。

私も匿名にします(笑)

匿名希望さん、学生さんもしくはそこで時間が止まっている方?
学校でいちいち教えて欲しかったなんて恨みがましく思いません、必要と思うものや面白いものは学校外でも勉強するものですから。学校のせいにするのはやめて、知識を仕入れてみたらどうでしょうか?今からでも、情報の取捨選択は間に合いますよ。
ペーパーレスの現代、若い人は昔と違って判子を書類に打つという事の重みが分からないのかもしれませんが。
それと、当時、敗戦によって一瞬で全ての価値観がひっくり返り、生きる為なら何でもする必要のあった方々のモラルではなくて、判子だけでなく、戦争前、戦時中も一貫して軽犯罪(備品パクリ、盗電etc)を描き誰一人罪の意識も無く、さらに実際の戦地描写については紙芝居で済ませ、身内に一人の戦死者も無いというライト風味で、こんなものが戦争だと誤解を思わせるかのようなこのドラマ自体のモラルを問うているのです。
せっかくここに来ているんですから、武者様が何度も貼って下さっている戦争映画の動画を少しでもご覧になってみてはいかがでしょうか。半分青いが嫌いでも別に個人の好き嫌いだからいいと思いますが、まんぷくのおかしいところまで褒めてちゃ、恨みで目が眩んで本当に面白い物を見逃すようになってしまいますよ。

ちょび

たびたびの書き込みで申し訳ありません。
すこし書き方が雑だったと思う箇所があったので。
罹災証明書の発行についてですが、役場に戸籍簿が残っていれば、それと照合しての発行です。戸籍簿すら焼かれてしまいなかった場合には、本人の住所、氏名、年齢、家族数の申告のとおり仕方ないので発行することもあったそうです。

ちょび

あの当時は氏名、住所、血液型を皆自分の衣服に縫い付けていましたよね。
亡くなったときに身元が判明するように。
それが身分証明となるので、あのような事態の時にはそれにも効力があったということも加筆します。

ちょび

印鑑があれば身分証明になり配給が受けられる・・・の件がずっと気になって自分に調べてみていますが、そのような事実が出てこないのです。
私の調べ方が悪いのか、不勉強がたたっているのか。(汗)

私が調べた中で判ったことは、米穀配給帳(このドラマで言われてる焼けてしまった米をもらうための身分証明に当たるものだと思います)が空襲で焼けてしまった場合は、罹災証明書を役所からもらうという流れになるようだということ、その証明書は氏名、住所、生年月日を知らせるだけで発行してもらえたということ。
つまり印鑑はいらないのです。
そのことから考えて、印鑑があればいい、は脚本家の創作ではないか?と私は考えています。
このことは私の不勉強からくる誤解かもしれませんので、NHKに問い合わせ中です。
回答きましたらこちらにもお知らせしたいかと思います。
もちろん印鑑も焼けてなくなっているはずなので、需要はあったと思いますが、それとこれは別の話ではないかと考えています。
もし、加地谷にもっていくだけでの作り話だとしたら、日本の歴史を誤解させることに繋がるのでは?とも思います。
もし歴史的事実があるなら、ナレでいいので「この当時は混乱していたので印鑑があればすぐに証明書は発行してもらえたのです」などと説明してくれれば良かったと思いますね。それでしたらすんなりああ印鑑屋さんはいいかもね、と納得できたと思います。
ただ発想はいいかもだけど、そんなに簡単に素人に彫れるものでもないのは言うまでもないですが。

私も匿名にしよう

お忙しい武者さんが、毎日時間を割く価値のないドラマですね。
住居も登場人物も変わったので、今週から何かが変わるかもしれないと期待して観ましたが、何も変わっていませんでした。
福子と鈴さんが言い合うシーンは相変わらず小学生の学芸会レベルの演技で、これは出演者の女優生命を脅かす恐ろしいドラマだとぶるぶる震えました。
安藤サクラさんのキンキン声にだんだん不快感を覚えるようになってきて、そろそろ私も限界。

匿名

>判子という身分を証明するものを身元も確認できないのに簡単に作って売ることについてのモラルに関してはいかがお考えなのでしょうか?

判子で身分が証明できていただなんてご存知でしたか?
まったく知りませんでした。混乱とはこのようなことを指すんですね。もっと学校の授業で教えて欲しかったことですよね。「戦争は良くない!」という言わずもがなな言葉を使わずに届いてくるのはドラマならではのことです。
その当時、混乱の中を生き抜くすべとして判子を製造販売していた方にお会いする機会があったらモラルについてどうお考えの上での行動だったのかお伺いしてみようと思います。

たかさお

ここは、世間(?)のまんぷく絶賛の嵐に納得がいかない方々が、唯一のマトモなレビューを見られる場として集まっている、と私は思いますので、そういった意見が集まるのは当然ではないでしょうか。

武者様、これからはまんぷくレビューの頻度は落ちるとの事ですが、継続して頂きありがとうございます。
このクソゲードラマをきちんと根拠を示しつつ、批評して下さるサイトがあることが救いです。
これからも応援しております。

匿名希望(笑)様へ

あまり寄ってたかってフルボッコは嫌ですが、どこをどううまくプロットに活かしているのか教えてほしいですね。

あと思いつき=アイデアであり、テーマのひとつでもあり、何が問題なのか分かりませんが…
さらに、現代でアリで戦後(時代物と言いたいんでしょうけど…)でダメなどというのも、ここの意見としては今までこちらのどこにも書かれていないかと思うんですけど…

流石にあからさますぎて黙っていられませんでした(笑)

万引き家族

「コメント欄自演」…自己紹介の法則ですね。コメントをきちんと読めば、それぞれ別人が全く違う内容で批判をしていることが分かると思うのですが…
武者様も、ここの皆様もまんぷくにそこまで時間をかけていられませんよ。
半分青いに対しても、コメント欄で訳の分からない感情論でなくきちんと批判をしている方も少数ですがおられました。私も、貧乏と言っている地方出身者が簡単に岐阜と東京を行き来するのは変だと思いましたし、妻の立場である人は鈴愛と律の関係を綺麗に描かれすぎ、タイミングもご都合主義に思えて許せないだろうと想像できます。それを補って余りある素晴らしい、面白い作品でしたが。
良い所は良い、納得いかない所はおかしいと皆さん言っておられるだけです。まんぷくに対しては、今の所良いところが見つからないだけです。あえて言うなら歌詞と映像・踊りは全く別ですが、OPのメロディ・編曲だけはキャッチーでなかなか良いと思います。
(ちなみに前作のOPは最高で完璧以上でした、製作サイドがどれだけ皆で一つのものを見て、手を抜かず、作品を愛しているかが良く分かるOPでした。)
プロットがどうという話をされるなら、判子づくりに関してだけでも数多くの矛盾点や穴を武者様が指摘しておられます。また、判子という身分を証明するものを身元も確認できないのに簡単に作って売ることについてのモラルに関してはいかがお考えなのでしょうか?

塩ラーメン好き。

匿名の方へ。
半分青い。の技術考証は、
その分野の第一人者の方々にお願いしていて、
その時代のその時点での、
きっちりした技術動向をふまえて、誠実な作り込みをしていました。
さすが日本の技術者、研究者、と思いました。
3Dプリンタの考証は特に、技術者の方が感涙していました。

匿名

材料として揃った品質の木材もなく適当に拾ってきたような枝や端材ばかり。
ろくな機材もなく、技量もない素人ばかり。
それでどうしてあんなまともな印章が作れるんだか。

そういう今作の印章作りのシーンが、前作より優れているって?

ちゃんちゃらおかしいや!

「『前作がとにかく嫌い』のあまり、物事がいかに歪んで見えているか」の好例。

匿名

また来た。「擬装まんぷくファン・前作アンチ」の嫌がらせ投稿。

匿名希望

すずめの方がよほど陳腐でその場しのぎの思いつきだけで生きていましたが…
戦後だとダメで現代だとアリなんでしょうか(そもそも萬平一家はその場しのぎではなくしっかりプロットとしても判子作りというものが活きていましたけどね)

まぁ論じようとしても、半分青いのいい部分とまんぷくの悪い部分しか見えない病にかかってる方には無駄かもしれませんが…
曲がりなりにもレビューと称してライターを名乗るなら、コメント欄まで自演で埋めず、もう少しきちんと筋のとおったそれぞれの良いところも悪いところも書けるライターさんになれるといいですね。

キラッくま(茜雲)

お疲れさまでした。見るに耐えないもののレビューって心労でしかないから終わるのもしかたのないことですね。
やっぱり、律だまぁくんだ秋風先生だとワーキャーしてましたが、内容あってこそでした。吸い込まれそうなあのドラマの後で、内容がもう駄作で脚本家に文句言いたい人の気持ちがわかるようになりました。
サクラファンとしては苦行ですが、私も見続けみます。
朝が来たもみますね。今更ですが西郷どん見てればレビュー楽しめたのにと後悔してます。次の朝ドラでまたあえますように願っています。

匿名

>「だから、私たちは他の人と違うことをしてもよいのだ」
>という言い訳にも感じるんですよね。

私はむしろ、福子が繰り返し忠彦や萬平について言う「~さんは人とは違う」という表現に別の違和感があります。

国民一丸とならなければならない時代とはいえ、その人が持つ特別な創造性や人間性を否定して良いとは言えません。フィクションだからこそ、その部分を描けるということもあると思うのです。それがフィクションのチカラです。
ただし、そこを描くならば、重く閉鎖した戦争という史実の前に堂々と立ちうるだけの必然性や情熱が絶対に必要です。今作からはその点が全く、ただの少しも感じられないのです。

何故、この時代、この状況で忠彦が絵を描き続けることを良しとするのか。それに答えうる描写が、先の福子の「忠彦さんは人とは違う」というあまりにも浅いセリフ一つなことが信じられません。萬平が定職に就かないこともそうです。すべて「人とは違う」という彼女セリフ一つです。
つまり、彼らの行動を裏付けできるような必然性など、この脚本には存在しないのです。

それどころか、絵画や発明など、新たな価値を創造するということに対するリスペクトすら存在しません。ただ漠然と福子が「できるはず」「特別なんです」と繰り返し繰り返し呪文のように述べるだけ。本当にプロの脚本家が作ったのでしょうか?
クリエイティブな仕事を生業とする人間ならば、あるいは創造することに親しんでいる人ならば、その行いが「人とは違う」だけで済まされてしまうことの不快感や違和感は分かるはずです。それをあの優秀な役者たちに言わせるのだから、無神経極まりない話です。あまりにも無礼です。

先日の記事で、福田靖氏の過去作品に盗作疑惑があるとのコメントを読みました。
はっきりと事の顛末が分かるまでは、あまりそういった言説は信じないタイプなのですが、この脚本の創造性のなさとそれに対する粗雑な態度を見ていると、黒ということもあるのではと思ってしまいました。

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