あさが来た 37話感想あらすじ働く気のない荒くれ坑夫たち

おはようございます。
今週も絶好調の朝が来ました。ニュースもレビューも好評のようです。

※東洋経済オンライン以外はリンク切れとなっておりますm(_ _)m

そして追加出演者も！　『花燃ゆ』の池田屋でどーしよーもねー最期を遂げた瀬戸康史さんが重要な役で出ます！　よかったですね！！

あさの愛娘・亀子は長寿のイメージからか千代という名に。
奇しくも大河では不可解な削除をされた吉田松陰の妹と同名です。偶然でしょうか。

そして大河でしょうもない役周りだった瀬戸さん。
朝ドラで重要な役で出演おめでとうございます！！

そこはまるでゴーストタウン

あさは急な山道を乗り越え、やっと炭鉱に到着しました。

しかし、そこは人気がなく、まるでゴーストタウン。
支配人の宮部に「なぜ静かなのか」と問い詰めますが、まったくやる気がなく要領を得ません。

あさは加野屋を背負っているのだ、このままではいかんと気張り、さらに詰め寄ります。

宮部は「旦那さんならともかく奥さんじゃあ」とやる気ゼロ。
あさは人の姿を認め、親分に話をつけようとします。

戸を強引に開けて親分の治郎作に挨拶しますが、返ってくるのは粗野な言葉です。
坑夫たちは荒くれ者とはわかっておりましたが、どこのヤクザだレベルの恐ろしさです。

うーん、櫛田そえが手放した理由がわかってきた気がします。

まぁ、土方歳三と比べたらどうってことないかもしれませんけれどもね。

あさは明るく、それでいて声の裏にドスと毒を利かせ、「なぜ働かないのか」と問い詰めます。

荒っぽい坑夫、理詰めのあさ、それに坑夫側に根強い男尊女卑があるため、話がまるでかみ合わない……。
「おなごごときが！」と馬鹿にされるのはなかなかシビアです。

こういう現実の厳しさが、今年の大河ヒロインに対してはなかったなあ、と。

あまりにヒャッハーな坑夫たち。
ここでナレーションが厳しい仕事をしていること、九州男児の誇りがあることを、フォローしてきます。

「群馬は未開の地だからマッドマックスです！」
とぶん投げてフォローしない大河はこのあたりの気配りを見習うべきですね。

一方、大阪では、よのとかのがいそいそとドコかへ出かけて行きます。

寄合所で正吉、山屋与平、五代友厚が話しています

と、そこへやってきたのが新次郎。やる気がなくスグに帰ってしまう新次郎に、正吉と山屋は相変わらずと笑いますが、五代は「新次郎を馬鹿にするな」とあさに罵られたことを思い出し、周囲にわからないよう英語で独り言ちます。

「なぜあんな男を……」

悔しそうな表情。なんなんだ五代さん、あんた、今週もキモいな！

そこへ弥七が正吉を迎えにやって来ました。

惣兵衛の居場所がわかった、しかも人から化け物呼ばわりされていると伝えます。
一体どういうことなのか？

九州では、あさが脚にまめが出来て途方に暮れている。
と、治郎作の妻・カズが気遣ってくれます。

あさはカズの前で、治郎作にまたも炭鉱を掘って欲しいと頼みます。
治郎作はあさに筋を通せ、鉱夫たちに実のあるところを見せろと迫られます。

あさ、いきなりピンチです！

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文：武者震之助
絵：小久ヒロ

※レビューの過去記事は『あさが来た感想』からお選びください

※あさが来たモデルの広岡浅子と、五代友厚についてもリンク先に伝記がございます

【参考】
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