今朝も、【ファイナルテレビファンタジー】全開ですぅ〜!
社長家族が出るという、気持ち悪さ全開のテレビコマーシャルのおかげで、話題沸騰なんだそうです。
本当にアホだ。
当時のテレビ普及率や影響力をお勉強して発揮しないから、ただのゲスの脳内ファンタジーにしか見えません。
この壺を買ったら宝くじが当たってウハウハー!
と、何が違うの?
福子がくねくねして「はずかしぃ〜〜〜」と言われましてもね。
教団幹部ですし、そのくらい余裕でしょうよ。
そもそも、照れ屋ならば絶対出ないと思います。
控えめで目立ちたがり屋ではない、そういうモデルの安藤仁子氏への侮辱にもほどがあると思います。
【119話の視聴率は21.7%でした】
神速の広告業界
【三日で栄養解析♪】もかなり驚いた。
それに続いてCMの制作があまりに高速過ぎる!
撮影して、編集して、いきなり間に合う。
大急での販売期間に普通は間に合わないと思いますけど、そんなに雑な仕事だとアピールしていいんですか?
演出担当者のやる気が行方不明
もう、演出のとっ散らかりっぷりが凄まじい。
完全に意気消沈しちゃってるんではないでしょうか。
皆が座っているのに、立ったままウロウロして話す世良のうっとうしさ。
西部劇ごっこが、単調に「バンバンバン!」というだけの子役演技。
発砲音って、そんな単純なもんじゃないから。
売れたら強気やでぇ〜
現金だけで売りさばくと言い張る――世良の根性の悪そうな顔はなんなんでしょう。
結局、マウンティングしかできないんですよね。
だから、情勢よくなったら威張り散らし、自分たちの都合を優先する気満々です。
本作の制作チームがいじめの悪さなんてまるで理解していないこと。そこはわかります。
上に立つ者が、下に立つ雑魚を踏んづけようがバカにしようがエエ、それが当然ってなもんでしょ。
世の中に駄作ドラマは確かにある。つまらないドラマも仕方ない。
しかし、ここまで作り手の堕落、手抜き、根性の悪さを伝えてくる作品って、本当になかなか見つかりません。
モブトリオ再結成ですぅ〜
それにしても、テレビのセレブ効果はスゴイですね。
モブ友人1(泉大津のATM)とモブ友人2(信用組合を潰す引き金を引いたとも言えなくはないのに、気にしていない人)が福子の元にやって来ます。
しかも、夜間だよ!
わからない。ワケがわからなさすぎて混乱する。
育児が一段落ついたとか言っておりますが、自身の家庭で夕食の支度といったものはないのでしょうか。つくづく、家庭の主婦業への理解がないドラマだと思います。
そんな非常識、しかも事前連絡なし夜間訪問の理由は読めました。
萬平さぁんのパンチラだッ!
オエ~~~~~~ッ!!
風呂上がりの萬平が、ナゼかこのモブトリオの前にパンチラしながらご登場ですよ。
普通は来客の気配くらい気づきそうなもん。
それを無防備にパッカーン!としながらご登場って、もうこれは性癖でしょう。
そうか……あのパーティでパンチラを福子に見せ付けていたのも、性癖についてこられるか確認していたんですね。
本作はナゼこんなにパンチラ大好きなんですかねえ?
しかもこの萬平、自分はもう48だと言い出しますからね。
思い出しませんか?
前作『半分、青い。』への意味がわからない批判。
「アラフォーのラブシーンなんて気持ち悪い!」
「意味もないセクシーな盛り上げ方で、視聴者を釣ろうとする卑劣な作品!」
本作のほうが断然酷い。
もうパンチラも、萬平の浴衣も、気持ち悪いから見たくありません。
それにしてもこの三人の友情って、なんなんですか。
年賀状や電話のやりとりをしていたかすら、怪しい。
同窓会?
そんなものあるわけがない。
理事長となればチヤホヤするモブ2。
自分の責任で理事長の座を失っても、特に謝罪しないモブ2。
それで困っている時は、顔すら見せない。
それなのに、テレビコマーシャルに出たセレブになると、いきなり押しかけてウハウハ!
お手伝いするわ〜とまで言い出す。げ、下劣すぎる……!
「女の友情なんてそんなもんだよな〜〜〜」
という、本作の女性への偏見のようにも思えますが、そうではない可能性があります。
大恩人の三田村のことを何にも把握していなかった萬平さぁんと福子。
製塩時代のエロメンにせよ、神部は誰も結婚式にすら呼んでいない。
本作には、血の通った愛情も友情も、ないわけですよ。
利用できるか、相手がセレブか。そのくらいなのです。
牧夫妻もそうだよね
それは牧夫妻にせよ、同じこと。
恩着せがましく萬平と福子のなれそめに自分がいたことをアピールしていますが、成功に乗っかりたいだけでしょう。浅ましい奴だ。
モブトリオの二人にせよ、牧夫妻にせよ、困窮している時は助けようとすらしませんでした。
牧夫妻に罪はないとはいえ、気持ち悪いオーバーアクトが鬱陶しいだけです。
こいつらが出てきて、何かいいことあるんですかね。
まともな研究や奮闘は見せずに、モブ脇役を出すシステム。
衣装担当者のやる気も、やっぱり行方不明です。
牧のスーツについては以前もツッコミましたが、コイツだけ戦前の頃からの流行を頑なに守っているのは何なのでしょうか?
何年経過しているんだよっ!
入手すら難しくなっているハズなのに、物持ちがエエってか? んなアホな。
趣味とかそういうレベルを超越していて、まぁ、要するに手抜きですよね。
少し真面目にやってくれませんか……。
大急百貨店の謎
これって『べっぴんさん』と同じ店なんですかね。
開店と同時に、ドドーッと普通の主婦や老人と思われる人が乗り込んでくる。どういう百貨店でしょうか。
このあたりも、お勉強が大嫌いな本作チームのおごり高ぶりがギンギンに伝わって来ます。
百貨店の客層、どんな雰囲気か。
そこすら知らないで、過去作品をテキトーになぞっているだけでしょう。
これは『マッサン』小道具を流用していたあたりからも伝わって来ました。
過去の栄光にすがればオッケー♪ って、恥ずかしくならんのかな。
鈴だけがまっとうなのだが
はい、今日も鈴だけがまっとうでした。
布団の中で、売れたらますます大変になると不安に思う役割は、本来は福子にこそふさわしい。
高齢ですし、イケイケドンドンになったら辛いでしょうよ。
そういうまっとうな人をいじめて、
「俺らがイケイケドンドンなのに、不安がるババアむかつくよな〜〜」
と誘導する本作の邪悪さときたらもう、辛抱たまらんです。
はい、こんなニュースも。
◆朝ドラ「まんぷく」、ラーメン完成でもツッコミの声殺到 「また幽霊頼み」「CMのカネはどこから?」
無茶苦茶ですもんね。もう、毎朝目眩が……。
特にチキンラーメン関連の特許戦国時代を知ってしまうと、怒りすら湧いてきます。
ナゼ半年もかけて、こんな嘘にまみれた企業宣伝をやるのか。
しかも、広告で一発逆転ですぅ〜〜っていうのも辛い。
だって、広告で世界規模大炎上起こしたばかりの企業がモデルなんですよ。
なんちゅうジョークでしょうか。
◆日清「大坂なおみ動画」炎上→削除問題の本質 グローバル企業として欠けていた視点とは | 食品 – 東洋経済オンライン
本作の制作チームや信徒は、テレビ広告が最高だと言いたいようです。
そうですねえ、現在のWeb広告は炎上バンバンしますもんね。
特にターゲットを小馬鹿にしたら、そりゃ燃えます。
Webは愛想笑いも遠慮もいらない。テレビ時代ははらわたが煮えくり返っていてもこらえていた受け手が、燃やしに行ける時代です。
コレとか。
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これは燃えますよ……やはりか……。
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※まんぷくモデルである安藤百福の記事、ならびにラーメンの歴史もリンク先からどうぞ!
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『べっぴんさん』第119話。
栄輔が討論番組に出演。
更に自身が出演のCMも。
すみれやゆりの驚きが伝わってくるよう。
それに洗練されたCM。いいですね。
同じタイミングで『まんぷく』の方も「CM出演…」なんてやってるけど、悪いけど時代の相違(『べっぴんさん』の時点は昭和45年)を考慮しても、あの訴求力のなさ(相も変わらず商品の特徴が伝わってこない。福子の顔などどうでも良い)、それに聞き苦しく耳に障る声。
同じ第119話というタイミングで出してきたのは、制作側が狙ったのかも知れないけれど、比較にもなりません。
「大急百貨店」の名の使用にしてもそうですが、ぶつけてくるなら、ぶつけるだけの価値のあるものでなければ。
見苦しい限り。
「本物は、絶対負けへんねん。」