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まんぷく 28話 感想あらすじ視聴率(11/1)ジェントルイケメン泥棒

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今朝は、鈴さんが「であえであええ~!」と泥棒を撃退するところから。
あ、その前に時間稼ぎとしか思えないほど、やたらと長い物色場面が入りましたね。

どうせジェントル泥棒です。たいしたことにはならんでしょ。

それにしても、この鈴の大仰なリアクションで笑わねばならないのでしょうか。
コミカルなBGMも笑えと指示して来ます。
が、無理です(チベットスナギツネ顔)。

はい、あっさり泥棒が捕まりまして、警察に捕まりたくないと喚きだします。

泥棒はまたも爽やかなイケメン、瀬戸康史さんです。

瀬戸さんのファンの皆様。朝ドラで素敵な彼が見たいからと、毎朝がんばらなくてエエんやで!
11/5再放送の『あさが来た』まで待てばよろしいかと。

それにしても瀬戸さん、『花燃ゆ』にも出ていたわけですね。要潤さんといい、ナゼこんなことに。ここに『西郷どん』を加えた松坂慶子さんの受難は、もう振り返りたくもありません。

脚本家は別大河のはずなのに、日に日にあのデスおにぎり大河由来の「せわぁない」臭が漂ってきて辛いものがあります。

【28話の視聴率は22.0%でした】

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所属連隊ぐらい言えないの?

そのイケメンジェントル泥棒こと神部は、復員したら母が死亡していて家も焼け落ち、天涯孤独になったとのこと。

ここでちょっとだけ反応する立花(まんぷくモデル安藤百福)。
天涯孤独にもうちょっと同情を寄せたほうがキャラクターの描きこみが深まるのでは?

それにしても、鈴の冷酷さ。
「そんな人いるんですかぁ〜」と言ってしまう福子(まんぷく立花福子モデル安藤仁子)の鈍感さ。
これはどうしたことでしょうか。
自分たちが運が良いという自覚すらない? 一歩外にでれば、そんな人は大勢いますよ。

彼女らのバカさ加減には作為があり、出征できなくて負い目があって、かつ天涯孤独である人間に思いやりを示す立花の優しさを際立たせたいようです。

相対的にマシに思える克子もダメ。

神部に夫を見なかったかと聞くのですが、名前を連呼するだけなんですよ。所属連隊くらい言えないの?
いや、ここで考えるのは別のこと。
なぜ言えないのか、って? 調べたくなかったのでしょう。

これはハッキリ言っておきますけれども、戦後舞台作品『ひよっこ』と『半分、青い。』では、その地域の人がどこの戦線にいたか、どういう目にあったのか、調べていたはずです。そういう描写でした。
しかし、本作からは、その気配すら感じられない。

問題は、手抜きだけじゃありません。
こういう、周囲を下げることで、相対的に上げること。興ざめ以外の何物でもありません。バカ女を周囲に配置することで立花を持ち上げたいのでしょうけれども、本人だって極めて無能です。お色気でごまかしているだけでしょ!

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台所で寝込んでしまう不自然の極み

泥棒に食事を与えることになる一家。
ここで女たちがゾロゾロと寝てしまい、立花一人が応対するところがお笑いポイントのようです。

もう、まるで意味がわからない。
治安が悪い頃、ろくに施錠すらしないで金を保管していたあたりでも呆れ果てましたが、自分の家に、素性のわからない男がいるのに、高枕で女性が眠れるものですか?

翌朝、福子が立花を台所で発見するところも間抜けです。

なんで、浴衣一枚で床に眠りますか?
歩いてすぐそこにある寝室まで戻れない?

いや、話し込んでいて眠ってしまったのであればいいんです。しかし、その場合はテーブルに突っ伏したりしていないと不自然ですよね。ここで、一瞬神部さんに殴られたフェイクでもやるのかと思ったら、そうでもありませんし。

つまり立花は、台所のテーブルから立ち上がった時点で、歩いてすぐの布団にすら向かわず、倒れこむようして台所に寝たということになります。
一服盛られたん?
あるいは、神部さんと床で寝転がりながら話し合ってたん?

このあと、神部が拭き掃除を笑顔でしているのも不自然。
つまり立花は、床に耳が近い状態で、神部がたてる物音に気づかないで寝ていたということになります。

神部が、雑巾やバケツを探してウロウロしていて、元気よくお掃除しているというのに。
泥棒が入ったあとで、神経も高ぶっていたであろうに。

これがミステリならば、絶対にトリックがあるはずなんですけどね。
本作は、単なる手抜きで設定が極めて不自然になっています。

ったく、こんな風に突っ込むこちらがバカなんじゃないかと思えてきました。

どうせ、イケメンさえ画面にいればいいとでも思いながら作っているんでしょ?
一つ屋根の下に、立花と神部がいるなんてキャーッ! となる、そういう層へのアピール投入。お疲れ様です。

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もう一度泥棒と見せかけて忠彦でしょ

このくだらない泥棒騒動でよかったことは、帰還兵の苦難をキャピキャピナレーションが説明したところでしょうか。
ま、良心的な既存作品と比べたら酷い手抜きではありますが。

このあとは、まとめてロケができて省エネアピールができる、二度目の泥棒シーンです。
泥棒に一度入られても、施錠を強化しなかった愚か者どもが寝ています。

はいはい、もう一度泥棒と見せかけて忠彦帰還でしょ。

なんで昼間帰ってこないの?
こんな変な帰り方なの?
と突っ込んだところで、何ら得られるものはありません。
こういうものがお笑いになると思っている、そういうチームの作品ですから。

「今までどこで何やっていたのよぉ」

この鈴のセリフ、最低最悪過ぎて脱力。

戦争から帰還できない兵隊が、どんな苦労していたかくらい想像してください。油を売ってダラダラしたとでも言いたいんですか、このバグだらけの人は。
これで武士の娘を自称しているのだから、お笑い種です。そんな酷いことを言う武士の女がいてたまるか!

「戦争は地獄や」
なんてしょうもない忠彦のセリフも入りました。

ただ書いただけ。
言わせてみただけ。
実感なんて伝わりやしません。無精髭だけで、さしてやつれてもいなければ、目だってキラキラしているのですもの。

まぁ、仕方ないですね、イケメンが爽やかでピンピンしていないと、セクシーさもイケメンっぷりもアピールできませんから。

『カーネーション』では、ヒロイン幼馴染の帰還兵がシェルショックで精神を病んで亡くなっておりましたよ。
あれからたった数年で、ここまでNHK大阪の朝ドラチームが堕落するとは……。

地獄どころか田舎ロハス天国

何度も言います。
戦争という地獄に巻き込まれたのは、戦地の兵士だけではなく日本の人々もそうでした。

それなのに、主人公ご一行のやっていたことといえば?

・山菜グルメ堪能
・盗んだ電気で川魚
・盗んだ電気で家屋に灯

地獄どころか田舎ロハス天国でした(帰阪してから屋台でラブラブラーメンだし)。

主人公ご一行に想像力なり、良心のかけらなり、同情心があれば、周囲の人々が地獄を見ていたことくらい気づくものです。
が、そんなものは一切ありません。

あとは忠彦お帰りなさいという、ただの感動と時間稼ぎです。
感傷的なBGMと涙ぐむ役者のアップを流し、子役の健気な演技を見せつけ、感動しましたぁ、と言わせるだけの演出が続きます。

「忠彦さんお帰りなさい〜」
「感動した〜」

こういう言葉をツイートを拾えば、本作好評記事も出来上がり。ちょろいもんだなぁ。

ところで、真一のことはこのまま忘れたままにするつもりですか?

ラストシーンで、神部が性懲りも無く戻ってきたことは、こちらとしては予想できます。
「せわぁない」イケメン要素を、本作が逃すわけがないじゃないですか。
このまま、デスおにぎり朝ドラを続けてゆくつもりなんでしょう。

※レビューの過去記事は『まんぷく感想』からお選びください

※『あさが来た』も『べっぴんさん』もU-NEXTならスグ見れる!
『半分、青い。』全話ほか多数の朝ドラ・大河作品も視聴できますよ。
スマホでもOKです。

文:武者震之助
絵:小久ヒロ

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https://bushoojapan.com/theater/manpuku/2017/12/11/107228

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