まんぷく 135話 感想あらすじ視聴率（3/12）マルちゃん『燃ゆるとき』では何と？

【135話の視聴率は20.5%でした】

今朝は下半身無双だ！

なんなんでしょう。
最終盤なのに、スゴイ構成だ！

もう性的虐待なんですよ……

幸とレオの下半身事情ガガガ。
心配だという鈴さんですが、福子と萬平の子作りを監視したいと言っていた前科を考えると、孫にまで過剰な目を向ける人に見えて辛い……！

しかも鈴だけじゃないんですよね。

幸とレオを興味津々で観察する教団の人々。
おせっかいにも程があるというか、ワイドショー的なゲスい感じが尋常じゃありません。
そりゃあ『半分、青い。』で鈴愛と律のハグでも暴れまわりますよね。

しかし、本作の過剰な干渉は、もう完全に一線を越えているのでは？
性的虐待にならぬことをお祈り申し上げます。

氏真「ぼっち軍議辛い……」

『おんな城主 直虎』で、衰退をたどる今川氏真は見ていて悲しいものがありました。

軍議の席がガラガラ。からっぽ。
彼を支えるはずの諸将は逃げていたのです。

その場面を思い出すのが、セットや衣装。
幸の部屋は、大学生というより小学生のものに見えます。

教団のシンボルなのか、女性はやたらと首に何かを巻いている。

和服の着付けもおかしい。

逃げてません？
身の回りをセットする諸将（スタッフ）はどうなっちゃったの？

ガイジン＝金髪碧眼

『いだてん』では、西洋人は日本人の区別がつかないという史実に基づく話がありました。
まぁ、日本人も雑に「西洋人＝金髪碧眼」って言い張りますよね。

そんなに金髪碧眼だらけなのは北欧くらいですってば！
レオのことを金髪と書いている記事を見かけてめまいがしてきました。

◆まんぷく第１３５回・幸に金髪の彼氏！？ | Lmaga.jp

どこが金髪なんでしょうか。

またこんなふうにネタにされてしまいますよ。

◆色白金髪ならば君はアメリカ人だ：格闘ゲームに登場する“ステレオタイプ”なアメリカ人ファイターのデザイン6選！

あなた方は私たちの国を一体何だと思ってますか？スウェーデン？全てのアメリカ人がブロンドというわけではありません。実際のところはアメリカの10%未満がブロンドで、本当に正しく表現したければ最近のティーン達が取り入れているアニメ風の青い髪型や、ワル風のモヒカンに目を向ける必要があります。あとアフリカ系のアメリカ人にも参戦の機会を。

セクハラで炎上してから何十年経ったよ？

こういう諸問題に何ら疑問を持ってこなかった信徒たちは、現代を生きるのがどんどん辛くなっているとお察しします。

ハンカチを拾っただけで金髪美女とハグ～～～！
というのも、無茶苦茶失礼な偏見ですからね。そんなもん、国と個々人の性格によるとしか言いようがない。

そして、こういう意識が大問題なんです。

◆セクハラ被害者にも意見が飛び交う、日本人のバカげた性差別感覚

もう20年上前になりますが、私が国際線のCAをやっているときに、タイ航空に乗っていた日本人のビジネスマンが、CAさんのお尻を「ペロン」と触り、海外で大問題になったことがありました。
当時、日本ではあまり大きく報じられませんでしたが、被害にあった女性（タイ人）は、何千万円もの賠償金を要求。タイでは連日、ニッポン人の下品な素行が報じられ、同じ日本人としてとても恥ずかしく思いました。

日本ではあまりニュースになりませんのでご存知ないかもしれません。
海外では、日本人男性のセクハラや痴漢がニュースによくなっております。

日本では痴漢や盗撮で済まされるものが、アメリカではFBIが出動する事態になることもあるほど。

こういう信徒の教典は、恥さらしでしかありません。
朝から公共放送で、何をしているんですか？

白衣なんて着てられましぇーんって？

萬平さぁんは常にスーツです。
無職時代にラーメンを揚げていた時も、今回の開発も。白衣を着ている研究員とは違うのだ！ セクシーなハセヒロさんをサービスってことでしょ。

これも、全然わかっちゃいねえ。

皇帝にまでのぼりつめたナポレオンは、しばしば一兵卒に間違われました。
というのも、彼は動きやすさを重視し、工兵服を着用していたからです。

もちろん、そこまでしろなんて言いませんよ。
しかし。現場に立ち続ける常在戦場、兵士目線になれるビジネスマンは、どんなに出世しようとスーツの上に白衣を羽織る。あるいは作業服を持っているものでしょ。

萬平さぁんは、そういう現場サイドに立たない、皇帝ヅラで威張る様に見えてきます。

進歩が止まらない！ 驚きの脚本術！

おそらく最後まで進歩のない本作。
と、思ったら、いやいやいや、スタイリッシュな盗みの手口はますます進歩を遂げています。

社員の口から出てくる即席麺関連のアイデアが、驚くほどに競合他社が「元祖」のものが多くてビックリです。

そんなアイデアパクリは、視聴者には気づかれにくいんですよね。
缶詰泥棒や盗電密漁の頃と比較して、盗みのテクニックが格段の進歩を遂げておりました。

しかも下半身問題の中にさりげなく織り込むから、視聴者は全然気付かないかも。
すごいテクニックだなぁ。

それでも信徒は動じない！

まぁ、何があっても信徒は動じないでしょう。

忠彦弟子の気持ち悪い顔芸。

ラストの寝室で福子から腰を揉まれ、喘ぎ声を出す萬平さぁん。

「セクシー！」
「萌え～～！」
と大絶賛！のネット記事がお昼頃にあがるのが想像できます。

◆『まんぷく』タカの息子・大介の“大物っぷり”に視聴者「おもしろすぎ」の声｜ニフティニュース 

毎日この手のSNSを拾った絶賛記事あがりますな。
ほうほう？ と思って、記事に出てくるツイートを探してみると、驚きの結果が出ます。

ぶっちゃけ『ドコから拾ってきたの？』って思うんですよ。

考えてみれば、そんなもんいくらだって複垢で作れるし、鍵アカウントと言われればそこまで。
決まったアカウントから拾っていたとしたら、まるで意味がないはずですが、取り立てて騒ぐ人もいなければOKだって？

そんな信徒の皆さんには悲報です

こんなニュースがありました。

◆超解説『キャプテン・マーベル』米レビューサイトへの荒らし攻防戦 ─ 出演者らも呆れのコメント

見たら『半分、青い。』レビューの話かと一瞬錯覚しました。
そっくりなんですよ。

「こんなにレビューのスコアが低いんですよ！」
という指摘を何度か受けまして、そのたびに確認すると、少数精鋭部隊が昼夜問わず突撃しているなぁってやつ。

共通点があります。

・投稿レビューサイトに狙いを定め、重量爆撃している証拠がバレバレ
・ヒロインが強い
・自分の意見を持つ女性制作関係者への怒りが爆発している（この場合は主演女優、朝ドラの場合は女性脚本家）

まぁ、こういう話はタイムラグを経て日本にも及ぶでしょうから、信徒の踊りもそろそろ見納めなのかもしれません。

「戦うわけじゃない。終わらせる」
という、キャプテン・マーベルのセリフが奥深いっすね。

これに対する映画関係者のコメントに、深く頷くしかありません。

こうした場外乱闘を目の当たりにし、著名人らも呆れた様子でコメントを発している。たとえば、荒らしからの攻撃には一通り耐え忍んできたであろう『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』（2017）ライアン・ジョンソン監督は、「これこそ、新しい『認定フレッシュ』バッジですね」と皮肉。女性リブート版『ゴーストバスターズ』（2016）では、やはりネット上のアンチからの攻撃に晒されたポール・フェイグ監督も「哀れな連中がこんなことを組織的にやっているなんて、何て悲しいことか。これはマジでウィリアム・シャトナーの名言”まともに生きろ（Get life）”のままだ」と哀れんだ。また、コールソン役で本作にも出演のクラーク・グレッグは米Nerdistのインタビューに対し、「悲しいよね。絶滅しかけの恐竜が彷徨っている時ってこんな感じの悲しさなんだろうね」と痛烈だ。

なぜ荒らし行為はいつも付きまとうものなのか？『キャプテン・マーベル』ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャンクソンは、呆れながらもこう分析する。
「自分は誰にも相手にされないから、何の責任も取らなくていい。だったら何とだって言えるわけだな。誰かを落胆させたり、誰かの努力を台無しにしたいんだったら、何だって言える。すべての人が明るい状態になりたいわけじゃない。それこそが問題なわけだ。」

まさか海を越えてサミュエル・L・ジャクソンと意見が一致するなんて。
スゴイ体験です。