おはようございます。
最終回だーっ!
※よっしゃーよっしゃーよっしゃー!
今朝も異教徒の皆さんによるコメントが熱い!
【『まんぷく』みたいな大河ドラマ?『天地人』『江 姫たちの戦国』、『花燃ゆ』、『西郷どん』なら納得です!】
わかります、わかります。
『西郷どん』と『まんぷく』が重なった2018年下半期は、ほとんど地獄でした。
【『べっぴんさん』の良さを再確認できました】
【『ひよっこ2』の焼き討ちで、朝ドラへの期待が高まりますね!】
これです。
私も、放映当時は不満があった『八重の桜』の評価が、『花燃ゆ』と『西郷どん』のおかげで高まりました。
そういう意味では意味のあるドラマでしたよね。
【教団員が作りたかったのは、AVなのでは?】
受信料で朝から15分間、そんなものを作って流すことにチャレンジした教団員たち。
そのチャレンジ精神に、涙が止まりません。
【私はリタイアしました。お疲れ様でした】
ありがとうございます!
頑張ったおかげで、得られたものもありました。マルちゃん正麺のおいしさを噛み締めています。
そうそう、次回作予想もあげます。
ちょっと待ってくださいね。
歩行者天国=異教徒地獄
異教徒が嘆く、あまりに酷いクライマックス。
川井憲次氏サウンドの持ち腐れにもほどがあります。音楽だけがカッコいい。
しかもロケ地は、
「大阪ではなく神戸です!」
と来たもんだ。
激しくどうでもエエ。
もう、親指シリーズスタイルでよかったよ。
※こういうのね
それにしても、教団員はなんなんでしょうか。
あのルイージジャンパー。ナゼ、本作はこんなにもルイージ推しなのでしょう。今朝は幸もルイージパンツでしたね。
悪趣味な衣装もあってか、何かしでかしそうな教団臭が半端ない。
そして食べ歩く若者スタイルも辛い……辛いんじゃあ!
想像を超えるバカバカしさであり、こんな罰ゲームを、
「若者のファッションで〜す!」
とアピールするって、恥ずかしさのあまり額に汗が滲んで来ませんか?
だいたい、カップ麺がファッションアイテムって、無理がありすぎでしょ。
マクドナルドのハンバーガーなら、まぁわかりますけどね。
適材適所を考えないで真似すると、無残なだけなのです……。
祈ります 今日も教団員は祈るのです
女神死神・咲様に祈る鈴。
ウロウロとうろたえる真一。
見ているだけでイラつく偽天才児・大介。
教祖夫妻のヨイショに余念がない忠彦。どうせあの変な肖像画も、お布施でしょ。
イジメ顔が板についてしまった克子ともども、もう無残で……。
教団支部『白薔薇』も意味がわかりません。
教団マスコットの忠彦弟子は、顔芸とマフラーだけの存在ですか?
忠彦アトリエと『白薔薇』の距離感。
それをいうなら世良職場との距離感。
何から何までアヤフヤなまま。近所に他の喫茶店はないの? テレポート装置でもあるの?
なんなら、位置関係図をマップで教えていただけませんかね。
そう突っ込みたかったんですけれども、最後まで謎が明かされることはありませんでした。
んで、この教団支部で教団員は祈ります。
祈り、神への供物「まんぷくヌードル」をズベベと啜ります。合間に叫びます。
叫べばなんか盛り上がっているんだ、ごまかせ!
って、そういう意図の演出は、勘弁してください。朝から鬱陶しいことこのうえありません。
「よっしゃああ!」
とか言われてもさぁ。泣き叫ぶと、宗教度がアップするばかりだとなぜ気付かないんですかね。
そんなわけで最終回を迎えて、宗教化は過熱するばかりです。
MANPEI!
FUKUKO!
MANPEI!
FUKUKO!
MANPEI!
FUKUKO!
ワーワーワー!!
※異教徒からすればそこは『彼岸島』です
それでも教団員向けサービスは万全だ!
まぁ、それでもお布施を貰える教団員向けサービスにはぬかりありません。
どうせ昼ごろには、ありがちな提灯が、ピカピカ光ることでしょう。
・萬平さぁんと福ちゃんにほっこりきゅんきゅん〜
このカップルって、年代的にありえないほどボディタッチをします。
まぁ、これもサービスなんです。
【カプ厨】
という言葉がありましてね。そういう層には、ギュンギュンに届くことでしょう。
まぁ、いいんじゃない? 公式カップルですし。
・BLもオッケー♪
『西郷どん』といい、本作といい。
あまり深く考えず、BL萌えを狙っている気配がするんですよね。
萬平のボディタッチは、男相手でも発揮されます。
忠彦と神部の入浴なんてこともありましたっけ。
そんなことより、こちらは消えた克子・忠彦夫妻の息子二人が気になるんです!
結局、最終回でも消えたまま……怖いなぁ。
・カンヌで話題の演技! ありがたや〜
ゴミ拾いをして、大仰なほどに
「ありがとぅございますぅ〜」
と言う福子。
だから、そのゴミはもともと教団の出したものでしょ。
当たり前じゃないの?
そしてこれ。
手を振って顔芸しながらこう言うわけです。
「せかいいっしゅうぅぅ〜むぅぇんのたぁびぃ〜〜」
いくらなんでもやりすぎでは? 彼女じゃありません。演技指導担当者さんね。
彼女の演技に、こういう書き込みはありますよね。
「さすがカンヌで評判となった女優!」
「彼女でなければ、ここまで見られなかった」
ナゼこんな書き込みをするのか?というと
【私はカンヌの価値がわかる】
というアピールはできるんですね。
そういう意味で、制作チームはお上手としか言いようがありません。
ブランドに弱い層相手ならば、オッケー♪
当初、福子の不自然な演技は18歳だからという擁護がありました。
「こんな18歳はいない」と私は当初から突っ込んできました。
んで、どうなりました?
最終回の福子は、50歳に見えますか?
メイクではなく、言動のことです。
『べっぴんさん』のヒロインと比較して、自信を持ってそうだと言えますか?
おまけに最後には、彼女自身の育児写真でアピール。
経産婦の出産シーンを、公式ツイッターでまで、アピールしていた本作です。
最後の最後まで、主演女優の家族をダシに使い切りましたね。
見事なものだと思います。
外戚と宦官は健在です
それにしても、本作を見ている日清社員はどんな気持ちでしょうか。
高慢な萬平も、一応はお礼を言います。
しかし、それだって福子、そして外戚と宦官のみ。
真一と神部の回想シーンには、この言葉が浮かんで笑いそうになりました。
【外戚・真一伝】
【宦官・神部伝】
ものの見事に開発だの研究をした社員への感謝はないんだなぁ。
外戚と宦官が全てを吸い尽くす――まさに腐敗王朝です。
あ、世良もいましたっけ。
社員の労働の結晶である塩の中抜きをしたものの、最終回まで結局お友達でした。
・中抜き世良
・盗電萬平
・缶詰泥棒野呂
・リアル泥棒神部
最後まで小悪党がつるみ続けたドラマです。そうとしか言いようがありません。
あ、女神死神・咲様も出てきましたね。
・外戚
・宦官
・怪しい宗教
どこまでも『三国志』ワールド!
これぞ『即席麺演義』!!
※乱世の幕開けです
小道具と衣装担当者が心配で……
はい、ここで妄想会話です。
「あれだけ引っ張っておいて、まんぷくヌードル自動販売機が出てこないのか?」
「スタッフがもう限界です! みてください、このラーメン屋の暖簾とメニューを!」
「うわ、きったね!」
「こんな仕事しかできないほど、手一杯なんです。萌えでなんとかしてくださいよ!」
「その手があったか。衣装も、また補色かよ。バンコクでこんな暑苦しい衣装はないだろ」
「もう無理なんです……まんぷくジャンパーで力尽きました」
こんな惨劇が起こっていませんか?
そう突っ込みたいくらい酷い。
世界一周麺の旅ぃ〜!
そしてラストの旅行シーン。
ある意味一貫性はあります。
口に食べ物を入れた汚らしさ。わざとらしい演技。最後までそのままでしたね。
バンコクの皆さんに謝りたいほど、不潔感が漂う夫婦です。
台湾は削除して、バンコクは出す。
どういう展開だよ。
ん?
この展開はどこかで見たような。
最終回で主人公夫妻が海外旅行ね……『めんたいぴりり』だ! そうだ、アレだ!
あのドラマでは、明太子作りをやりきった主人公夫妻が、その原点である釜山を訪れるエピソードが最終回なのです。
これが実に感動的でして。
思えば、釜山の知恵で明太子が生まれた。主人公夫妻が出会った場所。思い出の場所。
あのとき明太子の知恵を与えてくれたこの土地、人々、その市場に感謝しつつ、フィナーレを迎えるのです。
しかし、あの作品にあった感動要素をぶっこぬいた本作では、失笑しかありません。
・台湾ルーツ削除のせいで、海外旅行の意義が薄れるマヌケさ
・二人の出会いを振り返ることにも、別につながっていない
・「世界各地の麺を研究する!」図書館にすらめったに行かず、うどん屋でパクろうとした萬平さぁんが何を言っているのやら
こういう積み重ねを無視して、イージーにテーマが重なる作品を真似たようなことするから、白々しい空気が漂っています。
「海外で萬平さぁんと福ちゃんがイチャイチャ♪」
まぁ、そういうしょーもないニーズは満たすかもしれませんね。
剽窃に関しても、終始一貫性がありました。
あとついでに言っておきますと、福子モデルの安藤仁子氏は、実はそこまで夫の海外旅行に同行しておりません。
むしろ幸のモデルであるお嬢様が、安藤百福氏ついて行きました。
「史実なんてどうでもいい! カップルにほっこりきゅんきゅん!」
にしても、その夫婦愛だってちょっとドラマをそのまま信じていいのかって話です。
終わったことだけ。
最終回にしても、良かったのはそれだけでした。
武者様お疲れ様でした。
今作が始まった頃、私としては内容にどうしても納得いかず、
それに反してネット上のありえないほどの高評価。
そしてここに辿り着きました。
さらに「半青」の世間のバッシングに対して、
違和感を感じていた私の気持ちに安心を与えていただいた評論の数々。
大変興味深く半年を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
朝ドラ自体は好みで見ておりますが、
駄作もあれば良作もあります。
今作は苦行といっていいほど辛い場面が多かったですね。
しかもほとんど笑いのネタとしての脚本。呆れました。
好きな野球チームが最下位に低迷していても、毎回応援に行くようなもので、朝ドラ自体は応援を辞めませんが、演者が脚本が良いという発言をしたという「なつぞら」に期待をかけて、次の半年は幸せな朝になるよう祈ります。
ドラマが始まった頃、「爽やかな朝が戻ってきた」「これぞ朝ドラの王道」などとまんぷくを褒めちぎっていた半青アンチたちが、萬平の拷問シーンに狂喜乱舞するのに呆れていました。
そんな時にこちらで「セクシーピッグ」という命名と批判記事を読み、「この方(武者さんです)に付いていこう」と強く思いました。
ドラマの内容の酷さの分析、実際の安藤百福の人間性、半青アンチの心理等、毎日こちらのレビューを読むのが楽しみでした。
ありがとうございました。
もうNHK大阪は朝ドラ制作をやめていただきたいです。
こんなにマウンテンを応援したくなったのは初めてでした。
ジークラニスター!!
これまでレビューお疲れさまでした。
四月からはなつぞらに加えてゲームオブスローンズも最終章が始まりますし、今から楽しみですね。
武者様
半年間、お疲れ様でした。
ホントウに、自販機はどうなったのでしょうかね~~w
まあ、何があっても、もう驚きませんが。
カップヌードルを当時の若者文化に訴求させようと、ホコ天で販促イベントをして、その参加者が食べ歩きしている映像をCMに使用したのは史実のようです。まあ、結局それは定着せず、最初は一人暮らしや受験生の夜食として普及していったような記憶があるのですが。少なくとも、カップヌードルを食べ歩きしている人など見たことなくて当然と思います。
歴史のねつ造や手前勝手な解釈は、カルト教団につきものですよね。
それと、今日、忠彦さんが描いていた絵が、いかにも教祖夫妻のご真影っぽく、ああ、やっぱりそうだったんだぁと、ひとり納得しておりました。
中途半端な終わり方だった件ですが、これで思い出したのは、1月も下旬になって松の内(お年玉のオンパレード)を扱ったこと。これから推測するに、
・最初のプロット原案では、歩行者天国から先の展開(自動販売機、あさま山荘、宇宙食、etc…)が用意されていた。
・ところが前半の段階で展開が延び延びになって、年越しの時点で20日遅れていた。
・帳尻を合わせることすら放棄して、最終回になったところで強制終了
こんな感じだったのかなあ、と推測します。
本当にお疲れ様でした!!
この半年を乗り切れたのは武者様の感想とここに書き込まれていた皆様のコメントのおかげでした。
昨日の朝ドラ100、武者様の仰る通り現在放送中の作品て有利な筈なのに結果としては飛び飛び再放送のあさが来たが一位で毎日毎日崇拝できた筈のまんぷくは9位でしたね。まんぷく名作!と叫ばない朝ドラ視聴者の中に冷静な目を持った人が多かったのでしょうか。次作が毎日次の日を待ち焦がれるような楽しめる作品になりますようにと祈りながらマルちゃん正麺を食します
半年間の苦難のレビュー本当にお疲れ様でした。
リッチな大阪名物といえばフグ。熟練の板前さんの手になるてっさは、向こう側が透視できる極度の薄さが売りです。
本作もその浪花グルメにちなんで、日本のテレビ史上新記録と言ってよいお見事な薄っぺらさを披露してくれました。
中華麺の本家中国には「陽春麺」というネギすら入っていない生粋の「かけそば」があります。(もちろんおかずと一緒に食べるものなのでしょう。)本作は、まさしく陽春麺でした。しかもダシも調味料もほとんど効いていない限りなく白湯に近いスープの。なのに、凄まじく悪い後味は強烈に残るという不思議さ。
最終回もやはり凄かったですね、最後の最後まで。何しろろくにちゃんと視聴して来なかった私が「次は誰々が出てきて『○○』というセリフをしゃべるだろう」と予想するたびに99%ほぼその通りだった、15分間ずっとその連続でした。これほど頭脳を一切使わずに見ることの出来るドラマも、かつて見た記憶がありません。
もしも日本一不味い飲食店があったとしたらそれはそれで逆に存在価値になるし、人々は一度は訪れてみたいと興味を持つでしょう。その意味でいろいろと朝ドラの歴史を塗り替えた(?)第99作として記憶に留まりそうですね。(留めたくないけど!)
長きにわたる執筆お疲れさまでした。
『べっぴんさん』の方も、ついに終わってしまいました。
こちらは実にいい終わり方でした。
本当に、心が温かくなる作品だったと、つくづく思います。
「ほっこり」という表現は、『まんぷく』のごとき、ごく浅薄で悪ふざけばかりしていた番組の形容に使われてしまい、非常に印象を悪くしてしまっています(自らは一切使いたくないと思う程)が、本来は、こういう心が温かくなった状態を表現する言葉であった筈。
『べっぴんさん』で豊かに表現されていた、人の様々な心理、人の縁の大切さなどは、『ひよっこ』にも受け継がれ(『ひよっこ2』でもよく表現されていました)、当然その次作でも発展する筈であったところ、何があったのか、ひり出されてきたのは『わろてんか』…
そのあと東京班が『半分、青い。』という突き抜けた作品に発展したのに対して、大阪班が次にひり出したのがこの『まんぷく』…
いい加減にしやがれ!!
元号も変わる新しい時代には、「過去にはこんなひどい作品が作られたこともありました」と記録の中に閉じ込めて、いい作品に恵まれるようになってもらいたいものです。
武者様
半年の苦行お疲れ様です。
早速、もう一度見たい朝ドラランクにも攻撃がありましたね。『西郷どん』でも、賛否がありましたけどね。