『白蛇伝説』の台本がいよいよ完成!
部員が受け取っていきます。
十勝や音問別に伝わる伝説を基にした作品であり、テーマは【個人と集団の問題】。
アイヌの伝説を基にしているようで、人物名もそうなっています。予告で見えていた衣装もそうですもんね。
はい、ここで主張したいこと。
アイヌのことを入れるだけで、脚本はじめフィクション作りの難易度は劇的にあがるぞ!
『ゴールデンカムイ』もそう。
これはもう何度でも主張していきたい。
そこに挑むということは、ものすごく大変かつ、誠意が必要なことなのです。
女優は一人 掛け持ちが大変!
ここで倉田は、女優はなつ一人だと釘を刺すわけですが。
「よっちゃんもいまーす!」
と言い出します。
よっちゃんの乙女心で、彼女は自分から女優は志願できないのです。
でも、ほんとうはやりたい。そういう子なのだ。
「私は裏方だから……」
これは、日本の女子あるある仕草です。
「そんなことないよ!」待ちだよね。
でも、それっていいことかな?
もっと積極的にいこう。
劇について、なつが気にしていること。
それは、倉田がじいちゃん=泰樹の過去まで調べたのかということ。
「知らんな」
「知らなければ、いいんです」
このへん、本当に脚本の妙だと思うんです。
チラリと見えたアイヌ伝説が基だということ。
そして、なつが気に病むほど泰樹の過去と重なること。
先週見えてきた、泰樹の愛。
こういう要素を小出しにして、視聴者に想像させてワクワクさせてしまう。
そこがうまいところですね!
舞台美術は天陽君に頼もう
倉田は、なつが絵を描けるだろうと言い出します。
舞台美術をやらせたいんですって。雪次郎から聞いたようです。
「好きだべ、なっちゃん」
って、そりゃちょっと重労働過ぎませんか。
なつは、好きなのと描けることは違うと断ります。
倉田の理想は、雪次郎の店にある絵でした。
キャンバスではなく、ベニヤ板に描いた絵です。あんな書き割りが理想なんだって。
その絵の作者が、天陽なのです。
店で気に入って、譲ってもらったんだとか、
ちなみに天陽のモデルとされている画家は、神田日勝なのだそうです。
いつもは美術部に頼むものの、なしても天陽に背景の絵を描いて欲しい。そんな流れになってゆきます。
なつは、学校の帰りに山田家に向かい、天陽本人に頼みます。
と、本人より前に、母のタミが大賛成するのです。
「光栄なことじゃないの!」
なつにも素敵なことだと言われ、天陽もやる気を見せ始めます。
彼は威張るとか、大物ぶるわけじゃない。そういうわけではなくて、天衣無縫、思うままに描きたいのでしょう。
だからこそ、ちょっと戸惑っている。
そういう芸術を愛する人柄がよく出ています。
なつは「やりたくないのではないか?」と彼を気遣いますが、なっちゃんと雪次郎のためならばとニッコリ。
あんまり時間は取れないけれど、と快諾するのです。
なつは、ここで本音を言います。
なんとしても、じいちゃんを感動させたい。それで何かが変わる気がしている、って。
これはよい着眼点ですね。
知略99ともなれば、理屈じゃ勝てないんです。
そうなったら、心。
そして情け。
ここを突いていかないと!
乳脂肪が低いって?
3人で話し合っているところに、正治がやってきました。
「うちの牛乳を飲んで欲しい」となつに勧めてきます。
「うん、おいしい!」
柴田牧場とそんなに違わないと太鼓判を押すなつ。
干し草も同じですからね。
しかし、乳業メーカーは【乳脂肪が低い】として、低い格付けで安く引き取っていくのです。
これはおかしい。
なつはそう感じています。
その日、夕方の道を走り帰ってきたなつ。柴田家の皆は心配していたと声をかけます。
まぁ、北海道はこういう危険もありますし。
照男はむっしゃむしゃとおかわりをして、なつの分は残せと注意されています。
台本ができたら遅れるって言ってたよね、と察する富士子。
なつは主役なのか、出番は少ないのか。泰樹はそこを心配しています。彼はやるなら一番を目指すタイプだからねっ!
主役ではないけど、出番は多いとなつ。
「ふっ、紅一点ともなれば主役ではござらぬか」
出た、イジワル軍師・夕見子だ。
女優一人なら女の役は一番目立つ。それは当然のことよ。
と、ここで明美が突っ込みます。
「やりたいの? 焼き餅やいてんの? 雪次郎取られるって?」
「バーカ! 子供のくせに言ってんな!」
「バーカ! 子供ばっかり働かせるな!」
軍師・夕見子と切磋琢磨することで、妹・明美の知略と舌戦スキルも成長中ですな。
個人と集団の問題
やっと高校生らしくなってきた――剛男はなつの演劇部活動を喜んでいます。
なつはおもむろに、天陽の家の牛乳について切り出しました。
乳脂肪が低いっていうけれども、そんなことはあるのか? と。
ササーッと食卓の空気が変わります。
※続きは次ページへ
サイトデザインを変えられたのですね。
こちらの方がサクサク動いて快適です。
以前のは途中で読み込みのために数秒間止まっていました。
例えばですが、
FC制のコンビニのオーナーと、コンビニ運営会社との力関係は、あまりに圧倒的。
運営会社側からどんな一方的な扱いを受けても、FC店オーナー側は従うしかない。
「嫌なら辞めて構いません。代わりはいくらでも」の世界という具合。
「農協改革」の名の下に、まるで「農協がなくなれば農家も消費者もハッピー」と言わんばかりのことを主張する向きがありましたが、その発信元をよく見れば、単に農協を切り崩して、自分のビジネスチャンスを作りたかっただけの人が「虎の威を借りていただけ」というものも少なくありませんでした。
共同出荷に全く問題が無いなどと言うつもりはありません。運営に宜しきを得られていない例などもあります。淘汰されるでしょう。しかし、生産者側が個々に分断されてしまう状況になれば、冒頭のような扱いを受けてしまうことになる。
それで、誰が利益を得るのか。
農家でも消費者でもありません。
乳業メーカーの生乳買取りの不透明さが、だんだん明らかになってきました。
「奥様封筒」など、無理をして有力酪農家を囲い込もうとし続けた無理が、天陽一家など新興酪農家への対応に現れている感じ。
こういう実態を、泰樹が気づいていない筈もないでしょう。
泰樹は、どう動くのでしょうか。
私の使用環境では、以前のデザインの方が見やすく、扱いやすかったんですが。
わがままのようで申し訳ありませんけれども。
管理人様
早速のご対応、ありがとうございました。
お手数をおかけいたしますが今後ともよろしくお願いいたします。
>匿名様
タカちゃんと神部さんのご子息ですね。
まぁ、親バカで言ってただけで、
クソガキの一面しか映像に出てきませんでしたがw
>三太夫様
ページが開いた瞬間、一気に下へスクロールすると
そういった現象が出たりしまして。
ちょうどよい機会ですので、
これからサイトのデザインを変更してみます(いつか試そうと考えていたものです)。
しばし様子見していただけますと幸いです。
※※※※の生意気な天才設定の少年?
半分、青い。の律は天才設定でしたけど生意気というわけではなかった気がしますが。
その他直近の朝ドラというとわろてんかやまんぷくには天才設定の少年なんかいませんでしたよね?
誰のこと言ってるんでしょう?
管理人様
以前から気になっているのですがレヴュー本文の一部が読めません。
例えば本日分でいうと
『三毛別羆事件には震えるしかない ヒグマに襲われ死者7名・重傷3名』
の BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)の囲み。
この囲みのため本文は
『まぁ、北海道はこういう危険もありますし。
(から)
出た、イジワル軍師・夕見子だ。』
に飛んでしまいます。
よく見ると囲みの右側に 『るなら一番』の文字が見えます。
これは私のPCのみの現象でしょうか。
改善策があればご教示ください。