半分、青い。148話 感想あらすじ視聴率(9/20)ここからがスタートだ

時は2010年――。

都内で【スパロウリズム】を立ち上げた鈴愛と律の二人は、そこで「そよ風の扇風機」開発に取り組みます。

しかし、結果は遅々として進まず。
要所要所でアイデアは出て、着実に近づいているのですが、商品化までにはたどり着けないのです。

律も徹夜で事務所に泊まるほど頑張っており、そんなある日、彼が寝ていたところにやってきた鈴愛が毛布の中へ潜り、二人はキスをします。
一体どうなってしまうのでしょうか……。

【148話の視聴率は21.3%でした】

 

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律とこんなことになって気持ち悪い

律の腕の中で目覚める鈴愛。

「ずっとここにきたかったような、ずっとここにいたような」
思わずそんな言葉が漏れます。

しかし次の瞬間、誰かが来たような物音に反応し、律に頭をぶつけあがら起き上がる鈴愛です。
このロマンチックを壊すところもいいぞ!

「やばいやばい」
そう焦る鈴愛に、律は隣の部屋だと言い落ち着かせます。
鈴愛は音の距離感が取りにくいんですよね。そういう設定が生きているなあ。

「どうしよう。律とこんなことになって気持ち悪い」
そう言い出す鈴愛。
いやいや、気持ち悪くないって!と思ってしまうのは見ている側だからですかね。

けれども、なんとなくわかる。
大事すぎて、このままずっと進みたくないからこそ、進んでしまっていいのかな。そんな葛藤な気持ち。あるんですよね。

鈴愛は、気持ち悪いという気持ちを岐阜弁で「からすない」と表現します。
かき氷を食べてキーンとなるような。むずむずする気持ちなんだそうで。

律は鈴愛からキスしようとしてきた、と言います。

「まつげにゴミがついてるから取ろうとした」
バレバレの嘘です。はい、スグに「嘘です」と鈴愛も白状しみあす。
自分から進んでしまった、そういう気まずさや照れ、戸惑いがあるのかな。

「私たちこれからどうなるの?」
律は、鈴愛のテンションに任せると言います。しかも、引き返せるとも。
小さくキス、軽くしただけ。大事に至ってはいないと。

「じゃ、そういうことで」
「どういうこと?」

この絶妙なやり取りから、お互いを大事にしている気持ちが伝わって来ますね。

勢いに任せて、何なら酒をしこたま飲ませて、関係に持ち込む。
そういうのを恋愛だの工学だの言う人もいるそうですが、それはただの欲望の発散でしょう。

鈴愛と律の間には、壊してはいけない、大事にしたい、勢いに任せて進まない、そういう繊細で大切な感情があるのです。
だからこそ、丁寧にゆっくりと扱いたい。そういうもの。ラブシーンになろうがなるまいが、尊い何かなんですよ。

月に隠れていた律という月。それを鈴愛は、やっと見出しました。
それでもグイグイ進めないのは、大事だからこそなのでしょう。

 

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菱松をやめた俺の覚悟をわかってくれ

そこへ恵子が突然登場。
バレエも習っていたことのある恵子は、抜き足差し足忍び足が得意です。しかも女子力2点ですから、鈴愛と律の間に流れる空気を清々しいほど読まないのだとか。
まぁ、そういう人だからこそ、全身緑色で自身の道を進めるんですよね。

恵子が手にしているのは、「産業機械センター」からの請求書でした。

鈴愛が、ここで焦り始めます。
律の退職金が無くなってしまう!

一方でエンジニア魂の塊である律は、焦っていてもやめられない。もう、そよ風の扇風機を思いついてから5ヶ月。出来る保証もないとオタオタする鈴愛です。

ああ、あの鈴愛の珍発明はあんまり熟慮しないで、アイデアだけでポンポン作ったんだなぁ。そんな姿勢も見えてきます。
これがエンジニア魂有無の違いかも。
津曲も持ってませんね。

「保証のある発明はない。失敗のない人生はない」
律が深い名言を言おうが、鈴愛はワタワタするばかり。

「やり直せ! 菱松戻れ! そよ風扇風機、あきらめよう」
またあの禁句まで持ち出します。
自分は人生を大胆に生きて、いろいろと挑戦してきたのに。律にはそうさせたくない、それが鈴愛って人間なのです。

傷が深くなる前に、商売は危険だからやめてしまおうと言い続ける鈴愛。
「私たちはクラッシュする!」
「扇風機はできる! 菱松をやめた俺の覚悟をわかってくれ」

慌てる鈴愛に、律は強く言い切りました。

 

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人に喜ばれるものを作りたい

本作では【おひとりさまメーカー】の素晴らしさのあと、厳しさを描きました。

それを踏まえて、鈴愛と律というコンビが、どういう組み合わせでこれを乗り切るのか、きっちり描いています。
緻密な伏線の回収です。

鈴愛は、商売の厳しさを見て不安になってしまう。
律は、ものづくりの素晴らしさを見る。
このコンビだからこそ、しっくり来る。キスとハグだけじゃない、共に戦う同士の相性もあります。

律は、晴と約束したと言います。
晴は生きている、和子さんは死んでしまった。
死人と違って、生きている人は待っていてくれると。

「ゾートロープも喜んでくれた。人に喜ばれるものを作りたい」
「ゾートロープと扇風機は違う! 律、悪いことは言わん」

そして二人の話し合いの中で、律は、ふと、あることを思い出します。

 

「いいか、よく聞け、猿でもわかる!」

ゾートロープを作った時。
律は、弥一のレコードプレイヤーで仕掛けを回転させました。

そのとき33か45で迷った――そうだ、回転数だ!

羽根の形状ではなく、回転数だと律は気づきます。

しかし、すでに風の強さは強中弱のボタンで変えている。
改善の余地はあるのだろうか。

と思ったら、律はプロらしい視点から、ACモーターをDCブラシレスモーターにすると言い出すのです。どうやらボタンで調整できる強弱の度合いとはかなり違うようです。

「いいか、よく聞け、猿でもわかる!」
ちょっと高飛車で感じの悪い言葉を使いながら、説明をスタート。廉子さんも、ちょっとわからないとのことですが、私はなんとなくわかりました。パソコン等の冷却に使うモーターなのですね。

律は、すぐさまノートパソコンで検索させます。

こういう技術考証の巧みさ、丁寧さ!
いいねえ!
いいねえ!

 

二人の人生が、アイデアになった

扇風機の決め手、ここまで来るのに色々ありました。

田辺店長のモアイ像。
花野のフィギュアスケート。

見てる方は簡単に納得しますけど……これ……本当に凄いですよ。
ヒントとなる思い出を、序盤も含めた二人の人生や会話から引っ張ってきて、しかも徐々に人生の核部分に近づけてゆく。

子役時代って、かわいいヒロインの紹介で終わるだけの朝ドラも多いものですが、本作はプロットに組み込んでいて、伏線を引っ張っている!

いや、本当に、何という流れなんでしょう!
駄目な朝ドラは、1週間の週またぎの伏線すら追いかけませんからね。

本作は、朝ドラとしてはおそらく限界に近い、伏線の引っ張り方やプロットの練り込み方をしています。
しかも、技術考証ともガッツリ組み合っている!
圧倒されっぱなしですよ、脱帽! すごいってば、すごい!!

しかも、決め手となったのは、鈴愛と律、そして晴も喜んでいたゾートロープなんですから……もうね……。

これまでの二人の人生が、アイデアになったのです。震えました。

 

「ここからがスタートだ。ここから商品を売る」

7ヶ月。
季節は夏、秋、そして冬。年をまたいで2月になりました。

「できたー!」
「そよ風の風だ」
「そよ風の風だ」
「できた」
「できた」
「データもばっちり」
「やったー!」
「やったー!」

この、同じ言葉を繰り返して喜ぶところがイイ!
同じ道を歩んで、同じ苦労をして、同じ目標を目指してきたからこそ。そういう絆がそこにはあります。

そう。この二人は、前に進む律を鈴愛が助けてきたとか、そういう内助の功を基盤にした関係ではない。
二人で手を取り合い、同じ敵と戦って進んで来た。
そういう関係だ。朝ドラでの革命……素晴らしい。

うんうん、昨日のハグやキッスも好きっていう意見もわかる。私も素晴らしいと思います。
けれども、こういう場面もいい。
かけがえがないと思いますよ。

顔を向き合わせているだけでなくて、同じ目標を並んで二人で見つめる。それもいいんだよな……。

「あっ、律、ここはゴールか?」
常にスタートを切り続けた鈴愛は、不安になってそう言ってしまうのでした。

彼女はひらけている未来が見たいのです。
「ここからがスタートだ。ここから商品を売る」
「よし、売ろう!」
「売ろう!」

二人でいいことをいうなあ。
これがダメな朝ドラだと、
「こうしてこの商品ができたのでございます。売れました」
で、ナレーションヒットをするからな!

本作でも離婚や死をナレーションで済ませることに対していろいろな意見がありましたが、こういう試行錯誤を繰り返し、2人で売っていく――そういうところが見たいんじゃないの?普通、そういうのが面白いんでしょ?

 

資金を集めて工場をおさえよう!

そよ風ファンはヒットする。
【グリーングリーングリーン】のメッセージボードに、そう書き記す鈴愛。

晴の手術は成功しましたし、グリーンパンもヒットしたそうです……って、ごめん! そのパン、アイデアスケッチの見た目がグロくて、とても売れるとは思わなかったよ、ごめん! 出来上がったグリーンパンは抹茶やさまざまな食材を組み合わせていて、確かに食えるかな……。

「うん、おいしい。いいものは売れる」
鈴愛も納得の表情。
いいなあ、本当に美味しそうだ。

「人に幸せになってもらうことが、私たちの幸せ!」
恵子も、【おひとりさまメーカー】原点回帰を言い出します。

鈴愛はここに戻って来るべきでした。それができたのも、律がいたからこそなのです。

資金を集めて工場をおさえよう!

張り切った鈴愛は岐阜に戻り、晴と宇太郎、草太に成果を報告します。まだ試作品だけど、量産して売ると宣言。大儲けもあるかもと張り切っています。

しかし、草太は慎重です。
大儲けの裏にある、大損の可能性も考えてしまうのです。

最近の岐阜県民は保守的で慎重。リーマンショックのあとですからね、県民性だけでもないかもしれません。
そういえば【岐阜サンバランド】でもそんな話があったっけ?

銀行に相手にされんという鈴愛に、両親はお金を出してもいいと言います。
二本指を立ててから、一本に……。

「100万? 1000万?」
すかさず食いつく鈴愛ですが、おい!おいおいおい! 岐阜犬の時もそうだったけど、ここは10万じゃないかな?

 

教室に忍び込み、全身でそよ風を浴びる津曲

かくして鈴愛が岐阜にいるころ。
イヤホンをつけた津曲が、なぜか【スパロウリズム】の中を覗いております。

あれ? 鍵かけてないのかな?
それとも学校だからそういう仕様って……さすがに物騒だよね?

教室に忍び込み、そよ風の扇風機をつけて、全身で風を浴びる津曲。

「ああ……これは売れる」

えっ?
な、なにすんのよ。パソコンまでつけて、パスワードをカタカタと試し始めて。
おいおい、お前なぁああああ!

何度かの試行錯誤のあと、ダダーンと起動音が鳴り響き、ログインできてしまいます。
ハタから見てれば、扇風機のデータを盗む気マンマンの津曲。

おいいいいいいいいい!
てめぇ、この野郎!
何する気だ!

来週が最終週なのに、こんなんアリなんすか!!!

 

今日のまとめ「許せないけど同情しちまう」

はい、まずはパスワードですね。
こういう津曲みたいな奴を弾くためには、ランダム生成を利用しましょう。
といっても、フィクションではそれはやりません。パスワードを突破しないとお話にならないから。

そういえば、映画の『ウォッチメン』でも、すごくあっさりとパスワード突破できていたっけなあ。
まあ、時代劇だってそんなに簡単に暗殺できないだろ、っていうのはありますし。そこはお約束ですね!

と思っていたら、編集さんのPCでもランダムではなく、ある言葉の組み合わせだとか。
周囲を見渡してみれば、パス設定してない人の方が多いって……おい!

ただ、そんな津曲も憎めないヤツなんです。
本作って、心の底から憎たらしいだけのゲス悪役があまりいない。

伊藤清も、強烈だけど可愛げがあった。
鈴愛のアイデアを盗んだことになったボクテも、嫌いになんかなれない。しかも彼なりに償いを考えていた。

で、この津曲。
わかる、わかるぞ。
息子が目をキラキラさせて、自分の創造性に喜ぶところが見たいんだよな。切ないオヤジだよ、アンタは本当に……。

もちろん、やってることは許せない。でも、なんだか同情してしまう。
やっぱり本作は大河にスライドして欲しい。
敵軍にも同情すべき理由や、義がある。そういう大河が見たいんじゃあああああ!!

……って、すみません、つい興奮してしまいまして。

さんざん書いて来ましたけれども、顔を向き合わせてキスをするのもイイ。
けれども、同じ目標に突き進み、「できた」と喜ぶ二人も素晴らしくて、もう感涙ものなのです。

そうなんだ。
男女コンビだからと、一人が後ろで支えるのではない。
同じ困難に立ち向かう、そういうコンビが見たかった。ありがとう、ありがとう。こういうのが見たかった。

昨日のラブシーンについては、
「アラフォーがハグとかキスとか、キモッ」
という心ない意見があると知りました。

 

そういうコト平気で言う人って、何考えてんのかな?

ラブシーンっていうのは、別に見る側をムラムラさせるためのものじゃない。
話題性をさらうためのものでも、ない。
ストーリー性もあったもんじゃない、お色気目的の映像ばかり見すぎなんじゃないの?

本作は、かわいいお姉ちゃんがエロいことするからムッハー、じゃねえんだ。
物語の中のラブシーンは、関係性を描くものッ!
本作はその点バッチリじゃないか!

◆著者の連載が一冊の電子書籍となっています。

この歴史映画が熱い!正統派からトンデモ作品まで歴史マニアの徹底レビュー

文:武者震之助
絵:小久ヒロ

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【参考】
NHK公式サイト

 

4 Comments

ロボヨ愛

理系の人たちの(私の周りだけかもしれないが)バルミューダの開発経緯を丁寧に読み込んで、
その発想の転換部分をそのままなぞるのではなく、少しだけひねり、変換して物語化する
(そのままなら、大人数で多人多脚を描けばよいところを、フィギュアスケートのエキシビションでの滑りにする)もう、それだけでも、スゲエと思う。
泣けるのが、3Dプリント造形後の積層跡を消すシーン。
鈴愛が、仕上げ用研磨フィルムで扇風機の羽根を丁寧に磨いているシーンが、技術屋の心をくすぐる。真面目に、大切に映像化しているところに敬服する。
DCモーターを使うことで、ゆっくりした風、自然な風が生み出せるという気づきは、幼い頃のゾートロープ作りが鍵となっていた。
ゾートロープ作りは、失聴を嘆く母を元気づけるために作ったものだが、ものづくりの楽しさや2人の絆、のちの2人メーカーの始まり、原点を示す出来事。
子供時代が2週にわたり、じっくり描かれたことが、説得力を与えたと思う。
後付けで、姑息だ、ゾートロープしつこい、飽きた、そのためだけにモアイ像に似たキャスティングにしたのか、東京に行くためだけにカンちゃんにフィギュアに興味をもたせたのか、など色々いう人もインターネットには居るけど、2008年頃の真央ちゃんは、ほんとにポンポントリプルアクセルを飛んで、すごかったもん。
全て緻密な設計図を描いて、年表書いて、考証もその分野の第一人者を招いて、その分野の人が見ても、考証スゲエや、と言わせる説得力。物語の中で決して浮いてない。捏造した歴史じゃない。
普段朝ドラ見ない技術者や研究者が見て、喜んでるんで。
個人的には、鈴芽たちが秋風先生のために作った愛犬のボードと、ロボヨに、もう一度会いたいね。

一人で屋台を引いて泥水をすする根性はあっても、
自分のとっ散らかった人生に大切な人を巻き込む勇気はない。

ここにずっと来たかったような、
ここにずっといたような……

つかの間ゆるんで、我にかえってあわあわする。
グサグサささって胸が痛いなぁ。

朝ドラとか大河とかメジャーな戦場で戦うのは大変ですね。
どの人も自分が マジョリティーだと思ってるのかなぁ。

あと、一週間が楽しみで、終わりが来るのが淋しい。

ビーチボーイ

いよいよ視聴者が待ちに待ったスズメと律のベッドシーン!でしたが、結局は色恋よりも扇風機に夢中。これでいいんですよね、あの二人の関係っていうのは。このドラマを深く深く愛して読み込んできた武者さんの解釈・解説がやっぱり的確だなと痛感します。
さてしかし、やっとラブラブパートナーになれた二人ですが、津曲の悪事のみならず嵐が次々に待ち構えてる予感。正人のいきなりのサプライズ告白は、まさか本気とは思えず、律を刺激して二人を再婚に踏み切らせようと強引に背中を押す策略かな、と私は推理しますが。しかし、涼ちゃんが復縁を要求して来る展開は十分ありそうで、そうなればきっと本気だからまた一騒動になるしょうし。時期的には東日本大震災が間近に迫っているようですし。
普通、朝ドラはラスト2週間になれば、全ての登場人物がそれぞれ丸く納まってめでたしめでたしの大団円に収束していく頃ですが、半分青いはもちろんそんなイージーにいきません。最後こそむしろ目まぐるしい大波乱で楽しませてくれそうです。エキサイトしてます。

足元

そうか、武者さんには物語のつながりが見えるんですね。スズメちゃんへの愛は同じですが、物語構成への評価は、私は異なります。

私には、たなべさんの扇風機アイディアは彼のエピソードである必然性がなく、かのちゃんのフィギュアは、扇風機のアイディア伏線のために始めさせられたように見えました。それぞれ、「伏線」を生み出さんが為のアリバイ作りに見えてるんです。他のエピソードも然りです。

物語が、物語装置(舞台やキャラクター)の自家発電(内部からの自律エネルギー)によって動いていない。外部(脚本家)の思惑や都合によって動かされているように見えています。

もっとも、物語内部の自家発電で動くコンテンツを提供するのは、とても高度な技だと思います。物語の全ての因果を語ってしまうと想像の余地がなく、ただの説明文になっちゃいますよね。物語は、視聴者の脳内で自然に動き出さないと、響かないのだと思います。それぞれ共感ポイントが異なる視聴者の脳内に物語を生み出すその描写の塩梅をコントロールするのは、本当に高度だよなあと。

一昨日「物語は騙されてなんぼ」とコメントしましたが、この、脳内に自然に物語が動き出す状態が「騙されている(入り込めている)」ということだと思います。この脚本に、私はうまく騙されることができてないんですよね。(もちろん、そこそこ楽しんではいます。)

多くの人が入り込める物語もあれば、その逆もあり、そこに良し悪しはないと思うのですけど、朝ドラは多くの人をターゲットにするメディア枠だとは思います。それを可能にするのって、センスなのか努力なのか運なのか…なんであれ、挑戦的な物語で多くの人を共感させたなら、それはもの凄いことだと思います。

物語内に自律エネルギーのある物語は、本当に豊かで、それを味わう体験は愉悦です。そういった物語体験は、そうそうないですし。武者さんが半分青いでそこまで享受されているのは、とても羨ましい。

連日長々とすみません。またコメントするときもあるかと思いますが、よろしくお願いします。いつもレビュー、楽しみにしています。

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