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まんぷく 39話 感想あらすじ視聴率(11/14)全員山守

更新日:

名優・菅原文太さんが若かりし日。
小学生ぐらいの男の子から、真剣な顔でこう言われたそうです。

「一緒に山守を倒しましょう!」

山守とは映画『仁義なき戦い』の中で金子信雄さん演じるヤクザの親分で、守銭奴の上に性格がクズそのもの。
菅原文太さん演じる広能昌三らを口八丁手八丁でトコトン苦しめておりました。

菅原さんは少年をなだめてラーメンを食べに行ったそうですが、当時は、
「山守だけは許せない!!」
「あのゲスほど腹が立つ奴らがいてたまるか!」
と大きく話題になったのです。

※1分のところで出てくる、命乞い云々を語るおっさん

私も同じ気持ちです。
山守よりゲスな夫妻がいてたまるものかと思っていました。

『まんぷく』を見るまでは……。

【39話の視聴率は20.9%でした】

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世良も今はまだ命の恩人のはず

なぜ毎朝、『仁義なき戦い』について語るのか?

「それもこれもあの山守の後継者のせいじゃけえのう!」
怒りのあまり、ヤクザ映画みたいな口調で申し訳ございません。

本作の立花夫妻が、まるで山守夫妻(夫婦でどうしようもない存在だった)を彷彿とさせるからです。
あっ、鈴も含まれますが。

彼らが山守な理由を取り上げてみたいと思います。

まず、憲兵から救ってくれた命の恩人であり、かつ重たい塩を運んで売ってくれた世良に対する立花萬平(まんぷくモデル安藤百福)の態度が最悪です。

世良が塩の売上1,500円も中抜きしたことはまだ知られていません。
今の段階で、酷い態度を取るのはおかしいのです。

これは作り手が視聴者側に甘えているからでしょう。

「立花の態度が悪くても、視聴者は世良が悪役だと思い込んでいるから気にしないでしょ」
というスタンスが酷い。
視聴者の理解力を低く見積もっている証拠にほかなりません。

憲兵から救ったのは福子(まんぷく立花福子モデル安藤仁子)だって?
いやいや。ギャーギャー泣いて頼むしかできなかった無能じゃろが。勘弁してつかぁさいよ。

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武士の娘だって台所シゴトするわい

ここから先は箇条書きで挙げて参りましょう。

・発明家らしい工夫をこらして高品質の塩を作るのかと思ったら、若い衆に「ちゃんとやれ!」と叱咤するだけ
→若い衆の負担が増える事もまるで気にしていない

・若い衆は昇給があるどころか、食料を減らされて空腹に陥り、自給自足をする羽目に
→完全にブラック搾取なのに、コメディタッチで描きおった。

・鈴は、私たちだって食事を我慢していると大威張り
→名将っちゅうもんは、粗末な寝具で眠り、兵士と同じ粗食をとることで、感動させるもんでしょ!このバグ満載【ブケムスメプログラム】を書いた人は、日本史の勉強を一からやり直してください。

・孫には茶色い塩を食べさせたくないけど、他の人ならエエと開き直り
→親族の国費留学を美談扱いする『西郷どん』といい、身内贔屓プッシュのどこが美談よ?

・武士の娘なのに鯛をさばけない
→武家の娘だろうと台所で家事はしたんですよ。ましてや、武士にとって験がいい、縁起物の鯛が捌けないのはあまりにおかしい!

・若い衆に自分たちの不備を詫びることもなく、夫に顔を近づけて励ますことしかできない無能福子
→彼女には「内助の功」なんてものはなく、ただの熱狂的な信者です。母が不安がろうが、若い衆が困っていようが、「ダーリンが幸せならばいいのぉ〜」。
あのゲスな山守の女房だって、もうちょっと若い衆に気を使っていたよな、と真っ暗な気持ちになりました。

・料理人スキルを発揮した赤津を、搾取する気満々
→「私のしもべになりなさい〜〜!!」って、冗談でも笑えない、酷いです。これがホンマの武家の娘だったら、謀叛待ったなしです

・打開の鍵はハナ夫妻の借金
→発明じゃないんかーい!

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借金しまくりで部下を搾取って

ついでに言うと、展開が先読みできましたね。

①世良が悪事を働く
②福子と鈴はバカなので怒るが、寛大で賢い立花は許す

要するに、加地谷の使い回しですわ。
どうせ世良に、塩でもあげて泣かせるんでしょ? はぁ……。

確かにハセヒロさんはセクシーですが、こんな根性の腐りきったブラック経営者にうっとりしろと?
外見がよくても、中身は山守親分以下では土台無理な話です。

部下を責め立て、殴りそうなリアクションして。
自らの専売特許である【発明】でシゴトを楽にさせてやろうなんて気概はゼロ。

立花が発明に熱中する理由って、
「自分が好きだから」
それだけじゃないですか。

借金を返せる目処も立っていないのに、塩をやるからと恩を着せてラーメン屋を貸し切りにする。
味が薄くたって、商売は成り立っていたというのに何なのでしょう。

見通しの甘い売上計算ももってのほかです。

余剰資金を貯めることもせず、うまいものを食い騒ぎ、部下の給料に反映させることもない。
部下が不満を見せたら「クビにする!」と脅しのようなことを言い出す神部をたしなめもしない。

仕事も帰る家もない、困窮した身の上につけ込んで搾取している構図が完全に出来上がってます。しかも、自分は借金しまくり。

なぜか崇拝されるから何したって安心よ♪

慰労会も酷いもんです。
下手くそな漫才しかできず、ビール一本すらださない。

こんだけ部下を使い捨てにしてよくもまあ、
「私たちは人を幸せにする仕事をしてまぁ〜〜す!」
と言えたもんです。

『西郷どん』でも、血税でキャバクラに入り浸る官僚をカッコつけて描いていますが、どうしてこういうゲスが人の上に立つ姿をアピールするのでしょう。

こんなゲスでも、連中は安心なんですよね。

明治の民衆は、反乱を起こしたり、政府首脳を暗殺したりしたもんです。
東映ヤクザ映画なら、若い衆が激怒して拳銃片手に乗り込んで来るもんです。

しかし、『西郷どん』の民衆も、本作の若い衆もナゼかゲスを崇拝するのです。

その辺の風合いがよく出ていたのが、兵士だった若い衆・岡のセリフです。

「お前たちのせいで戦争に負けたと、子供が石をぶつけてきた」

ちゃうちゃう。
戦後の回想をちゃんと勉強してください。
兵士が被害者ということくらい、子供でも理解できています。米兵のジープを見れば、こりゃ勝てないと思ったもんです。

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当時の日本の民衆が怒っていたのは、軍部、指導部、それに自分たちを痛めつけた憲兵あたりです。

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