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まんぷく 112話 感想あらすじ視聴率(2/13)歓喜で踊りだす教団幹部たちの狂気

更新日:

いくら何でも連日申し訳ありません。
本作を見ていて思い出すのは、こういうやつなんです。

蒼天已に死す!
萬平当に立つべし!
MANPEI!
MANPEI!
MANPEI!
MANPEI!
ウオオオオオオオオーッ!

【112話の視聴率は22.7%でした】

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萬平ラーメン教は今日も行く

もうダメです。
本作は、どこからどう見ても【萬平ラーメン教】としか説明がつかない。

例によって挙げていきます。

・全員が美味しいと思えるものなぞない

以前も指摘しましたが、食物の好みなんて千差万別。
誰が食べても美味しいものなぞ存在しません。

ちなみに『マッサン』のエリーは、実はウイスキーの味がわからなかったという、茶目っ気のあるオチがついていましたっけ。
それでエエやないですか。

・聖なるルイージ福子の法悦

私は生まれてこの方、食事中に叫んだことなんてないし、誰かが叫ぶのを見たこともありません。
ゆっくりと噛みしめて、これは美味しいなあ……と思ったことはそりゃありますよ。

だいたい、口の中にものをほおばったまま、奇声で怒鳴り散らすって行儀としてどうなのよ。
食事で最も大切なマナーではありませんか?

※『ダウントン・アビー』の食事シーン、1:20あたりからの演技にご注目

こんなに絶叫するって、宗教的な法悦(エクスタシー)に至ったとしか思えません。

The Ecstasy of Saint Theresa/photo by Alvesgaspar wikipediaより引用

・福子は守護、主語は無用

文春オンラインでは、こんな記事がありましたけど。

◆朝ドラ『まんぷく』で「萬平さん」連呼の安藤サクラにモヤモヤする“わたし”が主語になる福子を見てみたい

福子は己を消し去り、萬平を守る守護であって、主の意識を持つなど無理。
神様は萬平様だけなのです。

・チキンラーメンのコシ

いや、もう、本当に指摘するのも嫌気がさす。
チキンラーメンにコシなんてないでしょ。

・チキンラーメンのセールスポイントって

マズイとは思わない。されど美味しいから買うワケじゃない。
チキンラーメン最大の売りは簡易性でしょ?
メインテーマのセールスポイントを把握していないってどういうことですか。

・完成していません

「完成だーッ!」
「ばんざーーーーい!!」
と、狂ったように庭で踊り出す。

これはさすがにテレビの前の信徒たちでさえ、ついていけなかったのでは?
教団幹部による歓喜の舞。
いや、もう、絶句するしかありませんでした。

宗教儀式に力を入れるのもいいんですけど。まだ完成からはほど遠いんですよ。

最大の問題は
・大量生産
・パッケージング
であって、技術的にやることは山積み。
試食完成段階で浮かれて喜ぶなんて、本当に萬平は、全くエンジニアタイプではありません。

皆が盛り上がる中、一人だけそのことで頭を抱えているのがエンジニアでしょ。

・広告だーーーい好き!

やっぱり本作って、本質的にプロモーターのドラマなんですね。
ネーミングとか広告とかで売れて、ホイホイと簡単にセレブ気分を味わいたい――そんな欲求だけはビンビンに伝わって来ます。

エンジニアタイプは、そういう表舞台で功績自慢するようなことはむしろ不得手。
ソニーとかホンダの創業話も必ずそこが話題のテーマになりますよね。

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エンジニアというかアカデミックタイプといえば

では、エンジニアタイプってなんぞ?
史実ですと、竹鶴政孝氏です。

周囲からすれば、コスト的に見合わない不要なコダワリに固執、サントリーと対立し、とことん追究できるニッカを立ち上げたわけです。

私は『マッサン』における二級酒描写が不満でした。

二級酒なんて、色を付けた適当なものを売ればいいという流れであったのに、竹鶴氏は異常なまでのこだわりを発揮。
配合できるギリギリまで寝かせた原酒を加えていたのです。

実に彼らしいこだわりです。

竹鶴氏は、冷酷でも、人間的にも悪い人でもないと思います。
妻や同僚への愛も一途でした。

しかし、あまりにゴリゴリのエンジニアタイプであるため、『マッサン』では描写全体をかなり丸めておりました。

海外ドラマですと『SHERLOCK』のシャーロック・ホームズですね。
彼は、原典のキャラよりも変人に設定されていて、周囲と打ち解けられず、その気すらなく、ひたすら我が道をゆくタイプにされておりました。

原作の年代では紳士としてそれなりに尊敬されたものの、現代社会では空気の読めない探偵バカ、変人となってしまうのです。

理解できない相手からは
【犯罪に興奮する変人】
【キモい犯罪オタク】
扱いであり、犯罪現場に駆けつけてもこう呼ばれる始末です。

「変人入りま〜す」
とまぁ、さんざんな扱いなのです。

その際だった知性や洞察力を誇らない、言いふらす気も、目立つ気もゼロ。
そういうシャーロックの活動を、ジョン・ワトソンがブログで宣伝する。そういう話です。

こういう、暗くて一直線で、周囲の見た目を気にしていないし、どうでもいいし、宣伝活動は誰かにブン投げて、籠もりきりで崩れた本の山に埋まっている――。
『まんぷく』でも、おそらくそういうタイプの萬平にしたかったのでしょう。

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それが、どーしよーもなくハズれている。
ハッキリ言いますとうまく描けていない。
まるでかみ合っていないんです。

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