いよいよ五代友厚の退場です。
私の中ではナイスな五代はんは先週すでにお亡くなりになられ、今いるのは残念な五代なので、ちょっとテンションがあがりません。
逆転して欲しいところではあるのですが。
この店に女の社長なんていない
あさはその後もよさそうな炭坑を買い続けているようです。
資金の出所がよくわかりませんし、炭坑の視察も商談もなく、子ども用の本をめくってペンギンを見つけて喜んでいたりするだけなので、ちょっと活躍ぶりが見えてきません。
ペンギンネタもいささかしつこく、巾着も最近はちょっとくどくなってきたなぁ、と。
加野屋には、女の社長に会いたいと来客がやって来ます。
すると雁助が激怒し、この店には女の社長なんていないと追い払ってしまいます。
八代目である榮三郎を重んじる忠義ゆえですが、客商売でこの対応はどうかと思います。
フラグ立てるにしても、やり方がもう少しあるのでは?
榮三郎も卑屈なほどあさにへりくだっています。
その様子を、いがぐり頭をした一人の客がじっとみつめています。
あさをひたすら褒めちぎり
宮部はいつの間にか、洋装になっておりました。
あさが、連れて帰ってきます。
椅子とテーブルで、宮部をもてなしステーキを食べています。
皆フォークとナイフの中、宮部だけ箸を使っていて芸が細かいのですが、テーブルの面積に対して皿の数が多すぎる気が……。
ここは宮部があさをひたすら褒めちぎります。あさの功績を宮部が説明しまくっているわけです。
宮部が褒めるのはよいとして、雁助にももうちょっと何か欲しいなぁ。彼も炭坑で頑張っていましたよ。
その後、あさは千代の耳たぶを触りながら寝かしつけています。
せっかく千代が寝たところなのに、その横で銀行に関する相談を始めるあさ。
先週ラストのように感動的に泣かせても、こういう、ちょっとどうかと思う行動を積み重ねるから、台無しになっている気がするんです。
耳たぶを触る仕草はとても優しいのになぁ。
新次郎は巾着を手に取りそっと逃げ出してしまいます。
「私が死んでも私が作った大阪は残る」
新次郎は宮部を連れて大阪見物へ。
ここで榮三郎があさに出くわし、銀行の話を新次郎としたのかと尋ねます。あさが「銀行の話だとわかるなんて頭がいい」と言いますけれども、あんだけしょっちゅう銀行のことを言っていたらわかって当然でしょうに……。
あさの銀行事業への思いも、始める始める詐欺になってしまいそう。
確かはつが和歌山に行くあたりから言っていますから、もう十年くらい経過していますよね。
あさは五代を訪れます。
本題のあとペンギンについてあさが触れようとしたところで、別の来客が来てしまいました。
このとき五代の顔色が悪いとあさが言うのですが、実は最近、あさを演じる波瑠さんの顔色も悪く、メイクしていても目の下が薄紫になっているのがわかるんですよね……。
以前、健康不安説も出ていましたし、『マッサン』のシャーロット・ケイト・フォクスさんも、後半はかなり体調が悪くなっていたと言います。
ちょっと心配です。
五代が「私が死んでも私が作った大阪は残る」とまたフラグと立てました。さすがに「死ぬ死ぬフラグ」が多いかなぁ、と。
人気キャラだからそれで視聴率引っ張りたい気持ちはわかりますけど、先週とまとめて一週間じゃダメだったんですかね。数字が大事とはいえ、さすがにくどいです。
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文:武者震之助
絵:小久ヒロ
※レビューの過去記事は『あさが来た感想』からお選びください
※あさが来たモデルの広岡浅子と、五代友厚についてもリンク先に伝記がございます
【参考】
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