なつだけでも、北海道へ連れて行ってくれ。
自分まで行ったら、妹・千遥を迎えに行けなくなって、かわいそうだ――咲太郎はそう気遣います。
なつも迎えに行く。
それまでの間、預かって欲しいと頼む咲太郎です。
しがみついて泣くなつ。
しっかり働いて、必ず千遥と一緒に迎えに行くからと誓う咲太郎。
ここは感動的であるだけではなく、作劇上重要です。
生き別れた人と、どう再会するのか。
これはポイントになりましょう。
『半分、青い。』の鈴愛と律は、この再会まで会えて引っ張ることをポイントとしていたのだとか。
「すぐにくっついたら、それは引っ張っていない。むしろもったいない!」
そういう考え方もあるのです。
「なつを幸せにしてくれ。不幸にしたら許さないから、覚えとけー!」
咲太郎が必死で叫ぶところも、よいものです(見ている方はここで号泣ですね……)。
預かってもらってなんだ、子供のくせに生意気だ、とならないところも本作の優しさです。
下の立場の者は、顔色を伺ってビクビクしていろ。
そうマウンティングすることって、もうかっこ悪いんですよ。
怒りを通り越したらどうなるのか
ここまで聞いて、捜索隊の面々はホロリとさせられています。
本作の巧みなところは、説明をここまで取っておいたことです。
なつを引き取った当初にこの説明があると、ここまで感動しないはずです。
富士子はじめ大人たちは、兄の負担を減らすために我慢してきたなつを思い、胸を痛めています。
「会いたくなっても仕方がないさ」
なつは怒っているだろう。そう思いをはせる富士子です。
この言葉から、本作の女たちは不満があればガンガン怒ることも伝わってきます。
なんてったって、咄嗟に
「頑固ジジイ!」
と父を怒鳴る娘だもんね。思ったら、自然にそういう言葉が出てくるのです。
ここで、その頑固ジジイこと泰樹は、高い知略でこう分析します。
怒りなんてとっくに通り越してる。
怒る前に諦めとる。
それしか生きる術がなかった。
あの年で。
怒れる者は幸せだ。
幸せを守るために怒る。
争いごとが嫌いで、怒ることもできなくなった。
望みはただ、生きる場所を得る事だ。
この言葉は、ものすごく大切なことだと思います。
このレビューでも取り上げてきた【Metoo】のような怒りを示す運動をめぐり、バカにする動きも出ています。
◆マツコ・デラックス「フェミニストは想像だけで性を語る超ブス」。だからフェミニストはセクハラ批判の資格を持たない?
ここで、ちょっと泰樹流で考えてみましょうか。
怒ることは、幸せだ。
守るものがある。
そう! 怒るっていうのは、別にネガティブなことではありません。
・怒りはハッピーだ。幸せのため、自分のあとに続くため、よりよい世界のために怒ることは、実は幸せなんだ!
ここで、もうちょっと邪悪な真田昌幸流で、考えてみましょうか。
・怒ることを止めようとすること。それは相手が危険視しているということじゃ。この策でよい。もっと怒り、怒りを広げ、奴の城を焼き尽くすのじゃー!
雑な批判、反論は、むしろ弱点を晒します。
気をつけましょう。
空気を読むより怒りを示せ
泰樹は、怒りをポジティブにとらえる。
そんな先進的な思想をズバリと付いてきます。
これは、実は日本ではむしろ伝統的な考え方かもしれません。
戦国時代、怒れば庶民だろうが武士だろうが、容赦なく反逆しました。
下克上ヒャッハーでした。
外国人宣教師がこれはとんでもない国に来てしまったぜ、と驚くほどでした。
江戸時代も、後期になると怒りに満ちた民衆パワーで、関東地方がとんでもないことになっていきます。
明治時代も、この傾向は続きまして。
明治時代の政治家は、暗殺に倒れた、重傷を負った。そんな人物も多いものです。
自由民権運動も、実はなかなかアグレッシブな展開を見せております。
そんな彼らを情け容赦なく取り締まり、そのせいで暗殺ターゲットにされた人物。
『いだてん』三島弥彦の父です。
彼の母・和歌子が仕込み杖を携帯しているのは、夫を守るためのものでした。
これを危険視し、取り締まりを強化し始めた。
それは日露戦争の後です。
言論弾圧もセットになっていました。
むしろ伝統的にみてくると、日本人って全然空気読めないのよ。
読めるようになったのは、江戸時代中期や日露戦争以降。
やたらと怒っている人は、むしろ原点回帰してんの。
「最近はSNSでも怒っている人が多いけど、空気を読んで楽しく生きます」
みたいな投稿もチラホラ見かけますが、まぁ、それはあんまり伝統的な日本人の作法とは言えないんだわ。
怒りの可視化と北海道、そして2019年は、相性がよいのかな、運命かな、って思います。
ここでも取り上げている『ゴールデンカムイ』のアイヌ像は画期的です。
それも、怒り、かつ策略をめぐらせているからなのです。
和人は長いこと、アイヌはろくに思考回路をめぐらせることもできないと、見下し騙す傾向がありました。
アシリパ以下、あの作品は違います。
彼らは強く、賢く、遠大な計略を立てています。自分たちの搾取や差別に怒りを見せているのです。
そういうアイヌ像を、和人のフィクションが避けて来たのはナゼか?
怖いからです。
アイヌを見下すにせよ、善意を抱くにせよ。
彼らは無欲で無害、和人の行って来た搾取にやり返さないと思いたかった。信じたかった。
そんな時代では、もうないんだわ。
生きるためには水だ
その頃なつは、川べりに行きます。
と、偶然、クラスメートの天陽が釣りをしておりました。
兄と買い物に来て、彼だけは暇つぶしをしていたようです。なつも、自分も買い物に来てここで待っているのだと言うのでした。
さて、ここで泰樹がこう言い切ります。
「一人で生きようとするなら、水だ」
知略99は、こうなります。
有能かつ勤勉の軍師タイプ。昌幸と完全に一致。
・子供の脚力を踏まえた行動範囲
・生存に必要な要素を経験から推測
捜索範囲を的確に絞る。こういうことができる。
これがもし駄作なら……わかるな?
タイプ:無能かつ勤勉
「片っ端から皆で捜索だーーーー!!」
→そして偶然見つけて、大仰なBGMで泣かせにかかる。もうエエわ。
天陽は、なつのおかしな様子に気づいています。
魚を食べたがること。
いくらなんでも、ここでそんなものを食べたがるのはおかしい。
家で何かあったのか?
寂しそうだ。
これも彼の観察眼のおかげです。
馬の絵からも伝わって来ましたが、彼は動きや様子をじっと見ているタイプなのです。
ここで、天陽の兄である陽平も登場します。
なつを気遣いつつ、学校で会おうと言い立ち去ってゆくのでした。
なつよ、そんなに寂しく笑って見せるな――。
そうナレーションが語る中、明日へ。
「内向性」の描く世界
ここでコメント欄で指摘のあった、鈴愛となつのタイプについて。
細かいところでは、違います。
実はかなりざっくりとした、心理学準拠の分け方で同じところに入れています。
それはざっくり言いますと、【内向】と【外向】です。
前者が少数派で、諸説ありますが四人に一人くらいとされています。
それ以外は、結構違いがありますもんね。
近年の朝ドラを中心に【内向】をちょっと示してみます。
内向+アーティスト:空気が読めない、夢みがちな子。基本的に優しく、不器用。男女比の差がそこまで大きくない。
・奥原なつ(『なつぞら』)
・楡野鈴愛(『半分、青い。』)
・秋風羽織(『半分、青い。』)
・天野アキ(『あまちゃん』)
・小原糸子(『カーネーション』)
・金栗四三(『いだてん』)
・古今亭志ん生(『いだてん』)
・真田幸村(『真田丸』)
・大谷吉継(『真田丸』)
・新島襄(『八重の桜』)
・上杉謙信(『風林火山』)
内向+研究者or軍師:一歩間違えると謀略ヒャッハー。気がつくと消えていてトイレあたりで考え事をしている。「あいつ、なんか気持ち悪いよな」と言われていると本人もわかっている。うるさいわ! 男性が多い。
・萩尾律(『半分、青い。』)
・菱本若菜(『半分、青い。』)
・西門悠太郎(『ごちそうさん』、娘・ふ久も)
・小野政次(『おんな城主 直虎』)
・酒井忠次(『おんな城主 直虎』)
・真田昌幸(『真田丸』)
・本多正信(『真田丸』)
・石田三成(『真田丸』)
・直江兼続(『真田丸』)
・西郷隆盛(『八重の桜』)
・山本勘助(『風林火山』)
・武田信玄(『風林火山』)
ちなみに****には、【内向】であるとはっきりと認識できる人物は、出て来ません。
他の作品と比べると、こうなります。
少年漫画黄金期とされる傑作
【内向】『ジョジョの奇妙な冒険』
【外向】『ドラボンボール』『ONE PIECE』
今では大人気作品と認識されている『ジョジョの奇妙な冒険』。
現在もアニメ5部放映中ですね。
原作の連載とアニメに、これだけライムラグがあるのはナゼなのか?
実は、高評価を受けてはいたものの、そこまで人気がなかったのです。
アンケートシステムですと、掲載順位が低迷するのです。特に複雑化した5部以降は顕著でした。
その理由として、難解かつあまりに【内向】傾向が強いからではないかと思います。
5部主人公のジョルノ・ジョバーナとその父ディオ・ブランドーは、はっきりと【内向】傾向があります。
一応形式的には、ジャンプ黄金原則「友情・努力・勝利」に則っています。
しかし、その一方で『ジョジョ』は相手の特質を見極め、それに対して頭脳を使い反撃しないと、どうにもならない世界観です。
「オラにみんなの力を分けてくれー!!」
という世界観からは遠い。
そのため、難解なのです。考えなければ、スタンド使いは勝てません。
この作品根底にある安心感
さて、ここで考察の続きを。
上であげた通り、脚本家・大森寿見男氏は【内向】傾向のある軍師・山本勘助主役の『風林火山』をきっちりとこなしました。
今にして思えば、あの勘助も結構気持ち悪い言動がありました。
ただ、勘助が邪悪というよりも、空気を読めなさすぎてそうなっていた……。
【内向】を理解するクリエイターの作る【内向】タイプの物語は、よいものとなり得ます。
特に歴史モノとの相性は抜群です。
ちなみに【内向】傾向のある人物は、人生において結構楽しくないこともあるものです。
空気を読めない。
陰キャ。
そうよく言われます。
うるさいわ!
じゃあ【外向】型はどうかって?
地道に勉強するなり、意見を取り入れるなりすれば、よいものを残せます。
しかし、間違えてしまってはいけない。駄作を作りかねない条件を備えることもあるのです。
【外向】傾向しか理解できない、しようとしないクリエイターが、【内向】キャラクターを描くとおかしなことになります。
【内向】が好きで得意な、地道なロジックによる組み立てができない。
一人で考えることの大切さがわからない。空気を読めるように書き換えてしまう。
最悪の場合、ただの不愉快な奴になる。
本来【内向】のモデルを【外向】にした結果、歪んだ一覧:
****の人物全般(※ただし**さぁんモデルである安藤百福氏自身は【外向】)
小橋常子(『とと姉ちゃん』)
白岡あさ(『あさが来た』、後半が顕著)
亀山政春(『マッサン』)
村岡花子(『花子とアン』)
西郷隆盛(『西郷どん』、彼以外もそういう人物が多い)
梶取美和子(『花燃ゆ』、吉田松陰はきっちり【内向】でしたが)
黒田官兵衛(『軍師官兵衛』)
直江兼続(『天地人』)
どうしてこうなるのか?
それは、世間の求める人物像が圧倒的に【外向】であるからです。
「その理屈はおかしい」と言って怒るとか、反論するとか。そんな奴はいらない。
そうなってしまう、このままじゃ嫌われ者だよ〜と言われるから、余計なお世話で性格を変えた結果、何かがズレてしまうのです。
特に、これは女性ほど顕著な傾向にあります。
だから【内向】ヒロインは朝ドラでまだまだ珍しいのでしょう。
あとこれです。
【オタク=内向】
ではありません。
これはものすごく重要です。
ハッシュタグで祭りをしている時点で。
SNSのフォロワー数の増減をいちいち気にする時点で。
受け狙いの投稿を考えている時点で。
LINEグループの投稿にそわそわしている時点で。
大量投稿で世論誘導したいという時点で。
大丈夫だ。
キミは【内向】じゃない。
まだまだ、大丈夫だ。多数派につこうとしている。空気を読んでいるからねッ!
そしてここで一番困るのは、**さぁんタイプなんです。
自分は本来空気を読める【外向】。
お勉強嫌いなのに【内向】クリエイターだと思い込んで、いじめとマウンティングに走るタイプ。
そういうのはもうやめようね!
約束だよ!
※スマホで『なつぞら』や『いだてん』
U-NEXTならスグ見れる!
↓
文:武者震之助
絵:小久ヒロ
北海道ネタ盛り沢山のコーナーは武将ジャパンの『ゴールデンカムイ特集』へ!
私も「外向」タイプの好例を聞いてみたいです。歴史上の人物で言うと、坂本龍馬や人たらし秀吉あたりですかね?創作物だと『半分、青い』津曲さん、『いだてん』嘉納先生とかかなぁ。
「内向」がクリエイター型や軍師or 研究者型と、更に細分化されるのと同様、「外向」も分類がありそう。他者への働きかけに長けた影響力の強い謂わば能動型と、他者への共感に長けた気配り思いやりの受動型とか。あ、安仁子は受動かも。
一長一短あって、それぞれ協力し合える物語や、現実世界だったら素晴らしいなぁ。
暗く重くならず、その時代の深刻さ、悲しみがストレートに胸に迫ってきます。番組開始直前のNHKアナウンサーたちによる一言で、「まんぷく」で描かれた戦後の悲惨さとつながってますね、みたいなこと言ってたけど、いつ「まんぷく」で戦後の悲惨さが描かれていたっけ?こちらのレビューを読むともう一度録画していた「なつぞら」見たくなります。
つい連投してしまいまして、今更あれですが、コメントのお返事等はどうぞお気になさらずに。毎日の力のこもったレビューをありがとうございます。なつぞらは良い意味で閲覧者の熱気をうむので、それをお一人で受けるのは大変だと思います。とはいっても応えようとされるのではないかなと思いますが、こちらのレビューの一ファンとしてお伝えしたく。
ジョジョにまで話が広がって「内向」「外向」持ち出されると、もう、だめですよ、それだけでン千字のコメントをお返ししたくなります笑
「内向」「外向」おもしろく読みました。ただし「外向」のポジティブ例がないので、少し落ち着かなくて…武者さんの定義する「内向」「外向」が明確に知りたくはなりました。
書かれていることから想像すると、武者さんはアーティストであれ政治家であれ真にオリジナリティある仕事を残すタイプを「内向」と考えていらっしゃるのかなと思いました。その為には必然的に世間でなく自分の中を探索する「内向力」が必要になるので「内向」タイプ。
一方で「外向」は、世間の趨勢を読むのに長けている。とすると「内向」が叩かれながらも切り開いた道を、広く一般に広げていく役割が「外向」の方なのかな。互いに理解があると、いいタッグが組めますよね。
「内向」だけではやはり社会はなりたたないと思います。自分と異なるもの、これまでと異なる時代が怖いのは生き物として当然だとも思います。
ちなみに私は最近、とりあえず現代に限ってですが、世間がクリエイティブなものに無条件に心酔しすぎなのかもと思っています。だけど本当は、クリエイティブなもの、自分と異なるものは、怖いと思うんですよね。そこを認識すれば、無暗な少数派への差別が穏やかになるのでは、また、少数派を受け入れる努力自体がもっと正しく評価されるのではないかと思っています。
絵の中のお父さんの顔、内村さんに似ていましたね。明るくて面白い人と説明もされ、これはもう!と思いましたよ。
咲太郎の、頭を下げたところからの「不幸にしたら許さない、覚えとけ」。この流れで、彼がどんな思いで妹たちを守ってきたかが分かります。下手に描くと炎上しそうな言葉ですが、視聴者はすでに彼の心に共感しているので、誤解なく心に届きますね。(もっともいかに丁寧に物語を紡いでも万人には届けることは無理と考えるのが創作者の良心だと思います。また、おっしゃるように少数のアンチの声が拡声されるメディア事情なので、本当に今はどう転ぶか分からないですね)
今週は、テレビ朝日系で、『やすらぎの刻~道』も始まりました。
同作は、石坂浩二さん演じる主人公の元脚本家が、ある作品の制作過程を回顧するところからスタート。その作品とは、満蒙開拓団に参加した姉妹の悲劇を描こうとしたもの。
こちらの『なつぞら』にもつながる時代背景であり、目が離せず見てみました。
今日の第2話では、主人公が作品の基本構想を練り上げていくところが描かれましたが、自作の詳細な年表で作品中の時代の出来事や流行その他を確定したり、それらを踏まえつつ生育環境等を想定しながら人物像を創り上げていったり。
これを見ると、きちんとした作品がどのように作り出されていくのか、一つの有力なヒントになりましたし、あの「名前を出してはいけない失敗作」をはじめとする手抜き作品への強い反感が現れているかのようにすら感じました。
「怒り」
治安維持法ができ特高の弾圧で抑圧されて、第二次大戦前後はこういう怒りの行動もなくなりはしましたが、その反省・反発もあって、戦後もやはり、割と最近まで様々な怒りの行動が現れていたと思います。
血のメーデー事件から、安保反対闘争、公害反対闘争、学生運動、…
廃れていったのは、あまりに暴力的になりすぎた集団が出る一方で、社会の利害も複雑化。「善か悪か」で単純に方向性が決められなくなっていき…
また、いずれの政治的信条の立場とも、自身の正当性ばかりを振りかざして誤りを省みないようにもなってしまい…
こういったことから、いつしか馬鹿げたことのように見られるようになってしまったのかも知れません。
怒っていい…そういえば中世は女性達も仲間を引き連れ『うはなり討ち』をしていたなぁ。
いやいや、近代だって泣一揆や米騒動を起こしていたじゃないか。
と、振り返りました。
それなのになぜか今の弱々しい体たらく…なぜこうなったのか。
言論弾圧をはじめとする抑圧のせいか『幼少期から貶し続けて自信を無くさせ、無力化する』作戦の賜物でしょうか。
内向タイプといえば、『ちりとてちん』の喜代美を忘れてはいけません。もう10年以上前の作品ですが、このヒロインを忘れてはいけません。
ごちそうさんの頃はまだこのレビューを知りませんでした。ふ久についての文章を読みたかったなあ、残念です。
大好きです。忘れられないです。
彼女が戦争を乗り越えられて、
理解者がいて、とても嬉しかったことを思い出しました。
見守ること、理解者となることが広がれば、皆が生きやすくなると思います。
ひとりひとり違うけれど、同じドラマを好きなこと、わかり合うきっかけになるといいなあ。半分青いの時のように。
なつぞら、武者さん、応援しています。
なつぞらじゃなくて、武者さんのレビューの感想でした、ごめんなさい。
>いししのししさん
同じイラストレーターさん(小久ヒロさん)ですよー。
今回は、主人公がアニメーターとなるストーリーなので、アニメに寄せた絵になっております。
実力のある方なので、描き方に幅をもたせられるんですね^^
思いっきり漫画タッチにもできます(御本人は漫画家さんでもあります)。
繊細なタッチの半分、青い。イラストも僕は大好物なんです。
主人公たちの「コミュ障」とまで言えるんではないかという内向を描いてとても好きだったのがべっぴんさんです。悦子さまや高良健吾みたいな外向キャラも出てきたのですがその人たちとも理解し合い共同してゆく事業ドラマを作り上げた、あれも一定の成果はあったものと思います。
さて、なつぞらになって早起きの習慣が戻ってまいりました。善きことかな。
武者さまご指摘のように、脚本が実に巧みです。過去の経緯を適所で小出しにするけれども違和感が無い。剛男に北海道に誘われた場面でも、返事の様子は表現しない、でも恐らく一度断わり考え抜いて剛男を追いかけて行ったのだと想像させている。咲太郎の心情がリアルに感じ取れます。子役の皆さんの演技が素晴らしく、反復視聴に値する間違えなく素晴らしい作品です。嬉しい。 また、このサイトのキャストイラスト、内面を現した表情がとても良いですね。泰樹なんて、ドラマ内では常に仏頂面なのに。「半分青い」のときは少し違和感があったのですが、同じイラストレーターの方なのでしょうか。
ちなみに、某朝ドラと前作大河は、何か不都合な事実があると、「そんなものは関係ない」とか、奇妙なすり替えをやる点が顕著ですね。だから、ある意味化け物だったのかもしれませんね。○通があそこまで操作をしたのも。前者が提灯記事まみれで、後者は総括から逃げてる感じです。
>梨さん
ツッコミあざすw
僕(編集人)もあの部分、一瞬、迷ったんすけど、
その後、1ミリも触れないって今までの流れからして不自然なので、そのまま掲載させていただきました。
他作品と比較して論述するってのはレビューの基本であり、
武者の熱意・知識を最も活かせる場面でもあります。
無理に外すって、余計に意識してるじゃん、ってことでもありまして。
なので前作のためにスペースを割いて長々と書いたりはしませんが、
【駄作の例】としてはやはり触れることはありかなぁ、という考えです。
わろてんかと同じ感じっす^^
SAYONARAできてませんやん!(笑)
内向外向のくだりで、まんぷくを一切出さなければ、相手にもしてない感が出て、武者カッコ良い、ってなったのに。
まだ貶したいオーラが残ってます。
完全にまんぷくを切ってください。
ジョジョ的に言うとヘブンズドアーの能力でまんぷくを記憶から消し去ってください。
「メモリアル」…
まあ、「お墓」という意味でしょうかね…