わろてんか116話あらすじ感想(2/19)霊界通信は藤吉の念能力だった!?

時は昭和10年(1935年)。

アメリカの人気ショウ「マーチン・ショウ」興業を企画した北村隼也ですが、先走った末に契約金の前払いを詐欺師にカモられてしまいます。
隼也の下積みは、一からやり直しに。

そんな隼也は、マーチン・ショウ詐欺の件で知り合ったつばきが気になっています。

 

御曹司には帝王学が必要では?

さて、マーチン・ショウも二週目突入。
漫談家となったアサリは、隼也のお茶の入れ方が気に入らないと怒鳴りつけています。

ネチネチといびり、怒鳴りつけるアサリ。
アサリまでこんな風太みたいな理不尽なしごきは勘弁してくれ><;

と、思ったら、どうやらアサリは、てんと風太に言われて隼也をしごいているそうです。

それって何かズレていませんか?
二代目社長となる御曹司ならば、苦労は苦労でも、こんないびりではなく、帝王学を学ぶ苦労があっていいと思うのです。

もちろん人気芸人、師匠とのお付き合はその第一歩かもしれませんが、徒に怒鳴られるというのもなぁ。

ちなみに、コンビ解散した元相方キースは、曙という相方を見つけて東京で成功しているとのこと。
風太は、北村25周年は東西漫才大会や、と張り切ります。

つーか、まだ25周年記念やってなかったんですね。
てっきり週をまたいで終わらせたかと思っていました。

 

栞様「本物のマーチン・ショウをやろう!」

この企画会議で、今度は栞が本物のマーチン・ショウをやりたいと言い出します。

費用はざっと50万。
二割を北村と伊能で負担し、残りはスポンサーに募るんだとか。

風太は露骨に嫌そうな顔を浮かべ、万丈目と亀井は賛成に回ります。
ここでてんは、隼也は関わらせないと断言。

てんと二人きりになった栞は、隼也を関わらせてもいいじゃないかと言い出します。
無事に詐欺師も捕まったそうです。
早すぎるでしょ!
てっきり、国外へ逃亡しているのかと思ったら、マヌケ過ぎる詐欺師だなぁ。

さらにここで栞は、
「藤吉君が生きていたら、きっと隼也くんを関わらせることに賛成したと思うけどなあ」
と言い出します。

この「藤吉だったら」という台詞、先週リリコも口にしていましたけど、安直に死者を利用しすぎでは?
藤吉の名前を出して、自分の意見をプッシュしたいだけと申しましょうか。

そんな陳腐な台詞を出すぐらいなら、おてんちゃんが【鈴チリン♪】をすればいいじゃないですか。
そう、霊界交信で藤吉を呼び出すのです。

 

隼也のクチが軽すぎて

隼也が下足磨きをしていると、亀井がやって来ててんが下足磨きをしていたことを話します。
回想シーンも入りましたね。

亀井はここでさりげなく、マーチン・ショウをやる企画があるとつぶやいて去って行きます。
思わず喜ぶ隼也。

物販コーナーに隼也がいると、つばきがやって来ます。
仕事中で客の前なのに、堂々と話出す二人。
ちょっとバックヤードに行くくらいの気遣いが欲しいなぁ。

どうやらつばきは、偽ハミル逮捕でホッとして来たとか。
どんだけの期間で逮捕に漕ぎ着けたのか。金はいくらか戻ってくるのか。どうなってるんでしょう。

隼也は浮かれて、マーチン・ショウを北村でやるかもと言い出します。
ったく軽薄だなぁ。だから騙されちゃうんですよ……。
亀井がこそっと裏手で教えたのに、誰が聞いていてもおかしくない寄席の中で話すって(´・ω・`)

つばきは笑顔で、
「それなら、またマーチン・ショウの資料作ってきますね!」
と言います。

オイオイオイオイ! ちょっと待って!
つばきの資料が、実際に使われたりしませんよね?

日本で第一人者ぐらいの知識量、センスがあれば問題ないとは思いますが、もしかしたら、そういう設定になってるのか……(゚A゚;)ゴクリ

 

藤吉の神格化作業に余念がない

てんは、隼也に芸人の名前を毛筆で書かせます。

文句を言う隼也に、
「お父ちゃんはちゃんと自分で書いていた、そうやって300人の名前を覚えたんや」
と言い出します。

ん? そんな場面あったっけ、と思っていると新録っぽい回想が追加。藤吉が書いています。

しかし気になるのは、どうにも筆跡がおかしいところ。
以前からちらっと気になっていましたが、この芸人の名前の筆跡はあまり上手じゃなくて、小道具が手抜きしているなと思っていました。

でも、回想シーンの藤吉は綺麗。ちょっとしたミステリーです。

それにしても藤吉の神格化が半端ない。これが歴史修正主義ってやつですかね。

隼也はまた、マーチン・ショウに関わりたいと直訴します。
厳しくすることこそ親心だと考え、てんは断ります。

 

今日のマトメ「そうか、念能力だったのか……て、おい」

【鈴を振るおてんちゃんの能力は何か?】
という話ですが、藤吉を演じている松坂桃李さん自身も「解せぬ」と感じているようで。
こんなことをつぶやいておられました。

「わろてんか」面白い展開になっておりますね。そしてご覧になってる方はお気付きかと思いますが、、、藤吉、出てますね。毎週。自分も正直この流れを聞いたときは驚きました。
おそらく念によるものだと思います。詳しくはハンター×ハンターの旅団編をチェックしてみて下さい。

そっかー念能力かー。おてんちゃん流石やな〜( ^ω^)
ってオイ! おいおい!

演じる役者さんすらすっとぼけなければいけないこの展開、何なんでしょう。
死者と霊界通信できる念能力ってなんだったっけ……って、まぁいいか。

ハンターハンターは先日新刊も出ましたので読み返してみたい気持ちになりました。

そして今週は、引き続きマーチン・ショウ。
ともかくスゴイスゴイ連呼されますけど、未だにその凄さも魅力もわからないブラックボックス状態です。

なんなんでしょうね。
ショウの一部でも映像で流れれば納得しようもありますが、予算の問題もあるのでしょうか。

それにしても隼也の教育が無茶苦茶です。

アサリや風太は、しつけというよりいびりと言っていいでしょう。
下足磨きよりも、彼は学ぶことがあるはずです。

それは、ともかく「守秘義務」や!

仕事の資料を部外者のつばき、しかも素性のよくわからない、先週の時点では詐欺師の一味の可能性もある人物に作らせる、というこの絶望感……。
まずはコンプライアンス研修やってくださいよ。
脇が甘すぎ。

つばきは別にスパイではないでしょうけど、物販ブースにライバル企業の関係者がいる可能性もあるわけです。
亀井が声をひそめた理由わかってます?

こんな脇の甘さだから詐欺にひっかかるんだと言わざるを得ません。
いくらおてんちゃんがムッとした顔で「厳しくするのが親心!」と言われても、ゆるゆるや~んとしか思えないのです。

ともかく松坂桃李さんの念能力、凄いなぁということで……。

著:武者震之助
絵:小久ヒロ

【関連記事】
吉本せい 吉本興業の歴史

【参考】
NHK公式サイト

 

1 Comment

まど

前回のコメント欄では、私も“ご乱心”してしまい、大変失礼しました。

私、本日で放送ギブさせていただき、ここのサイトでストーリーチェックだけさせていただく事にしました…。
朝イチからイライラするのは、ちょっとメンタルが持たないですわ(☍﹏⁰)。

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