半分、青い。91話 感想あらすじ視聴率(7/16)それぞれの両親

1999年(平成11年)秋。

漫画家の道を諦めた楡野鈴愛は、時給750円のバイト先で森山涼次と運命的な出会いを果たします。

出会ってからわずか6日間で結婚を決意した2人は、鈴愛の実家へ「結婚」のご挨拶に向かうのですが、そこで涼次はあろうことか【ツボに入って笑いが止まらなく】なってしまいます。

普段フザけていても、〆るときは〆る――そんな世間の常識とは真逆のリアクションをしてしまう涼次。

どうなってしまうのか?

【91話の視聴率は20.6%でした】

 

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涼次と楡野家、仙吉の機転に救われる

緊迫した場面で笑いが止まらなくなってしまう涼次。
すると……。

「アーーハッハッハッハッハ!」
仙吉が笑い、
「ハハハハハッ」
晴が笑い、
「ワハハハハ~」
宇太郎が笑い、草太がキョドったままオープニングへ。

場の空気を和ませようと続いた仙吉さんは、草太に肩を揉んでもらいながら「もう少ししたらギター持って歌いに行くで」と相変わらず素敵なおじいさんっぷり。

おばあさんの仏壇で鈴愛は涼次と線香を上げます。

おばあちゃんの写真を見て
「美人やろ。私はおばあちゃん似や」
と冗談か本気かわからない口調です。というかお母さんに似たってめっちゃ美人だけどなっ!

ただ、「おばあちゃんも調子よかった」と付け加えるのも忘れません。

 

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涼次のことをスッカリ気に入る宇太郎

鈴愛と涼次は、鈴愛の部屋へ。

「これが龍だ」
と、天井の染みを紹介すると、涼ちゃんも
「あっ、本当だ!」
なんて笑顔を浮かべます。

絶妙に、いい具合の【龍】なんですよね~。相国寺の龍に見えなくもない。って、そりゃないか。
私が子供のころの社宅は、2~3センチごとに小さな穴が空いた天井で、眠るときはそれを数えたりしてました。

小さい頃の鈴愛に会いたかった――と、ここでもラブラブしている二人。
そこへ、草太がやってきて風呂の案内すると、続けて宇太郎もやってきて、
「明日は、店休みだから、明治村でも恵那峡でも金華山でも連れていけるよ」
とノリノリです。

最初は涼ちゃんのことを「どこの男だ!」なんつって警戒していた宇太郎も、すっかり涼ちゃんを認めているようです。
まぁ、顔はよくて腰は低くて。感じもよくて、人としては魅力的ですもんね。

問題は収入です。
宇太郎も最初はそこを気にしておりました。が、いざ本人を前にしたら、鈴愛のことを信用して、自身では確認していないのでしょうか。

しまいには「一緒に入るか」と冗談を言うほど打ち解けています。

 

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楡野家は、みんなで浮かれてしまってる

茶の間に布団を敷く、鈴愛と晴の母娘。
鈴愛は涼ちゃんが自分の家にいることが不思議だと、相変わらずの幸せを満喫しているようです。

「ええ人やろ?」
「ええ人や」

と、さらにニヤニヤする二人。
風呂から上がってきた涼次が晴にお礼を言います。

「お風呂いただきました、みかんが浮いてていい香りで」
「いつもはそんな洒落たことせんのやけどね」

想像するだけで気持ちよさそうな風呂ですよね~。
廉子さんも「楡野家が嬉しくなって浮かれています」とツッコミますが、ほんといい家庭じゃないですか。

続けて鈴愛と晴が掛け布団を整えようとすると、涼ちゃんも一緒に整える――この辺が彼の素晴らしさですよね。

家事に慣れてないこの世代の男性(団塊ジュニア世代)は、女性たちの間に入って自然に手伝ったりできない。
でも、この涼ちゃんはごく自然に出来すぎていて、違和感もない。
育ってきた環境が影響してるんですね。

 

涼ちゃん、夜中に突然泣き出した

そして家族が寝静まった深夜。
鈴愛は、湯冷ましを運んできます。

と、シクシク、シクシク、涼ちゃん、泣いてるじゃないですか。
どうした、なにがあった?

「ごめん、おれ、家族いなくて……」

続けて、僕の父親は絵の仕事をしていた――と語り始めました。
どうして両親がいないのか。
ようやくそれを説明したのです。

なんでも涼次の両親は、仕事で海外へ向かう飛行機、に乗るための空港へ向かう道中で事故にあったもよう。
さすがに飛行機事故だとありえない話に感じてしまいますが、途中の交通事故だったらわかりますね。

祖父宅にいたまだ3才の涼次は「行ってらっしゃい」と送り出してから、「おかえりなさい」がなく、「行ってらっしゃい」のまま終わりはないでしょ?と、涙が止まりません。

僕には家族がいなかったと泣き続ける涼ちゃんに対し、「私が家族になるよ」と抱きしめる鈴愛。
楡野家のみなも、涼ちゃんの家族になると励まします。

 

素朴な疑問 ドコに住む?

翌朝。
宇太郎が「猫の額」だという庭で、団らんを楽しむ男たち。

草太の
「結婚したらどこに住むんですか?」
という質問に思わずドキッとしてしまいました。

そういや、そうだわ。
祥平の家に居候していた涼次にアテなどなさそう。
もちろんカネも。

いや、お金は光枝叔母から渡された資金でまかなえるのか。
でも結婚式も費用がかかるよな……。

とかなんとか考える一方、鈴愛は、晴から【ふくろうのブローチ】を渡されています。

目がサファイヤで口がルビーなんだとか。
祖母の廉子さんから貰ったもので、今後は、代々、引き継いでいくようなジュエリーになるのかもしれません。

しかし、鈴愛も涼次と結婚したら、いずれは金回りも悪くなりそうで……、まさか質屋へ……><;

晴の背後から抱きついて、最後に甘える鈴愛。
結婚していく娘に対する、嬉しさやら悲しさやら、色んな思いが伝わってきます。

そして結婚式当日。

神前式ですね。
ちょうど同じ頃に結婚した私の友人も、東郷神社で神前式を挙げたのを思い出しました。
場所が原宿だったので、こんないかにもウェディングなところで神前式なんだ~!と思ったのを覚えています。

カメラマンが元住吉祥平なのもいいですね。

さて御神酒を飲み、次に【誓詞の奏上】だと神主さんに伝えられる二人。
おもむろに立ち上がって、歩をゆっくりと進めたときに悲劇は起きました。

裾に足をとられて、前のめりになって倒れる鈴愛。
目の前のセット一式倒してしまうのでした。

やってまった!

 

今日のマトメ「それぞれの両親」

なぜ涼ちゃんの両親はいないのか?
その詳細がようやく本人の口から語られました。

今まで明かされても良かったのに、今回でてきた。
楡野家の暖かな歓待を受けたからこそ、思わず涼次の口からこぼれ出た――まぁ、出ちゃうよね――そんな印象を受けたと思います。

鈴愛の家って、地方では割とスタンダードに近いのでしょう。
祖父や祖母が一緒に過ごす。
劇中では描かれておりませんが、ひょっとしたら近所の親戚なんかも時折訪ねてきたりして、時にはケンミンショーみたいに大きなテーブルでゴハンを食べたりするのかもしれない――。

一方、涼次の家は、当時の都会では割と珍しい環境だと思います。

普通は、田舎から出てきた両親とその子供という【核家族】で、祖父と祖母は近所にいません。両親の親戚も、だいたいがその出身地近くにいるハズです。

しかし、涼次の家は都内にもかかわらず、近所に祖父母や三叔母がおり、だからこそ子供を預けることもでき、結果、涼次は、もう二度と帰ってこない両親を待ち続けることになった。
言い方は悪いかもしれませんが、そこで心に深い傷を負ってしまった。

彼自身の性格の良さや明るさで今は何も表面化しておりませんが、受けた心の傷はいつどんなカタチで表面化するかわからないもの。
鈴愛に刃となって向かわないか。
いや、彼に限ってDVはないだろう。
しかし、生活力のなさそうなところは、すでに明白なところで……まともな生活が続けられるか心配でしかありません。

とまぁ、いつもと同じ調子で公開させていただきましたが、実は本日のレビューは、担当の武者ではなく、編集人の五十嵐利休が行っています。
武者が体調不良のためお休みをいただきました。事後報告のようなカタチで申し訳ありません。

本コーナーをいつもお読みになられていて『あれ?なんだか今日はいまいち切り口が鋭くないな……』という直感を抱いた皆様の感性は間違っていません。

武者の体調が回復しましたら、またいつもの通りとなりますので、何卒ご理解くださるようお願いします。

◆著者の連載が一冊の電子書籍となりました。
ご覧いただければ幸いです。

この歴史映画が熱い!正統派からトンデモ作品まで歴史マニアの徹底レビュー

文:五十嵐利休
絵:小久ヒロ

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【参考】
NHK公式サイト

 

5 Comments

ばかちんのはは

管理人様、早速の修正とお返事ありがとうございます。

本当にしんどい仕事だと思います。
でも、いつもすごいなぁと感心しながら拝見してます。
私は五十嵐利休さまも武者さまも同じだと思っていましたので、十分じゃないでしょうか。私なら2mも潜れませんね。

ドラマレビュワーを目指す人っておられるのですか?
武者氏と戦わないジャンルとか私には全く知らない世界ですのでおかしなコメントになっているかもしれません。お許しを。

武者様には早く回復していただき、関係者皆様も読者も安心してこのサイトを見られますようお祈り申し上げます。

管理人

>ばかちんのはは様
ご指摘ありがとうございます!
修正させていただきました。

しかし、明日以降、続けるのしんどいっすわー。
人は素潜りで115mぐらいまで潜れるそうですが、
普段、武者氏がやってる作業がそんな感じだとしたら、
私はたぶん、いいとこ30mぐらいまでしか潜れてないっす><;

ドラマレビュワーを目指す人がいたら、
武者氏と戦わないジャンルをオススメしますw

ばかちんのはは

>僕には家族がいなかったと泣き続ける涼ちゃんい対し、「私が家族になるよ」と抱きしめる鈴愛。

>宇太郎が「猫ん額」だという庭で、団らんを楽しむ男たち。

私にはちゃんと「猫の額」に聞こえたような気がしていましたが思い込みでしょうか?
脳内補完してしまいがちですし…。

五十嵐利休さま、お疲れ様です。
武者様、お大事に。
毎日アツいですね。みなさま、ご自愛くださいませ。

同年代(*^^*)

涼ちゃんの実家挨拶のほのぼのした空気で終わるかと見せかけて、一転神前結婚式。ここまでこぎつけるのに何ヵ月か経った?と目をぱちくりしていたら、「やってまった」な幕切れ。すさまじい月曜日でしたね。
先週は話題になりませんでしたが、結婚式について。私はスズメちゃんと同じタイミングで地方都市に出たのですが、当時は名古屋出身だと話すとたいてい「結婚式にお金かかるんだってね」と言われ、辟易した覚えがあります。皆さん「名古屋嫁入り物語」の印象が強かったようで…(五十嵐さんはご存じでしょうか?)
スズメちゃんの新婚生活もリアルなお金の話題が出てきそうで、はらはら、でもめっちゃ楽しみです。

しおしお改め、七歳上

武者さん、どうぞお大事に!!

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