発明家としても職業人としても素晴らしいという立花萬平(まんぷくモデル→安藤百福)さん。
先週何をしていたか?
ちょっとまとめてみますと……。
・セクシー浴衣ごろ寝
・キレて従業員を殴ろうとする
・中抜き疑惑を福子(まんぷく立花福子モデル→安藤仁子)と鈴にブン投げる
・慰労会での下手くそ漫才
えぇと……。
見ているのが本当に辛いです(´・ω・`)
いっそのこと、セクシー路線を前面に出したギャグにしたらどうでしょう?
もう、とことん弾けちゃうのです。
※『マジック・マイク』路線ともいう
「萬平のマジックを見たい?」
「イェーイ!!」
【43話の視聴率は20.8%でした】
「脚本がいい」とは言わないインタビュー
編集さんからこんな記事を教えていただきました。
◆【まんぷく】橋爪功、19年ぶり朝ドラ「現場でいつもアンテナを張っています」
なんだか既視感あるなぁ……と思ったら、『西郷どん』の徳川慶喜を演じた松田翔太さんのインタビューでした。
駄作チェッカーを働かせながらインタビューを読むと、記事から臭ってくるものがあります。
・「脚本がいい」とは言わない
・現場はわきあいあいとしているとか、ドラマの出来と関係ない話をしている
・ドラマのどこが素晴らしいか指摘せず、ただ役者が頑張っていることを伝えてくる
『真田丸』にせよ『おんな城主直虎』にせよ。
台本を読んだ時点で感動したと、役者さんがさんざん熱く語っておりました。
朝ドラならば『半分、青い。』も、多くの役者さんが脚本を褒めておりましたね。
それが、ない。名優・橋爪功さんをして、何ら直接的な言葉が出てこない。
今はSNSの時代ですから、賛否両論いくらでも耳に入ります。
ゆえに視聴者も精査して価値の有無を考えないと、偏ってしまうわけです。
役者さんが脚本を褒めるかどうか。
台本を渡されて感極まっているかどうか。
これはかなり重要な点ですよ。
台本がデタラメ塗れ(まみれ)ですと、士気低下は避けられません。
そして『まんぷく』に関しましては、役者以外の人はナゼか褒めるコメントが多いようで、やっぱり無理矢理感が否めないのです。
そういえば、本作の一部ファンから、
「『花燃ゆ』といい『西郷どん』といい『まんぷく』といい、貶してばっかり! 貶すことばっかりを目的としてレビューを書く武者め、ゆるさん!」
と激怒なされているそうですが、いやいや『真田丸』と『おんな城主 直虎』そして『半分、青い。』はそうじゃありませんでした。
面白い?
or
ツマラナイ?
作品に関しては原則的にはそこがあり、レビューでは複数の過去作品などと比べながら批評するのは当然のことだと思います。
批評とおべんちゃらは別物です。
素直に『いいな』と思った作品は、プロが審査員が務める賞もちゃんと受けていたりします。
まぁ、だからといって私の批評観が絶対だなんて微塵も思ってません。
ゆえに少しでも説得力をもたせるために様々な材料やツッコミを用いてレビューを書かせていただいているワケです。
無理に褒めたらこうなった
ちなみに、本作を無理に褒めようとしても、即座に自分ツッコミで破綻してしまいました。
箇条書きにしてマトメたのが以下の通りです。
・視聴率が高い!
→朝ドラ視聴率は前作の影響を受けやすい。時代モノは現代劇より高くなる傾向があり、実は本作が際だって高いわけではありません。しかも最近は下がりつつありません?
・育児中の安藤サクラが主演なんて凄い!
→ドラマの質とは関係ありません。問題は中身です。安藤サクラさんに酷い役をやらせることに憤りを覚えています
・萌え〜〜〜〜! 王道! ほっこり! きゅんきゅん!(具体性を示さずに)神回!
→まさしく中身のない褒め言葉
・あの名作朝ドラに匹敵する!
→過去の名作の名前にすがって褒めても無駄無駄無駄ァ!
とまぁ、こんな感じで、実は今日の放送は、いつもの朝より一層辛く感じられました。
理由はズバリ、昨日の放映された『八重の桜』総集編です。
あの作品では長谷川博己さんが素晴らしかった。
自分の前を颯爽と歩く妻がいいと言い切る姿勢。
会津藩のために自らを犠牲にしてしまう悲劇性。
彼には、そういうタイプが似合っているんですね。
本作のように精神年齢が三歳の妻とロクに交流もせず、みどころはセクシー場面だけだなんて、どうしてそんな酷いことができるのでしょう。
そんなハセヒロさんを見とうなかった!!
ただ、それだけなのです。
では本編へ!
※『八重の桜』もU-NEXTならスグ見れる!
他にも多数の朝ドラ・大河作品も視聴できます(時期によって対象番組が異なりますのでご注意を)。
セクシー萬平じゃなくスマート萬平が見たいんじゃ
半年経過して、福子も臨月という設定です。
今週も山守山盛りゲスポイントだらけでくらーっとしてきました。
日曜夜。
血を吐くような思いで大河を乗り切っても、朝ドラがある。辛いです。
『八重の桜』と『あまちゃん』、『おんな城主 直虎』と『ひよっこ』コンボの頃は幸せだったなぁ……。
場面は、製塩から。褌姿の男尻アピールも挟まります。
雑魚寝乳首の次は製塩褌尻サービスですか、ウッハー!(吐血をこらえています)
それにしても、立花が製塩の現場指揮をしている姿が全然見えないってなんですかね。
机の前で悶々と悩む姿ばっかり。
発明家らしい工夫を発揮したわけではなく、現場の奮闘に頼りきりじゃないですか!
そもそも製塩の技術だって同業者から盗んだものです。
オリジナリティはゼロ。どこが発明家?
先週、どうかと思った、妊婦への心配は一応出てきて一安心です。
ただ、それも、イチャコラアピールでしかなく、雨の中、迎えに行っても傘一本しか持っていかないトンチキっぷりで疑問符は消しさることができない。
もしかして、ですよ。
「きゃー、セクシー萬平さんと福子ちゃんで相合傘ぁ〜〜ほっこりきゅんきゅん〜〜〜!」
って言わせたいのでしょうか。
そんな脳内小学生みたいな感覚と視聴者の萌えに頼り切るのは、お願いですからヤメてください。
いい歳こいた大人。
しかも臨月の妻がいるのにそのマヌケぶり、呆れるしかありません。
というか、子供までできる間柄ですから、相合傘でいちいち萌えアピールっておかしいでしょ。
武者様、毎朝の苦行を本当にお疲れ様です。
毎日レビューのみを楽しみにしておりますが、内容を知る度に、脚本家はじめ、製作陣の方々の頭は(色々な意味で)大丈夫なのかと心配になるレベルですね。
今日は、まんぺいと鈴の「私を武家の娘ではないと疑っているでしょう?」みたいなやり取りだけを見ましたが、(うろ覚えですみません。)余りの酷さに、「くだらね~!」と思わず口に出してしまいました(笑)。
これからも応援しております。
このドラマで台湾ルーツが削除されたのは、萬平の酷いキャラクターで台湾を傷つけないための、脚本家の最後の良心だったのでは、と思えてきました。
今日の鬼畜場面は、やはり製塩業はたまたま鉄板があったからやった。世の中の役に立つ仕事ではない。という一連の流れの部分でしょう。
ドラマを作るのは人の役に立ち、製塩はそうではないと思っている人たちが作っているドラマを、人々に少しでも良い物を届けたいと一生懸命モノづくりを行っている人たちがどう思ってみているのでしょうか。
最低の朝ドラだと思ってここまでみていましたが、ドラマ・小説・漫画・映画等全て集めても、過去最低レベルの作品です。
西郷どんや江、おにぎり大河、まれでも、人それぞれ好みがあるし、多少Plusの内容もあり、肯定する人の意見にも耳を傾けられましたが、正直、本日の放送内容に関しては、この作品を褒めている人々全員、クズ人間に思えてくるレベルです。
作品を肯定してくれていた人々を裏切るような数々の最低の事項を15分のたった1話にこれでもかと詰め込めるのは別の意味ですごいと感じました。本日は、武者様が指摘されていたように、全てのエピソードが主人公の無能さ、感謝の気持ちのなさ、TPOをわきまえない、思いやりのなさ、等を示していて、朝から気分が悪くなりました。
後半の相合傘のイチャイチャぶり(しかも人前で)の部分は気持ち悪くて画面はみていません。名優のお二人がかわいそうになる気持ち悪いイチャイチャ演技を今後も見せられるのは堪らないため、本日を最後に放送視聴は止めることにしました。
明日からは、武者様のレビューのみでフォローさせていただきたいと思っています。見るだけで精神を削られるようなクズ作品ですが、毎日自分の感性が間違っていないことを確認させていただけるレビューをしていただいている武者様には心から感謝しております。
以前、好きなドラマを叩かれて悲しかったので、批判するって難しいことだと思っていました。
半青ファンですから。怖い!
でも、もう限界、です。
以前と逆の意味で、
武者さんのレビューが必要です。
皆さんのコメントも楽しみです。
まんぷく、大嫌い。
俳優さん達がみっともなく見えてくるから、大嫌いです。
脚本家さんのセンスが酷すぎます。
どうしてこんな作品が、
人生の応援歌、日本の朝の話題の朝ドラになっているんだろう!
安藤サクラさんを見て、すごい演技力だと感動するはずだったのに。
残念です、毎朝辛い。
ゲスの極み
本日の冒頭の場面(前回最後の部分の反復だけど)
福子が妊娠を告げたとき、
鈴に「何時の間に‥‥」と言わせていましたが
この台詞ってよく考えると相当に酷いですよね。
多分脚本家は笑いを取るつもりなんだろうけれど。。
しまこさん、「今朝の回は今までの中でも最低」まったくの同意見です。
本当に最悪なものを見てしまいました。
酷い。こんな酷いものをこのご時世に流すのか。
擁護の「現代の話じゃないから」の声?関係ない。時代物であれ、それを是と描くか非と描くかで、現代に通づる倫理は十分に映し出せます。
まず、鈴に対するハラスメント。
身重の妻の代わりに鈴がやっているのは、一般的な「家事」ではありません。
18人分の食事と身の回りの世話。これがどれほど重労働か。
製塩業が軌道に乗っていて、資金もある。炊事担当者は怪我をしており、妻は身重。
なんで新たに炊事や雑務担当の人員を雇わない?
それに、鈴の声を無視して、神部の声だけ聞こえるシーン。
萬平が神部の声だけ聞き取れたのは「仕事の話だから」という。
上述の通り、鈴が行っているのは家事ではなく、業務!
あくまでも、萬平はこの物語上の是のパーソンであると描かれている以上、
(特に女性の)家事や炊事、雑務労働に対する、制作者陣の意識がハッキリと分かりました。
そして明らかにこれらの悪辣なシーンが、全て茶化し笑いの文脈で描かれている。
鈴がこれまで繰り返してきた幼稚で傲慢な態度へのアンサーが、
それをさらに上回る虐待ともとれる行いかと思うとゾッとします。
こんなに酷いものを、平成最後の朝の公共放送で見せられるとは思いませんでした。
このあと鈴が帰ってきて、萬平が平謝りかなにかするのでしょうが、
今回描かれたハラスメントすべてへのフォローは期待できません。
だって、それが”非”だとは、制作者たちが思っていないからです。
もうひとつ、立花夫妻の製塩業への思いについて。
「塩を作ったのは、たまたま鉄板が81枚あったから」
「萬平さん言ってたでしょう。人の役に立つ仕事がしたいって」
そう、製塩は人の役にたつ仕事ではないというのです。それも、主人公がです。
こんなに酷いセリフをよくぞ思いつけたものですよ。
連れてきた従業員たち全員の目の前で「人の役に立つ仕事がしたい」と
さも心打つ場面のように描いていたのは一体だれ?
ここでも、製作者たちの製塩業に対する意識がまたもハッキリと分かりました。
「たかが塩」そう思っていることの証明です。
それに脚本家は自分の書いたセリフをもう忘れたの?ほんの少し前の出来事なのに。
その場しのぎ、その場しのぎの、ツギハギだらけの脚本です。
全てはインスタントラーメンを開発する場面を描くための、時間つぶしでしかないんです。牢に入れられたことも、戦争も、はんこ作りも、製塩も、全部尺稼ぎ。
当然リサーチも杜撰。実際にその苦難に直面したり、それらの仕事に熱をそそぐ人たちの姿はまるで無視して、使い捨て、踏みつけていく。
たから入浴シーンだの、浮気疑惑だの、見た目だけの無駄なシーンが入ってくる。
やっていることに根拠がないから、主人公は狂信者かロボットのように「私は信じます」と繰り返す。
真面目に作品と向き合ってないので、その不誠実な性根は様々なハラスメントとなって上澄みに浮き出てくる。
平成最後で最悪のドラマと言って間違いないでしょう。
こんなに汚い物語、しかも意図があって反面的にそれを訴えようとして出てきた醜さではなく、単に作り手の不誠実さが滲んで出てきただけの物語。
世に送り出す価値は微塵もありません。
福ちゃんは、借りたお金を返して偉い!!半青鈴愛とは違う!!
と言わせたいのかもしれませんが、御主人にお返ししてないから、お金はどこへ行ったんやら、
わかりませんね。
デイリーレビューが復活していたことに気づかずにいました。沢山のレビューお疲れさまです。そして私の言いたいことを全て発信してくださり誠に有難うございます。相変わらず半青を攻撃する人たちがいて臆病者の私はとても怖く感じることがありますが、こちらに来ると落ち着きます。私は「半分、青い」は純文学だと思っています。つまり芸術です。だから感性の合う人にとってはかけがいのない作品になりますが合わない人には良さが分からないのでしょう。分からないのは別に悪いことではないのですが、どうも「自分たちは下に見られている」と勝手にコンプレックスを持ってしまっているように思います。それにしてもなぜあんなに怖いのでしょう。全く不思議です。それから、私は中年女性です。ドラマの好みに年齢や性別は関係ないように感じています。中年女性は保守的でヒステリック・・・な人ばかりではないことを皆様に分かっていただけたら幸いです。
今朝の回は今までの中でも最低でした。人を嘲笑うような描写はあってはならないと思います。ましてや義理の母なのですから。相合傘で「夫婦の愛の物語」感を出しているつもりでしょうが方向性が間違ってますね。夫婦の絆ってベタベタすることじゃないのに。
このドラマは今までのつまらないドラマとはレベルが違います。つまらないを通り越して、あと4ヶ月以上続けるなんて本当に大丈夫なのかと心配になってくるレベルです。