まんぷく 47話 感想あらすじ視聴率(11/23)立花エレキテル源内

ヒャッハー!!

「どうやら今週から、急激に『まんぷく』レビューが大炎上しているらしいで」
そんな話を小耳に挟みました。

まぁ、そりゃそうでしょう。
燃え上がるであろうことは、だいたい想像できました。

私以外にも、嫌な予感をあのオープニングと序盤から察知していた方はおられます。

実年齢より若い役を演じる、ということ #BLOGOS 

俳優が実年齢より若い役を演じる場合、なぜ、「何も考えていない」「無垢な女」を演じようとするのか。それで「若さ」を表現しようとするのは、単細胞過ぎる。
「女性への冒涜のような気さえする」

ああ、わかる……わかりすぎる。

朝ドラで実年齢よりずっと若い役を演じる役者はおります。

しかし、本作は異常。
福子(まんぷく立花福子モデル安藤仁子)は初登場の時も現在も、精神年齢が3歳程度で止まっているかのようです。

こうした意見に対して、
「この程度で女性蔑視なんて大げさ!」
というコメントもあるようですが、この記事から一ヶ月後、本作はミソジニー(女性嫌悪・蔑視)街道を驀進しています。予測通りですね。

では本作の最低ポイントをマトメておきましょう。

大量にあって、今週突如大爆発したかのようには見えるんですけど、出産したらこうなることは、予測できてはおりました。

【47話の視聴率は20.0%でした】

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女子供は所有物

再三指摘してきましたが、本作の女子供は人間扱いされていません。
男より一段下、人格なんかろくに認められていない世界観です。

今週とみに酷くはなりましたが、序盤から一貫しています。
自分の財布が痛まないように会社備品で気を引いたり。
子供は大人の言って欲しいことしか喋らない人形扱いです。

こんなふうにしか子供を扱えないドラマです。
赤ん坊なんておもちゃ扱いするでしょうよ。

しかも本作には、弱い立場の人間を守る、庇うという意識はない。上に立って踏みつけにして気持ちいいと浮かれるクズばかりです。
子供もマウンティングの道具にされるのでしょうね

ちょっと前作『半分、青い。』の話を。

あの作品では、子役の乳幼児期がほとんどなく、ある程度その人物の人間性が立ち始めてから、子供が前面に出るようになります。
そして彼らは、大人が思いつかないような発想で、周囲を驚かせるのです。

そこには、彼らの世界観と感性があります。

これは子供をただのかわいいおもちゃ扱いではなく、小さな人間として扱いたいという意識の表れでしょう。

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問題解決しないで誤魔化す

盗電を咎められた逆ギレあたりから、このあたりの伏線はありましたね。
萬平(まんぷくモデル安藤百福)は、真摯に謝罪することもなく、口八丁手八丁でなんとなく誤魔化す男なのです。
世良の中抜きも、今週の鈴労働問題もそうでした。

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どんな些細なことでも萬平を大げさに持ち上げる

闇市でハンコ売りしていたときには戦災被災者の存在を無視し続け、そこから2年が経過してようやくという意味不明な気づき。
栄養不足の妻に卵を食べさせる。
こんなことすら萬平賞賛材料にするというこのレベルの低さ。

当時とっくに普及していた幻灯機、しょーもない根菜切断機、盗電魚釣りを大絶賛するあたりからこれは予測できたことです。

ハラスメントは娯楽です

ぼちぼちそんな要素は散りばめられておりました。
痔を小馬鹿にしてお笑いネタにしていましたよね。今週の鈴いじめ娯楽扱いで確定しました。

そして究極のセクシャルハラスメントはもちろん、福子の出産に若い男が群がった場面でしょう。

大炎上は想定範囲内です。
むしろいつ爆発するか、それだけがわかりませんでした。

年内爆発おめでとうございます。

とある方曰く、
「もう、台湾ルーツの件、盗電のあたりであきれていたけど。未成年のタカに男が群がって、鈴を虐待するあたりでキレた。NHKにメールしておいたわ」
だそうです。

相手は公共放送を担う事業体ですので、遠慮なく、不満の声を届けちゃいましょう。

NHK みなさまの声

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12 Comments

孤独の胃弱

>とくめいさん

記事読んできました!下の方のコメント欄で、支離滅裂な反論してる人が多くて笑いましたw そんな方たちには、武者さんの受け売りですが「おバカな人はおバカなことをするものねby J.K ローリング」と、「男性が支配しようとしなければ女性は支配される必要がないby エマ・ワトソン」を送りたいと思います。

私は『まんぷく』と前作『半分、青い』の間での騒動で、ちくま新書から2003年に出ている『お姫様とジェンダー』という本を思い出しました。例えば白雪姫なら、自力で現状を変えようとする行動的な女性は、悪いお妃さまとして表現され最終的に文字通り’魔女狩り’される。一方、受動的で従順に家事などをこなす女性は、若く美しい白雪姫に象徴され、王子様に愛されてハッピーエンドを迎える。鏡はあるべき女性像を映し出す社会の目、といった具合です。この本では、そういったプリンセス・ストーリーによる刷り込みに警鐘を鳴らしています。

『お姫様とジェンダー』ではよくディズニー・クラッシックのアニメ映画が題材、というか槍玉(笑)にあげられています。しかしながら、ディズニーは時代に合わせてプリンセス像を自己変革してきました。1991年『美女と野獣』のベル、1992年『アラジン』のジャスミンあたりから能動的なプリンセスが描かれ始め、2013年の『アナと雪の女王』では完全に一皮むけた女性ロールモデルを示してくれたと思っています。(主人公たちの父である先王は、エルサに’呪い’をかけた張本人的な扱いになっていて少々損な役回りですが、良かれと思って親が取った行動が、必ずしも子にとっての好結果につながらないってリアルだなと受け取っています。先王はウォルト・ディズニーその人のデフォルメ、という解釈もありますね。)

『半分、青い』を観て、朝ドラでエポック・メイクなヒロインが出てきた!と喜んでいたら…’魔女狩り’に等しい攻撃、そして続く『まんぷく』の後退…。民放の名作・逃げ恥で、ゆりちゃんが言及した’呪い’はかくも根深いものかと辟易としてしまいます。

とくめい

> 今日の克子は松下奈緒の姿をしたオジサンにしか見えませんでした

匿名さんの感想、全く同じように感じました。
さらに「毎日かわいい孫を抱けるんだから、いいじゃない」というニュアンスの事も言っていましたね。「やりがい搾取」の文字が頭に浮かびました。

出演者の無自覚なセリフに乗せることによって、NHKは様々な社会問題を視聴者自らが気づく事を期待しているのかとすら思ってしまいました。

が、いずれにしても、この内容が様々なチェック機能などを通過した上で放送に至っているだろう事に、毎朝驚いています。

とくめいさん

先の投稿で「それから数年経って」とかきましたが「1年」の誤りですね!
失礼いたしました。

>孤独の胃弱さん
「召使い」ですか笑 太母でしょうかね。
性的に強調する衣装によっては娼婦のニュアンスも含むかもしれませんね。

まんぷくを見ていたら、すぐに「娼婦・聖女・太母」のワードが頭に蘇りましたよ。
鈴は太母や聖女のカテゴリに存在しながらも、それに反抗する存在なため、
異物としてこの男の世界からないがしろにされるのでしょう。

男性性が作りあげた社会・文化にどっぷりと頭まで浸かっている人々が、
鈴愛を憎むのもよく分かります。
最初から最後までどのカテゴリにも存在しなかった彼女は、
自分たちの規範の上では完全なる異物。
糾弾し正さねばならない、思想浄化というやつです。

孤独の胃弱

これは公共放送を利用した大規模な社会心理学実験か何かと思い始めました。

最初は武家娘が一番嫌いだったのですが他の登場人物やストーリー自体の異常性が増しすぎて、むしろ可哀そうになってきて驚いています。出産シーンは『まれ』の胎児エコー写真ばら撒きと同じかそれ以上に唖然としました…そうですね、アントワネット様もでしたね…生々しすぎ…

あと思ったのが、萬平は仕事に熱心な人ではありませんね?産後の妻とイチャイチャしているところを、義母にたしなめられ妻自身からも後押しされてやっと部屋を出ていく。熱意アピールはただのフリですね?

映画『風立ちぬ』では、許嫁喀血の知らせを受けて主人公が矢も楯もたまらず列車に飛び乗り、病床に駆け付けます。しかしその日の内に仕事のために名古屋へ帰ってしまう。義父は「男は仕事をしてこそだ」と主人公を見送る。昭和の価値観や、ものづくりに命かけてる人間のスタンダード像はこれだと個人的に思っています。『カーネーション』でも第一子出産後、父が「本気の仕事は赤子抱えながらじゃでけへんぞ」と率先して子育てを手伝っていましたね。家族への愛情は確かにある、しかし仕事を疎かには決してしないのです。

ですが萬平の描写は…。仕事より妻と子供との時間優先するダーリン優しい(はぁと)って描写でしょうか。身が引き締まってますます仕事熱心になる、とかしないんですか?『半分、青い』の涼ちゃんと別方向のクズですか?

最後になりますが、とくめいさんのコメント大変興味深かったです。娼婦・聖女・太母の分類はうなづかされました。「召使い」はどのカテゴリかな。リンクの記事も後で読んでみたいと思います!

mayajoyjoy

「こんな学芸会みたいなドラマ、もう見るのやめた」と、思ってたのに、こちらのレビューがあまりに面白いのでまた見始めてしまいました・・・いいのか・・?でもドラマ観てからの方がよりこちらのレビューが楽しめるので。視聴率に貢献してないと思うのでま、いいか。でも、このドラマって時間の無駄って気がしますね。

むんむん

ゲースロスタッフでまんぷくを作ったら…に爆笑しました。
いっそ「ゲーム・オブ・ヌードルズ」の方が面白そうですよ。他にも
・盗電に怒った村人が、突如、宴の席を襲撃
・タカのパパ、トイレにてキレた娘に襲撃されてポックリ
・子供は俺の子じゃない疑惑
も、提案させてください。

とくめいさん

ご存知かもしれませんが、ちょっと前に、
男性性について研究をされている伊藤公雄さんのこういう記事がはやりました。

「性暴力を「ささいなこと」にする レイプ・カルチャーとは何か」
https://www.buzzfeed.com/jp/akikokobayashi/kimioito?utm_term=.la4oA0wQm#.edRZXl69B

その中の最も議論を呼んだ部分がこちらです。

『男性にとって女性は、意のままに管理できる所有物であると同時に、男性が傷ついたときには癒してくれるべき存在だという過剰な依存もあります。
男性作家が描く女性像を考察したところ、女性のイメージは3パターンしかありませんでした。性的な欲望を満たす「娼婦」、崇めたてるべき「聖女」、甘えの対象である「太母」です。
上から支配する対象であるか、下から憧れ甘える対象かのどちらか。すなわち男性は、対等な人格をもった存在としての女性像をうまく組み立てられていないのです。』

これに似た考え方は、伊藤さんが提唱する以前にもありました。
それらもやはり「女性は男によって『娼婦』と『聖母』に弁別される」
というようなものです。
まんぷくで描かれている女性像、男性像はまさにこれに、
そっくりそのまま合致すると思います。

『男性にとって女性は、意のままに管理できる所有物であると同時に、男性が傷ついたときには癒してくれるべき存在だという過剰な依存もあります。』
まさしく萬平や製塩所の従業員らが、福子やタカに向けている視線です。
忠彦の克子やタカに対する態度もこれそのものです。

作品中で「娼婦」の役割を担っているのは、言うまでもなくタカ。
タカが初めて泉大津に来たときの「若い女がいます!」「女、女~!」
のシーンでもハッキリしていますね。
「タカちゃんはみんなのもんや」「お前らのもんじゃない」という
彼女を性的なモノ化してジャッジする場面もそうです。

そして「太母」は全ての女性登場人物に当てはまるでしょう。
中でも最も典型的で劣悪なのが、萬平と福子の関係性でしょう。
もう皆さん毎朝目の当たりにされているので、わざわざどの場面かは書きません。
上げればキリがないほど、毎日毎日、繰り返されているあの二人のやりとりです。

先述の記事はもうだいぶ前に見たものですが、まさかそれから数年経って、
公共放送でこの考察の実証のようなドラマと出会うとは思ってもいませんでした。
考察の解説や授業の材料に、まんぷくは十分に使えるのでは?笑
良かったですね、NHKさん。
日本の女性蔑視の文化を研究するための立派な資料になりそうです。

匿名

今日の克子は松下奈緒の姿をしたオジサンにしか見えませんでした。
自らもたくさんの子供たちの世話をしている身でありながら
「家事は全部お母さんがやらないとだめよ」って。
これが中年男性の成り代わった姿でないなら、意図的に母を追い詰める鬼畜女です。
しかし、ますますはっきりと、制作陣が製塩所での男たちの世話を
ただの家事だと思っている、ということが分かりましたね。
日に日に、脚本家らの倫理観の低さ、差別意識が明るみに出てきますね。

鈴の家出の原因も、皆さんの予想通りに出産イベントでウヤムヤにされました。
ラーメン屋で「いなくなって清々した」と言われ傷ついたあのシーンは、
一体何のためにあったのでしょうか?
あの切ない表情、さすがの女優さんの技を見たと思いましたが、
演じるだけ無駄でしたね。脚本家によって無意味なものにされました。
かわいそうな松坂慶子さん。

今週の家出エピソードは、全て今日の出産までのつなぎだったということですね。
あれがなければ、神部が少女の尻を追いかける場面しかなくなるわけですから。
それでもやはり尺足らずで、めちゃめちゃ長い回想シーンが何度も挿入されました。
回想が始まったからスマホを操作していたのですが、
顔を上げたらまだ回想をやっていて困惑しました。
朝ドラって主題歌も入れて15分でしたよね?
異なる立場の人のことを想像する力も、映像をつくるセンスもないんだから、
もうドラマなんて撮るのやめたらいいのになあ。

匿さん

まんぷくを見ていると腹が立って、大袈裟に褒めている人を見ると、憎々しくなって、自分の性格がサイテーになってしまうので、視聴をやめました。でも、こちらには毎日お邪魔して、痛快なレビューにスッキリしています。
最近はヤフーのドラマコメントもこちら寄りの意見が増えだしましたね。分かる人には分かるんですよね、製作陣の仕事ぶりが。

羅蜜王

毎日ぶっ飛びシーンが豊富ですね。
自分の特筆今日のぶっ飛びシーンは、具合が悪い福子に固茹で卵を与えた所でした。そりゃ残すよ。見てる方も喉に詰まらせます。
この時代に病人に食べさせるのは基本お粥でしょう。
「カーネーション」で善作が火傷を負い、自宅に一旦戻った際に食べた物はお粥さんでした。善作は火傷のため上手く喋れないものの、お粥は冷ましてから俺の口に運んでくれと伝える。しかし、わかった上で、うっかり者の千代は冷ますのを忘れて善作に食べさせてしまい、善作はお粥を吹き出して怒りまくる。このシーン大好きです。思わず笑いが溢れます。全員愛があるんですよ。こういうシーンに出来ないものかね。無理か。
福子に卵粥を作ってやれよ。良い塩梅の塩加減でさ。鈴もいい歳なんだからここはお粥だろうと教えてやれ。もしかしたら今井家は代々寝込んだらゆで卵なのか?スタッフ一同誰も指摘しないのか?
と、思った時に、固茹で卵にしなければならない事情に気が付きました。福子に栄養を与えちゃダメだったんだ。卵を残してもらって栄養失調になって貰う必要があるんだった。萬平の発明のために。
結果ありきのストーリーでその着地点に持っていくために逆算されるストーリー。人間の交流、心の通い合い、思いやりの気持ちなどは二の次になってますね。これで半年持たせるのは困難を極めると思うが。

匿名

今後 「母親」を神聖視しそうですね
(感情ある人間とは扱わず 「母親だからわかるはず」
 「母親なんだから甘いこと言うな」などと子育て全般を押し付ける)
怖いわー

ニャオン

本当にゾッとしましたよ、あの出産シーン。外で赤の他人の若い男たちが聞き耳を立ててるって…イヤすぎる。
あと克子、お母さんに「福子の面倒ちゃんと見るのよ」って何様! 福子が回復するまで自分がしばらく手伝うわくらい言えないのか!

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