あさが来た 25話 感想あらすじ 大阪から見た明治維新

上方の意地、見せたりましょ!

明治維新と大阪という、新たな視点にぐっときます。

そうか。
大阪にとって明治維新は「かまいませんわ! 上方の意地、見せたりましょ!」なんですよね。

榮三郎の台詞、本作スタッフの心意気なんじゃないかと思います。
そりゃ、気合いも入ります。

気合いの入ったところで、あさの言うところの新しい商売について語り出します。

この場で一番当時者意識も危機感も薄そうな新次郎が、三味線仲間から聞いた噂を語り出します。
ふらふらと遊んでばかりの新次郎の社交性が、道を拓くこともあるわけです。

炭鉱経営が新次郎の聞いた話でした。

しかし石炭が何をするのか、どうやって商売するのか、てんでわかりません。雲を掴むような話です。
石炭と言えば現代人は燃料だと思いますが、正吉らは「石」と思っているのも面白いところ。用途すらよくわかっておりません。

正吉はあさに意見を尋ねます。
よのはおらず、あさだけこの会議にいるのもポイントですね。あさは加野屋の商売にとって、行方を決める一員であるわけです。

没落したはつは妹に顔を合わせられず……

しかしあさは、はつのことが気になって上の空です。あさはうめとともにはつを探すことにします。

やっとそれらしき噂を聞いたあさは、谷町というスラムのような場所へ向かいます。

力なく歌う老婆の歌詞は不吉。
そこで出会った水桶を持つはつは、ちぐはぐな着物と帯にやつれた顔でした。

はつは無言で家の中に逃げ込みます。

障子越しに開けとくれやすと何度も頼むあさと、それに答えず戸を押さえ続けるはつ。
姉妹の再会はどうなってしまうのでしょうか?

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文:武者震之助
絵:小久ヒロ

※レビューの過去記事は『あさが来た感想』からお選びください

あさが来たモデル広岡浅子と、五代友厚についてもリンク先に伝記がございます

【参考】
連続テレビ小説 あさが来た 完全版 ブルーレイBOX1 [Blu-ray]

 

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