最終回でもキラキラしているね! あれ?
はい、最後まで提灯は輝いています。
◆「まんぷく」赤津が再登場 鈴との掛け合いにネットも“あかつ祭”怪我キャラも健在(デイリースポーツ)
それにしても、本当に信徒のノリってどうなんでしょうね……また萌えですわ。
この日、久々に登場した赤津は、今度は足ではなく、左手を吊っており、やはり怪我をしている様子。“怪我キャラ”健在も、赤津ファンを萌えさせた。
ネットでは「赤津」「赤津くん」「赤津さん」「赤津骨折」などのTLが。「赤津くん出てきた!」「赤津くんと大奥様を見られて良かった」「鈴さんと赤津くんの名コンビ」「赤津さんまた骨折してる」「赤津さん骨折してはったけど、え?演出?」「鈴さんに赤津は欠かせません」など、久々のコンビ復活に喜びの声があふれていた。
盛り上がるのは勝手ですけど、人の骨折をよく面白がれますよね。
怪我って、同じ場所での負傷を繰り返してしまうとか、本人にとっては笑い事じゃないケースも普通にあるわけです。
そういう人の痛みなんて1ミリも気付かない人たちなのでしょう。
【怪我をキャラだ】と言い張って笑いものにする。人格を疑うばかりです。
まぁ、この赤津祭りも実在したかどうか、検証する術はないんですけどね。
SNSなんていくらだって偽装工作できますし。
仮に、実在したとしたら、イジメでしょ。
『どろろ』の百鬼丸を「パーツ欠損キャラw」と笑い者にするくらい、ひどい感覚だわ。
『半分、青い。』の左耳失聴が失礼だのなんだの、そんな意見が信徒の間で渦巻いていましたが。
他のドラマはさておき。『まんぷく』には、そんなことを言う資格はないと思いますよ。
※百鬼丸に成敗されてしまえ
曹操「提灯どころじゃない燃え方だぞ!」
いや、なんだかおかしいな。
◆『ひよっこ2』で『まんぷく』イジり? インスタントラーメンに関するシーンが話題 – クランクイン!
あーっ、いけません、いけません!
「インスタントな。あのインスタントラーメンが出来てから、こっちはもう右肩下がりよ。今の子どもなんてさラーメンっつったら、インスタントラーメンのことだと思ってるからね」と一気にまくし立て、「ほんとどこのどいつだよあんなもの発明したものは! ええ?」と語気を強める。
◆『まんぷく』安藤百福の即席麺「発明は嘘」と異論噴出(SmartFLASH)
◆『まんぷく』では描かれない「安藤百福」もうひとつの逮捕(SmartFLASH)
最終回間近になっても、熱すぎるぞ!
アーチチアーチチ!
この手の記事コメント欄も熱い。
ご指摘もあったのですが、
「フィクションだから!」
「ドキュメンタリーじゃない!」
「水を差すな!」
「史実とずれていたくらいが面白い!」
「『半分、青い。』よりはそれでもいい! 『なつぞら』よりもいいに決まっている(※そんなこと聞かれていないのですが)」
という信徒の殺到ぶりがすごいことになりますよね。
記事そのものはあくまで安藤氏自伝についてであり、ドラマの中身には突っ込んでいません。
それなのに、ドラマに話を持って行く。
ダメじゃないですか。足を引っ張っては。
異教徒からすると、気持ち悪いんですよ。
それだけじゃない。
「信徒がこれだけ必死で叫ぶということは……ダメージを与えているんだな! よし、ここが急所だ、ガンガン狙っていこう」
こうなるんだな。
そういうのがバレバレなんです。もうちょっと考えて行動しないとさ。
◆NHKのOBら 公共放送の原則に立つ政治報道要望 (エコノミックニュース) – ニュースパス
ニュース部門だけではなく、NHK大阪朝ドラ部門もそろそろOBから要望書が出されるんじゃないですかね。
『わろてんか』でも書きました。
二度とこんな駄作は作らないでください。もう、何の期待もしておりませんが。
とりあえず、『まんぷく』再放送はなしでお願いします。
真っ黒けです。
出演者が不祥事を起こした『真田丸』、『あまちゃん』なんてものではありません。
永久お蔵入りがふさわしい処置でしょう。
出演者も、関係者も、この作品に関わったことを隠し通したい。
そんな不名誉な証となるのでは?
しかし、その一方で信徒がその傷口をノリノリで開きに行く――そんな悲劇的な未来も予測できます。
出演者のセクシー拷問だの、褌尻だの、エロマンボだの。
地獄ですよね。
拷問だの褌尻に、信徒は大歓喜ですから。しかも朝ドラで、こんな地獄があってよいものなのでしょうか。
喜ぶにしても、節度を持たれた方が良いと思います。
まぁ、我々異教徒はマルちゃん正麺でも食べて、心を落ち着けましょう。
あれは食べた瞬間、感動しますよね。さすが根本的に違うだけある。
※めっちゃうま!
勝敗をいうのも野暮ってものですが
視聴率のことはどうこう言いたくないんですが、今回は別です。
放送開始当初、信徒からねちっこく勝利宣言をされました。
「『半分。青い。』に視聴率で勝利しています!」
よくまぁ、その時点で鼻息荒くできるなぁ……とは思っていたのですが、まぁ、案の定その後はダダ下がり展開なわけで。
「視聴率で勝利宣言をする思考回路ということは、逆をやられると無茶苦茶急所に刺さる」
ならば、やっぱりそこは指摘しておかねばなりませんね。
はい、視聴率の結果発表。
最終週平均は『まんぷく』の敗北です。
全話平均では僅かに上回ったものの、こんなもん誤差範囲でしょうが。だいたい、『わろてんか』の下げたところからスタートを切っているというハンデがあるんですよ。
推移を見て右肩下がり。あそこまで援護射撃みたいな番組を作らせておいて、この僅差。それで勝利の笑みを浮かるって……。
ん?
でも観光効果はあったって?
それは『半分、青い。』もです。
岐阜県恵那市「ふくろう商店街」モデルレポでもざざっと確認しておきましょう(恵那市公式サイトより)。
・五平餅マップを配布するほど大盛況
・放送後も、観光客で賑わっている
・五平餅はともかく好評で、本当に売れているらしい
・グッズ販売もある。まだ売れている!
・地元はともかく大歓迎! そのムードは続いています
私も食べましたよ、岐阜の五平餅!
秋風先生も納得の味でした。
美味しかったなあ。
「ふくろう商店街」のロケ地である恵那市は、素晴らしいところ。
信長の叔母であり、悲運の女城主ゆかりの土地でもあります。
そして、来年大河ゆかりの地でもあるんですね!
おすすめです!
はい、次いきましょうか。
◆あなたの<イチオシ朝ドラ>投票 ランキング発表 – NHK「#朝ドラ100」
7位 『半分、青い。』 10539票
9位 『まんぷく』8446票
放映中の方が、有利でありながら敗北。
完全に敗北。
そろそろ現実を受け止めた方が良さそうです。
続きはあるのです
終わってよかった。本当に良かった。
とはいえ、なんだか中途半端なところで終わったなあ、とお思いの異教徒の皆さん。
まぁ、無双シリーズが山賊討伐だけで終わったような作りですからね。
劇中では、鈴が良いことの後には悪いことが〜と言いました。
ナレーションでそんなことはなかった、と回収しましたが。それは歴史修正です。
以下、東洋水産さんは無関係。筆者妄想ですので、ご理解ください。
森和夫氏(東洋水産社長、演:豊川悦司さん)「いや、あっただろう。悪いことがいろいろと」
奇妙だと思うことはありませんか?
◆(耕論)すぐおいしい即席麺60年 安藤宏基さん、藤倉達郎さん、西口敏宏さん:朝日新聞デジタル
あちこちから異論が出ているにも関わらず、大手新聞社ですら、こういう記事を書くわけです。
過去の自社記事を当たれば、検証ができるはずなのに。
森和夫氏「何事も、からくりはあるわけだ。うちも痛い目にあったな。そうそう、神部のモデルも、史実ではなかなか厳しい目にあっていてね……」
一連の答えは、高杉良氏『燃ゆるとき』にあります。
異教徒はマルちゃん正麺を食べてこそ!
その理由もあります。
スピンオフもあります
そうそう。お知らせがあります。
信徒が好評と言う割には、スピンオフがないらしい本作。
そういうときはNHKではなくHBOですよ。格好の作品が制作済みです。
まんぷく教祖夫人(演:福ちゃん)「むぅぁんぷぅえぇいさぁん、今日はお天気もいいですぅ〜」
まんぷく教祖(演:萬平さぁん)「そうだな。まんぷくヌードルはうまいし、王座の居心地もいい。今日はもうこれで満足だな!」
まんぷく教祖夫人「見てください、まんぷくナイトですぅ〜」
まんぷくナイト(演:源)「さぁまんぷくヌードルを食べてくれ。きみも、きみも。おっと、もう一個あった」
まんぷく教団員AおよびB(演:神部と幸)ニコニコ
まんぷくナイト:「よし! いくぞ!!」
あやしげなラッパ音とともに、謎の騎士(演:???)がやって来る
まんぷくナイト:「いくぞ!」
*おおっとぉ*
まんぷくナイトの頭が、謎の騎士により(以下自主規制)
まんぷく教団員C(演:忠彦)ぎゃああああああ!!
謎のドラゴン(演:???)襲来、まんぷく教団炎上
〜完〜
さぁ、来週からの『なつぞら』を楽しみにしましょう!
と、その前に後ほど【『まんぷく』総評】を投下します。
※スマホで『いだてん』や『八重の桜』
U-NEXTならスグ見れる!
↓
文:武者震之助
絵:小久ヒロ
※レビューの過去記事は『まんぷく感想』からお選びください
※まんぷくモデルである安藤百福の記事、ならびにラーメンの歴史もリンク先からどうぞ!
※コメントにつきましては、
・まんぷくここが好き!
・まんぷくここがアカン!
という意図でご自由に記述してください。
作品に関するものについては全て掲載しております。
攻撃的な書き込み等については、こちらの判断で削除させていただきますので、あらかじめご承知おきください。
武者様お疲れ様でした。
今作が始まった頃、私としては内容にどうしても納得いかず、
それに反してネット上のありえないほどの高評価。
そしてここに辿り着きました。
さらに「半青」の世間のバッシングに対して、
違和感を感じていた私の気持ちに安心を与えていただいた評論の数々。
大変興味深く半年を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
朝ドラ自体は好みで見ておりますが、
駄作もあれば良作もあります。
今作は苦行といっていいほど辛い場面が多かったですね。
しかもほとんど笑いのネタとしての脚本。呆れました。
好きな野球チームが最下位に低迷していても、毎回応援に行くようなもので、朝ドラ自体は応援を辞めませんが、演者が脚本が良いという発言をしたという「なつぞら」に期待をかけて、次の半年は幸せな朝になるよう祈ります。
ドラマが始まった頃、「爽やかな朝が戻ってきた」「これぞ朝ドラの王道」などとまんぷくを褒めちぎっていた半青アンチたちが、萬平の拷問シーンに狂喜乱舞するのに呆れていました。
そんな時にこちらで「セクシーピッグ」という命名と批判記事を読み、「この方(武者さんです)に付いていこう」と強く思いました。
ドラマの内容の酷さの分析、実際の安藤百福の人間性、半青アンチの心理等、毎日こちらのレビューを読むのが楽しみでした。
ありがとうございました。
もうNHK大阪は朝ドラ制作をやめていただきたいです。
こんなにマウンテンを応援したくなったのは初めてでした。
ジークラニスター!!
これまでレビューお疲れさまでした。
四月からはなつぞらに加えてゲームオブスローンズも最終章が始まりますし、今から楽しみですね。
武者様
半年間、お疲れ様でした。
ホントウに、自販機はどうなったのでしょうかね~~w
まあ、何があっても、もう驚きませんが。
カップヌードルを当時の若者文化に訴求させようと、ホコ天で販促イベントをして、その参加者が食べ歩きしている映像をCMに使用したのは史実のようです。まあ、結局それは定着せず、最初は一人暮らしや受験生の夜食として普及していったような記憶があるのですが。少なくとも、カップヌードルを食べ歩きしている人など見たことなくて当然と思います。
歴史のねつ造や手前勝手な解釈は、カルト教団につきものですよね。
それと、今日、忠彦さんが描いていた絵が、いかにも教祖夫妻のご真影っぽく、ああ、やっぱりそうだったんだぁと、ひとり納得しておりました。
中途半端な終わり方だった件ですが、これで思い出したのは、1月も下旬になって松の内(お年玉のオンパレード)を扱ったこと。これから推測するに、
・最初のプロット原案では、歩行者天国から先の展開(自動販売機、あさま山荘、宇宙食、etc…)が用意されていた。
・ところが前半の段階で展開が延び延びになって、年越しの時点で20日遅れていた。
・帳尻を合わせることすら放棄して、最終回になったところで強制終了
こんな感じだったのかなあ、と推測します。
本当にお疲れ様でした!!
この半年を乗り切れたのは武者様の感想とここに書き込まれていた皆様のコメントのおかげでした。
昨日の朝ドラ100、武者様の仰る通り現在放送中の作品て有利な筈なのに結果としては飛び飛び再放送のあさが来たが一位で毎日毎日崇拝できた筈のまんぷくは9位でしたね。まんぷく名作!と叫ばない朝ドラ視聴者の中に冷静な目を持った人が多かったのでしょうか。次作が毎日次の日を待ち焦がれるような楽しめる作品になりますようにと祈りながらマルちゃん正麺を食します
半年間の苦難のレビュー本当にお疲れ様でした。
リッチな大阪名物といえばフグ。熟練の板前さんの手になるてっさは、向こう側が透視できる極度の薄さが売りです。
本作もその浪花グルメにちなんで、日本のテレビ史上新記録と言ってよいお見事な薄っぺらさを披露してくれました。
中華麺の本家中国には「陽春麺」というネギすら入っていない生粋の「かけそば」があります。(もちろんおかずと一緒に食べるものなのでしょう。)本作は、まさしく陽春麺でした。しかもダシも調味料もほとんど効いていない限りなく白湯に近いスープの。なのに、凄まじく悪い後味は強烈に残るという不思議さ。
最終回もやはり凄かったですね、最後の最後まで。何しろろくにちゃんと視聴して来なかった私が「次は誰々が出てきて『○○』というセリフをしゃべるだろう」と予想するたびに99%ほぼその通りだった、15分間ずっとその連続でした。これほど頭脳を一切使わずに見ることの出来るドラマも、かつて見た記憶がありません。
もしも日本一不味い飲食店があったとしたらそれはそれで逆に存在価値になるし、人々は一度は訪れてみたいと興味を持つでしょう。その意味でいろいろと朝ドラの歴史を塗り替えた(?)第99作として記憶に留まりそうですね。(留めたくないけど!)
長きにわたる執筆お疲れさまでした。
『べっぴんさん』の方も、ついに終わってしまいました。
こちらは実にいい終わり方でした。
本当に、心が温かくなる作品だったと、つくづく思います。
「ほっこり」という表現は、『まんぷく』のごとき、ごく浅薄で悪ふざけばかりしていた番組の形容に使われてしまい、非常に印象を悪くしてしまっています(自らは一切使いたくないと思う程)が、本来は、こういう心が温かくなった状態を表現する言葉であった筈。
『べっぴんさん』で豊かに表現されていた、人の様々な心理、人の縁の大切さなどは、『ひよっこ』にも受け継がれ(『ひよっこ2』でもよく表現されていました)、当然その次作でも発展する筈であったところ、何があったのか、ひり出されてきたのは『わろてんか』…
そのあと東京班が『半分、青い。』という突き抜けた作品に発展したのに対して、大阪班が次にひり出したのがこの『まんぷく』…
いい加減にしやがれ!!
元号も変わる新しい時代には、「過去にはこんなひどい作品が作られたこともありました」と記録の中に閉じ込めて、いい作品に恵まれるようになってもらいたいものです。
武者様
半年の苦行お疲れ様です。
早速、もう一度見たい朝ドラランクにも攻撃がありましたね。『西郷どん』でも、賛否がありましたけどね。