総大将はクールに去るぜ
一件落着し、柴田家の三人は新宿の街に出ます。
なつはこう問いかけるのでした。
「じいちゃん、もう帰るの?」
「牛より人が多いと落ち着かん」
まぁ、気持ちはわかります。
帯広に出る時と同じ服装で、全然おしゃれをしていないんですよね。
ありのままといえば、泰樹もそう。新宿で浮いていますが、どうでもいいのでしょう。
夕見子はケロリとして、街を案内したいと言っておりますが。
「早く帰らないと、お前の親父が何をするかわからん」
泰樹はそう言うのです。
温厚で頼りない剛男も、夕見子のことならば「抹殺」までいかずとも、動くということでしょう。
と、ここで思ったのですが。
泰樹は、一人娘である富士子のために、これはないだろうと思いつつ、剛男を婿候補にしていたわけでして。
本当にどうしても許せなければ、縁談に割り込んで排除……もとい抹殺パンチしたかもしれないわけです。
そこを認めたということは、この二人はその時点で基準を満たしていたんでしょうね。
「あれ」とか「おい」とか呼ばれてはいても、なんだかんだで剛男って認められているんですよ。
何気ない一言ですが、凄まじく意味が込められております。
あと、彼は咲太郎のことも認めておりましたよね。
なつぞら85話 感想あらすじ視聴率(7/8)「普通を、疑えッ!」「咲太郎。お前はここまで、よくやったな」
バリバリの問題児ですし、さっちゃんやレミ子にとっては酷い奴に思える咲太郎。
それでも総大将が褒めるということは、いい男なんですな。高山への態度で、それもわかりました。
ここでなつは、しみじみとこう言うのです。
「じいちゃん、よく東京に来たね」
「それは富士子の、いやなつの……東京のパフェというのが、食べたくなったんだ。雪月の大将から聞いてな」
甘党の泰樹は、パフェを求めていたということにするのでした。
高山はロックでウイスキーを飲んでいると言いましたが、そうでないんだわ。
三人で食べに行こうと誘われますが、なつには仕事があります。
うーん、ここは脳内でパフェを食べるじいちゃんと孫を補うか。
ショートアニメを作ってもいいんですよ、どうですか、スタッフの皆さん。いや、仕事を増やすようなことを言ってしまって、すみません。
「なつ……体に気ぃつけてがんばれ」
「じいちゃんも体に気をつけて、みんなによろしく」
「わかった。さぁじいちゃん、行くべ!」
夕見子と連れ合って去って行く、そんな泰樹です。
そのあまりにカッコいい後ろ姿を見ながら、なつは声をあげます。
「あっ!」
背中で生き様を語る
仕事に戻ったなつは、あの木の怪物を描きあげました。
それを坂場が見ています。
「なるほど。後ろ姿ですか。後ろ姿に、歴史が浮かぶ。樹齢を後ろ姿で表した。素晴らしいです! これでいきましょう!」
坂場が納得し、下山班は一斉に拍手します。
納得できれば褒める。そこが坂場のよいところです。
それにしても、あの泰樹が主人公を救う怪物だなんて、素敵じゃありませんか。
なつは背中を通して、救う思いと築かれてきた人生を見たのでしょう。
ここで、チクリと刺してくるのがマコです。
「時間かけすぎ」
「他のも描いてましたから!」
「私も、鳥のデモで三日かかった」
マコはそうこぼします。彼女も夕見子と似たところがあります。
毒舌で高慢で、生意気かもしれない。けれど、素直で素晴らしい。夕見子を見抜いたなつだからこそ、そこがわかるのでしょう。
夕見子を通して、なつは人を見る目を養いました。
「ただの偉そうな人ではありませんよね」
なつはマコに、坂場のことをそう語りかけます。
「私は思ってない。あなたはそう思ってたんだ」
「違いますッ! 要するにあの人は、漫画映画が好きなんです。その可能性も見ている」
ここで二人は、神地と話し合う坂場を見ています。
絶賛されているのです。
「あの二人を見ていると、末恐ろしいわ」
茜がそう言います。
あ、神地のモデルってあの人か。レジェンドか。
生意気で感じ悪いけど、すごいもんね。あー、なるほど!
なつはこう言います。
「負けずに頑張る! 仕事しましょ!」
ここで父が言います。
なつよ、その先へ、先へと進んでゆけ。
そしてEverybody loves somebody, someday…♪
誰かが誰かを愛していると歌い、明日へと続きます。
最近の父がキレッキレですわ。
ついに歌いおった。
※『誰かが誰かを愛してる』
ありのままの彼女は素晴らしい
夕見子は計算高いのか。高慢なのか。優しくないのか。かわいげがないのか。
これは彼女一人ではなく、女性全体の抱える悩みであるとも思えます。
それというのも、幼い頃から女性は女性らしさを磨くように言われます。
家事をしろ。
おいしい料理を作れ。
嫌なことがあっても、愛想笑いしろ。
飲んだくれた親父と親戚のおじさんに、ビールを運べ。
仕事を中断しなくちゃいけなくても、笑顔でお茶を淹れろ。
遅刻しそうでも、化粧をしろ。
足が痛くて辛かろうが、ハイヒールを履け。
寒くても、スカートにしろ。
不愉快なセクハラだろうと、笑顔で受け流せ。
しょうもないデートでも、楽しいふりをして笑顔でいろ。
彼氏や夫が好きならば、くだらない趣味でも従ってやれ。
それができてこそ、賢い女。いい女。
そういう価値観があるわけです。
「女は嘘つき、信頼できない」とよく言われますが、そもそもありのままに生きられないように、ガチガチにはめこんできたのは何なのでしょうか?
どういう人かということは、わかりました。
男女関係ありませんよ。
『半分、青い。』の時、怒りを見せた鈴愛を執拗に叩き続けた層。
男女双方いたでしょうが。ありゃ何だったんですかね。
あの執拗なバッシングに負けずに、NHK東京は力強く生意気なありのままヒロインを放ってきました。
****はその点、信徒大歓喜でしたっけ。
何もかもが薄気味悪いドラマでした。
その理由として、女は本音を言おうとしない、男はそれを喜ぶという、気持ち悪さもあります。
例外的に本音を言う女性は、武士の娘はじめ中高年以上でした。
すると空気を読めないババア扱いされて、実の娘すら「んもぉぉぉ〜!」と奇声でたしなめるのです。
シスターフッド、女性同士の助け合いもない。
誰が男にモテるか競い合い、蹴落とし合う。
醜悪さを煮詰めたような女性同士の関係性でした。
あんなドラマが朝から流されるから、日本のジェンダーランキングはいつも最悪なんだ。そう思ったものです。
それをひっくり返すような、今日の描写です。
素直である女性は素晴らしい。
そんな彼女に救われた。
そんなあの子の良さがわからない男は許さんぞ!
広瀬さんと福地さんの演技も良かったですね。
見事な流れです。NHK朝ドラだからこの程度です。優しいんです。
HBOの姉妹連携はこれですからね。
※本当の抹・殺☆(閲覧とネタばれ注意)
高山みたいな奴はそこにもいる
それにしても、短い出番でありながら高山の造形が素晴らしいんですよね。
これはあるあるです!
・「女はどうせこうだ」という持論にこだわりすぎて、現実を見ない
→夕見子は家を継がない雪次郎を絶賛するように、高山の家柄で選んでいないことは明白です。
それでも「女はどうせこうだ」というしょうもない理屈にとらわれ、あてはめて、それで女を貶めて満足してしまうのです。
いますよね。
「ただイケ!」をなんちゃらの一つ覚えみたいに繰り返す人。
映画『ソーシャルネットワーク』では、
「あんたはオタクだから、イケメンじゃないから、モテないと誤解しているけど。あんたは性格が最悪だからモテないんだよ」
とぶった切っておりましたっけ。
・自由を標榜しながら「でも女は家で飯作ってろ」
→うんざりげんなりさせられますが、歴史的にもあるあるです。
キング牧師ですら、女性への暴力や権利侵害には極めて無頓着だったとか。
◆キング牧師は友人牧師のレイプ行為を笑い、助言までしていた | FBI内密文書が暴露するキング牧師の深い闇 第1回 | クーリエ・ジャポン
・女は癒せばいいんだよ! 見下したいんだよ!
→夕見子が高山の原稿が落ちることをどう思っていたのか。はっきりとは描かれておりません。
ただ、性格的にアドバイスをしてしまったことは考えられます。
高山のセリフの「計算高い」「高慢」にもそのあたりがうかがえます。夕見子なりの策を考えて出していた可能性は、十分ありますよね。
それが我慢できなかった。
これも根強い問題です。女が自分より下、自分よりバカだと安心してから、蹂躙する。
そういう心理が実際には事件や問題にもなっています。
「バカな女は医者になれない」とか。
◆東京新聞:10大学 今年は入試不正なし 医学部 女子、浪人生合格率上昇:社会(TOKYO Web)
「頭が悪いから」、彼女を蹂躙してもいいと開き直ったとか。
バカな女子大生はいい獲物だとか。
◆SPA!「女性をモノ扱いしていた」と女子大生らに直接謝罪。声あげる組織立ち上げ|BUSINESS INSIDER
政治のような賢い男がやるべきことには、進出してくるなとか。
◆アングル:「女性が輝く」国会なるか、参院選候補者の割合は過去最高
高山という存在は、時代の流れについていけない、そういう男性を凝縮したようなリアリティにあふれていたのです。
****の男性陣も軒並みそうでしたっけね。
そこを姉妹がタッグで殴り倒し、抹殺パンチで総大将がとどめを刺す。
「髭も剃れ」
というセリフも爽快で、形だけ真似ても無駄だという含蓄があったものです。
まぁ、そんな高山ですが、ぬくぬくと生きていくとは思いますよ。
お見合いでかわいげのあるお嬢さんと結ばれる。そんな妻をバカでジャズもわからないと見下す。娘が生まれたらバカにしていく。
周囲の女性を、ことごとく見下して生きてゆく。
それでたま〜に、夕見子を思い出して愚痴るのです。
「あれは賢くていい女だったなあ〜、俺にぞっこん惚れてたよな〜。あいつと駆け落ちしていれば、こんな田舎でなくて新宿にいられたのにな〜」
というように、自分に都合よく歴史修正しながら思い出すのです。
ったく、それが思い浮かぶようで、ひたすら不愉快だわ……。
やっぱり、夕見子には雪次郎っしょ。
家を継がない、料理を作る。夕見子の良さを理解できる。
そうなるのかな? 彼はたいした男ですよ!
泰樹とマックスは、何がすごいのか?
『アナと雪の女王』のように姉妹愛で悪い王子を叩きのめす――そんななつと夕美子は最高でした。
そして総大将・泰樹ですよ。
彼の素晴らしさは、『マッドマックス 怒りのデスロード』のマックスに通じるものがあります。
あの作品でマックスは、輸血袋扱いされており、そこからフュリオサ率いる女たちと合流するわけですが。
女と共闘する姿が、ともかく最高なのです。
フュリオサの方が射撃はうまいとふまえて、肩を貸して台座にする場面すらあります。
自分の方が強いとは言わない。
威張ることは考えていない。
美女に鼻の下を伸ばすこともない。
男一人だとリーダーぶらない。
自分のおかげで女が助かるとは言わない。
ただただ、共闘する。
勝利しても、女を要求しない。
その姿がともかく、カッコいいのです!
◆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ザ・シネマ新録吹き替え版!声優・宮内敦士さん、安原義人さん、本田貴子さんのコメント到着!さらに宮内さんのコメント付き番宣…
恩着せがましいわけでもない。
はるばる十勝からやってきて、孫二人の無事を確認して、ついでにパフェを味わえればいい。
泰樹も、その境地に至った感があります。
新宿でも一人、荒野から来た感がありましたしね。
イモータン・ジョーのように、女を集めてハーレムを作り、あいつらは自分がいなくちゃ生きていけないと酔いしれるか。
そんなイモータン・ジョーに搾取されながら、銀スプレーをして、世の不条理を見てみぬふりをして生きるウォー・ボーイズになるか。
それとも、マックスになってみせるか。
あの映画には、そういう含蓄がありました。ただヒャッハーしているわけじゃない。
本作も、あなたに問いかけてきます。
女性を応援する朝ドラから、一歩踏み出したのです。
高山になるか?
泰樹になるか?
それはあなたの選択次第だ、ヒャッハッハー!
文:武者震之助
絵:小久ヒロ
※北海道ネタ盛り沢山のコーナーは武将ジャパンの『ゴールデンカムイ特集』へ!
自分の故郷など、ゆかりのある土地が朝ドラの舞台になったら、それは嬉しいでしょう。
でも、もし、せっかく登場したのに、出鱈目な描かれ方をされてしまったら、
「失望」さらには「怒り」にすら、つながってしまうでしょう。
新宿編のいい加減な屋外ロケは、まさにそういうもの。
あんな時代錯誤の街角や路面電車など出さずとも、この物語が新宿で進行していることは、十分に伝わってくる。
むしろ、あの街角や路面電車を出すことで、新宿であることがわからなくなってしまう上に、反感すら招いてしまう。
正に、「蛇足」という言葉そのものです。
「ロケ施設の建物や電車が、時代設定に合わない」ことをわかっているなら、引き画で町を広く写し込んだり、わざわざ電車を写し込んだりすべきではなかった。
広く写し込むのでなく、登場人物の周囲程度に寄せた画で良かったのに。
これはやはり制作側の判断の誤り、考え方の甘さを指摘されても仕方ないでしょう。
これを言うのが「おかしい」と言われてしまうのは理解に苦しみます。
「****の批判は許さない」という類の人たちと同じことになってしまう。
「脚本や演技指導は実に優れている。屋外ロケも、十勝編は良くできている。
それに対して、新宿編の屋外ロケは、あまりにも低いレベルで妥協しすぎている。
原因は何か?
次期作では改善を望みたい。」
これはごく普通の反応であるはず。
「こんな素晴らしい作品なのだから、細かいところに目を向け気にするのはおかしい」と言うのでは、いわゆる「信者」と呼ばれる人々と変わらなくなってしまう。
「優れた面」と「良くない面」は別に評価すべきだ、と言っているに過ぎません。
「優れた作品なんだから、良くない面は気にするな」ではダメです。
夕見子がやっと甘えられたと思うと泣けてきました。
じいちゃんと三人で町を歩き、パフェの話をしているときに、じいちゃんがどうしてもなつの方に意識が向いてしまっているのにせっかく甘えはじめた夕身子が嫉妬するんじゃないかとひやひやしてました。今日は夕見子を見てあげて、と。とはいえ次いつ会えるかわからないのだから、じいちゃんの「なつ愛」が漏れてしまうのもしょうがないのでしょうね(というところまで考えた上での演出だとしたらすごいです)。
そんな人間模様に意識が集中してたので、街のセットは正直どうでも良かったです。何事も予算や期間があるのだろうし、通信機器の発達の様子とか、ストーリーに直結する部分でなければある意味適当でよいと私は思います。ゆってもフィクションのドラマだし、そんなこといいだしたらあんな美男美女ばかりなはずがないってことになるし。そんなところの不備のあら捜しするより、15分の濃厚な物語を堪能したいです。
「新宿の街角」の屋外ロケが極めて不自然なのは、NHKがロケ施設「ワープステーション江戸」の使用にこだわりすぎるから。
この施設が『いだてん』の撮影に大々的に使用されていたのは知っていますが、『いだてん』に適合するのも、本来なら関東大震災以前まで。大正末期以降は街並みも工夫しなければおかしいし、問題の「路面電車」もあんな古い小型の電車ではおかしい。
まして、『なつぞら』の舞台である昭和30年代の新宿には全く合いません。
いかに「近・現代向けセット」とは言え、昭和30年代が舞台の作品に使えるのは、大正初期以前の街並み・建物が残っていた都市にしか使えないのに。
「何でもかんでもこのロケ施設で済まそうとする」のは何故なのか。
単に安直な姿勢なのか(緻密な脚本制作・演技指導とは全く逆に感じますが)。
それとも、施設側との契約に、何か包括的に全ての作品の撮影で使用しなければならない規定でもあるのか。
何とも不可解千万です。
こういう面は、『なつぞら』の素晴らしい面とは別に、問題意識を持つ必要はあるでしょう。「こんな素晴らしい作品なのだから、細かいところは気にするな」ではダメなのでは。
素敵な回でしたね。
しかし、女性の中にも未だに、勉強や仕事を頑張ってこなくても高山のようなお金持ちと結婚して料理と子供さえ作ればそれで一生安泰なんだという考えの女性が沢山いるのも確かです。
人格が優れ男女共存の稼げない男性よりも、女性を見下しご飯を作らせ家政婦のように扱っても稼げる男の方を求める。
旧来からの偏見に満ちた男性を付け上がらせているのはそういう旧来からの考えの女性なのも事実だと思います。
男性も女性も一様にどんどん変わっていってほしい2019年7月現在です。
坂場が『ヘンゼルとグレーテル』で目指した、「大人になって見返して理解を深め、楽しめるような漫画映画」。
現実にもそれに該当そうな作品はいくつか思い当たるでしょう。
『超電磁マシーン ボルテスV』『太陽の牙 ダグラム』『装甲騎兵 ボトムズ』といった作品がその例の一部。
いずれも、子供の頃は、「ちょっとわからないところがある…」と感じながら、それでものめり込んで見ていたもの。大人になってから、そのストーリーや設定などを改めて見返してみたら、「こんな奥の深い話が『子供向け』に提供されていたのか!」と驚かされる。
あと、なつ考案の「木の怪物」。劇中に出てきたデザイン画から、つい『太陽の牙 ダグラム』のCBアーマー「F4Xヘイスティ」や「H404Sマッケレル」を連想してしまい…
子供の頃、月刊コミック雑誌に掲載される解説記事のメカニックデザイン画。夢中になって見ていたのをつい思い出してしまいました。
高山が今週のMVPだ!というぐらい高山にハマりました。彼の演技が棒だとタグでは評されてましたが、大学生の頃はあんな口調ですかしたことをいう奴ってあるある過ぎて、あんな奴いたよな、いや、しかし、高山はあの頃の俺かも知れない、などとも考え。冷や汗が出てくる演技で、かなりリアリティーあるものであったと思います。
自己の「高山性」をひどく内省してしまいました。
今日の本編もレビューも、いわゆる神回でしょうか。釘付けになりました。永久保存です。
夕見子は目が覚めたのに、未だに寝ぼけきって目も覚めてないのが、屋外ロケによる新宿の街角のシーン。
相も変わらずぬけぬけと「明治の幽霊電車」を出す上に、道路は未舗装!ときたもんだ。
いくらなんでも新宿の表通りが「未舗装」とはバカも休み休みにせい!
路面電車の線路が「単線」というのもあり得ない! 都電の主要ターミナルの一つなのに!
今週前半の高山の言動は、何とも軽薄極まりないもので、聞いていてイライラ! 「あの夕見子が何に目が眩んでこんな輩に?」とモヤモヤしていました。
こういう輩につまづきかけたのは、軍師・夕見子の「一生の不覚」でしょうか。自ら目が覚めて良かったというもの。
今日は泣けました。
じいちゃんのパンチ炸裂に、
胸がスッとしました。