今日もツッコミどころが止まりません。
もう表にしないと収まらない。
誰が? | どうした? |
---|---|
鈴さん | しつこい「私が代わろうか?」を笑いだと信じている絶望的なボケセンス |
福子さん | 相変わらず髪の毛をペタペタ触る |
真一さん | 10ケース販売と浮かれているけど、あの人数でそんなに作れてたまるか疑惑 |
ダネイホン工場 | 工場セットを作るのはチキンラーメンが出てきてからだから、あんな狭苦しいセットを使い回し疑惑。よくまぁ、東京へ拡販できたなぁ、と |
東京支社 | 看板設置の許可は得たのか、アアン? |
白いダネイホン | 原材料のワカメを昆布に変えただけで、緑色のドロドロから色変わるんか? |
神部さん | 相部屋なのにタカからのラブレターを音読。タカちゃん、止めるなら今やで |
神部さん | タカの手紙にやきもきしておきながら、ポスト前で気になる美女が登場。相変わらずゲスいな |
ダネイホン | あれだけ不評だったのに、2ヶ月で軌道に乗っている謎の進捗 |
ダネイホン | 瓶詰めから缶詰に変更って、パッケージ変更だけでも相当大変なはず |
福子さん | 「私も手伝う〜〜♪」という言葉から漂う、福子手伝っていないのに会社経営に口出している疑惑 |
あんな素人っぽい福子(まんぷく立花福子モデル→安藤仁子)が思いつきで生産ラインに入り込めるという点でも、いろいろな意味で絶望的。
ダネイホンの工場って、どうなっているんでしょうか。
しかも、です。
「栄養失調の人全員に届けたい!」
「コストが上がるから砂糖は駄目だ!」
なんて言うから、さぞや庶民向けの低価格かと思っていたら、一瓶60円ですって???
品川の事務所物件家賃が150円なのに、60円って???
なんか、計算間違ってません?
6円じゃなくて?
それでも高いわ!
これじゃあ怪しげな健康食品と変わらないじゃないですか。
と思ってたら、色々とツイート投下されてましたね。
よろしければ皆さんもご検討ください。
ダネイホン最初20円やったのに60円になってる!300円が10万円やから2万円?!
— きみ (@kimi05080925) December 12, 2018
https://twitter.com/miya_Okai2/status/1073082736246644736
63·64【当時の物価史】劇中:東京·品川(月150円)
昭和23年2月(1948)※教員の初任給2000円家賃の歴史:大正13「10円」昭和13「13円」
昭和21「50円」昭和23「150円」←今ココ
昭27「900円」昭30「1800円」昭40「4000円」
昭43→44「5000→10000円」昭50「3万円」#まんぷく #ダネイホン 60円/1個 pic.twitter.com/lwatUqaaJU— わび@さび (@think_literacy) December 13, 2018
【64話の視聴率は21.0%でした】
女なんて学問に興味ない、と?
はい、ここからはじっくり突っ込みたいポイントですね。
タカの性格とその扱いが最低最悪。
本作の場合、若い女は男のことしか考えておりません。
これは、チャップリンの映画を観たあと、ボケーッとして内容を覚えていない――と言う福子のあたりから感じておりました。
福子と友人、保科、姉妹との会話にしたって、男のことばかりです。
女なんてバカだから、芸術を鑑賞しても頭になんか入らないだろう。
男のことしか考えていないだろう。
あるいは化粧か服のことか。
こういう幼稚な偏見の持ち主の書いた作品って、女性同士の会話で明るみに出ちゃうんですよ。
『あまちゃん』のアキとユイの会話。
熱いマンガ論を戦わせていた『半分、青い。』の鈴愛とユーコの会話あたりと比べてみてくださいね。
本作には生きた女なんて出てこない。
脳内概念です。
父の忠彦に大学へ進めと言われると、タカは結婚が遅れると文句垂れるだけ。
「女の学問なんて、結婚を遅らせるだけで無駄なもの」
という、腐りきった昭和オヤジのクソ価値観悪臭がプンプンしてきますわー。
これが
「おなごも学問だす!」
という『あさが来た』制作のNHK大阪の成れの果てか。情けない。
男がセクシーに振る舞えばメロメロになる?
言いたくなかったことですけど、浴衣ごろ寝だの、褌尻無双だの、そういうセクシー路線からは、ウケ狙い以外のクソ発想をも感じていました。
それは女性拉致監禁事件を起こした犯人の、
「性的な快感を与えれば、自分のいいなりになると思った」
という、どうしようもない妄想です。
奴隷妄想ですね。
本作からはこういう、
「女なんていろいろ文句垂れているけど、男がセクシーに振る舞えばメロメロになって言うこと聞くんだよ」
という考えすら感じてしまいました。
そういう意図に乗っかったような、
「きゃー! おいで砲!」
「褌尻ありがとうございます!」
みたいな記事もありました。
ああいうのをみて、私がどんだけ苦い顔をしていたのか、今になって書いてもいいですか?
「露骨に女がバカにされているのに、そんなくだらないセクシー描写で喜んでどうするんだよ」
って、舌打ちしていました。
ま、それも終わりが見えてきたかな。いくらセクシーだろうが、中身がゲスなら嫌われる。
本作はそう証明しつつありますね。当然のことでしょう(続きは次ページへ)。
ハラスメント広告ってハズ○キルーペですかね。おっと文字がはみでた。
「クリエイター不在の広告はセンス最悪」とおっしゃいますが、このドラマの場合はちょっと違います。
立花夫妻はクリエイターではありませんが、あくまでも架空のキャラクター。
あの食い倒れ衣装の最悪広告を生み出したのは、このテレビドラマの制作者陣。れっきとしたクリエイターです。
公共放送のクリエイターたちが集まってあの体たらくなのです。つまりは、まったく救いようがないということですね。
当時自分の作った製品を百貨店に納めることは大変ステータスがあり、どれだけの努力をして採用に至るかを表現した歴代の朝ドラは「カーネーション」「べっぴんさん」等ありました。たとえ偶然だったり、強引だったり、幸運だったりとしてもその過程は描かれ、採用となれば視聴している我々も納得のいくストーリーとして腑に落ちます。しかし、今日の場面は唐突でした。なぜダネイホンが百貨店に採用されたのか全く説明なし。朝ドラでヒロインが活躍できる肝心な部分をいとも簡単に飛ばしてしまいました。
当初、「王道の朝ドラが帰ってきた」とか無意味に評価していた方。もう一度王道とは何かを考えるきっかけになっているでしょうか。上っ面だけのストーリー展開では歴代の朝ドラに顔向けができなくなりますよ。
ダネイホンの価格設定は今の相場で2,000円位にしたんだと思います。家賃設定を間違えたのかもしれませんね。いずれにせよ甘いです。
タカ「婚期が遅れるから大学に行きたくない。」
いやいやいや、あの時代の父親が(今でも?)経済的な理由や、それこそ婚期の遅れを理由に大学に行くなと言うのはわかりますが、逆は無いでしょう。
むしろダーリンの為に学問を納めて助けになる!位は言うのがお約束では?
製作陣の「女は大学になんか行かずにさっさと家庭に入れよ!」的な意識が透けて見えて、腹が立ってきます。