おはようございます。
福子が倒れた原因は過労だそうです。
ガッカリだな、ルイージ福子様よぉ!
高齢の鈴ですらピンピンしているのに、それしきで倒れるとは情けない。
夢枕に女神・咲様がお出ましになるように祈るとか(※とかなんとか書いていたら来週出るようで……成仏させたれよ)。
ダネイホンを食べて奇跡の回復とか。
いやいや、ここは「まんぷくラーメン」をずるずるとすすって復活とか。
そのくらいしてこそでしょ。
それよりも何よりも、見逃せないのが救急車ですね。
タカがちょっと産気づいた時も、福子が倒れた時も、タクシー代わりに使える救急車って本当に便利だな〜。
「やっぱり救急車って見栄えいいじゃない! 緊急性が出せるし!」
いいぞ、いいぞぉ、それでこそトレンドに敏感な本作だぁ!
インスタ映えするもんね。
◆救急車内の自撮り、SNS投稿に医者が苦言「映えスポットじゃない」 消防庁「禁止規定はない」けど…
◆病院「たらい回し」のニュースに潜む深刻すぎる現実(LIMO) – Yahoo!ニュース
実に本作らしいと思います。
セレブは他人に迷惑をかけてもオッケー♪ それでこそセレブ♪ って世界観に見えるんですよね。
んで、なぜかそれにハマる信徒がいる。
歴史人物で彷彿とさせるのは、皇帝ネロとかですかね~。
あるいはフィクションならば『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョフリー王とか。
まぁ、それ系っす。
【115話の視聴率は20.7%でした】
男性脚本家だからこういうもの!?
さて、いよいよ「まんぷくラーメン」という神への供物発売ですが。
もう、このドラマって小学校高学年男子レベルの妄想劇場ではないでしょうか。
本作は「妊娠出産育児」関連の知識があまりにザル。
小学生以下の保健体育知識で頭を抱えてしまいます。
これに対する擁護として、
「男性脚本家だから」
「女性目線のチェック体制がない」
というものがあります。
それは世の中の男性全般に失礼ってモンですよ。
陣痛三時間で異常扱いする男性って、よほどの高年齢か、無関心か、お勉強大嫌いか。そういう層でしょ。
つか、そんな設定の甘い台本を通すなって話であって。
この種の質の悪い擁護は、次のような理屈ともワンセットになっています。
「ビジネスドラマとしての部分は、朝ドラにはないようなところがある!」
「男のドラマなんです! 池井戸潤さん原作系ですよ」
いや、それも失礼って話です。
女性主体の『べっぴんさん』で描かれたビジネスの方がまだマシ。
あれも見ている当時はなんだかな〜とツッコミどころがありましたが、本作ほど酷くありませんでしたからね。
要は、勤労経験がないんでしょ?
脚本家あるいは本作スタッフさんは、フツーに働いたことってあります?
おそらくや、無いのでしょう。
そうでなければ、一般社会ではありえない、お粗末な表現があまりに多い。
私がパッと思いついた分だけでも挙げてみましょう。
・上司の許可無しに、客室まで行くホテルの女性従業員
・フロントで私語を喋り散らすホテル従業員
・缶詰窃盗常習犯であるホテル調理担当者
・機密情報を部外者にバラす発明家
・経営者の未成年親族に欲情する従業員たち
・道楽で金を使い込む理事長
・仕事中、客席に座り込んで客としゃべり込む飲食店従業員
・静止しているどころかエロマンボダンスを踊り出す絵画モデル
・モデルにエロ目線を投げつける画家
・身内融資を通そうとする信用組合の経理
全員即座にダメ! 解雇待ったなし!
ビジネス以外にも、
・感電危険性を無視する発明家
・盗電行為を注意する相手に逆ギレの発明家
といった、常識外の行動がありますが、もういいですね。
はい。
こんな調子で、どこがビジネスの描写は得意なんですか?
ちょっともう意味がわかりません。
【うどん玉6円】以外の物価を出せないの?
価格設定の話も酷かった。本当に見てられなかった><;
何ですか、あの価格設定。
・端数は使わない親切な10円単位設計
・鈴が持ち出した【うどん玉6円】との比較以外、物価がわかる根拠がない
・そもそも原価、コスト、そういう計算がないので適切かどうかもわからない
・身内で試食してワーッと盛り上がっていただけで、市場リサーチなんてしたはずがない
文化祭ですよ、文化祭。
学生がノリで決めているのと一緒で、プロ意識は全く感じられません。
「俺らの作ったラーメン、絶対うまいって!」
「そうかなあ? こんなに高くて売れるかな?」
「俺らが作ったんだよ! 強気でもいける、1000円でいってみよっ!」
「2000円でもいいくらいだ!」
「3000円でもいけるって!」
「隣のクラスは、お好み焼き350円だよ。それでいけるかなぁ」
「うっせーよブース」
「ぜってーーーいけるって!」
このレベルやな。
肝心のラーメン作りも、リアリティゼロ。
演出チームも士気がないことはわかりました。
倒れた福子はニコニコ笑顔で血色抜群だし、ずーっと揚げ物をしている萬平の髪の毛も衣装も、洗い立てのツヤツヤ感ですからね。
まぁ、本作スタッフが揚げ物なんてしたことすらないことは、よく伝わって来ました。
そうそう、鈴の【うどん玉6円】もね。
これ、日清側の記録が持ち出すお約束の数字なんです。
そういう差しだされた【史実】だけをつまみ食いしていることは伝わって来ます。
当時の物価や世の中の流れなんて、自分では、マトモに調べていない。
それは救急車ひとつとってもそうです。
当時は、あんなにホイホイ呼べるものじゃありませんよ。
演じられる登場人物も、あがってくる脚本も、演出も、演技も。
何もかもが
文
化
祭
レ
ベ
ル
なんですよ。
演じる方を悪く言うのはどうかと思います。
ある意味彼らも被害者です。
しかし、これは言わねばならないでしょう。
萬平さん。
あなたと同じ顔をした明智光秀を、来年一年間、大河で見ると思うとゲンナリです。別人に生まれ変わっていることを祈ります。
福子さん。
教団幹部にかける言葉はないでしょう。
世良さん。
毎回、脂分ギットギトな演技に困惑です。
ナレーターさん。
確かに、こんな仕事を持ち込まれたことには心から同情します。
毎回ハキハキと一本調子、小学校のスピーカーから流れて来そうな放送委員レベル。
お若い方に高望みはしませんが、どうしたものでしょうね。
普通、先行作品の重要な舞台を、名前もそのままに登場させるなら、先行作品でのイメージは大事にしそうなもの。同じNHKの同じ大阪制作なのに。
それすらできなくなってしまったんでしょうな。
大急はセットも名前もべっぴんさんからの使いまわしでしょう。
出入りのキアリスとまんぷく食品の個性の差で会って大急百貨店に罪はありませんから。
文化祭、このドラマの真実にたどり着いたかも。ナレ―ション含めて文化祭、
これで統一されているからブレガない。
役者も被害者とおっしゃっていますが、脚本や演出に対して現場で何の疑問も持たないのでしょうか?
疑問があっても文句を言わず、演技指導に従うのが正しい役者の姿なんでしょうか?
作品の評価を表立って浴びるのは自分たちなのに、現場で意見も言えないなら、俳優ってリスキーなお仕事ですね。
それともあれで良いと思って演じているなら、出演俳優たちの評価を下げざるを得ません。
安藤サクラなどはあの演技は自分のアイデアとかなんとか言っていたような…本当に賞に値するような演技派なのか、よく分からなくなりました。
今回(第115話)までの1週間の『べっぴんさん』
週間タイトル「旅立ちのとき」のとおり、様々な人々が新たな旅立ちを迎えました。
喜代さんと忠さん。
龍一。
岳ちゃん。
そして、さくらと健太郎。
先週のさくらの成長の影に隠れてやや目立ちませんが、今週は健太郎が人間的に成長を見た週でもあります。祖母や両親に自分の考えを言えず、自分を抑えて生きてきたのが、進路について自身の考えを表明し、認めてもらうに至りました。
で、「めでたしめでたし」とはしてくれないのが『べっぴんさん』でもあります。来週は、さくらと健太郎が就職を迎える時期。乗り越えるべき新たな課題が出てきます(ネタバレになりますが)。
「乗り越えて新たなステージに進んだら、新たな課題も…」という展開は、『ひよっこ』や『半分、青い。』でも採られた手法だったと思います。
『まんぷく』には無理ですね。
いくら百貨店の名称や店内等の形ばかり真似てきても、こういう、人の成長とか、理解し合うことといったような表現をするレベルにそもそも立ち得ていない。
所詮、単なる話題性狙いでしかない。
「本物は、絶対負けへんねん。」
愚神礼賛というワードが脳内を巡り続ける1週間でした。
奥田瑛二さんのキャスティングが発表されましたが、最終回近辺で夢枕に、福子の父役として現れて、咲姉ちゃんと一緒に「よう頑張ったな」と声をかける…という話題性狙いのべったべたな展開を予想しています。
スタッフもキャストも
チコちゃんに大阪弁でドヤされておいで(笑)
陣痛三日間続いた私が通りますよー。
早い段階で視聴をやめました。
まんぺーさーん←まだ10代だからな。きっと成長と共に演技を変えてくるはず。
。。。。変わらない。
戦時中に綺麗な色の洋服←当時はリンチ案件では?
もしかしてスタッフさんも演者さんも、おかしいと思っても言えない雰囲気なのかもしれませんね。上の方がやたら怖いとか。
あと少しで終わるので嬉しいです。
きっと本作関係者も修行が終わりホッとすることでしょう。
ユンファ兄貴口調で、「『べっぴんさん』に謝れ」と言いたくなってしまう。
パクリの魔の手はついに『べっぴんさん』に。
しかし『べっぴんさん』愛好者としては、既に番組中で回答は出てますしね。
第81話で、「キアリス」のまがい物を売りつけていた(そして、粗悪品ゆえにポシャった)玉井に、明美さんが放った回答
「本物は、絶対負けへんねん。」
どうやら来週もしつこく
「大急百貨店」と言い続けるつもりのようだ。
のみならず、店内のつくりまで『べっぴんさん』の大急百貨店の丸パクリ!
モデルが同じ阪急百貨店だとは言え、何の工夫もなく手抜きの極み。
ふざけるのもいい加減にしてもらいたいところだ。
受け継ぐべきものは、単なる名称やセットの見た目ではなく、「きちんとしたドラマの造り」である筈なのに。
いかに同じNHK大阪制作であるとは言え、それなくして表面だけをパクられると、本当に腹が立つ。