【142話の視聴率は21.5%でした】
おはようございます。
今朝のチベットスナギツネ案件です。
◆うたコン「サクラ咲く!春うた三昧」 – NHK 安藤サクラが登場!
最終盤に来てからのテコ入れが怒涛過ぎて驚きます。
効果あるのでしょうか?
んでもって、これですわ。
◆いけないよ…まんぷく大谷亮平、NHK大相撲中継で「カップヌードル」言っちゃった!視聴者ほっこり
いやいや、いやいや。
ドラマ本編で「カップ」と「ヌードル」の間をあけるだけで、さんざん言ってるじゃないですか。
以前こんなことを聞きました。
「朝ドラの舞台地になったとある町では、観光客増加でグッズを作ろうにも、NHKは商用利用に慎重であり、苦労した」
ちなみにその朝ドラとはNHK東京の作品です。
おかしいぞ。
NHK大阪は、モロにドラマ名やら商品名やら使いまくっているのに、ナゼだ。
NHK東京で実在の商品と便乗したと言えば、『とと姉ちゃん』がありますね。
これは協力拒否だけでなく、批判ルートに突き進みました。それでよかったのかもしれません。
NHK大阪の商業臭の漂わせ方は、もう見ちゃいられません。何をやっているんですか。
もくじ
アラウンド傘寿の生死がギャグって
『わろてんか』の時にも思ったのは、
「大阪がお笑いの本場って嘘だよね?」
ってことです。
何が?
って、80才前後の鈴の生死をトボけた取扱にするところです。
やっていいことと悪いことの区別はないんかーい!
今回の病状にしても、仮病騒動の焼き直しそのものに見えてしまいます。
ナゼ、ここにきて序盤ネタを使い回したりするのか、意味がわかりません。
心配になってくるのは、鈴のことよりもスタッフの今後かもしれません。
福子にしても頭の中はどうなっちゃっているのか。
「お母さんは武士の娘でしょ!」
散々バカにしてきたくせに、ここにきて何の呪文扱いなのでしょう。
武士の娘って不死身? ゾンビか何か?
『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリス様が、こう言うのならばわかります。
「ドラゴンの血を引くターガリエンの者ならば、私は燃えない!」
まぁ、そういう設定ですけどw
※カリーシはそうだからわかるけどさぁ
しかし、武士は違います。
病気にもかかるし、ちゃんと死ぬ。
むろん、制作陣だって、んなこたぁわかっているはず。
わかっていても、
「今さら鈴を励ますセリフが思いつかないから、信徒にはこれでいいんじゃない?」
という、やっつけ仕事な丸わかりなんじゃ!
現在の医学だって80才の母親が病気にかかっていたならば、死を意識したっておかしくないでしょうに。
萬平さぁん>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>老母
ここに至っても福子の態度がモロにこれだから辛いです。
源義経で恥の上塗りを忘れない
出ましたよ。
またも出ました源義経。
もはや鈴関連のネタは使い回しがデフォで呆れるしかありません。
残飯を使い回して客のテーブルにぶん投げる――そんな手抜き仕事でも信徒なら怒らないという考えですかね。
義経ぐらい古い歴史人物なら御子孫からの文句も来ないから都合が良いんでしょう。
万が一、ツッコミがあっても「冗談やがな」で済まされそうですし。
フリーズドライでエビが決まったものの
そしてフリーズドライのエビ決定です。
清々しいほどの【ボタン連打】でミッションクリアしおって、意味がちょっとわかりません。
真っ当で正直な作品は絶対的にアプローチが違いますよ。
少しだけ比較しましょうか。
◆『半分、青い。』スパロウリズムの「マザー」
鈴愛「入院していた母が喜ぶような、そんな扇風機を作りたい!」
律「その必要条件を解析してみよう。自然の風に近いということだな」
鈴愛「まさにそれだ、そうなんだ!」
以下、工学知識に基づき怒涛の実証実験をする律。
鈴愛は、イマジネーションとアイデア、デザインセンスを発揮する。
◆『まんぷく』のまんぷくヌードル
萬平「ヌードルだからラーメンじゃなくて洋風。あと彩りも大事」
研究員「片っ端からエビで実験だー!」
神部「なんかシュリンプカクテルを見つけた」
研究員「これだー!」
萬平「こういうのが欲しかった」
おい、おいおいおい。
完全にボタンを連打しているだけでクリア。
偶然頼りにも程があろうに。
重々しい顔で、
「求めていたのは、まさにこういうのだ!」
と語る萬平の姿がマヌケすぎて見ちゃいられません。
そういうアイデアが最初からあるなら、もうちょっとヒントを絞りましょうよ。
後出しにしか見えないんです。
中国風じゃない食材って何?
このニュースを見て、本作を思い出しました。
「今度こそ中国をかすらないものにするんだー!」
という勢いはどこに行きましたかね。
そもそも、元号という制度そのものが中国由来なんですってば。
漢字も稲作も!
東アジア文化圏はそう言うものです。
ナゼこの話かって?
そっくりじゃないですか。
「中国大陸由来のラーメンを、日本独特のものにする!」
という『まんぷく』スタンスです。
こんな無茶振りをぶん投げられた時点で、普通は逃げるんじゃないかと思うんですよ。
中国料理の食材の豊富さ。
バリエーション。
調理パターン。
それは世界でも最高峰とされています。
「中国人が4本足で食べないものは、テーブルと椅子くらいですよ」
なんてジョークがあるほど、食材が豊かなことで有名です。
それなのに本作では、
「中国ではなく洋風だー!」
と、意味がわからない悪あがきをしています。本当に何がしたいのでしょうか?
こちらはノリノリで待っているのに、設定を忘れたらしく【洋風】をあまり連呼してくれなくなりました。
仕方がないので、こちらからツッコミさせていただきますね。
「まんぷくヌードルの具材なんて、エビチャーハンじゃねえか!」
これやで!
そもそも漢民族の食文化から遠く、オリジナルだと主張できるものなんて限られたものしかない。
それこそアイヌ料理や納豆(※ただし、納豆は他のアジア地域にも広く分布しております)あたりしか思いつきません。
蒟蒻はボーダー上かな(※中国由来ですが、地域差がかなりあって食べないところではほぼ全く食べない)。
ここから推理できることは、これです。
「スタッフよ、あなた方は料理の基礎知識があまりにも欠けています」
勉強もせず、よくぞ食をテーマにした『まんぷく』なんてドラマを作れたものです。
誰も自動車免許を持っていないチームが作った車にあなたは乗りますか?
私なら辞退します。
商品特性を掴んでいないセリフの数々
「まんぷくラーメンにはコシがある!」
この時点で何度となくチベットスナギツネ顔になったものですが、ここにきても何ら進歩がありません。
「肉汁とスープが絡み合っているぅ!」
「エビの食感がたまらない!」
そうでしょうか?
普通カップラーメンを食べていて、そんなこと思ったりします?
素晴らしいという食感にしたって味にしたって、それを生み出す工夫は何もない。
【設定上そうなっている( ・ิω・ิ)】というだけで、試行錯誤する様が描かれていないから通じない。
それでも「萬平さぁ~~~~~ん」と言っちゃう教団の洗脳は素晴らしい技術です。
そこは素直に感心しております。
商品特性を把握していない人。
あるべき企業の姿がわかっちゃいない人。
そんなスタッフが作ってよいドラマでしょうか。
だから露骨なテコ入れや、商品名サブリミナル効果を発動させているのかもしれません。
私は本当に美味しい、マルちゃん正麺を今日も食べようかな♪
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信長「光秀の食事マナーには期待しているぞ!」
百年の恋に落ちたかのような――そんな素晴らしい相手に出会った。
しかし、恋は一気に醒めた。
二度目のデートはなかった。
WHY?
どうして?
「いや、あまりに食事の仕方が受け入れられなかったので……」
そうなるのが食の作法です。
冗談ではなく、現実にある悲劇で、誰だって「ものをクッチャクッチャ食べる人と食事したくない」でしょ?
たとえどんな美男美女だって、汚らしい食事マナーだともうダメになってしまうもの。
クチャラーなんて言葉もありますね。
◆【衝撃事実】店でクチャクチャ食ってる「クチャラー」に注意できる? 日本人の40%が注意|ガジェット通信
二度目のデートはない――そんな汚い食べ方をする本作の出演者たち。
序盤から一貫性があり、まんぷくヌードル試食会で地獄の最高潮を迎えました。
カップ麺とはいえ、もう少しきれいに召し上がれませんかね。
出演者さんの印象すら悪くなる一方です。
ここからの巻き返しを期待したいのがハセヒロさん。
彼が演じる明智光秀は、そのマナーの良さで織田信長をうっとりとさせてしまったほど、洗練された人物です。
次は期待しています!
僭越ながら、それができると信じております!!
※続きは次ページへ
ハツメー過程もエロ家庭もマンペー教団も嬌声&愚痴合戦もあまねく気持ち悪いのですが、即席ラーメンを美味しい美味しいと食べてること自体がなんとも居心地悪いです。キャストのほとんどが大阪人設定のはずなのに… 美食の歴史はやはり都市伝説なのか…
食べ方の汚さの方は、いまだよく見る風景のような気もしますけど(笑)
お笑いについては、大阪局が作ってるだけでスタッフが関西人なわけではないし、地元もいろいろ落ち込んでるので仕方ないんだろなと諦めてます。それでもごくたまに、大阪人のツボをおさえてるときがあるらしく、でも面倒くさいのでどこがどうおもしろかったのかとかは追求してません。
萬平の萬平による萬平のための物語だったと思う。
福子の、萬平さんはみんなのためになる事をする、といった風には思えなかった。
他のキャストも皆萬平のために動いていたようだ。
教祖様といった表現が一番当てはまる。
唯一反論する立ち位置に描かれていたのが鈴。
脚本家の狙いなのだろうが、鈴は視聴者と同じ様な立場も与えられていた。
昨日の咲ねえの「お母さんは黙ってて!」というセリフは
今作に我々のような否定的な立場の視聴者に対して
「この面白さがわからない視聴者は黙ってて!」という風に聞こえた。
昔はこうだった。懐かしいねえ、あの時代は良かった、という派と
これからの新しい時代にどんどんアップデートしなきゃね、という派で
評価が別れたのではないかと思います。
自分は「半分青い」はかなり高評価で楽しませてもらったので、
今作は変面教師としておきます。