半分、青い。22話あらすじ感想(4/26)ブッチャーどんだけ律好きよ!

就職試験に13社も落ちまくりながら、どうにかして農協の内定を勝ち取った楡野鈴愛。

いざ進路が決まってしまうと、今度は周囲の友達のように目標がない自分に疑問を感じてしまいます。

1989年の秋。
果たして鈴愛の将来は……。

 

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東大ごときで引っかかるなんて!

鈴愛は漫画を描き始めています。
ちなみに彼女の漫画を実際に描いているのは、『あまちゃん』のファンアートである「あま絵」、『マッサン』のコミカライズでもおなじみ「なかはらももた先生」です。

スクリーントーンすらわからないため、手書きで模様を入れる鈴愛。

ここで、秋風羽織の男性アシスタントがトーンを貼り付ける場面が出てきます。
最近はデジタル作画が主流のため、トーンを貼り付ける作家さんは減少傾向だとか。画材屋さんも泣いていることでしょう。

和子は弥一に、律の東大模試判定を見せます。

結果は、最低ランクの【E】。
律の部屋の机に、無造作においてあったとか。

自分たちの子供を東大に入れるなんて、無理だったと言い出す弥一。
和子の家系には、東大出身者がいるそうで……。

和子は我が子はエジソンだと信じていました。

ずっと優等生だった律、小さい頃、ノーベル賞を取ると言っていた律。

「それが東大ごときで引っかかるなんて!」
衝撃を受ける和子です。

 

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秋風羽織は性根が腐っている!?

一方、秋風羽織の仕事場では、編集者が秋風におずおずと切り出します。

「あのぉ〜、このタイトルの、【キスプラスパイアールの二乗】なんですが」
「【キスプラスパイアール二乗】、【の】はいらない」
「あっ、はい。ちょっとわかりにくくないですかね。年上女性と恋をする話ですし、【年上に胸キュン】ではどうかと」
「それはきみの意見か?」
「いっ、いえ! 編集部全体の意見です」

秋風の命令で、ピンクハウスぽい服装のマネージャー・菱本が電話をかけ始めました。
アシスタントではなく、マネージャーさんでした。

相手は散英社の『ガーベラ』編集部だそうです。モデルは集英社の『マーガレット』あたりですかね。
ちなみにこの編集者・小杉役は大野泰広さんです。
『真田丸』では、「犬伏の別れ」で顔面に下駄をぶつけられていた、河原綱家役です。

「いやあ〜先生、おかげで累計一億部ですよ」
そう上機嫌な北野編集長。

しかし、秋風は、
「来月からは講談館で続きを描く」
とガチャ切り。これは講談社+小学館かな。

ちょっと時代は変わりますが、『SLAM DUNK』の井上雄彦氏がジャンプで連載を終えた後、モーニング(講談社)で『バガボンド』を始めたのを思い出しました。

今は海賊サイトでのダウンロードが問題になるほど、本にお金を使わない時代。
当時の漫画の売れ行きは、凄まじいものがありました。

特に週刊少年ジャンプは圧倒的でしたが、この頃から週刊少年マガジンが『MMR』や『はじめの一歩』などで盛り返し、一時は部数を抜いたような……。

ここで、廉子さんがナレーションでツッコミ。
スイートな世界観を描くくせに、性根が腐っているというあんまりな言葉。
秋風がムッときたように、カメラ目線になります。

廉子は、ここで、
「大変きびしーい人でした」
と、慌てて言い換えます。性根が腐った漫画家ねえ。

 

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星座おみくじで落ち込む律は東大諦めるのか

律は、喫茶「ともしび」でホロスコープくじを引いています。

 

あったあった!
食堂や喫茶店のテーブルにある、星座おみくじ機。昔はよく見ましたよね。

100円玉を入れて、自分の星座の運勢を見るもの。
気になって調べたら、まだ現役でした(メーカーサイト)。

律は結果の悪さに驚き、思わずまさこに
「こういうのは普通入れないんじゃないの?」
と言ってしまいます。

そこへ、ブッチャー登場。
お好み焼きを食べているのに、クリームぜんざいも頼むあたりが、男子高校生らしい食欲の旺盛さです。

まさこは、律の悪運を引き受けるため、くじを引き取ります。

律はブッチャーに向かって、「東大は無理だ、京大にする」と言い出します。
東大も京大も、難易度ではあまり変わらない気がしますので、あの判定では厳しいのでは……。

「ほしたら俺も京都にしなくちゃ!」
ブッチャーは律にあわせて、東京の私立文系を目指していました。
それを、親を説得して京都の私大にするそうです。

そこまで律と一緒がいいのか、かわいいじゃん、と思っていると、律も『なんで?』と疑問を感じているようです。

「新しい友達作れよ」
「律は一人や!」
そう言い切るブッチャー。どこまで律が好きなんでしょう。

公式サイトインタビューによると、ブッチャーにとって律は、叶わぬ恋の相手でもあるそうです(公式サイト)。

去年は大河ドラマで、主君に恋愛とも忠誠ともつかない、純粋な気持ちを抱く家臣を演じた矢本さん。
そして今回は、親友に恋愛とも友情ともつかない、純粋な気持ちを抱く少年を演じている、と。

大河と朝ドラで、共通点のある人物を演じ分ける例といえば、前作『わろてんか』における高橋一生さんがあります。
あれは失敗しましたが、本作はよいかもしれません。期待できますね。

 

どうしても鈴愛が心配になってしまう親心

夜中まで漫画を描く鈴愛。宇太郎は心配しています。

布団の中で、晴はやっと大変な就職が終わったのだから大目にみましょう、と言います。

ここでネタばらし。
鈴愛が農協に合格できたのは、仙吉の口利きがあったようです。やっぱり。

あの子はどうなるんやろ、と心配そうな晴。
結婚して子供を生むんやろ、とお気軽な宇太郎。
違います、晴は、左耳が心配なのです。

が、晴に似て器量よしで、性格もおもしろい、今にかぐや姫みたいにモテモテになるぞ、と楽観的な宇太郎。
晴はそんな楽観的な性格に励まされるようです。どうしても根が心配症なのですね。

鈴愛は、こばやんとの黒歴史デートをモチーフとしたらしき漫画を完成させます。
ペン入れもしない、トーンも貼っていない原始的なものです。

笛を吹いて律を呼び出す鈴愛。
律は机に突っ伏して、徹夜で勉強していた様子です。

窓から顔を出すものの、眠気のあまり倒れる律。
京都に行けば、こうして呼ばれることもないと思うと、スッキリするような、少しさみしいような……そう思う律なのでした。

 

今日のマトメ「途切れるようで、途切れない、焦らしにドキドキ」

今日は律の進路関連でひとひねり。
東京拠点の秋風羽織のもとに鈴愛が向かうことは、既定路線として示されているわけです。

もしも律が、東京に進学するのであればこの二人は離れませんが、律が京都に行くとなると、そうならないわけです。

となると、律は奮起して猛烈ダッシュして東大に行くか。
京大よりランクを落として、関東の別の大学を目指すか、どちらかになりますね。

脚本家が早稲田卒なので、そっちもアリでしょうか。

ブッチャーの進路もなかなか確定せず、気になるところです。

成績優秀である律がここまで低迷した原因も、実はわかっていません。
純粋に学力が落ちたのか、それともモチベーションの問題か。あるいは

律に関しては不思議なところがあります。

私立進学校受験失敗の理由は描かれたものの、こばやんと同じ西高に進学しなかった理由が不明なのです。
第一志望は落ちても、進学校西高は行けたと思うわけですよね。

やっぱり鈴愛と同じ高校にしたかったのかな、と考えてしまうわけです。

そういう焦らし……。
途切れるようで、途切れない、そんな二人の関係で、焦らしてくることになりそうです。

その手にまんまとこちらも乗ってしまいます。

著:武者震之助
絵:小久ヒロ

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【参考】
NHK公式サイト

 

3 Comments

同年代(*^^*)

律くんが西高に行けなかったのは、ずばり内申点が足りなかったからでしょう。公立高校は内申点重視で、当時は相対評価のため、5や4を与えてよい生徒の数は限られていました。私学単願だったり志望校に余裕があると、露骨に内申点を落とされました。律くんは教員にとって可愛くない生徒だったとすれば、内申点はかなりぼろぼろだったと思われます。西高は、オール5の生徒会やってた子たちが行くような学校のはずで、無理でしょう。

匿名

トヨエツの「ムッとしたカメラ目線」 二度目でしょうかね。また笑ってしまいました。

主人公は農協に就職が決まりましたが、今後の展開は、「実際には就職せず夢を追う」でしょうか?「就職し、働きつつも、本当にやりたいこととのギャップに気付く」でしょうか?
もし後者なら、職場での姿の描写も楽しみ。「農協に就職した高卒女子」なので一般的なイメージとしては、「支店のカウンターに座っている」という感じでしょうが、意表を突いて「作業服姿で、カントリーエレベーターで収穫籾の受け入れ」などやっていてくれても、もちろんアリですし面白いと思います。

匿名

どうも、漫画家さんの性格を見ていて、某有名建築家を思い出してしまった。その事務所で働いていた友人の話が、こんな感じ。(笑)

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