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まんぷく 23話 感想あらすじ視聴率(10/26)安藤百福も忘れなかった飢餓感の苛烈さ

更新日:

まずは、昨日のツッコミ忘れにつきまして。

萬平と鈴の家長はどちらか争い。
こんなもん、戦前の法律を知っていたら、もう馬鹿馬鹿しくて見ていられません。

戦前の法体系では完全に女性が下。
婿入りしていれば、それなりの遠慮もあるでしょうけど、福子(まんぷく立花福子モデル安藤仁子)は立花福子になっていますよね?

こんなしょうもない会話で時間を稼がないでいただきたい。

時間稼ぎと説明セリフを削ったら、本作の会話から何が残るのか、という話ではありますが。

【23話の視聴率は21.9%でした】

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正気を疑うプロット作り

はい、『べっぴんさん』における君枝の感慨が秀逸でしてね。
今朝もそこから触れてみたいと思います。

日本が勝つと信じていた
御国のため、兵士さんも頑張っている
だから、自分も頑張ることが出来た
何の意味もなかった
今は、どん底です

そんなドン底だからこそ、一から頑張る姿を我が子に見せたい。
それが、起業に乗り出す動機として描かれた、秀逸なセリフです。

この作品、ヒロイン娘がグレるあたりまでは秀逸だったなぁと、改めて思いました。

それが『まんぷく』ではなぁ……。

『べっぴんさん』、たった2年前の作品なんですよ。
本作は、史実に即していない以前に、プロット作りが正気を疑うくらい馬鹿げています。重要な盛り上げポイントとなるところをことごとく捨てています。

戦争での苦難→どん底から頑張る動機付けとなる
戦争での飢餓感→皆が飢えているからこそ、食べる意味を痛感できる。拷問でセクシーピッグしたから食べ物大事?はぁ?それ以外は楽しそうなグルメライフしとるやん
台湾ルーツ→ラーメンを作る背景、鈴が結婚反対の理由にしても盛りがったはず。ま、それ以前にホワイトウォッシュじみていて話にならんけど

物語の盛り上げポイントを捨ててドラマにしないと、『ペットの愛犬を始末するぞ!』なんて悪の組織に脅されているんですか?
手足を縛って、必死で走ろうとしているみたい。ナゼそんなことを?

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山菜はカロリー低いんですけど

つーことで本編です。

また写真も映像も使わない、雑な戦局悪化説明が入りますよ。
背後に流れているのは、少女のキャピキャピ声。

これ、なんなんですか。
せめて実際の映像とベテランナレーションならばマシでしょうに。

紙芝居かっ!

現代物東京チーム制作の前作では、満州引き上げ回想談場面で実際の戦時ニュース映像を使っておりました。
やはり大阪チームは、謎の悪の組織に屈したのか?

『ひよっこ』の宗男おじさん、『半分、青い。』の仙吉さんの戦中回想の方が遙かに素晴らしい。
どういうこっちゃ?

この手抜き絵本レベルの戦時説明があり、大自然がババーン!
バカ夫妻が山菜採りをしています。

やっぱり本作の制作チーム、悪の組織に考証担当者誘拐されているわ?
この一連の山菜描写がバカバカしすぎて、失笑しか湧いて来ません。

山菜っちゅうのはなあ、カロリーが低いのです。
古代中国の伯夷・叔斉は、山菜の蕨しか食えなくて餓死しとるんやで!

風味づけにはよいものですけれどもね。
狩猟や他の食料を得る手段と併用してこそ活きてくる食材なんですって。
山菜のちゃんとした使い方は、『ゴールデンカムイ』のアシリパさんから学ぼうね♪

まあ、本作は空から食料が降り注ぐような戦中だからありなのか。ったく、フザるにもたいがいにしてくだせぇ。
山菜鍋でロハスグルメ気分できるから疎開もいいよね、だって?

田舎をろくに調べない都会人が、日記気分で脚本書いているんじゃ困るんですよ。

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今だって苦しんでる人はいるんだぞ

はい、本日も【ブケムスメプログラム】がバグだらけで発動します。

立花(まんぷくモデル安藤百福)のもとに届いた召集令状。
赤紙が届く場面というのは、演じる側にとっても最高に気合が入るものです。いろいろな映像作品で見て来ましたが、入魂の演技ばかりでした。

んで、本作の鈴さんは、って?

き、き、き、聞かないでくれよ。
いや、役者さんのせいじゃないんです。演技指導担当者が悪の組織に洗脳されてしまってるんですから。

ここで、あの変な動きと歌詞のせいで、頭痛がしてくるOPですわ。
『西郷どん』でも突っ込みましたが、なんか最低のOP映像制作チャレンジでもしているんですかね。
深刻な時勢が描かれるドラマで、アホを極めたようなOPが挟まれるとゲンナリしてしまいます。

そして、半径2メートルに苦難が来ないと世情がわからないゲスどもも、赤紙には恐怖しています。
情報収集手段が役場しかないアホ福子ちゃんも、ようやく「出征したら死んでしまうかも」と怯えるわけです。

すごいな、福子ちゃん。空襲の話とか聞いてないのかな?
夫に危難が迫らないと、戦況悪化に神経が行かない感じがハンパない。
なんでしょう、この23歳。『べっぴんさん』ヒロインチームと、驚異の同世代ですよ。

そもそも、真一や忠彦という義兄、野呂という元同僚だって出征していますよね。
そういう人のことはどうでもエエわけ?

あの戦争で、傷を負わない日本人はいなかったほど。
平成末期を生きている私にだって、戦争で苦しんだ親戚知人がおりますよ。

仮に本人が生存できたとしても、誰だって、親戚や知人が巻き込まれ、苦しんだものです。
それなのに、夫が出征する段階でやっと慌てる福子って、どういう神経なんだ!

爆弾でなくて正確に言えば火炎瓶

「爆弾抱えて戦車に突っ込むって!」
そう怯える福子ちゃん。

あのさ、爆弾でなくて正確に言えば火炎瓶で、突っ込むというより投げつけるわけだけどさ。
それ、ずーっと前のノモンハン事件でも実在した戦術だからね。

帰還兵から、
「戦車が燃える爽快感あったで〜」
って聞いたことありますわ。

もしかして、この福子ちゃんは、戦争末期じゃないと兵隊さんは死なないとでも思っている?
真珠湾の時点で、戦死者は出ていますよ。

もう絶叫したくなるほどの福子のバカさ加減。
こんな苦行、私だって辞めたいんですよ。

しかし、本作のあまりに酷い歴史描写を信じる人が出ないよう、歯を食いしばって原稿打ち込んでおりますわ。

そのあと、煌々と光る電気の中、山菜鍋を囲む胸糞悪いシーン。
電気代はちゃんと払ったのかな? 盗んだ電気には、なんか独特の温もりがあるのかもね、別に知りたくもありませんが。

翌朝、ナレーションの説明セリフのあと、また【ブケムスメプログラム】夢枕モードです。

いよいよ突っ込む気力が枯渇しそう。
死人をホイホイ持ち出さずにクランクアップさせてやってくれよ!

もう罰ゲームやんw
「死んだら未亡人ですね」とかウキウキ言わせるって、どういう神経しているんだか。

そして布団の中で立花が悶絶しだすから、私はチベットスナギツネになりました。

はいはい、病気で出征しなくて済むんだね。
わかりやすいほどアホみたいなほど、伏線ばらまかれていたもんね。

仮病を疑う【ブケムスメプログラム】

本日の【ファミコンRPG 8bitクソゲーモード】開始です。

ふくこ「たいへん! おいしゃさまは どこなの!」

むらびとA「たいへんだ」
むらびとB「ひええーっ!]
むらびとC「こりゃひどい」

突っ込むのも無粋ですけど、福子ちゃん、ラブラブリーダーリンが病弱と知りながら、医者への道順も把握していなかったバカですよ。夫が苦しみだしてから聞き出すという……しかもわざとらしく森の中を移動する場面入り。

これも、クソゲーあるあるなんだよな。
移動時間が長くて、マップを歩くキャラを延々と見せつけられるやつ。

このあと、苦行の極みが待ち受けています。

・仮病を疑う【ブケムスメプログラム】バグモード鈴
・坊主頭にもしないサラサラヘアーの少年
・田舎者はどうせ仕事なんかないし、集ってくるでしょ♪と言わんばかりにコケにされまくった村人モブ
・アホみたいな能天気BGM
・露骨な時間稼ぎ

そんな中でもぶっちぎりの苦行ポイントは、これでもかというほどにセクシー苦悶をさせられる長谷川博己さんです。

脂汗まで滲ませて、必死で苦しんでいます。
もう、彼がこういうセクシーモードになるたび、無意味な入浴、緊縛を入れられるくノ一を連想してしまって辛いのです。う、ううッ……。

回想シーンであのセクシー萌え拷問場面である「おいで砲」(※親切な方、ご教示感謝します)も入ります。

何もかもくだらないのに、ハセヒロさんのセクシービームだけは気合入りまくりですわ。
これさえやれば、そういうのが好きな女性視聴者から叩かれないで済むという、そういう深慮遠謀はわかりました。

本当は、そういうのが別にどうでもエエ層の苦痛も考えて欲しいんですけどね。
なんで朝から、日清創業者をモチーフにした、ソフトポルノもどきを見なくてはならん!!

「田舎に来た勘違い都会人」

まあ、本作の主人公一家、ある意味リアリティがあります。

戦中の疎開家族でも主人公モデルでもなく、
「田舎に来た勘違い都会人」
って感じなんですね。

理由を挙げましょう。

・心の底では田舎をコケにしている(鈴「田んぼや畑ばっかり!」)
・田舎者はやって来た都会人に感謝して、農作物やら何やら持ち込んでくると思っている(田舎の人間は、生きるために農作物栽培やら漁師や猟師をしているんですよ! なんでそれをホイホイただでやらなきゃいかんの!)
・田舎者は薄らバカだと内心思っている
・田舎の子供は都会人を素直に歓迎して、遊んでくれると思っている
・田舎のルールを破って注意されると、都会の解決脳の俺が言い負かしてやるとムキになる(昨日の逆ギレ萬平がコレ)
・田舎者はクールな都会人である自分とは違うから、何かあるとすぐに群れて見に来ると思っている(今日もモブ集結がまさにこれ)

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言動がいちいち田舎者を小馬鹿にしとるやん。
こういう奴、現在もいますよ。でもって、嫌われ者ですわ。

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