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まんぷく 92話 感想あらすじ視聴率(1/20)好きの反対は嫌いじゃなくて無視だよ

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月曜朝が辛いです。
オモシロ大河→駄作朝ドラの凸凹コンボは、どうしたって【内容を比較してしまう】ワケで、昨日も考えさせられるシーンがありました。

まとめますと。

『いだてん』:褌(ふんどし)が外れてしまった金栗四三を見てしまい、戸惑い目をそらすヒロイン
『まんぷく』:パンツを見せられても動揺すらしなかったというか、むしろお色気路線に積極的にも見える

『いだてん』:女学校を卒業したあと、お見合いすると語るヒロイン
『まんぷく』:行き当たりばったりで手軽に帝大へ進学するタカをはじめ、次々に東京へ子どもたちを送り出す忠彦・克子一家。昭和30年代前半の進学状況を考えるとかなりのお金持ちと頭脳です(そんな説明無しに楽々と進学)

『いだてん』:年老いた祖母への気遣いがある
『まんぷく』:娘の克子、福子だけでなく、孫のタカ、源、幸まで祖母の鈴に辛くあたり、黒豆ムカデなどのイタズラを平気で繰り出す

『いだてん』:明治末期には存在する映画
『まんぷく』:昭和なのに幻灯機ではしゃぐ人たち

全ては雑な考証がそうさせてるんですよね。
時代モノを取り扱う意義が根底から崩れています。

ここで考えたいことがあります。

「ダメな大河&朝ドラは、なぜ、作品という枠を越えて駄作システムを実装&継承するのか?」

本日は、本作に実装→継承された駄作システムを取り上げてゆきましょうか。

【92話の視聴率は21.6%でした】

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『わろてんか』から:服装が明るすぎるシステム

福子の服装は何なんでしょうね。
あの年齢で、あの時代に、あんなに目に痛いほど鮮やかなグリーンのカーディガンに、レッド系のひらひらスカートはないわ。
これまた『わろてんか』のおてんちゃんが、カズレーザーさん状態で真っ赤っかだった悪夢を思い出します。

福子はナゼこんなに補色が好きなんですか?
しかも赤と緑って、組み合わせとしてかなり難しいもので、ここぞという時に使うならばともかく、多用する意味がわかりません。

マリオとルイージかっ!

これはほぼ全員がそうで、ヘアスタイル、メイク、服装、どれも似合っている人が少ないうえに、時代考証もおかしい。
時代考証にあわせた結果、似合わぬ服装になっているのであればまだ許せるんですけど、デタラメの上に似合っていないという。

本気で時代考証した例は、コレです。

◆人気ドラマの舞台裏を告白!絶対に髪を洗ってはいけないゲーム・オブ・スローンズ

役作りのために、二年間シャンプー禁止!
こりゃスゴイ、すごすぎます。

そういうこだわりの結果が現代人から見ておかしいのであれば、マシなんですけどね。本作はただのダサいセンスと手抜きの結晶となっております。
モブ友人の晴れ着も、克子の息子二人の着物も……指摘するのもウンザリですけれども、これじゃただのコスプレなんです。

再度この方

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『わろてんか』から:批判に反撃システム

はい、『わろてんか』の戦時検閲ね。ありゃ酷いなんてもんじゃありませんでした。
戦時中の検閲といえば、もう突っ込む気力もないのですっ飛ばしますが、恋愛映画を取り締まるものじゃありません。むしろ、現地人女性と兵士のラブロマンスはプロパガンダ映画の典型です。

それをあの作品では、
「私の作る素敵な恋愛映画にケチをつける、狭量な奴ら信じられないし〜!」
みたいなノリで描き、私はツッコミまくりました。

これ、本作も実装しましたね。鈴の扱いがそうですよね?

今朝、鈴は「萬平と福子は自業自得だ」という、至極まっとうな意見を吐いておりました。
同意見の視聴者も多いと思われます。

これに対し、
「そんなことを言う視聴者は意地が悪いんだ〜!」
と言いたげなあの演出は何なんでしょうか。

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『花燃ゆ』から:屋内畑仕事システム

なんでこんなもんを数年後に思い出さねばならんのか。

スタジオで、ちょいちょい鍬を握るだけで、野菜がボコボコ湧いてくるというシステム。
タップして農園を作ろう!という系統のスマホゲームじゃないんだから。

しかも農作業なのに、かがむこともなければ、ひらひらスカート姿のまま。
上着を着ることもなく、手袋も着用しません。

昭和33年(1958年)のお正月なんですよね?

全部、間違っていて、ある意味スゴイ。突っ込む気が息をしていない!
本作スタッフの皆さんはホームセンターで家庭菜園ガイドでも貰ってくるべきでしょう。

というか、アレですね。
本作の農業って、VIPがセレモニーでニッコリ笑いながら鍬を入れて写真撮って終わりっていう、そういうやつですんで。

『あさが来た』と『いだてん』では、きっちりと屋外農業しておりました。

『いだてん』では、鍬を握る主人公の手にマメが出来る細かさ。東京生活に慣れ始め、久々でそうなってしまったというのが表れていて、本作にそんなもんは期待するだけ無理なんですよね。

『西郷どん』から:主人公が落ち込むわけないシステム

史実の西郷隆盛は、浮き沈みの激しい人生で、気鬱に悩まさました。
二度の流刑によって、性格や人生観がガラリと変わったなんて見方もされていて、明治時代に苦悩を深めていった結果が西南戦争であると言われるほどです。

それが『西郷どん』では常に余裕でニタニタしており、落ち込むということがありません。
流刑先ではインスタ映えする郷土料理を楽しみ、妻もできて、友人までホイホイ会いに来てくれるハッピーロハスライフをエンジョイ。常に楽しそうな暮らしぶりでした。

西郷隆盛(鈴木亮平さん)

こういう駄作を作っている人の脳内って、こんな感じですかね。

『見る側は、やっぱり主役に感情移入するでしょ? だったら落ち込む姿なんか見たくないでしょ?』

それとも自己投影し過ぎているとか?

寂しいお正月とも紹介されていましたが、それが全くわからない。
過去に一度でも理事長時代のセレブ元旦が描写されていたら、今の凋落っぷりが可視化されたのに、そういう準備を丸ごと放棄しちゃっている。

克子・忠彦一家との対比はありましたけどね。理事長とはまた違うでしょ。

寂しいと言っておきながら、福子の服装は派手でキラキラ、子供はわざとらしいほどにニコニコ。
お雑煮を食べた瞬間、
「おいしぃー!」
「おいしぃぃぃ!」
って、間髪入れずに発言する機械のようで怖かったです。

お正月だから笑え、笑えと大人が言うのもぞっとします。
女子供はいつもニコニコしていろ、俺様を煩わせるなってやつでしょうか……。

客だってゾロゾロ集まってくる。
和室で皆スタンディングパーティ状態になる酷い演出は、これまた『花燃ゆ』の再来です。

これで寂しいと言われてもねえ。
あんなに毎年集まって来た人たちが誰も来ない、お年玉がこれしかない――と、子供たちが落ち込むのならばわかりますけど、全然わびしくない。萬平や福子の人柄に惹かれて、みんなやってきたってこと?

真一なんて退職金を持ってきましたからね。

自業自得で追い出されたのに、なぜか感謝されてスゴイよなぁ。そもそも真一は、悪事の共犯者ですよね。よくもあの信用組合に残れたものです。

要は本作って、誰も責任を取ろうとしていないように思えるんですよ。

『いだてん』の服装はじめ時代考証と、どうしてここまで差があるのでしょうか。
NHKはダメなスタッフを駄作チームに集め、選抜でまっとうな枠を作る方針でもあるのでしょうか。

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