おはようございます。
朝ドラ関連でグッドニュースです。
◆星野源特集の「ダ・ヴィンチ」が異例の緊急重版 「NHK紅白歌合戦」出場も決定
雑誌の重版ってめちゃめちゃ珍しいんですよ(編集談)。
特に昨今の出版不況で、雑誌の売れ行きは死亡していて、それに乗っかってた書籍の流通までズタボロになるほど。
そんな中でミラクルな展開です。
星野源さんが紅白ということは、まぁ、あの曲ですよね?
紅白というのはNHKからの評価が見えるモノです。
大河主演が司会者に選ばれたり、『あまちゃん』なんかは特別編まで流されました。
星野源さんが選ばれるということは、『半分、青い。』の局内評価は高いということでしょう。嬉しいなぁ!
【44話の視聴率は21.0%でした】
製塩場面でナゼ、褌尻?
はい、前作じゃなくて、本作のレビューですね。
昨日、考えていたことがあります。
「製塩場面でナゼ、褌尻を見せる必要性が?」
ない……そんなものはない(横山光輝『三国志』関羽顔で)。
そして本日も立花萬平(まんぷくモデル→安藤百福)さんは仕事しません。
時間稼ぎ、奢りを強要という、何がなんだかなぁな展開。
こうなってくると台湾ルーツ削除がむしろよかったのかも、と思えてくるのが怖いです。
こんなゲスいキャラ、日本配信の番組ですから、日本で引き取るべきだったのかもしれません。イヤすぎるけど。
「鈴の家出は自分のせいだ!」
と頭を下げる様子が、
「あんなワガママ婆さんが全部悪いのに、謝罪する萬平さんステキィ!」
みたいな演出でもう無理。
何が辛いって、完全にその通りなのに、さして反省する様子もなく、うっすらと偉そうなところです。
そのせいで仕事をぶん投げることすら美談扱いはおかしい。
しかも「探す」と行って何をしていたか?というと。
忠彦と、
「ババアは俺たちナイスガイズに迷惑かけるよね〜」
とでも言いたげに座って話しているだけです。
それ、お茶飲んでるだけやん。
ダーリン、ダーリン、ダーリン第一
本作が気を抜けないのは、主人公だけでなく、その周辺も【全員山守(仁義なき戦いの悪役親分)】なところです。
・若い女学生に、鈴がいないからと群がる従業員
→いくら安心だと強調されたところで、普通なら、この状況がシャレにならないと感じてしまいます
・骨折赤津をこき使う宣言する同僚ども
→今夏に骨折経験者の怒りが今、燃え上がる!! 無茶苦茶痛いんだぞ!!
・匿われて当然のような顔をしてラーメンを食らう鈴
→ラーメン店の役にたつどころか【RPG酒場システム】でタダ飯やん(萬平後払いで)
もう、人の役に立つどころか、立花一族が人の生き血をすすって生き抜く物語、みたいな?
そして、一番の問題は、福子(まんぷく立花福子モデル→安藤仁子)かもしれないと気づきました。
改善点といえば、まとめ髪にしたくらい。
個人的な経験由来で申し訳ありませんけど、福子タイプの女性に心当たりがあります。
彼女の夫とコチラが業務上で揉めた際、
「うちのダーリンと揉めるあなたは最低なのよぉ!!」
と割り込んできて、話をややこしくされた経験がありまして。
コトの詳細をガン無視して、
「ともかく! 私のダーリンは世界で一番素敵なの! そんなダーリンを傷つけるあなたは最低なんだからああ!」
と大暴走。
もぅトラウマもんです。毎朝、それを刺激されて、心が割れそうです。
今日も、車内で萬平をしょうもない持ち上げ方をしてしました。
あなたにとっては母親よりも、ダーリンがともかく一番なんですね。
苦労する従業員、お腹の中の子供すら危険にさらしていませんか?
江戸時代は◯◯藩だった、ぐらい用意しておこうよ
あとこれは指摘するのもアホらしいんですけど、
【源氏=源義経の子孫】
って、さすがに失笑しか湧いて来ない。
兄に逆らって子供まで殺された義経の子孫てw
いや、もしかしたらドコかにいるかもしれんけどさぁ。
萬平も忠彦も、それをバカにして傷つけてしまったことを反省してたけど、国民的番組で朝から何やってんの?
武士の娘ならばそんな遡った始祖ではなく、もっと具体的な親や祖父母世代の話をしましょうよ。
【例】ナントカという殿様に仕えていて、江戸時代は勘定方。戊辰戦争では苦労して、維新後は武家の商法なんて呼ばれて大変だった
劇中で何度も何度も【武士の娘】を強調するなら、なぜこういう話を鈴がしないか?
源義経でお茶を濁してごまかしているとしか思えない。
ハッキリ言って脚本家の怠慢でしょう。
どこぞの史料を調べたのか。それがないことぐらいセリフでまるわかりです。
今朝の『べっぴんさん』からは、戦時の日本兵の置かれた境遇をちゃんと調べたとわかる箇所がありました。
本作から伝わってくること。
それは、脚本家が何一つまともに調べていない、そういう怠慢です。
大事な番組なんですから、少しぐらい真面目に取り組んで貰えませんかね。
シャドウワークを舐めとんか?
そんでもって、この鈴の家出問題。
実は、捨て置けない問題点も孕んでおりまして。
シャドウワークという言葉。ご存じでしょうか。
Wikipediaから引用しましょう。
シャドウワークとは、イヴァン・イリイチの造語で、専業主婦などの家事労働など報酬を受けない仕事だが、しかし誰かが賃労働をすることのできる生活の基盤を維持するために不可欠なもの。妊娠出産、子育てなどの再生産労働をこれに含ませる。鶴見和子はこれを「影法師の仕事」と訳したことがある。
こうした生活基盤として必要な労働を、疎かにし、低賃金にしてしまう。
そういうことが、長いこと問題視されてきました。
保育士、看護士、介護士の低賃金にも、こうした差別的な考え方があるのではないかと言われております。
平成の私たちがこのことをきっちりと考えるべき、そういう問題です。
福子や鈴、タカと赤津もまさにこの裏方とも言えるシャドウワークを担っています。
あれだけの人数の食事を作り、広い家を掃除し、洗濯をする――肉体労働の製塩ですから、洗濯物だけでも相当な量でしょう。
『わろてんか』ですら、史実をベースにして、洗濯で苦労しているおてんちゃんを描いておりました。
立花家にはまだ洗濯機もないでしょう。それこそ掌から血が滲むような重労働です!
それを手伝うこともなく、その苦労を思いやることもない立花には疑問しか湧いてきません。
裏方で女仕事だと一段低く見ているのでしょうか。
誰のおかげで製塩業が成り立っているのか、まったく想像力が及んでないことが判明します。
つまり、本作の作り手は、うっすらとシャドウワークを馬鹿にしているのでは?
それは赤津と鈴の扱いに凝縮されています。
「赤津って男のくせに、家事労働をする羽目になっています。笑えるでしょ〜」
「家事ごときで逃げ出す鈴って笑えるでしょ〜」
ってノリのやりとり……。
はぁ……どうしてここまでゲスブラック経営者の目線なのでしょうか。
>ファンです!さん
あざーーーーーーーっす!
修正させていただきました。
今後もご愛顧よろしくです^^
管理人さん、タイトルの日付が…どこからかずれてるようですよー
(このコメントは残さなくて良いです)
今週はえらいゲス週になっちゃったな…
前までべっぴんさんが駄作と言ってた女友達が月曜でまんぷく視聴を辞め、私に今までべっぴんさんを悪く言ってゴメンと謝っていました。
たぶんチキンラーメンを作る所が一番盛り上がるんだろうけど、それまでに脱落者が続々と出て戻ってくる人が居ないだろう。
>ねこさん
ご指摘ありがとうございます!
修正しました。
今後もご愛顧よろしくお願いしますm(_ _)m
記事中の星野源さんの漢字が間違っています… せっかく褒めているのに肝心のお名前を間違うなんて。。
子供(6歳)が見たがるからつけていましたが…もう見たくないです。視聴率に貢献するのも本意ではないし。朝8時は情報番組にも飽きてきた頃で、朝ドラが丁度良いのですが…
萬平の崩壊がキツいです。昨日の鈴の話を聞いて笑い出すところなんて、追い詰められ過ぎておかしくなった人みたいで完全にホラーでした。CMでもいいからマトモなハセヒロさんが見たい!
ヒロインに「王道」を求めるなら、主人公の夫であり後の創業者となる人物には、私は知性と公正さを求めますよ。
最近、わろてんかと主人公カップルの役者が逆だったらまだ見やすかったかも、と思っています。まんぷくは、ベテラン感のある二人がショボいことやってるからか余計えげつないですが、若手同士だったらまだ許せた気がします。わろてんかは、二人のビジュアルが可愛らしすぎて笑いとかけ離れた感じがして、見る気が起きなかったものですから…安藤サクラさんと吉本芸人の絡みなら、見たかったです。
昨年の紅白、ほぼ直虎スルーでしたが涙
視聴率など全て世間の表面的な反応で判断してるように思います。半青の出来は否定しませんが、紅白は星野源さん人気では?
でないと、直虎ファンとしては寂しいという、ただそれだけのコメントです、失礼しました!
昨日の放送を見て、絶対に家出は萬平が謝罪して回収されると思っていたけど、
まあ案の定、制作陣は問題の本質がさっぱり分かっていないってことが今日のでハッキリしましたね。
鈴の家出の原因を「”先祖は義経”を笑ったから」とする脚本。
「そうですね、そうですね。と聞いてあげないといけない」とか、本当に酷い。
「仕事でもなんでもない家事をやってるだけなのに、
はいはいと話を聞いてあげないとヒステリーを起こすワガママババアを皆で笑いましょう」というコメディ回でしたね。
脚本家達、正気とは思えません。これが2010年代のドラマですか?
これが架空の登場人物を描いたただのフィクション要素ではなくて、
女性を年齢で差別し、シャドウワークを見下す脚本家達の思想の現れだと断言できるのは、その後の鈴の描き方にあります。
ラーメン屋に匿われながら鈴が漏らした不満。
「塩作りなんかはじめたから、飯炊き女をやらされてるの」
「たいだい、最初からあの二人の結婚には反対だったのよ」
そう、鈴本人が、問題の本質である無賃労働・過重労働に言及しないのです。
というか、言及できないのです。
なぜなら、脚本家に、それらの行為が問題であるという倫理観がまったくないから。
ないものは書けない。当たり前のことです。
お母さんがいなくなってた~~いへんなのよ!と借金先に吹聴して回る割には、
茶飲み話に花を咲かせる、支離滅裂な思考の主人公。
鈴が家出をしている、萬平と福子が探しに来ている、という2つの事実を見て、今タカは製塩所で男たちのなか一人きりだ、と気がつかないボンクラ忠彦。
年寄り女を追い出して、若い女が来たことに色めき立つ従業員たちを描く女性蔑視表現。
本当に1日でもはやく打ち切りになってほしい。
福田靖、完全に枯れてます。これ以上醜態をさらす前に、筆をお折りになったほうが良いかと。あと過去作品の盗作疑惑はどうなりましたか?
100作品目がより良く見えるように、わざとやってるのかもね。
私の祖母は終戦後まもなく近くの海岸で1畳ほどの鉄板で海水を煮詰め、
出来た塩をへらでこそげ落し、袋に詰めて売り歩いていたそうです。
錆などの混入よりも砂の混入の方が品質を左右し、いかに砂を取り除くかに
懸命だったとのこと。
幼いころの母(祖母の実娘)は着るものが貧しく、新しい服を欲しがって
母親にねだっていたこともあったそうです。
祖母はその服を買うため一生懸命海水を煮詰め、塩を売り歩く毎日で、
ある日念願の服を娘に買ってきてあげたということです。
そのことは今でも母は覚えており、あの時の感激と母親のありがたさは一生
忘れられないといっております。
田舎の小さなお話ですが、
少なくとも、祖母がした仕事は母親の心に深く刻まれております。
セリフ一言で塩作りを蔑まれたような表現になってしまったことは
残念の極みです。
塩がなかったら人間、死んじゃうんだよ。
なのに、塩づくりが
人の役にたってないかのごとき
台詞はひどすぎる。
「人の役に立つ仕事をして欲しいんですう〜」には仰天しました。従業員、タカちゃん、お母さんの汗の結晶の塩はひとの役に立たない、なんて、ヒロインが自分たちのして来たことを否定してストーリーをぶち壊すのは前代未聞ですね。
お母さんの家出も笑いのネタにしたいようですが、全く笑えないエピソードを「さあ笑って」みたいな演出が多くてもう辟易です。どうしてここまで脱線するのか、ひょっとして脚本家さんは「朝ドラを根本から破壊しよう」としてわざとやっているのか…? そうだとしたらあまりにナンセンスでシュールです。
このドラマをどう解釈したらいいかわかりません。これに比べたら散々批判された前作は、誠に常識と良識を備え、脚本の辻褄もきっちり合った王道の朝ドラだった、となりそう…。
台所に男が立つのを笑う… 百福さんの研究小屋には台所しかなかったような。
制作の人たち 大丈夫…?
朝ドラの王道()って言うより、もはやNHK大阪朝ドラワースト作品の寄せ集め状態と化したまんぷく・・・
ウェルかめ(倉科カナのセクシーシーンしか印象に残らなかった)と純と愛(うるさいのと不幸のワンパターンで胸糞)とわろてんか(主人公空気化と時代考証崩壊)のごった煮になってきてる・・・