いつもコメント欄で誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
気をつけます。
そして私は今朝も辛い。
全てはAmazon Primeのせいだ!
配信で、傑作ドラマを見てしまったせいだ!
それがコレ……。
MAGI(マギ)天正遣欧少年使節(→amazon link)です。
ただいまエピソード2以下を書き進めております。
今はゲンナリしつつ、今朝を振り返りましょう(´・ω・`)
【90話の視聴率は21.3%でした】
主人公の成長に自分を重ね合わせたい
さて。
一体何をしたいんでしょうか、『まんぷく』さんは。
今回、一連の惨状(融資撤回)を招いた方たちを分析してみましょうか。
・敏子(だったっけ?):友人枠で気軽に融資を持ち込んだ(★☆☆☆☆)
・リンゴジュースと酒を飲んでいた銀行員(名前忘れました):ヨイショ会社員(★★★☆☆)
・真一:萬平を止めずに可哀相アピールばかり(★★★☆☆)
・福子:友人経由で融資を持ち込む疫病神。奨学金を勧めて逮捕された件から何を学んだ?(★★★★★)
・萬平:すべての元凶!!(★★★★★★★★★★★★★★★以下略)
こうした現状から我々は何を期待するか。
主人公の成長に自分を重ね合わせたい――視聴者の見たいものとしては、ここでは『反省』だと思うんですよね。
萬平が理事長として責任を感じているとか、福子が母の鈴や我が子に苦労をかけてごめんなさいと涙ぐむとか。
そんなものはありませんでした……。
萬平はうっすら偉そうに、銀行に出向き、まるで池田を人質にしたかのような態度。
彼等を責める前に、ご自身の資金運用計画にぬかりはなかったのでしょうか?
織田島にはおそらくや過剰融資をしていた。
他は、一切説明されていませんので不明です。
そんな状況で、銀行に向かって「この人たちを見捨てるつもりですか」と強気になられても、こちらとしては( ゚д゚)ポカーンなんですよ。
あるあるなんですよね。
それまで見向きもしなかった弱い層を、突然盾にしてドヤ顔する奴。もう、変なとこだけリアル重視なんだから♪ んで、思い出したのがこんな現象です。
ダメな大河や朝ドラの批判をすると、
「頑張って演じている役者さんがかわいそうだと思わないんですか!」
という謎の擁護が飛んでくるんです。
いやいやいや。
私のスタンスは終始一貫
【頑張っている役者さんの顔に酷い脚本で泥を塗るな!】
ですよ。
萬平だってそうです。
今回は責任を取るつもりで理事長の椅子を返上したようですが、そうにも見えない。
矢野の頭を飛び越し、銀行経営陣を一箇所に集める非常識さをカッコイイとして演出するところが痛いのです。
こんなもん、火の付いた理事長の椅子をブン投げて、尻拭いやらせるストーリーにしか見えません。
だって辞めた方がラクじゃないですか。
今後の資金の回転やら回収やらはどうするのでしょう?
萬平の言動が初期から違和感あることは、再三指摘してきました。
それでもまだ救いがあったのは、長谷川博己さんの魅力が出ていたからです。
それが、最近はギスギスしちゃって。もう見ちゃいられません。
自分の親だろ! バカにしすぎでは?
お次は福子サン。
まずは今日の鈴虐待から。
これまでもそうでしたが、福子以下、鈴を馬鹿にする態度は何なんでしょう?
鈴いじりが楽しいという記事には疑問しか湧きません。
こんなもん、高齢者虐待でしょ?
いじめを楽しいと言う気持ち、私には理解できません。
福子だって今回のことで責任の一端はあるわけで、鈴に深々と頭を下げてもよいでしょ。
それが、意地の悪い顔をして、
「おばあちゃんは借家暮らしが嫌なのよ」
じゃないってば!
階段、湿気、騒音。
借家になったら強いられるかもしれない、そういう環境の悪化に対し、高齢者が現役世代よりも敏感であるのは、むしろ当然のことです。
本作のスタッフって、脚本家さん以下、子供にも無関心ですが、上の世代への敬意や思いやりもないの?
タカもそうでした。それが源と幸にも、親へに対する敬老精神の欠如が乗り移ってきていて、憎たらしい顔で鈴を小馬鹿にし始めるんですから見ていて辛い。よくまぁそんな暗黒な一面を引きずり出したものです。
しかも、ですよ。
面白調な雰囲気で、高齢の鈴をパーラーに引き出すんだからあまりにヒドい。
体に負担がかかりますし、新規業務は大変なもの。
製塩からダネイホンの切り替えでも思いましたけれども、本作って職場で新規業務を覚えてこなす大変さを度外視していますね。
特に接客業なんて、新人初日のバイトがほとんど使い物にならないことぐらいナゼわからないんだ?
それでいて、福子やオーナー夫妻の馬鹿馬鹿しい接客の中、鈴が一番マトモに見えるのも、質の悪い冗談です。
本作は執拗に鈴をバカにしておりますが、松坂慶子さんの気品のおかげで【掃きだめに鶴】状態になっています。
◆特集ワイド:品よくはじけて毒親感なし NHK「まんぷく」母役 松坂慶子さんに共感 – 毎日新聞
というか、鈴さんはそこまで毒親じゃないでしょ。周囲がヒドいだけ。
毒を放っているのは、福子や萬平じゃないですか?
ドラマが始まった当初、【ブケムスメプログラム】バグ満載でうっとうしかった鈴が、今では唯一のまっとうな人枠なんですから。
いやはや先の読めないドラマです。
職業倫理感ゼロな白薔薇最低モード
昭和を再現する気ゼロの【白薔薇最低モード】は、本日も職業倫理が崩壊しております。
相対的に見ると製塩やっていたときのご近所ラーメン屋がめちゃくちゃマトモに見える。
このクソゲーでは、ラーメン屋だけが安心できる飲食店というシステムだ。
そんな恐怖の館を振り返りましょうか。
・今日も、ジョブ【ガーディアン(セキュリティ担当者)】を狙う罠満載! ペラペラと大声で、世良は自分の業務を喋る、福子も差し押さえを述べる。この店内に池田信用組合の顧客がいたら、忿怒ものでは? 実際、いる可能性も高そうです
・世良のオシゴト話を聞いて「わぁ〜すごぉ〜い!」と裏声で驚くモブ友人から漂うドンペリ臭……この年代なら「まあ、そうなんですか」あたりやろ
・昭和を再現する気がねえ! なんだ、あのインスタ映えを狙ったようなメガ盛りカレーは! ああいうのが受けるようになったのは、SNSが普及してからでは? 当時あんなの誰も喜ばないですし、あんなふうに盛り付けるためのノウハウや道具があったかもあやしいものです
・昭和レトロを演出するかのような、ベタベタレトロ映画ポスターがやりすぎ
・マスター以下、店員が大声でべらべら雑談をする
・福子、今日も友人の前でデンと着席、ダベる
・萬平がいくらシリアスな顔をしようと、福子以下ヘラヘラでおおはしゃぎ
しかも、
「あとは登るだけです!」
って、これのどこがエエセリフなの?
週タイトルにしておりますが、信用組合のメンバーたちの命運はどうなるの?
この段階じゃ、救われるとか不明ですよね。
むしろ潰れてしまう恐れのほうが強いはず。
町工場なんて資金繰り一つで簡単に飛んでしまうのではないでしょうか。
だって不況なんでしょ。
そんな時期に、資金の必要な新製品に取り組める織田島さんも、なんか矛盾あるけどな!
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→立花萬平のモデル・安藤百福の生涯
→立花福子のモデル・安藤仁子の生涯
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