【129話の視聴率は21.8%でした】
おはようございます。
ここで問題。
朝ドラは上半期と下半期、どちらが有利なのか?
私の出した答えは、下半期、つまりはNHK大阪です。
理由はこんなところでして。
・年末年始はじめ年中行事が多くある。この時期に合わせた展開にすると、おめでたい気分が演出できる
・春夏秋冬であれば、秋と冬の在宅率が上昇する
・秋の台風、冬の雪。気象情報を確認するためにテレビをつけるケースも
一概には言えませんけれども、春の足音が近づく季節となれば、下半期作品が駄作ならば視聴率も低下する。
いかがでしょうか?
本作はその推移パターンです。
放映開始直後、『半分、青い。』より視聴率が高いということで、前作アンチ兼本作信徒からからさんざん勝利宣言されたんですけどね。
台風の影響と前作の恩恵があるご祝儀ターンなのに、それはまだ早いんじゃないかと思ったものです。
序盤の数字は極端なまでにここ数年東低西高。
むしろドラマの人気判断としては、最終ターンの一ヶ月を切った辺りを見るべきではないでしょうか?
んで、最終盤現在はどうか?
『半分、青い。』と比べて明らかに下回っております。
もちろんこんなことで勝ち誇るとかそういう気はありません。
そんなくだらない勝ち負けは、どうでもエエ。
言いたいことはこれだけです。
「NHK大阪の尻拭いをさせられ、そのせいで序盤視聴率が低下するNHK東京が気の毒だ」
『なつぞら』、楽しみにしております
マッチョ価値観に合わせてイイ女♪
はい、今朝は武者の妄想劇場から。
萬平の容姿について、こんな会話があったと考えてみました。
中堅スタッフ「この萬平の無精髭、どうなんですかね。当時はこういうのだらしないとされていたはずですが」
上司「何を言っているんだ、無精髭こそ若者が好きなトレンディだろ。ブラピも知らんのか?」
中堅(ブラピっていつの話よ!)「え、えぇ。まあそうですね」
上司「やっぱり、若い層にはこういうエロスが大事なんだよ!」
中堅「ですよね」(リアル若者は、BTSあたりが好きだし、無精髭なんかむしろ汚いって思うだけだろうな~。でもそれを指摘したら面倒臭いし。スマホがギャラクシーってだけで小一時間罵倒されたもんね~。日中韓のスマホなんてどっかしら各国の部品使っているっつの。でもまあ、二度とあんな目にあいたくないし)
ねえねえ、こんなドツボにハマってませんか?
大丈夫?
この妄想も、一から考えたわけじゃないんですよ。ヒントはこれ。
◆エロ表現で炎上の女子ソフト世界選手権PRバナーは「広告代理店の提案」(ハフポスト日本版) – Yahoo!ニュース
取材に対応した事務局の女性スタッフは「私も事前に見ていたが、ハンドボールの激しさや魅力を短い言葉で伝えられるコピーだ、というところに関心が向いていた。チェックや配慮が足りなかったと思う」と話した。
この言いぐさは本当でしょうか?
・気づいていたが、指摘しても通じないという諦念から見逃してしまった
・指摘することで「お堅いわかっていない、バカなおばさん」に分類されることが嫌だった
・指摘したが、「神経質すぎるだろう、考えすぎだ」と却下された
このあたりじゃないの?
コメント欄でご指摘があったように、悪質前作アンチ本作信徒には、女性も多いもの。
それはナゼか?
【マッチョな価値観に合わせてこそ、イイ女♪】
という生き方をしてきた。
ゆえに、そこへ切り込む脚本家氏にせよ、鈴愛にせよ、許せなかったんでしょう。
抜け忍を執拗に追いかける追っ手心理っすわ。
「この掟に逆らい里を抜けるだとぉぉお! それでも忍者かぁあ!」
ってやつね。
しかし、もうそういう時代じゃありません。
神話は神話ではないのか?
さて、今朝はカップラーメン開発秘話に移るわけですが。
このへんも疑惑がムンムンしていて凄いなっ!
ナゼ源は「まんぷくラーメン」開発秘話覚えていないのか?
小学生の記憶力ってこんなに薄いものだっけ?
当時の源と同じ年頃の自分を思い出すと、親の仕事への取り組みをハッキリと思い出せます。
ましてや源は製造にまで引っ張り出されていた。
それでも覚えていないって?
つまり【源のモデルには、父のインスタントラーメン発明という記憶そのものがない】ということでは?
だとしたらトンデモナイことを暴露しちゃってるワケで。
妻の天ぷらからチキンラーメン着想疑惑
近代食文化研究会さんが指摘されたように、安藤百福氏オリジナルの発明ということは半ば嘘で間違いないでしょう。
しかし『まんぷく』ではその説を採用しています。
今度のカップラーメンも【妻の言葉】からの発想という同じ展開を繰り返してきた。
一度目が嘘だったのに、二度目もそうではないとは言い切れませんよね……という疑念が持ち上げてきます。
一体なにが起きているのでしょう。
おそらくや、こういうことを想定していないんでしょう。
・展開の不自然さに疑念を抱く視聴者の存在
・視聴者に調べられて真実が世間に伝わってしまう
勉強嫌いな本作の制作チームにはわからないかもしれませんが、世間にはお勉強の好きな人もたくさんおります。
疑念を盛ったらスマホをポチったり、関連書物にあたる人も少なくないんですよ。
嘘をつくなら、もっと手間隙かけなければダメ。
近年大河で散々通った道じゃないですか。
権力! 金! 女! の世界ィィィ!
以前紹介したコレもそうなんですけど。
◆ジョニー・デップが広島弁で凄む!?「ブラック・スキャンダル」仁義なき予告編 – 映画ナタリー
登場人物が権力! 金! 女! と言い出すと、実録路線まっしぐら。
勘弁してつかぁさい。
本物の実録路線は、
「こんな浅ましい世の中でエエんかのぅ?」
と疑問を呈しているスタンスだから楽しめた。
しかし、本作では「それの何が悪いんじゃ?」と開き直っているから、全員、山守組長になるわけで。
本日、その典型例は忠彦周りでの表現ですね。
彼もそろそろ古希かな。
男の弟子というのはエロモデル時代ほどギラギラしていないのか、と思いたいところですが。
「性別なんか関係ない! 女がダメでも男がいる! しかも長髪なんだからどうせそういう****(※差別用語)だろ」
路線も奴ならやりかねない。婿と入浴する性欲魔人を舐めてはあかん。
この若い弟子と「エロスとカオス!」と語り合うあたり、もう見ちゃいられませんて。
いるいる。
芸術はエロスだと言い張って、セクハラする奴!
「カラスでカオスでエロス」
って、なんですか。絶望的にツマラナイ。
高い値段がつくからありがたがる
白薔薇でのカレーライス「490円」を「490万円!」って言ってしまうヤリトリも見ているのが本当に恥ずかしいものでした。
喫茶店にいた彼らの価値観はこれ。
「芸術はわからんけど、高い値段がつくからありがたがる」
数字重視主義ですよ。
視聴率しか評価基準がない日本の古すぎる価値観ど真ん中だ。
例えば映画の話をしていると、全く噛み合わないジェネレーションギャップがあります。
「あの作品はアカデミー賞! 全米興行収入は最高位は~」
そんな権威的な数字でばっかり語る人がいます。
一方、その横で、スマホでぽちぽちしながらレビューを調べる層もいる
「アカデミー賞を取っていて興行収入は高いけれども、評価は割れている。レビューサイトでも辛いですね。ちょっと面白いとは言い切れないのかな」
今年だと『グリーンブック』がこの典型例ですね。
◆スパイク・リー監督、『グリーンブック』の作品賞受賞に無言の抗議表明?(The Telegraph) – Yahoo!ニュース
自分の頭で考えないで、金や権威にすがり、判断をぶん投げちゃう――。
特徴をまとめるとこんな感じですね。
・金と権威があるものはエライという価値観から動かない
・欧米と日本がともかくエライ主義
・アジアを見下す。この層の前で【韓国映画】を褒めようものなら地獄が待っている(無茶苦茶面白いのにぃぃ!!)
・ハリウッド映画に日本人以外のアジア人が出てくると「金で釣った」と陰謀論を展開する
・有色人種、女性、マイノリティのことは軽んじていいと思っている
だからこそ、台湾人ルートを消して日本人にしたり、黒人の血を引く大坂なおみ選手を【ホワイトウォッシング】することをなんとも思わないのでしょう。
ヘタすりゃ下層のものを引き上げてやった【美談】ぐらいに思われているかもしれません。
ねぇよ!
「眼鏡っ娘」すら通じない世界もあるんだ
若手で結成された開発チーム。
その女性社員扱いにも、こういう世界観が滲んでいて辛かった。
「メガネの地味女ですらチームに入れる――俺らって親切だよな~」
ってやつですね。
かなり前から「眼鏡っ娘」という嗜好がありますが、昭和は違いました。
あの頃は、こんなおそろしい概念があったのです。
『眼鏡は男を三分上げる。女を三分下げる』
キエエエエエエエエエエ!
思わず『ゴールデンカムイ』の鯉登のように猿叫しそうになるんですけど、実話です。
理由は、眼鏡をかけているということは勉強をした、賢いということ。
男が賢いことはよいが、女が賢いのは生意気だし、よろしくない。
そしてブスを表現する定番アイテムになりました。
そんな暗黒時代を再現する『まんぷく』チームって本当に凄まじい。
『ひよっこ』の澄子、『半分、青い。』のひしもっちゃんの眼鏡が可愛い、素敵、カッコイイ! そう思う層と話が通じるわけもありませんね。
もし、「今」が、魏忠賢らのはびこる明朝・天啓期なら、
→いずれ魏忠賢らは悪事の報いで覆滅・崩壊。
→再建を焦った崇禎期の「施策がことごとく裏目に出る」苦しみの中で明崩壊・清制圧。
→清に参加した明末官僚らが、失敗の教訓を踏まえた施策を展開。長期の安定期へ。
という経過をたどるわけです。
大阪朝ドラが早くこの域に達してほしい。
>匿名様
見ました……。
おぞましい程の思考停止で、
本当に驚きを通り越して愕然としています。
思考のアップデートなんて、とてもじゃないけど無理……というか
アプデという言葉すら知らなさそう(´・ω・`)
ヤフーでの写真週刊誌の記事が出てきましたが、恐ろしい状況になっています。全体主義感が半端ないです。
「チキンラーメン、過去最高売り上げ」…ニュースになってますね。
まあ、日本はネットを見ない高齢者が多い社会ですから、
ネット発のダークな「疑惑」は全体的には意外と影響してないかもしれませんね。
吉岡里帆さんブレイクにつながった、『あさが来た』の「宣ちゃん」も眼鏡美少女でしたね。
魏忠賢への例え、なかなか興味深いですね。
彼等に支配された『まんぷく』
ということは、
反『まんぷく』派は「東林党」、そしてここは「東林書院」ということになりますか。
眼鏡女子についても同意です。『べっぴんさん』でも、後半で明美さんが眼鏡を着用するようになりましたが、凛々しく知的だと思います。足立部長もなかなか思慕を絶ちきれませんでしたしね。
大阪の朝ドラは、『カーネーション』の時に、尾野真千子さんを降板させて批判を喰らってから、人気キャラを降ろすことに躊躇するようになったのだろうと思います。
視聴を辞めようとしていながら、当レビューを読む為に流し見しております。
それも、気が向いた時だけですがね。(笑
本日のカップラーメン開発開始の件も、冷めた目で見ておりました。
同時に、ここ最近の百福氏の黒歴史の検証・暴露記事を思うと、果たしてカップヌードルも、本当に百福氏の発明なのかなぁと考えたり。
ドラマとしてもすべての作りが軽すぎますし、その上モデルとなった人物までが胡散臭いとなってはもはや、、、
やはり、先日も書きましたが、もう日清マークには手が伸びませんね。
鈴さんについては、武者様の意見に大いに賛同します。
ただ、尾形に例えるのはちょっと。
あの衝撃的な生い立ちからの、現在の裏切りの展開に至った経緯とその目的がなんなのか。
その深淵に比べるってなると、、、
ちょっと軽すぎるような気が(笑
ゴールデンカムイが好き過ぎて、脱線してしまいました。
武者様には、レビュー作成の為の視聴、本当にお疲れ様です。
ドラマの出来から考えるに、心中お察しします。
(合掌)