まんぷく 141話 感想あらすじ視聴率(3/19)よく似た場面が何度目なのよ、何人目だよ

【141話の視聴率は22.5%でした】

おはようございます。
変換ミスのご指摘、ありがとうございました。修正しました。

もうひとつ。

卵の殻は加熱すれば殺菌できるので、サルモネラ菌の危険性はないはず

それはその通りです。
ただ、その過程に必要な条件を、あの時点で満たすことができたとは思えません。

・卵の殻の加熱装置設営
・従業員の消毒徹底
・衛星概念の向上(有毒ガマガエル加工の前科あり)

つまり、あの時点で卵の殻を入れることはリスクでしかないと思います。

「謎肉」の製造過程を気にしてはならない

今朝はキャピキャピナレーションから。

「謎肉が2週間で出来ましたぁ❤︎」

あのですね……次の要素を説明していただけませんか。

・キューブ化の過程
・栄養素の工夫
・大豆ペースト追加による食感低下の改善
・具体的な味付け方法

本当にどうやったら、いきなりポンッと生まれてくるんでしょうか。
私達は何を見せられているのですか。

確かに信徒への説明であれば、
「謎肉ワン、オッケ~♪」
でイチコロかもしれません。

しかし、ごく普通の感覚から見ますと、あれだけ前振りしておいて、肝心なところは何も映さないってストーリーとしてどうなの?
それも謎だからしょうがないね♪ ってことかーい!

「謎肉」のマーケティングだって変です

この記事は何の冗談でしょうか。

◆安藤サクラ「まんぷく」老けメイク「やりすぎちゃったかも」「老け芝居楽しかった」― スポニチ

メイクはこの際どうでもエエ。
問題は演技指導です。
「うーんおいしぃ〜❤︎」
って何?

演者の問題じゃありませんからね。
50過ぎて孫がいてもおかしくない福子に、こんなおにぎり女子マネージャーめいた芝居をさせる、そんな苦行を強いる演技指導者さんがどうなのか? って話で……。

私が織田信長ならば「19箇条の折檻状」を書くところですが、もういいです。

佐久間信盛はなぜ信長に追放された?戦上手で「退き佐久間」と呼ばれた武将の最期

教団員の絶賛

褒め方が大仰過ぎて嘘くさきこと山の如し。

大げさなBGMをジャカジャカ流しながら、
「うんまーーーーい!」
って何ですか。

まるでお笑いコントのボケです。誰もツッコまないのがおそろしい。

てか、それほどあの謎肉が美味しいですか?

ニッカのブラック、サントリーのレッドのように考えたらこうなりますよね。

「この値段、この気軽さでこの味ならありだなぁ」
「財布に余裕があれば、もうちょっと上のものを狙うけれども」

そういう落とし所を探ってくれよ。
とにかくリアリティに欠けるのです。

まさか、この記事のようなノウハウを朝ドラで実践しているのでしょうか。

◆他人に潰されるくらいなら自ら破壊せよ!という日清食品「イズム」を根づかせる爆笑会議 | マーケティングの仕事と年収のリアル | ダイヤモンド・オンライン

やっぱり「無能かつ勤勉」でした

はい、昨日コメント欄からご紹介いただいた記事です。
ありがとうございます。

◆日清カップヌードルの独特のエビって、何のエビ? (2007年10月30日) – エキサイトニュース

60種類というのは頑張っています。
ただし、ドラマですと、どうにも変です。

・どう考えても容器に入らないサイズのエビを候補にしていた

・伊勢海老って、コストもサイズもおかしい

・サイズ、色、食感を吟味することなく、その辺から目につく限り買ってきた雰囲気だった

脚本と演出で、このあたりはもっとマシにできたはずです。

そして今日、衝撃の結果が明かされました。

「200種のエビを試したけれど、どうもうまくいくものがない」

200ってなんだよ、200って!!
日清公式見解を倍以上盛るサービスっぷりじゃないですか。
というか、数字を盛ればエエってことじゃないと思うのです。

しかも、そのあとのセリフがこれですわ。

「諦めなければ必ず見つかる!」

あのさ……。
昭和の熱血スポ根じゃないんだから、何を言ってるの?
このセリフのどこに含蓄があるの?

もしも萩尾律やマッサンなら同じことを言うか?
って話で、完全に「無能かつ勤勉集団」という地獄のアピールが全開バリバリです。

謎肉製造による台所占領も、どうかと思います。

効率的かつ、妻はじめ家族に気を使った律とマッサンが、そんなことを3回も繰り返すかな?

やらんよね。
資金があるんだから何か設備を借りますよね。

作るんじゃない。
借りればええのよ。

※諸葛亮が嘆いて斃れるレベルの知能のなさよ……

「無能かつ勤勉」でない者は嘆く

アタマを使えず、片っ端からエビで実験――。
それが【やる気】だと思っている教団からすると、理解できない感覚かもしれませんが、世間の感覚はもうこちらへシフトされています。

◆お付き合い残業、無茶振り、板挟み……帰りたい人たちを描く漫画『僕たちはもう帰りたい』 (1/2) – ねとらぼ

だらだらとやる気がないまま、どうでもエエ作業をやらせるって、生産性を落とすだけなんですね。

ちなみにこういう概念も、別に今日始まったわけではありません。

『マッサン』のモデルである竹鶴政孝氏は、従業員のリフレッシュに強い関心を持ち、スキーや野球等のレクリエーションスポーツ導入に熱心でした。

その結果が、日本のウインタースポーツにまで貢献しているのです。

◆竹鶴シャンツェ

シュリンプカクテルって言われてもねえ

そんな試行錯誤の結果、高級ホテルバーのシュリンプカクテルで思いつくというオチなのですが。

もう、何もかもがド下手くそ。
かつ、いろいろ切羽詰まっている感が見えてきます。

『彼岸島』の「あったよ! 丸太が!」レベルだわ!

※都合の良い場面で唐突に出てくる丸太ですが、これはもう彼岸島お約束の特産品だから、それでいいのです♪

でも、『まんぷく』はギャグ漫画じゃないんでしょ?
気づいたことを箇条書きにさせてもらいますと。

・チラッとシュリンプカクテルを映すだけではなく、神部がお小遣いを切迫させてまで行った背景説明や、その場面をなぜ映さない?

・昭和の「お小遣いが少ない夫」アピールが出たよ。何度目だよ。

・シュリンプが画期的だと閃く場面すらない!

・まぁ、ホテルのレストランセットを組むだけの時間も予算もないのは仕方ないけどね。

・シュリンプの理由が、せいぜい色だけというのもダメだ。「彩り」以外のパラメータは忘れたのか?

・こっちはせっかく「エビが洋風と言ったら笑うぞ」と予告しているのに、「彩り」しかないなんてがっかりだな!

まぁ、明日以降に狙撃銃構えた尾形顔で待機してます。

※狙撃兵は待つのが得意なんで。

あとですね。
プーバランって、名前を出せばエエってもんじゃない。

とにかく唐突なのよ、唐突。

開発における大事な場面じゃないですか。それをナゼこんな雑に見せるのですか。
忠彦と弟子の、トコトンしょーもないやりとりとか要らんから。

放送回数残りわずかで怒涛の展開を見せた『半分、青い。』。
あの扇風機「マザー」開発との落差が凄まじい。

そりゃあ『半分、青い。』は最終盤でも視聴率を更新しますわな。
そして『まんぷく』は初回最高視聴率以降、更新なし。

先週なんて20%を切った回があるし、完全に前作におんぶさせてもらっただけで、足引っ張りまくりやがな。

まんぷく 感想あらすじ視聴率LIST

「視聴率とカップヌードルの売り上げが比例してアップ!」
というシナリオは大丈夫ですかね。

コメント欄からご指摘いただきましたこの記事にも、誤算がありますようで。

◆チキンラーメンの父・安藤百福「終着駅など考えない」(日経ビジネス) – Yahoo!ニュース 

掲載:2004年2月23日号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

よく見りゃ14年前の記事の再掲載。
妙です。

ナゼ、ドラマ終了2週間前というタイミングで出すのでしょう?

レクリエーションどころかセクハラです

安藤百福氏の自称経歴には様々な疑惑があるとはいえ、それでも有能な経営者ということに変わりはないでしょう。

問題は、無批判に、キレイに、そして盛り盛りで描く本作。
萬平ラーメン教団を生み出した方たちです。

前述の通り、今日も忠彦は家族総出で弟子の下半身観察に余念がありませんでした。

あれは本当に何ナノ?
意味がわからなさすぎて心の底から罰ゲームにしか見えません。

タカの、
「彼が好きっていうより、ファンであるお父さんに近づきたいんじゃないのぉ〜」
というセリフがシャレになっていないから、辛いんだよぉおおおおお!

・モデルに2度もエロ目線を投げつけた忠彦

彼にはそんな前歴があります。
たとえ弟子の彼女だろうと、自分のファンを公言する女性だけに、何かやらかすんじゃないか? とハラハラしてしまいます。

現実に、こんな嫌な事件があったのを思い出しました。

◆「性暴力」で激しい告発を受けた『DAYS JAPAN』広河隆一さんの手記の中身(篠田博之) – Y!ニュース

・どれだけこの二人に愛情があるかわからないどころか、打算臭さプンプン

男「ファンに餌をチラつかせてやろう」
女「この男にくっついていけば、憧れの先生に接近できる!」

・積み重ねの問題です

女にとっては「クリエイターであるか、学歴があるか」
男にとっては「連れて歩いて自慢できるか、家事育児を丸投げできるか」

本作では、そんなステータス重視の男女がひたすら描かれて来て、今更、これが純愛と言われても失笑しかありません。

同じ屋根の下にいたら、モデルのエロマンボにウハウハする。

娘と義母がヌードモデルに志願しても、うれしそう。

婿だろうと、同時入浴する。

こんな性欲魔人からは逃げてくれ、弟子の彼女! 危険だぞ!

『半分、青い。』の秋風塾は良かったなぁ。

秋風先生は、鈴愛とユーコの結婚を見守り送り出す、まっとうな父親目線でした。
ボクテはゲイであり、仲間の三人は親友同士。秋風と菱本も、恋人であるようで、ないような。

ツインズへのセクハラもありません。
敢えて指摘すれば、秋風が律に「タジオ!(美少年)」と呼びかけていたくらいかな。ただ、あれは美貌への陶酔とも言えるものですしね。

そういう下半身要素が薄い、志でガッチリ結びついた関係でした。

秋風先生が忠彦と同レベルの性欲魔人だったら、自分のファンという時点で鈴愛たちにエロ目線を投げつけかねないでしょうね。
あー……気持ち悪い。

そうそう。
吉乃も結婚したらモブうるさい女になりましたね。

「夫が子供の面倒を見てくれないノォー」

何度目だよ、何人目だよ!

家族アピールするならば、克子一家は消えた息子二人のこともたまには思い出してください。
息子はドコへ消えたのか。

1 Comment

匿名

最近のこの作品を見ると、○松さんの方が、まだ主人公補正するけど、まともに書けるかも。

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