まんぷく 99話 感想あらすじ視聴率(1/29)当時の価値観「味より栄養」

本作は後半に突入しました。
長丁場の朝ドラには、そういう傾向がもともとあるとはいえ、ここ数年のNHK大阪作品は息切れ感がきっつい。

転機は2012年『純と愛』だと感じます。
終わりの始まり、それは2012年でしょう……。

2013年『ごちそうさん』は、オリジナルで架空の主人公です。
これは『純と愛』以前から動いていたでしょうから、除外するとして。

問題は次から。
全て同じパターンに突入、しかも年々悪化してゆきます。

2014年『マッサン』は、前半こそウイスキーはじめ考証がしっかりしていたのに、後半はあまりに初歩的な考証ミスを連発しておりました。

2015年『あさが来た』は、 いわば最後の輝きかもしれません。
五代の退場前後から急落してしまった感があり、破綻の兆候も今振り返ると見られますが、うまく隠し通したまま終わった印象です。
私的には、前半は傑作、後半はかなり厳しい評価です。あしからず。

2016年『べっぴんさん』も、サクラ思春期前後から、急激に落ちてしまう。
そこまでは、前半には素晴らしい箇所があったものです。それが翌年からは、スタートダッシュすら失敗しています。作成やモデルへの態度も悪化してゆきました。

2017年『わろてんか』は、序盤から迷走し、折り返し地点あたりから手が付けられないほど落ち込みました。

2018年『まんぷく』は……もう、前半は逮捕に重なる逮捕。
それを経ての後半なのに、失速感が止められません。
前半露骨に手を抜いてでもいい。チキンラーメンへの道のりがまっとうであれば。それが今の体たらくでは……。

とか言うと、
「なぜ私の好きな作品を、武者は貶すんだ!」
というお叱りを受けるんですが、何度も申しているように【感じ方は人それぞれ】です。

世間から嫌われまくっているけれども、実は好きだという作品があっても全然いい!
ご自身のブログで、その愛を全開にしてください。

私にも、「あれはハッキリ言って最低最悪だと思うし、世間からボコボコにされていても納得感しかない」けれども、好きな朝ドラがあるんです。

それは『純と愛』。

あんなゲスの極みみたいな武田鉄矢さん、この作品だけでしたからね!

不幸に次ぐ不幸が、まるでジェットコースター!
誰一人として幸せにならない悲惨さ!
一体「まほうのくに」って何だったのかわからないまま、ブン投げられるスリリングっぷり!

しかも朝ドラですよ。
ほぼ毎日半年間にわたって、日本各地の家庭にあんな凄いものを 届け続けたんですよ。すごいことじゃないですか!

「えっ、最低朝ドラだの、終わりの始まりだの、散々フルボッコにしておいて、実は好きなの?」

ええ、はい。
作品としては最低最悪ですが、好きなんですよ〜。

まほうのくに、ばんざーい! しんじてーいれーばー♪ 今でも主題歌が歌えますからね!!

だからといって、あのドラマが嫌いな人の元に乗り込んで、自分が好きなポイントを語ろうなんて思ってはいません。

好き嫌いなんて、評価なんて、人の数だけそれぞれあるワケです。
私もそれを述べているだけ。皆さんも自分のフィールドでそれを語ればいい。

自分を信じて、強く生きればいいんですよ!

しんじてーいれーばー きっとつたーわるー♪

いや、まぁ、伝わらないことも多いけどね!!

【99話の視聴率は21.8%でした】

ラーメン屋のスープを目指すのはお門違いでは?

はい、そんなわけでラーメン作りを始めたんですけど。

まずは疑問。
『そもそも、そんなにスープ、うまいか?』

コレですよ、コレ。
言われるほどチキンラーメンのスープって、美味しいもんでしたっけ。

いや、美味しいですよ。お酒を飲んだ日の翌朝とか最高です。

でも、ドラマでは、まるで店でコトコト煮込んでいるものと同じレベルを求めるようにも見えまして。
それよりも【カンタンに出来る】というのが最大の特長じゃないですか。消費者だってそれを求めてるワケでしょ。

それに当時、ラーメンのスープというのは【味より栄養】がアピールポイントでした。

明治時代に伝わった頃、肉体労働者や兵士に受けたのは高カロリーゆえです。

飲食物普及史って、そういうものが多いのです。
イギリスで紅茶が広まったのだって、チャールズ2世の王妃であるキャサリン・オブ・ブラガンザが始まりと言われておりますがね。

爆発的に飲まれるようになったのは、肉体労働者が砂糖とミルクを入れてガブ飲みした結果、バリバリと働けると気づいたからです。

「酒飲んで働くよりもイイよね〜」
歴史的にはそういう流れなんだってば!

飲んだくれイギリス人とジンブームの闇~なぜかストロングゼロ文学とダブるのです

チキンラーメンも、当初は高栄養で妊婦さんにもオススメという扱いでした。
それならばダネイホンからの流れもできる。でも、今じゃグルメ漫画ばりに味ばっかり。

本作って、何か根本的に間違っていませんか?

チキンラーメンがどうして売れたのか――という魅力をスタッフ陣が掴んでいないように思えるのです。

スープ作りで悪戦苦闘する描写も無茶苦茶です。

萬平の肉屋でのセリフがコレですからね。

「筋肉も試したい」
って、鶏肉の部位すら調べてない?

水から作ることの多い鶏ガラスープを熱湯から始めるわ、ぐるぐるかき混ぜるわ。しかも、香り付けのために葱や生姜を用意する場面すらない。
ろくに台所に立ったことすらない、ということはよくわかりました。

妊婦タカへの気遣いが酷い

現在のように、
【ラーメンのスープを飲むと、太って塩分過多になりますよ】
となるのは、もっとあとのことです。

かつては、
【栄養摂取のため飲み干しましょう!】
でした。

以下の記事から引用いたしますね。

まんぷくモデル安藤百福の生涯96年を解説!日清食品チキンラーメン誕生物語

栄養価は低く、塩分過多で、添加物も入っている――。
現在ではジャンクフード的ポジションに置かれるインスタントラーメンですが、当時は違いました。

栄養価が高い食品としてチキンラーメンは注目を集めます。

なんせ塩分摂取量にさほど厳しくない頃は、
「ラーメンのスープは栄養が含まれています。残さずお飲み下さい」
と言われていたほどでした。

これは何も百福や日清食品がデタラメに掲げた情報ではなく、国立栄養研究所所長に調査依頼をした結果のことでした。
鶏肉の様々な部分から高い栄養価が抽出されていたのですね。

そして百福はこの結果を厚生省にも持ち込みました。
結果、厚生省は「妊産婦の健康養補給商品」に推奨したぐらいです。
チキンラーメンが健康食品というのは、現代からすれば驚かされますね。

この後にも、チキンラーメンはビタミン添加をして、1960年(昭和35年)には「特殊栄養食品」の認可を取得。現在の栄養価は、日清食品公式サイトに掲載されています。
確かにビタミンB2、ビタミンB1が含まれていますね。

食べ方としては上に卵を載せるのが有名ですが、これは単に美味しいだけではなく、栄養価を補う上でも優れていました。

ちなみに百福は、健康の秘訣を尋ねられると「毎日、昼食にチキンラーメンを食べていますから」と答えていたそうです。

そんな食品ルーツを全然活かしてないって!

ちなみにインスタントラーメンには添加物が多く、インスタントラーメンだけ食べていたら死んでしまった……というのは都市伝説の類いです。
ネガティブキャンペーンのせいもあります。
そりゃ、どんな食べ物だってそれだけ食べていたら体壊すでしょう。

そんなネガティブキャンペーンを否定するため、
【毎日食べていた】
と紹介する安藤百福氏の工夫すら死んでいるゥ!

せめてタカの妊娠を、プラスに使えばよかったんですけれどね。

忠彦からして、こんな態度です。

『教祖萬平様のありがたいスープを、つわり程度で飲めないと言い張るバカ娘め!』

いやあ、本当に酷いなぁ。
初産、初孫なのに何を考えているんですか。
娘がヌードモデルを志願し、異性として好みだと言えばニタニタ。一方で、体調不良を訴えたら突き放すんだから見てられない。

こういう妊産婦軽視も、バブリートレンディ業界人世代のものでしょうね。

リアル忠彦世代は、妊産婦の危険性をもっと知っているものなんですよ。つわりだからと突き放さないでしょ。
それに忠彦って娘思いの設定じゃありませんでしたっけ?

台本もらってから時間があれば、演じる側も抗議したり、工夫したり出来るでしょう。
『べっぴんさん』の蓮佛美沙子さんはそうだったとか。

それが、ギリギリにもらって、クソの極み台本と演出で撮っているとなると役者さんだってどうしようもない。要潤さんの端正なお顔ですら痛々しくなってきました。

「そうか、タカちゃんは妊娠中か。よし! 妊婦さんが楽に作ることが出来て、たくさん食べると、母子ともども健康になれるようなラーメンにしよう!」
そんな決意があれば、すごくよい場面になったのでは?

それすら出来ないのですから、本作はただのイイことの結果が妊娠という、クソの極みなんですよ。
あれ? こっちまでなんか吐き気が……。

【ファイナルファンタジー】神殿システム

スープ試食のときもセリフがおかしかった。
忠彦と克子が美味しいと言う理由って、コレだけでしょ。

『神の子萬平様からのありがたいスープだーーッ!』

こんなもん『マッドマックス 怒りのデスロード』で、イモータンジョーがバラまいた水に群がる群衆と大差ねえわ。

どこがどう美味しいの?
その説明を考えるのが脚本の見せ所じゃないの?

本作ってダネイホンのといい、毎回コレです。
萬平様の作られた傑作に文句を付ける邪教徒は火あぶりだーッ! ってなもんで。

萬平も、意見を聞かなければいけないはずが、不満を聞いただけで底意地の悪い目でギロリってするしさあ……怖い、本当にマッドで怖いよ!

製塩ボーイズのタダ働きも『北斗の拳』における「聖帝十字陵」に見えて来ましたねえ。
日清食品公式の「たった一人で開発に取り組んだ」という説明は、一体なんだったのでしょうか……?

ドラマの中での歴史改ざんもしれっと行われていました。

「製塩でもダネイホンでも、味に妥協しなかった萬平様―ッ!」

いや、いやいやいや。
製塩は茶色くても売り出して、世良の中抜きにつけ込まれるし。
ダネイホンは試食でのマイナスレビューを無視。そのあと、病人なら味にガタガタ言わないからって、病院に売りつけていたじゃないですか。味を改良して東京進出するときのエピソード忘れちゃった?

まったくもって本作の整合性の無茶苦茶さは凄まじいです。

・ラーメン屋なんて小馬鹿にされる職業よぉ! 物騒よぉ!
→未婚の女性同士で行っていた福子たち。萬平と福子のデートコースにも組み込まれていた。

・味にこだわりのある萬平さぁん
→ダネイホンの味改良をブン投げて、病院食にしていた。

・娘がだ〜い好き! 忠彦さん
→タカのつわりに冷たい態度。以前も、神部にあんな娘でも嫁にもらってくれるかと突き放す発言をしていた。

【ファイナルファンタジー】価値観アプデは実装せず

本作が切羽詰まっていることはわかります。登場人物の価値観が、全員バブル期で止まっている。

『当時はそんなもん』
という擁護を使えるのは、『カーネーション』や『いだてん』の場合なんですよ。

『カーネーション』における糸子の祖母や父は、現在からするとトンデモナイもの。
ただし、時代背景の描き込み、脚本、演出、演技が高次元でマッチしていたから、こういう世代なら仕方ないと納得できました。

『いだてん』にも、今からすれば児童虐待、体罰としか思えない描写がてんこもりです。父親が槍を持って我が子を追い回す描写すらあります。
それでも見ようによっては面白いのは、時代の描き込みがしっかりしているからです。

本作には、そんな描写は皆無。
それどころか、当時の男性が直面した困難はスッポリ抜け落ちていて、ご都合だけで描かれる。

かといって、現代にあわせているのか? というと、それも違う。

『半分、青い。』のヒロイン祖父・仙吉は、本作における神部あたりと同年代です。

彼は繊細で音楽と家族を愛する一面があり、洗練されていて先進的な考え方があるとわかりました。その一方で、凄惨極まりない戦争体験をもって、孫の苦境に寄り添っていたのです。
つまり彼は価値観の更新ができる人でした。

そんなもん、萬平以下ないでしょ?
今朝も酷かったですよ。

バブリートレンディ業界人のクソ価値観&ジェンダー観がモロに出ていた箇所をピックアップしておきましょう。

・『白薔薇』オーナー夫妻が、個人情報なんか概念がないまま、福子や真一のことをペラペラと、誰かが聞いていてもおかしくないような状況で話す

→いますよね、セキュリティや礼儀の観念からそういうことをやめると、
「今は冷たいよな〜、昔はそんなにうるさくなかったぜ〜」
と言い出す人。いや、昔だってそこまでゲスじゃないからね。

・『白薔薇』オーナー、女性客をジャッジしてイケてる俺をアピール

→今ならレビューサイトで「最低のオーナーがいます!」と酷評されて閉店もんですよ。なぜ縁もゆかりもないオッサンが、一方的にジャッジするの?

・福子、本城好美の年齢を聞いた途端「歳下ぁ〜〜!」とキンキン大声で言う

→は? 意味がわかりません。
女は若い女に嫉妬するよな〜ゲヘヘっていう、そういうキャバクラでのルールみたいなもんですか?

・ババアは悪口嫉妬だ〜い好き!

→『白薔薇』で集まって悪口を言う中年女性が、脳内生物っぽくって笑えます。
いや、本作では男性だって嫉妬まみれのクズだらけなのに、そういうことは忘れて、
「これだからババアは〜」
と思えるらしい。おめでたいね

・本城好美の娘がおてんばで、息子がおとなしいエピソードが「オモシロ話」という笑いの強要

→どうでもエエ、心の底からどうでもエエ。
当時はそんなもの案件かもしれないんですけど、こういう話をおもしろいと思うセンスが古すぎるどころか、有害です。

これね。
あるあるなんですよね。
男の子がピンクを選んで、親や周囲が「そういう時代だし、個性を尊重しよう」と微笑ましく見守っている。

それなのに、横から【ファイナルオヤジファンタジー】プレイヤーが割り込んできて、
「男がそんな色を選んだら駄目だ! いじめにあうぞ!」
とか言い出す。台無しパターンです。

意識をアップデートしてくれ!!

続きは次ページへ
立花萬平のモデル・安藤百福の生涯
立花福子のモデル・安藤仁子の生涯

9 Comments

管理人

>匿名様

萬平が電気を盗んだ。
野呂が缶詰を盗んだ。
毒性のガマガエルで食用のための実験をした。

例えば上記のように表現していることが、
実は
・電気を盗んでいない
・缶詰を盗んでいない
・ガマガエルを実験に使っていない
つまり『客観的事実として間違っている』のであれば対応も考えます。

申し訳ありませんが、あなたこそこちらの文章をきちんとお読みください。
『こちらがドラマを見ていてそういう印象を受ける(そうとしか見えない)』ということを書いているだけです。
見ていて、そう思ったこと、感じたことを書いてナゼ悪いのですか?
レビューとはそういう場ではないのですか?

あなたが断言していることも、あなたの主観であって、
『こちらとは物事の見方が違いますね』ってことです。

これであなたへの対応は最後とさせていただきます。
通報でもなんでもしてくださって構いません。
ただし、執拗に業務妨害されるようでしたら、
こちらから訴えることも検討させていただきますのでご注意くださいね。

「実名はわざわざ晒しません。」とはおっしゃられてますが、
基本的に書き込みされている段階で匿名でもなんでもありませんよ。

匿名

一個一個上げてるとキリないので思い付くものを。
改変とは違いますが適当に書いてる、と思われるものも入れました。
実名はわざわざ晒しません。
・ヌードモデルを娘が志願→してません。したのは克子と鈴。
・つわりが酷いというタカに対する忠彦の言葉→「飲めないならそう言ったらええやないか」といった言葉だったのでつわりが酷くて飲めないだなんてバカ娘め、という意味ではありません。
・男性陣が嫉妬まみれのゲスばかり→誰のこと言ってるんですか?
・「ダネイホンと塩でも妥協しなかった」→自分が思い描くものを作るために妥協しなかった、という意味であり、ダネイホンは当初栄養失調の人達に早く届けたいという想いがあり、味よりも質だけを考えていたため最初は病院に売りました。後に世良から言われて味を改良したんです。今回は「簡単に作れるおいしいラーメン」というのが目標なので味にこだわるのは当たり前です。
・鈴の設定→「私は武士の娘です」が口癖ですが、実際は心配性で、その場の状況によってコロコロと意見を変える性格、ということはドラマを見ていればわかります。創作ドラマにおいてこの設定はおかしい、とはどういうことでしょう?
・「ババア」→ドラマにおいて誰も鈴やパーラーの女性客3人を「ババア」呼ばわりしていません。
・脚本を届くのがギリギリ→どこからの情報でしょうか?そういう話は聞いたことありません。
・手伝うと申し出た福子に萬平が不機嫌に怒鳴る→怒鳴ってませんし不機嫌なわけでもないです。

管理人

>匿名B様
ここはあなたの検索のためのサイトではありません。
ご自分でお探しください。

匿名B

上の匿名さんとは別人ですが、「娘がヌードモデルを志願」というのは第何話のことですか?
鈴と克子が志願していたような記憶はあるんですが、タカと吉乃については記憶にないのです
当方の勘違いならお詫びしますが、ご教示願います
ただし、具体的シーンを明示することができなければ、ドラマ内容を改変してレビューしていると批判されても仕方がないですよ

管理人

>匿名様
ご意見ありがとうございます。
どの点がどのように改変なのかご指摘いただけますでしょうか?

もしそれが、おっしゃるように通りであれば
修正を検討いたします。

ただし、修正するほどの内容でなければ
あなたの「訴えられてもおかしくない」というお言葉に対して
逆にあなたを業務妨害で訴えさせていただく余地があるか検討させていただきます。

ですので、匿名ではなく正々堂々とお名前を明かして
こちらにご一報いただければ幸いです。

もちろんご承知かと思いますが、
匿名だからって住所や氏名が匿名ではありませんよ。
訴訟のケースになれば、あなたの身元は明らかになるものです。

匿名

あなたがまんぷくに対してどういう感情を抱こうが勝手なのですが、ここは自分の都合の良いように改変したセリフを元にレビューを書くっていうスタンスなんですか?
そういうスタンスで書いてますって明言したらどうです?
塩とダネイホンに妥協しなかったって味の話じゃないんですけど。
忠彦の台詞「バカ娘」とかいうニュアンス全然なかったんですけど。
ほんと適当に書きすぎてるのでどこかから訴えられてもおかしくないですよ。

羅蜜王

「めんたいぴりり」をAmazon primeで見た。
「まんぷく」と同じ、夫婦のダブル主演も同じ、
日本人だが釜山生まれ。韓国の惣菜である明太子を
福岡で日本の惣菜として作ろうと試行錯誤を繰り返し、現在に至る物語。
頑固な創業者とそれを支える妻と従業員の心温まる人情ドラマになっています。
博多華丸さんと富田靖子さんの支え合う夫婦の演技にホロリとします。
脚本家が違うといえばそれまでですが、
こういうドラマが好きです。
「まんぷく」で消化不良の自分でしたが、スッキリ解消しました。

ヴィシャス・デスラー

「『半分、青い。』のヒロイン祖父・仙吉は、本作における神部あたりと同年代です。」
個人的にこの一節が本日のレビューで一番の衝撃でした。

「そうか、確かに最前線で戦ってきた世代か」と。
仙吉つぁんと神戸さんが同世代と仮定すると、源ちゃんとさっちゃんはウーちゃんや晴さん、あるいはキミカ先生あたりでしょうか。

神戸さんもいずれは、仙吉つぁんのようなかっこいいおじさんになれるのでしょうか?
というか頼むからなってくれ。タカちゃんのために。

それはそうと、真一さん再婚おめ。

Susuka

大阪班、次回も実話ベースですよね。
全く同じ展開&戸田恵梨香さん大被害が今から想像できて恐ろしい。
これは提案なんですが、今後ずっこける作品が出たら、
早々に週1レビューに移行&BS再放送作品レビューに移行してはいかがでしょうか。
そちらの方がよっぽど読者も楽しめて、武者さんの精神上もよろしいかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA