まんぷく 99話 感想あらすじ視聴率(1/29)当時の価値観「味より栄養」

キュアアンフィニの時代なんですよ

ちなみに今、ネットで話題の動画はこれですよ。

息子からエルサのドレスを着たいと言われた父が、一緒に着て踊るというものです。
エエハナシだな〜と賞賛を集めているのですが、本作のスタッフは絶対理解できんでしょ?

もう、キュアアンフィニの時代なんですよ?

こうしたことは全く理解できない。
だから『半分、青い。』のボクテあたりを叩いて、エエこと言ってやった気分だったんだろうなぁ。

当時はそういうものだって?
それは当時のこと全体をキッチリ理解し、ドラマで再現してから言っておくんなまし。
勉強不足で、自分にとって都合よい解釈だけ持ってくるってどうしようもないじゃないですか。

好美もそうです。
福子以下、鈴以外はほぼ、ベタベタと甘ったれたありえない話し方です。
当時の35過ぎた女性が、あんなキャピキャピして語尾をいちいちあげたり、裏声で話すとか、ない、ナイナイ。

鈴にしたってそうです。

『カーネーション』や『いだてん』のように、その時代育ちゆえに主人公に立ち塞がるわけではない。
機械的に、主人公と反対のことを言う割り振りをされているだけです。だから毎回【ブケムスメプログラム】はバグまみれなんですよ。

まぁ、本作に時代考証なんて求めちゃイケナイんですよね。
あるのは【ファイナルオヤジファンタジー】ワールドだけ。そこから導き出される本作のターゲット・オーディエンス像は、なんとなく理解できます。

大坂なおみ選手の優勝に乗って騒ぎたい!
それと同時に、若い女の子がつたない日本語で喋る様子を小馬鹿にして「なおみ節」と呼んでニタニタしたい……そんな層でしょ?
若くてカワイイ女の子をジャッジして、パーッと盛り上がることができれば、社会なんてどうでもいい……そんなノリでしょ?

真一と忠彦は時間稼ぎ要員

真一の再婚話には、どのへんに需要があるのでしょう?

これも時代考証無視が酷い。
本作ではまるっきり無視されておりますが、昭和20年代から昭和30年代という時代は、「女余り」の時代なのです。戦死者があまりに多かったからそうなっていた。

それなのに、野呂は女を紹介しろと言うわ、真一は17年間も独身だわ。

昔は「男やもめに蛆が湧く」なんて言葉もありまして。真一のような妻を失った男性は、周囲が何がなんでも再婚させようと気を揉んだものなのです。

妻の愛があまりに深いとか、何らかの事情で再婚を生涯拒むのならばわからなくもありません。
それが今さら再婚?
全く整合性とれてないじゃん!

しかも冷静に考えると、真一は42歳から52歳くらいでしょう。
35歳のババア相手に優しい真一さぁん♪ みたいな誘導されておりますが、年齢差を考えれば妥当でしょ。前作で女が10歳年上カップルに怒っていた人はそういうものかもしれませんけど。

言い訳がましく17年前の咲の死で家族ではないと言っておりましたけれども、その通りです。
咲のモデルは、時系列的には本作開始前に亡くなっております。咲の夫なんて、安藤百福氏の物語にはかすりもしない存在です。

本作ではナゼか遺影でしか出てこない、福子の父の方がよほど関係あります。

忠彦だって、そんなに重要でもない。
要はこの二人は、露骨な時間稼ぎ要員なのです。
忠彦のヌードモデル関連も。真一の再婚も。時間稼ぎとスケベ根性ですよ。

新しいねえちゃんを撮影現場に連れ込みたい。
スープ作りなんて面倒くさいから、時間稼ぎしたい。

雑。
手抜き。
自分たちのスケベ根性を満たしたいだけ!
そう見えます。

本作がチキンラーメン開発に取り組むドラマ?
その開発にまで時間稼ぎが入り込むのに、本気でそうお思いですか?

モデルのいるドラマが史実から逸脱する――そこはまあ、仕方ないでしょう。
『あさが来た』はじめNHK大阪近年の作品は、そのままなぞった方がおもしろい要素を外している作品だらけです。

しかし、本作の場合はことごとく悪化させていてどうしようもない。
何の目的があって、こんな雑な描写を垂れ流すんでしょうか。

※スマホで『いだてん』や『八重の桜』
U-NEXTならスグ見れる!

文:武者震之助
絵:小久ヒロ

立花福子のモデル・安藤仁子の生涯

※レビューの過去記事は『まんぷく感想』からお選びください

まんぷくモデルである安藤百福の記事、ならびにラーメンの歴史もリンク先からどうぞ!

※コメントにつきましては、
・まんぷくここが好き!
・まんぷくここがアカン!
という意図でご自由に記述してください。
作品に関するものについては全て掲載しております。
攻撃的な書き込み等については、こちらの判断で削除させていただきますので、あらかじめご承知おきください。

 

9 Comments

管理人

>匿名様

萬平が電気を盗んだ。
野呂が缶詰を盗んだ。
毒性のガマガエルで食用のための実験をした。

例えば上記のように表現していることが、
実は
・電気を盗んでいない
・缶詰を盗んでいない
・ガマガエルを実験に使っていない
つまり『客観的事実として間違っている』のであれば対応も考えます。

申し訳ありませんが、あなたこそこちらの文章をきちんとお読みください。
『こちらがドラマを見ていてそういう印象を受ける(そうとしか見えない)』ということを書いているだけです。
見ていて、そう思ったこと、感じたことを書いてナゼ悪いのですか?
レビューとはそういう場ではないのですか?

あなたが断言していることも、あなたの主観であって、
『こちらとは物事の見方が違いますね』ってことです。

これであなたへの対応は最後とさせていただきます。
通報でもなんでもしてくださって構いません。
ただし、執拗に業務妨害されるようでしたら、
こちらから訴えることも検討させていただきますのでご注意くださいね。

「実名はわざわざ晒しません。」とはおっしゃられてますが、
基本的に書き込みされている段階で匿名でもなんでもありませんよ。

匿名

一個一個上げてるとキリないので思い付くものを。
改変とは違いますが適当に書いてる、と思われるものも入れました。
実名はわざわざ晒しません。
・ヌードモデルを娘が志願→してません。したのは克子と鈴。
・つわりが酷いというタカに対する忠彦の言葉→「飲めないならそう言ったらええやないか」といった言葉だったのでつわりが酷くて飲めないだなんてバカ娘め、という意味ではありません。
・男性陣が嫉妬まみれのゲスばかり→誰のこと言ってるんですか?
・「ダネイホンと塩でも妥協しなかった」→自分が思い描くものを作るために妥協しなかった、という意味であり、ダネイホンは当初栄養失調の人達に早く届けたいという想いがあり、味よりも質だけを考えていたため最初は病院に売りました。後に世良から言われて味を改良したんです。今回は「簡単に作れるおいしいラーメン」というのが目標なので味にこだわるのは当たり前です。
・鈴の設定→「私は武士の娘です」が口癖ですが、実際は心配性で、その場の状況によってコロコロと意見を変える性格、ということはドラマを見ていればわかります。創作ドラマにおいてこの設定はおかしい、とはどういうことでしょう?
・「ババア」→ドラマにおいて誰も鈴やパーラーの女性客3人を「ババア」呼ばわりしていません。
・脚本を届くのがギリギリ→どこからの情報でしょうか?そういう話は聞いたことありません。
・手伝うと申し出た福子に萬平が不機嫌に怒鳴る→怒鳴ってませんし不機嫌なわけでもないです。

管理人

>匿名B様
ここはあなたの検索のためのサイトではありません。
ご自分でお探しください。

匿名B

上の匿名さんとは別人ですが、「娘がヌードモデルを志願」というのは第何話のことですか?
鈴と克子が志願していたような記憶はあるんですが、タカと吉乃については記憶にないのです
当方の勘違いならお詫びしますが、ご教示願います
ただし、具体的シーンを明示することができなければ、ドラマ内容を改変してレビューしていると批判されても仕方がないですよ

管理人

>匿名様
ご意見ありがとうございます。
どの点がどのように改変なのかご指摘いただけますでしょうか?

もしそれが、おっしゃるように通りであれば
修正を検討いたします。

ただし、修正するほどの内容でなければ
あなたの「訴えられてもおかしくない」というお言葉に対して
逆にあなたを業務妨害で訴えさせていただく余地があるか検討させていただきます。

ですので、匿名ではなく正々堂々とお名前を明かして
こちらにご一報いただければ幸いです。

もちろんご承知かと思いますが、
匿名だからって住所や氏名が匿名ではありませんよ。
訴訟のケースになれば、あなたの身元は明らかになるものです。

匿名

あなたがまんぷくに対してどういう感情を抱こうが勝手なのですが、ここは自分の都合の良いように改変したセリフを元にレビューを書くっていうスタンスなんですか?
そういうスタンスで書いてますって明言したらどうです?
塩とダネイホンに妥協しなかったって味の話じゃないんですけど。
忠彦の台詞「バカ娘」とかいうニュアンス全然なかったんですけど。
ほんと適当に書きすぎてるのでどこかから訴えられてもおかしくないですよ。

羅蜜王

「めんたいぴりり」をAmazon primeで見た。
「まんぷく」と同じ、夫婦のダブル主演も同じ、
日本人だが釜山生まれ。韓国の惣菜である明太子を
福岡で日本の惣菜として作ろうと試行錯誤を繰り返し、現在に至る物語。
頑固な創業者とそれを支える妻と従業員の心温まる人情ドラマになっています。
博多華丸さんと富田靖子さんの支え合う夫婦の演技にホロリとします。
脚本家が違うといえばそれまでですが、
こういうドラマが好きです。
「まんぷく」で消化不良の自分でしたが、スッキリ解消しました。

ヴィシャス・デスラー

「『半分、青い。』のヒロイン祖父・仙吉は、本作における神部あたりと同年代です。」
個人的にこの一節が本日のレビューで一番の衝撃でした。

「そうか、確かに最前線で戦ってきた世代か」と。
仙吉つぁんと神戸さんが同世代と仮定すると、源ちゃんとさっちゃんはウーちゃんや晴さん、あるいはキミカ先生あたりでしょうか。

神戸さんもいずれは、仙吉つぁんのようなかっこいいおじさんになれるのでしょうか?
というか頼むからなってくれ。タカちゃんのために。

それはそうと、真一さん再婚おめ。

Susuka

大阪班、次回も実話ベースですよね。
全く同じ展開&戸田恵梨香さん大被害が今から想像できて恐ろしい。
これは提案なんですが、今後ずっこける作品が出たら、
早々に週1レビューに移行&BS再放送作品レビューに移行してはいかがでしょうか。
そちらの方がよっぽど読者も楽しめて、武者さんの精神上もよろしいかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA