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まんぷく 73話 感想あらすじ視聴率(12/24)蓼食う虫も好き好き

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【編集部より】
『まんぷく』公式ツイッターにおいて福子(まんぷく立花福子モデル安藤仁子)が記したという手紙が劇中でもあった――というご指摘を頂戴しました。
ありがとうございますm(_ _)m

該当の手紙が視聴者にわかるよう取り上げられてないと後日Twitterで取り上げる意味もないはずですが、正確さに欠けるということでしたらこちらに非もあり、記述を控えさせていただきます。
謹んでお詫び申し上げます。

【73話の視聴率は21.5%でした】

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舞い上がる歴史修正主義

今朝もGHQプッシュで税務局が動いているアピールです。

GHQ支配について描くにせよ、なんじゃこりゃ感が半端ない。
昔のアクション映画ですと、米兵に襲われる女性を主人公が空手で助ける、なんていう場面は定番なのですよ。

あと瓦割りとか、牛と戦うとか。
しかし、本作では街中にいる米兵の姿すらろくに映さないわけです。

このへんも、実に言い訳がましいのです。

主人公から台湾ルーツを隠さなければ、安藤百福氏が直面した出自や人種差別が背景にあって、もっとわかりやすかったはず。

ただし、そうなると、こうなる。

差別する側:GHQと日本の財務局
差別される側:台湾ルーツの主人公

それが、本作ではこうなるわけだ。

差別する側:GHQと日本の財務局
差別される側:日本人

差別される台湾人は消えて、差別される側は可哀相な日本人になる、と。

こういうものを何と呼ぶかご存じですか?
【歴史修正主義】ですよ。

差別されてかわいそうなのは、日本人だけ! 差別なんかしていないのに! ってか?そういう考えの方には、心地良いドラマですわなァ。

今回だけじゃありません。手榴弾逮捕の際に出てきた日系人の扱いでもそうでした。ヤレヤレ。

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気がつきゃ昭和24年 季節感がまるでない

舞台は昭和24年(1949年)。
本作って、常に春から初夏に似合いそうなグリーンのスカートと半袖なので、時間の流れや四季の移ろいがまったくわからん!

季節にあわせて服の色を変えるだけ――そんな気遣いすらどこかに落としてきたようで、克子の子どもたちの成長もおかしい。
時空が歪んでいるのです。

そして今朝も、ノルマ的に鈴いじめが出てきました。

克子が鈴の苦境を即座に否定しにかかり、小馬鹿にする。

そしてタカと一緒になってニヤニヤしながら、手のモデルになるだけなのに浮かれるババア受けるよね〜♪ みたいなことを言うわけです。

こんなゲス笑顔で実母と祖母の悪口を言い合う女を見せられても、どうしろと?

鈴と娘の間には思いやる気持ちがある、読み取れない武者は性格が悪いって?

『日頃の行い』という概念をご存じでしょうか。

連日、下劣な笑顔でニヤニヤしながら、鈴の背後でバカにして盛り上がる。ぞんざいな態度を取って、鈴の悩みを聞くことすらない。
そういう積み重ねからしたら、面倒くさそうに悩みを遮る娘たちなんて、母を足蹴にする酷い連中にしか見えないのです。

当時は、もっと親孝行が大事にされていたものですよ。

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ブスとは言ってない( ー`дー´)キリッ

前作のヒロインは、男性である秋風先生、夫である涼次に暴言を吐いたがために、こんな悪逆非道の女はいないとアンチから罵られまくりました。
女性である脚本家のSNSでの発言も、バッシングされたものでした。

これに対し、毎日ネチネチと家族を小馬鹿にして、悪口を言い、ニタニタする本作の福子、克子、タカ。
彼女らの特徴は、男相手ならエヘラエヘラと媚びまくるところです。

タカの容姿にケチをつけて盛り上がるロリメンたち。

というかタカは「ハッキリと【ブス】呼ばわりされてない( ー`дー´)キリッ」と主張される視聴者さんもおるようです。

ちょっと説明しますね。

神部とタカについて、ロリメンたちは
【蓼食う虫も好き好き】
と小馬鹿にしていました。

これって「ブス!」とストレートに言うよりはるかに酷い台詞ですよ。
女性について「美しい、美しくない」という話をしていた直後にそう言われれば、当然ながらブスも含んだ上で、さらには神部をもこき下ろす表現です。

もしかして【蓼食う虫も好き好き】という慣用句をご存知ない?

だとしたら例文で補足しておきましょう。
こんな使い方ですね。

「A子さんて美人だけど、B子さんの顔は、ちょっとなぁ……」
「B子をいいと言う男だっているだろ。ほら、蓼食う虫も好き好きって言うじゃんwww」

どうです?
ブスなんて一言も言ってませんよ。
でも、酷くないですか?

あるいは
「あなたの頭の出来は、もしかしてひょっとすると、あまりよろしくない、かもしれないですね……」
と言われたら、
「よかった! バカとは言われていない!」
と、プラス思考で考えるんですか?

普通は気分良いワケがありませんよね。
『ちょうどいいブスのすすめ』を、タイトル変更すればOKだと思っているドラマスタッフじゃあるまいし、なんであのシーンで「タカはブスと言われてない( ー`дー´)キリッ」って言えるんだか、意味がわかりません。

それと私は「ブス!」という言葉そのものを叩いているわけじゃありません。

『あまちゃん』では、アキが正面切ってブスと罵られましたが、それにきっちり反撃しました。
本作の福子のように、遠回しにブスだからフロント係になれないと言われても、顔をつまんでとぼけていたのとは全然違います。

東京支社のロリメンたちも、いざタカを目の前にしたら「神部さんも、ほんまに蓼食う虫も好き好きやで」とは言えないでしょ。

そういった描写や心理の問題なのです。

だいたい、ですよ。
チキンラーメン・カップヌードルを開発した偉人の物語に、ブスという表現やら、鈴のイジメって必要ですか?

ろくに業務内容を描かずに、そんなことをやっている意義なんてないでしょ。

女から男への酷いとみなされた言動は魔女狩り

話を戻しますと……。

そういう、女同士での酷い言動。
男から女への酷い言動はスルーされます。
むしろ面白がれ、コミカルだと誘導すらされる。

一方で、女から男への酷いとみなされた言動は、魔女狩り扱いです。
こういうのを【#男女格差110位ショック】の証拠って呼ぶんですよ。

本作の女性蔑視について、時代がそういうものだから、時代考証的にあっているという擁護があるそうですね。編集さんから聞きましたけれども。

そういう問題じゃありません。

時代考証からツッコミましょうか?
本作は、当時の男性が遭遇した理不尽な酷い目を、ミニマムに押さえ込んでいるのです。

例えば、三姉妹のヒロインたちの夫である忠彦、真一、そして萬平(まんぷくモデル安藤百福)の、誰も婿入りしていないのはどういうことでしょうか?

家の存続を考えている、ましてや武家の娘であることが誇りである鈴ならば、一人は最低でも婿に入れるはずです。

昔は、娘しかいない家への婿入りは今よりよくある話でした。
来年の大河ドラマ『いだてん』主人公である金栗四三も、戸籍上では婿入りをしています。

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こういう現代の男からすればマイナスとなる要素は、カットするんですよね。どこが時代に合ってますか?

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