まんぷく 123話 感想あらすじ視聴率(2/26)アラフォー婿と還暦義父で仲良くお風呂

笑いのセンスが壊滅的

「NHK大阪は笑いの本場!」
という看板は、もう引っ込めよう。

まぁ、『わろてんか』の時点で絶望的でしたけどね。吉本に制作させたらよかったのに。

世良が仕事をやりたがらずにうだうだするだの、福神漬けだの、こういう会話がユーモアのつもりだとすればもう絶望的です。
見ていて辛いだけだっつの。

クドカン先生の『いだてん』でベタなギャグに笑わされた私の頰はピクリともしません。

グリコと仲良くつるんでろ

ぶーたれるタカの描写が意味不明すぎるのですが、ヒントとなる炎上事案がありました。

◆「グリコ」アプリ記事に研究者が苦言 夫婦のすれ違い解説に「安易に『脳科学』に理由を帰属させることは浅慮」

「女っていうのはさ~、男にとっては理解できないことで怒るよなあ」
って言いたい人にとっては、ああいう世界観なんでしょうな。

そういう人に限って、女が理論を説明した上でガチギレすると、無反省でかわいくねえと叩きはじめる。
女の怒りなんて適当にあしらえばいいっていう、ガチの差別観がそこにあるのです。

『半分、青い。』の鈴愛が執拗に叩かれたのも、そういうことでしょう。

鈴愛が怒る理由は、ちゃんと描かれていたんですけどね。
理由がなく怒るから悪いんじゃなく、女の怒りそのものが嫌いなんでしょう。

ったく、鈴愛の言葉ぐらいで一々リアルで反応してんじゃないっつの。
男をパイの具にしたわけでも、犬の餌にしたわけでもないのに、ドコがやり過ぎなのか。

まぁ、アリア・スタークみたいに、復讐の理由をきっちり説明しても怒るんでしょうけど(ネタバレ注意)

風呂でしか話題が取れない作品

昨年の『西郷どん』における、酷いBL狙いをチェスト(※「ぶちのめせ」という意味のインターネットスラング)したわけですが。

2018大河『西郷どん』感想あらすじ総評・後編「チェスト種子島!」

そんなもんを真似て、何がしたいんでしょうか。

・褌尻無双
・パンツ乱舞
・開脚ごろ寝
・入浴に誘ってきた義父が、こんなにエロいなんて聞いていない←今ココ

一体、なんなんだよ、あのお風呂シーンは!!!

いない。いるワケがない。
温泉ならまだしも、家庭用の風呂に義父と入る婿ってあまりに気持ち悪い。

週予告でもこのカットを使っていましたからね。
この二人が老けメイクをしないのも、そう言うことでしょう。

冷静に考えると、還暦前後とアラフォーの入浴ですよ。
不自然すぎるやろ。

ナゼ、食卓でビールを飲み語るのではダメなんですかね。
BL狙いだって?

ハイハイ。
「腐女子が盛り上がってネットトレンド間違いなし!」
とか、ウハウハなんでしょう。

開いた口が塞がらないとはこのことだわ。

こういう前例がある週が、今のところ最高視聴率というあたり、本作がどういうドラマか丸わかりです。

◆『まんぷく』で拷問される長谷川博己に萌える女子続出「興奮してすみません | 女子SPA

ついでに不思議なのは、これで喜んでいる信徒が前作に対して、
「イケメンばっかり出して、数字を取りに行って下品だ!」
と叩いていたりするあたりっすね。

いや、律も正人も、褌になんかなりませんでしたし。
ゲイ設定のボクテが、これみよがしに男同士でいちゃつく場面なんてありませんでした。

そもそも、テレビドラマに出る俳優のほとんどはイケメンでしょ!

んで本作は、こういう盛り上がり方をして、それで満足なんですかね。

関係性もない、ただ脱ぐ。
そういう脈絡もないバカみたいなお色気路線を入れて、つまらなくなった作品なんて山ほどあります。

「男同士がいちゃつくからよいわけじゃない! 関係性がある!」
なんて話はどうなるんでしょうね。

「やったあ、NHKでもついに私たちの嗜好が認められた♪」
ってウキウキできるんですか? ハァ、もうさぁ……。

こんな雑な入浴より、人間関係が深くて面白くて、もっとエロくて大胆なBLがあるドラマなんて、海外配信ではザラにあります。
例えばこんなのいかがですか?

エロ注意

女房の尻に敷かれる俺アピール

忠彦の行状をマトメておきますと……。

・娘への性的目線
・娘のエロモデル志願にまんざらでもない
・エロモデル騒動二回
・エロマンボダンスで開眼

そして
・義理の息子と入浴←今日ココ

忠彦はもう、変態性欲魔人ってことにしてください。人間だとしたら辛すぎるのです。
パンチラセクシー拷問萬平さぁんもキツかったけどね。

そんな忠彦から、女房克子の尻に敷かれる俺はかわいそうアピールをされてもね。
しらじらしいということもあるし、昭和の古臭さについていけないっていうこともあるんですけれども。

「克子の罵声だって、あなたにはご褒美でしょう? そういう性癖でしょう?」
と思うほどに心が汚れてしまった。辛い。

朝からなんてことをしてくれるんだ!!

エイエイオーと入浴で誤魔化す本作が

結局さぁ。
特許関連なんて真面目にやるわけないでしょ。

と思っていたら、やっぱりワケわからんキャピキャピナレで、あっという間に片付きました!

さすがに拍子抜けしてしまった視聴者さんも多かったのではないでしょうか。

批判も何も、本当に意味がわからないんですね。
あまりにイージーすぎる。

本作は一話目から記録的駄作で、更にぬかりなく追い打ち自爆をするのだから凄まじい。
もしも私がパーティ組まされたら、

まんぷく事前予想~台湾ルーツ消失でマトリックスの【青いピル】はもう懲り懲り

 

どうってこたぁない。
本作はもう、終わっているのです。

・競合他社の言い分を無視して、一方的に日清の見解を流す
・日清が買い取った特許であるはずが、逆転している
・そんな日清宣伝としか思えないドラマを、受信料で流す

近代食文化研究会さんのTwitterがシャレにならんことをつぶやいております。

この一連のつぶやきを読んでいて膝を打ったのが、
【安藤百福氏はストーリーテラーとしては三流だ】
というものです。

言われてみれば、自伝や公式の経歴には怪しさがつきまとい、かつ矛盾点も多い。
2時間ドラマを一流のストーリーテラーが紡いでいけば、なんとかごまかせたかもしれない。

しかし、よりにもよって半年の長丁場。
そして手抜き脚本。
もう、シャレにならないくらい胡散臭さが漂っているのです。

しかも間抜けなことに、台湾ルーツを削除してしまったために
「台湾由来の知恵でした」
と説明できるようなことすら不可能になってしまい、どんどんドツボであります。

もうどうしようもない。
ここまで酷いドラマなんて、どうすれば作れるのでしょうか?

ドラマによって、私の中にあった彼への印象は悪化の極み、これ以上下落しないほど落ち込みましたね。

そしてコメント欄でご紹介いただいた記事が、こちらです。

◆日清の言いがかり特許侵害訴訟「日清戦争」 標的はサンヨー「麺の力」

もう、本当に言葉を失います。

広告の力では、ともかく業界随一であった日清さん。
受信料を使って宣伝ドラマを半年も流してもらって、これで天下を取ったとウハウハであったことでしょう。

それはどうでしょうね。
火のないところに何とやら、胡散臭さを喧伝するばかりじゃないですか。

それは本作制作側もそうです。
『わろてんか』の吉本興業の時点で、もっとテーマを選んだ方がいいと感じていたものですが。

受信料を使って、何やってるんですか?

※スマホで『いだてん』や『八重の桜』
U-NEXTならスグ見れる!

文:武者震之助
絵:小久ヒロ

立花福子のモデル・安藤仁子の生涯

※レビューの過去記事は『まんぷく感想』からお選びください

まんぷくモデルである安藤百福の記事、ならびにラーメンの歴史もリンク先からどうぞ!

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5 Comments

904型

並行する『べっぴんさん』第123話。

若手による出店企画が始動。しかしたやすく成果が出るものでもなく、先輩社員との溝もなかなか埋まらず…

やや気になるのは、さくら達の先輩社員の明日香らの描写。態度や表情を意地悪めいたものに寄せ過ぎ。「もともとさくらとは知り合い」「さくら・健太郎の入社の経緯への反発から溝ができた」という人物なら、「受容したい自分と反発する自分の葛藤」という表現にしてもらいたかったところ。

さくらの描写のバランスの悪さ(思春期以降、視聴者が共感できる要素が少なく浅はかさに偏り過ぎ)も含め、後半でバランスを欠いた感を受ける点の一つです。気に入って見ている人なら「脳内補正」が効きますが、そうでない人には、こういうことが少しずつ累積して「後半は息切れ、つまらない」という評価につながってしまったのでしょう。

さて『まんぷく』は…
バスクリンのパクリ?

どれだけ繰り返すのでしょうか。
安易な演者つながりで、『真田丸』の「たか」の名をそのまま「タカ」に…
モデルが同じだからと言って安易に「大急百貨店」の名を用い…
他にも多々あると思います。

「あの作品の○○○が」と、安易な受け狙いばかり。何を考えているのか。

『べっぴんさん』も『ひよっこ』も『半分、青い。』も、こんな行為は含まれていません。

ガブレンツ奮戦

今度はバスクリンのCMのパクリですか…

「苦し紛れ」もここまで来ると末期的…と言うか、もはや紛れてすらいない。

このまま行けば、いつ、あおのけにスッ転ぶか…

カトリーヌ

萬平教祖をサイコパスのチェックリストで採点してみると(各項目2点満点)、

「誇大的な自己価値観」2点、「刺激を求める/退屈しやすい」2点、「現実的・長期的な目標の欠如」2点、「衝動的」2点、「無責任」2点、「良心の呵責・罪悪感の欠如」2点、「自分の行動に対して責任が取れない」2点、「浅薄な感情」2点、「冷淡で共感性の欠如」2点、「寄生的生活様式」2点、「行動のコントロールができない」2点、「多種多様な犯罪歴」2点

とフルマークが並び、

「病的な虚言」「偽り騙す傾向/操作的(人を操る)」

も、何となく「あるかも」というイメージで、

「口達者/表面的な魅力」「 放逸な性行動」「 幼少期の問題行動」「数多くの婚姻関係」「少年非行」「仮釈放の取消」
が該当しないか採点不能。

 結論として、これで魅力的な人物にするのはハセヒロさんをもってしても不可能だと思います。そう考えると、これほど社会不適合の人物を何とか理事長や発明家として生きながらえさせてきた福子様の崇拝力は偉大なんだなと考える次第です。
 これまで社会派の任期ドラマを連発してきた福田靖氏の本領が発揮された、革新的な朝ドラが生み出される現場に、私たちは立ち合っているのかもしれない、そんな予感でわくわく……

せんわい。

とくめい

「ドラマにまつわる、とある虚飾と欺瞞に気づいた製作陣。世に真実を突きつけるべく、表現者としての良心と誇りをかけ、最高峰の演技力と演出スキルを振り絞り、総力で作り上げた前代未聞の茶番劇」
…とでも思わないと、やってられんですね。受信料納付者としては。

匿名

ここへ来て「そうだったのか!」と合点がいったことがあります。
萬平さんの自己中心的で我儘なところ(疎開先で電気を盗んだ上に開き直る)や、お金を借りる相手に礼も言わず常に上から目線だったり、「世の中のため、人のためになること」と言いながら周りの人間には愛情の欠片も感じられないことなど、朝ドラの主人公を、なぜこんなに酷い人物に描くのかと思っていました。これは実際の安藤百福さんの人物像に寄せていたということなんですね。
そう思うと萬平を魅力ある善人に描かなかったのはスタッフの良心なのかと感動しそうになりました。
知らんけど。

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