まんぷく 106話 感想あらすじ視聴率(2/6)勉強しないの萬平だけ?

おはようございます。
衝撃の展開の前に、今日の問題点をちゃちゃっとまとめます。

【106話の視聴率は21.5%でした】

『白薔薇』でラーメン制作過程を全部喋る福子

もう指摘もしたくない情報漏洩が酷い。
そのことを熱心に聞き、記念日だと言い出すオーナー。
これはもう、萬平ラーメン教支部確定ですね。

ロリメンからエロメンに昇格

名前……何でしたっけ?
個人的に、顔と名前を一致させることが苦手じゃないんですが、福子のモブ友といい、彼等も全然覚えていません。

それはさておき。
本作は何度【一目惚れ】をさせるつもりでしょうか。ほぼ全員じゃないですか。

萬平と福子は序盤でしたから、
「萬平さんはきっとシャイでうぶで、女性へのアプローチがわからないんだね」
で済ませられましたが、ここまで来ると本作は基本【恋愛=発情】としか思えません。

発情期の野生動物だって、相手に踊ったり、プレゼントを贈ったり交流があるもの。
『ダーウィンが来た』の方が恋愛ものとして秀逸ですよ。

萬平は勉強しないから出来ない

本作は、時折、ズバリと本質を突くセリフが出てきます。
以下の記事で、ランキングを作ったことがありますが、

まんぷく年内総集編「ここがヘンだよ!ヒロイン像」立花福子と安藤仁子を徹底比較

今日も出てきました。

要約すると、
【萬平は勉強しないから出来ない】
これやで!

昨日の塩漬け麺にせよ、今日の天日干しにせよ、やる前から失敗なんて見え見えでしょうよ!
今までずっとそうでしたね。

ダネイホンのガマガエルといい、調べればすぐわかる失敗を繰り返す。
それは萬平というか、本作スタッフが勉強しないからでしょう。

萬平のキャラクター付けは、初期からすればこういう人物であったと推察できます。

【発明に熱中すると、周囲が見えなくなって、空気も読めなくなるマッドサイエンティスト】

前作『半分、青い。』の萩尾律にせよ、楡野鈴愛にせよ、違いはあれども、このタイプでした。

律は幼少期からマーブルマシン作りに熱中してしまう。
鈴愛も、漫画やアイデアのことで頭がいっぱいになると、前後のことなんか考えずに行動してしまう。

自分のやりたいことに熱中するあまり、目上の相手である秋風羽織にくってかかった鈴愛には、そういう悲しい側面がちゃんと出ていたんですよ。

だからこそ、どんな時でも損得感情で考える視聴者さんからは、えらく嫌われました。
んで、今回は……?

私を含めた前作ファンも、さんざんアンチに罵倒されました。
お前らはマイノリティだの、社会から嫌われているだの、空気を読めていないだの。

知ってます。
でも、それでいいじゃない♪

空気を読んでいるゲス萬平

一方で萬平のキャラクターは、完全にぶっ壊れています。
コイツはちがう。

【自分をクリエイターだと思いたい、創造力と知識がない、ただの卑劣で傲慢な奴】

萬平は空気が読めないわけではありません。
彼は相手を値踏みして、こいつは踏んづけてよいと判断した相手に当たり散らします。

というか、本作の登場人物は、基本的にそういう考え方。

善悪でも愛情でもない。
利用できるか、できないか。
上か、下か。
それだけです。

中抜き世良をあっさり見逃したのも、その一例です。

本当に物作りを愛していて第一に考えるならば、自分のものづくり精神に泥を塗るような真似をした世良なんて、もう絶縁しなけりゃおかしい。
それなのに【利用できるから】ずるずるべったり、ナアナアの関係を続けている。

発明を愛しているだって?
嘘でしょ。

本当に頭に知識をモリモリ詰め込んで応用したい人というのは、誰に言われなくても勉強するものです。
本作の萬平なんて、本一冊読んだかあやしいものです。

そこに愛はない、服従するかどうかだけ

今朝のシーン。
福子に「勉強しろ」と言わせる場面には、萬平のダメっぷりがコトコト煮込まれていて圧巻でした!
もちろん、褒めてませんよ♪

あのような責任転嫁したうえに、子供じみたお叱りプレイを妻に言わせてデレデレしているなんて、彼女をバカにしているとしか思えません。

萬平を見ていると、思い出すのは電流が流れるしつけ用犬首輪のレビューです。
国によっては動物虐待を促すとして、販売できない。
ところが日本では取り扱いがあるうえに、レビューを読むと精神をガリガリ削られるシロモノでして。
電流をビビビと流したら、うるさい犬がおとなしくなって安心! これで安心してかわいがれますぅ〜♪ と、キラキラのノリで書かれております。

本作の愛情って、全部この類に感じます。
子供がイジメを訴えてもろくにとりあわず、うるさそうにしているときもそうでした。

キャンキャンと犬が鳴いていたら、何かあったのかと思う前に、
「うるせーなー、かわいくねーなー」
と文句を言う。本作から感じるのは、そういう世界観です。

炎上待ったなし!

本作って、半年枠の公共放送がとことんマイナスに作用していてスゴイです。
民放ならば、このタイミングで打ち切りなり炎上なり、ありえたのでは?

以下、列挙しますと……。

・感電事故を「誘発しかねない魚釣りの時点
・毒物ガマガエルが食用可能、栄養たっぷりとした時点
・未成年タカに欲情するロリメンの時点
・大坂なおみ選手騒動で、ウォッシングの危険性に気づいた時点

今朝も、民放ならばこれはもう炎上待ったなしの要素がありました。

なんなんですか、あの忠彦とエロモデルは……完全にぶっ壊れているではありませんか。

これも、
「そんなふうに描いていません、そう見るあなたがいやらしいだけですっ! 忠彦さんもエロモデルも、そんなことセリフで説明していません!」
と言われるのもうっとうしいので、言い逃れできなかった過去の事例を置いておきましょう。

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一話の時点で、私は本作にはこういう空気があると読んでいました。

まぁ、未だに通じてくれない信心深い方もいて、ので悲しいばかりですが。

まんぷく 1話 感想あらすじ視聴率(10/1)悪夢のカワイコちゃん路線に逆戻りか~い!

続きは次ページへ
立花萬平のモデル・安藤百福の生涯
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3 Comments

匿名

本日で秀子さんが退場ということで。

一貫してよく分からないお方だったなあという印象です。
終始タメ口だし、もっともらしいこと言ってるけれどよくわからないし、無意味に克子姉ちゃんにちょっかい出すし。
コイツはいったい何だと。

これでも制作側からすれば発注通りだそうで。
制作班も広報班も演者も、みんなこの人を「香田家をかき回す女」として認識しているようです。
忠彦さんに新たな指針を与えるでもなく、背中を強く押すでもなく、忠彦さんの痛みに寄り添うでもない。ただ引っ掻き回すだけの女。
武者様の言葉を借りればそれこそ記号です。

東北の英雄を悪く言うつもりはありませんが、木ノ内秀子という人物は、壇蜜さんは、このドラマに必要だったのでしょうか?
ファミコンRPGの寄り道ダンジョンとしては少々お粗末だと、勝手にそう思っています。

Susuka

「問答無用」ですか、そうですか…
まあ、趣旨には賛同しますよ。大体この手のネタは、セクシャル方面で根本的に間違っているので、釈明を聴いてもおおよそ態度が変わるとは思えません。
でも、最低限釈明はさせるべきでしょう。大抵の場合は釈明の筋が通らないでしょうが、それと「問答無用」とは意味するところが少し違うように感じられます。

実質的に「問答無用」になるのは確かでしょうが、センシティブな案件なので言葉遣いは考えたほうがいいかと思われます。微妙なニュアンスに気を配るのは、大事なことです。ごくまれに、「誰も予想しなかった不幸な事例」があるかもしれません。

念のためもう一度言いますが、武者さんの仰りたいことの趣旨には賛同です。大事なことなので、2度言いました。

在欧

民法 –> 民放

某俳優の件に関して:
深夜に男性宅へ素肌に触れるマッサージをするための女性を一人で派遣するシステム
というのは
炎上した PR/CM (ほぼ未必の故意) に近いと思います。

日中に男性画家のもとへ女性モデルが訪れる
のは
日中/夕方に女性がピアノを習いに男性先生宅を訪れるのと同じ。

ですが同じ女性でも、深夜に一人暮らしの自宅へ男性ジムトレーナーを招き入れるようなことはしません。
未必の故意だけではなく、認識ある過失も避けたいからです。

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