まんぷく 50話 感想あらすじ視聴率(11/27)病気の我が子を顧みず

十歳年下未成年女性との恋愛の方がアカンやろ

前作は、年上女性と恋をする男性が描かれました。
それに対するバッシングは、言いがかりとしかいいようがないものでした。

一体、あれは何だったんでしょうね。
成人同士が合意に基づいて交際して、なんで脚本家の妄想だのなんだの馬鹿げたブーイングを受けたのでしょう?

本作の、成人男性である神部はじめ、ロリコンどもが10歳程度下、しかも未成年少女タカに群がる方が比べ物にならないほど酷くて、悪質な妄想だとしか言いようがありません。

危険行為描写はイカン、っていうけどさ

前作のユーコが業務の過程で避難できず、被災死した描写にも、批判がぶつけられたものです。

・医療関係者への侮辱
・「てんでんこ」なのに逃げないとはけしからん
・危険行為を賛美する描写をするな
・東日本大震災を描くとは冒涜だ

こうした批判、ちょっと意味がわかりません。
業務があろうと津波ならば逃げろという意識が本日徹底してきたのは、ユーコのような亡くなり方をした人が実際にいたからです。

そういう事実を基にした描写であり、妄想だけで作り上げたものではありません。

震災を過度にタブー視するのも理解できない。
2011年が舞台であるのに、震災を無縁であると描いたらば、それはそれで批判対象となったことでしょう。

それと本作を比較してみますと。

・感電の危険性ある盗電密漁描写
・毒物ヒキガエルが食材
・手榴弾による釣りというこれまた危険極まりない描写
・犠牲者が多数出た太平洋戦争を徹底して矮小化し、被災した人は運が悪かったと小馬鹿にするような描写

こっちのほうがあかんし、冒涜的です。

ラブシーンは受け狙いだって?

前作の鈴愛と律の、恋愛面での接近シーンが、
「受け狙いがあざとい!」
と執拗に叩かれました。

これも今から考えると笑ってしまいます。

【まんぷくお色気リスト】
・パンチラ
・エロチック拷問
・子作り連呼
・セクシー浴衣夫婦ごろ寝
・おいで砲
・ナゼかメガネをかけたままの入浴シーン連発
・褌尻無双
・パンツ乱舞

なんやねん、この露骨なセクシーシーンは!
これが受け狙いやろ!!

経産婦のリアルを宣伝するゲス制作陣

キャスティングでもあざといだの、よくわからない批判があった前作ですが、本作のミスキャストっぷりは、もう朝ドラの歴史に残る大暴投。デッドボールです。

今朝は、再来年の大河にむしろ期待が湧いて来ました。
あのギャーギャー怒鳴り散らす長谷川博己さんからは狂気を感じました。

あの狂気を、本能寺前夜の明智光秀が見せたらば最高ではないでしょうか。

ただし、朝ドラではいらん……。

もう怒鳴り散らす様が、狂気を帯びていて辛いッス。
安藤サクラさんも、辛そうに困惑するとうますぎてこれまた辛いッス。

これが朝ドラではなく、
『執拗な夫のモラルハラスメントに堪える妻』
が主題のホラードラマならば、最適だったと思うんですよ。

主演カップルは『わろてんか』とキャストを交換した方がマシだった気がします。

そもそも、本作は主演もナレーションも、適材適所というよりも話題性狙いですよね?

ここのところ女性視聴者に喧嘩を売っているような本作ですが、当初は、
『働くママさんを応援しまーす』
というふざけた触れ込みでした。

それも、育児中の安藤サクラさん主演だからという理由で。

朝ドラ主演安藤サクラに「時短」「託児所」 NHKの働き方改革│NEWSポストセブン

今から考えると失笑ものですが、放映前は安藤サクラさんだから、働く女性こそ見るべきだという姿勢だったんですよ。
そうして集めておいた視聴者に、喧嘩を売るような、牛乳石鹸炎上を再現している本作なのです。

しかも、公式SNSやサイトでは、
『経産婦のリアルな出産場面をお楽しみにー!』
と、安藤さんの出産経験を見世物扱いする無神経っぷり。

こうなると本気で朝ドラ枠の破壊が目的としか思えなくなってきました。

ついでに書いておきましょう。

前作で、描写が甘いと批判を浴びた漫画や発明関連。
本作と比べるのも失礼なくらい、ちゃんと考証していましたからね。
※アシスタントのナカノガタなんて本物の漫画家で役者の河井克夫さんでした(編集部注)

やっぱり岐阜県に五平餅食べに行かなくちゃ、ソフトも買い揃えないと!!

※スマホで『半分、青い。』や『八重の桜』
U-NEXTならスグ見れる!

文:武者震之助
絵:小久ヒロ

※レビューの過去記事は『まんぷく感想』からお選びください

まんぷくモデルである安藤百福の記事、ならびにラーメンの歴史もリンク先からどうぞ!

 

10 Comments

匿名

福子が栄養失調から回復したのは、”貧乏じゃなかったから”と言っていたのに、
なんで塩作りの男たちは、未だに自分の食い扶持確保の為に魚をとっているのでしょう。

脚本家は自分で書いたセリフや、作った設定を全く覚えていないのかな??
いやいや、本当にこれがプロの仕事だなんて驚きです。
芽が出ずに悩んでいる作家のたまごたちがこんな脚本見たら怒るでしょ。
こんなんで天下のNHKから金もらえるんだから………。

孤独の胃弱

萬平が妻子を蔑ろにする件について。

PHP新書『女性の品格』冒頭。著者の父が熱烈アピールして著者の母と結婚したのに、結婚後に急に扱いがぞんざいになり、そのことを指摘したら「釣った魚に餌をやる馬鹿がどこにいるか」と言われ面食らった…というエピソードを思い出しました。

我儘は男の罪♪それを許さないのは女の罪~♪って、んな身勝手あるかぁああああああ

ともあれ、妻子を軽んじる態度があからさまになったのは、今週から急にです。先週まではそもそもの不理解はあれど優しさは一応見せていました。ゆで卵食わせたり。従ってこれは、お得意のクリック連打クソゲー的’フリ’であり、週末には福子のラブで雑に感動っぽいほにゃらららで萬平が改心、幸せ家族キャッキャ☆ウフフしてるんじゃないでしょうか。あと従業員の待遇も相乗効果でなんか大丈夫なことになりそうな気がします。わぁ、ご都合主義。

Susuka

「ママさん女優」って、取り上げる分にはいいんですよ。「女性の社会進出」を地で行ってるわけですから。朝ドラが「働く女性」を取り上げ続けてきたことを思えば、非常に意義深く、感慨深いことです。
しかし、限度があります。あまりヨイショするのも、受けてからすると「うっとうしさ」を感じてしまいます。
それに、主演に限らなければ、ママさん女優は既出なんですよね。近い例を挙げるなら、2作連続で出演した菅野美穂さんとか。菅野さんの場合は、旦那さんが同時期に大河で主演を張っていたので、両立の大変さも相当のものだったと思われます。
あまり今回のケースを大々的に取り上げるのは、賛成できません。

miyuki

「まんぷく」の視聴を諦めて2ヶ月・・・何度かもう一度見てみようと思いましたが、私がチャンネルをあわせると、犬食いのシーンやら、誰もいない畑に飛行機からの銃弾が撃たれるシーンやらでやっぱり諦めました。感想は書けませんが、こちらは覗かせて貰っています。

お話が「半分青い」に触れられましたので、連休中に「半分青い」が撮影された岐阜県の岩村に行ったお話を・・・
ずいぶん前に訪れた時と違って良い意味で綺麗になり所々で五平餅の匂いが漂い静かな町は賑わっていました。
地元の方に聞くとまだまだ訪れる人が多いそうです。
地元の女学校を卒業した母を連れての旅でしたので、古い町並みと撮影の場所を思い出と供に楽しんできました。
歩いて行ける所にに標高が一番高い山城であった岩村城跡の立派な石垣もあります。
岐阜は城跡が沢山あります。車ならば、明智光秀の生誕(諸説あります)の明智城跡は近くですし、私がお勧めするのはもう少し足を伸ばし苗木城跡は岐阜城、犬山城に負けない風景を味わえます。
是非、「半分青い」のご縁で岐阜東濃の地に遊びに行ってください。

ニャオン

武者さん、「未成年少女トキ」になってます。タカですよー。
ま、どっちでもたいして違いないか。

kiki

武者さま、そして皆様のコメントで律を思い出し、嬉しくなりました。本当に律は素敵でした。発明家としてだけでなくおそらく実業家としても彼のほうが萬平氏より上ではと思います。

ところで福子はいったい何をやっているのか。鈴愛は「努力しないヒロイン」と散々叩かれましたが、それなら福子は「努力しないの3乗、きれいさっぱり申し分無く努力しないヒロイン」ですね。今、専業主婦で夫を助けるだけの女性をドラマのヒロインにして半年持たせる、というは土台無理なんじゃないでしょうか。

羅蜜王

確かに科学者としての律と、マッドサイエンティストの萬平では
雲泥の差がありますね。
幼少の頃からの人物像や性格までも深く練り上げられ緻密に描かれた律。
叫ぶ、開き直る、人の話を聞かない等と性格付けられた萬平。
役者も大変です。

もうまんぷく

三太夫さまの「私たちの律が汚れる」的なコメント、芸術を解する純粋な半青ファンの一人としては嫌いではないですよー。でも、武者さんはきっと、前作アンチの方々に向かって、レベルを下げて分かりやすく反撃してくれてるのだと思います。私は楽しんでいます。これからもお願いします。

三太夫

武者震様
いつも的確な批評と鋭いツッコミを楽しんでおります。

ただ本日の
【律と萬平を比較してみましょう】
は楽しめませんでした。

提灯と釣鐘を天秤に掛けているようでそもそも
比較すべきではないでしょう。

並べると萬平のエンガチョが律に伝染ってしまわないか心配です。

『半分、青い』と『まんぷく』は異なる世界に有るのです。

むんむん

これが前近代的な世界を舞台にしたドラマで、ロリに男が群がるのは「14歳から大人とみなされ、男も女も実践的な性教育を受け、夜這いをし合うのが当たり前だった」「子供の死亡率が高く、労働者も大勢必要だった上、兵士に男が取られてしまって慢性的な人手不足であったから、女は早い段階から子ずくりに励み、たくさん子供を生んでもらう必要があった。」的な説明があるならば『ああ、そういう訳か』と、納得できたんですが、これは何の説明もなく、ただ若くて支配しやすい女に群がるだけ…。アカンやろ。

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