まんぷく 105話 感想あらすじ視聴率(2/5)モデルがいきなり踊るかよ

ここらで日本のためにも大炎上しておくれ

ウンザリ、ゲンナリ。
もうストレス溜めてばかりじゃ、身体によくない!

つーことで、ここは前向きに、本作をよくする方法を考えることにしました。
誰からも頼まれていませんけどね。

昨日、私がやたらと燃やしたがっているのは、
「そうしないとよりよい朝ドラが出来ないからだ!」
と書きました。

まんぷく 104話 感想あらすじ視聴率(2/4)『めんたいぴりり』は面白い

我ながら、それは正しいんじゃないかという「note記事」もありました。

◆西武・そごうの広告について女性の広告屋は「怒ってくれてありがとう」と思いました。

いまもし、なぜこの広告がダメだったのか、もう2度とこんな事例を作らないようにジェンダー勉強会を開いても、どうしたんだこいつ?と思われるでしょう。少なくともトップクリエイターさんたちは来てくれないでしょう。彼らにとっては、男性中心の広告クリエーティブ業界こそが、もっとも大切にすべきものだから。

そう、燃えて反省しないと! こういう擁護はダメ。

◆炎上したロフトのバレンタイン広告 擁護する声も多数

こういう擁護を信じると、また同じミスを繰り返すんです。ミスの原因を分析しないのは、次のミスにつながる。当たり前でしょうが。

この報告に対し、いまだ「取り下げる前に意図を説明してほしかった」などの苦言が集まっていたが、一方では「今の時代、こんなユーモアも通じないんですかね…」「何をやっても文句を言う人はいますから、あんまり真に受けなくて大丈夫だと思う」「Loftは悪くない。ジョークを楽しめない人たちが細かすぎるだけ」という擁護の声も多数寄せられている。

それにユーモアにしても全然面白くないんですよね。今のトレンドは、燃え盛る炎によってあたふた右往左往する姿なんです。その方が面白いって、アメリカのスーパーボウルでも話題になっていました。

下手なジョークよりも、BBQの方が楽しめるショーになる。そういうトレンドなんです。それについては後述しますね!

このあたりについては、私もイライラが止まらず、以前のレビューで掲載させていただいております。

まんぷく 78話 感想あらすじ視聴率(1/4)理事長の椅子に目がキラキラ☆

そもそも振り返ってみれば、私は本作については開始前から怒りと不安の感情を抱いておりました。

『まんぷく』チームは、ウォッシング現象がどれほど海外でタブーであるか、21世紀にありえない表現であるか、まるでわかっちゃいないと痛感していたからです。

このままでは、ドラマだけに収まらず国際問題に発展し、国辱ものになりかねない——。

そう思って以下のように記しても、反応は鈍いものでした。

まんぷく事前予想~台湾ルーツ消失でマトリックスの【青いピル】はもう懲り懲り

大げさだ。
前作を持ち上げたいからだ。
前作の方が問題作で不愉快だった。

ネットで声が大きかった(しかし多数とは限らない)のは、上記のような意見ばかりです。
しかし、大坂選手の騒動で皮肉にもやっと認識され始めたようにも感じております。

というか本作はもう、ハラスメントの認識をアップデートさせるため、ここらで一度、大炎上したほうがよい――そんな風に感じています。

もういい加減にしましょう。
SNSの好意的な感想を恣意的に抽出し、それをまとめて記事にするなんてことは。
いくらでも自作自演できてしまう記事ばかり量産しているとメディアそのものも死んでしまいますよ。

仮に火消しがうまくいって本作が燃え上がらなければ、今後、第二第三のウォッシングがあるかもしれない。
そうなると爆発と衝撃は以前より大きくなるリスクもあります。

鄭成功(てい せいこう)を起用してみては?

そこで、本作を救うためのコラボ広告を提案させていただきます。
お手本はこちらです。

海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』が、ビールメーカーBud Lightとコラボして、スーパーボウルで流した意欲作です。

これぞ、ワールドワイド!
世界の広告界頂点に立つ広告なんです。

これをお手本にしまして。
『まんぷく』と台湾の英雄であり、日本でも知名度の高い
【鄭成功(てい せいこう)
を起用してはいかがでしょう?

萬平「福子! できたよ、これが究極のラーメンだ!」
福子「萬平さぁん!」
鄭成功「それは違うッ……その麺は、我が祖国台湾生まれのもの。簒奪はゆるさん、台湾の誇りを守れ! 撃てーッ!」
砲撃開始——燃え上がる研究所。
萬平「うわああああ!」
福子「萬平さぁあああん!」

あなたも訪れてみませんか?
チキンラーメンの故郷・台湾——魅惑の味が、あなたをお迎えします。

まあ、真面目な話ね、結構いるそうなんですよ。
萬平と福子の愛に思いを馳せつつ、あのラーメンを食べている人が。

こりゃ国際問題になりかねないでしょ。

台湾人に、
「これが日本人の夫婦愛が生み出したチキンラーメンだよ。日本の天ぷらがヒントになったんだって! テレビドラマで見て感動しちゃったぁ♪」
と言い出す人が出たらどうするんですか。

「いや、それ台湾伝統なんだけども」
「嘘だーッ、日本人の発明をパクってルーツ主張するな!」
なんてことになったらどうするのよ。

もう、本気でこういうコラボCMくらいやらないと、マズイんでない?

NHKのドラマは嘘をつかない!
そう思っている人が多いわけですから。

※スマホで『いだてん』や『八重の桜』
U-NEXTならスグ見れる!

文:武者震之助
絵:小久ヒロ

立花福子のモデル・安藤仁子の生涯

※レビューの過去記事は『まんぷく感想』からお選びください

まんぷくモデルである安藤百福の記事、ならびにラーメンの歴史もリンク先からどうぞ!

※コメントにつきましては、
・まんぷくここが好き!
・まんぷくここがアカン!
という意図でご自由に記述してください。
作品に関するものについては全て掲載しております。
攻撃的な書き込み等については、こちらの判断で削除させていただきますので、あらかじめご承知おきください。

 

6 Comments

匿名

磯村勇斗さんも仮面ライダーから順調に躍進されていますねえ
願わくば、まんぷくみたいな駄作に引っかからないで、これからもご活躍なさって貰いたいです
要さん、瀬戸さん、菅田さんは御愁傷さま……

通りすがりの者

Yahooで明日の予告の記事につくコメントがべた褒めだらけで気持ち悪い。関係者がせっせと書き込んでいるのかな。

テレビ欄のコメントがやや辛口が多くバランスが取れているのと対照的。採点はよくある5点と1点が拮抗する展開。

904型

番組も終わりが見えてきて、投稿も、土日は別としてひと頃よりだいぶ少なくなってきました。
この番組そのものについては相変わらず。期待できる要素もありませんし、もう書くべき感想もない…という感じです。

並行して『べっぴんさん』が放送されていると、ついどうしても、そちらの良さの方に目が向いてしまう。
本放送当時は格別意識しなかったのに…と言うか、当時は当然充足されるものだった制作レベルが、今や当然ではなくなってしまったという嘆かわしさ。

コメントへの投稿も、つい「『べっぴんさん』の方はこんないいシーンだったよ」という具合のことを書きがちになってしまいます。
でも、第99話のレビュー本文では、「自分の好きな番組の感想は、別にブログなどを開設して書くべき。ここには書かないで…」という趣旨のことが切々と書かれており…
そうなると何とも書きにくくなります。

『まんぷく』の唯一の功績は、「『べっぴんさん』の良さを知らしめ、再評価につなげたこと」。もうその役目も果たしたし、早く終わらないかな?

まめしば

なんかもう、Amazonあたりで「ザ・パワー(ナオミ・ワイルダーマン著)」をドラマ化してくれないかなぁと思いました。
女性が電撃能力(強力な戦闘力)を持ったために、男女のパワーバランスが逆転し、取り巻く環境が正反対になってしまったお話です。
男性は今現在、女性が晒されている差別が。女性は男性が今現在、晒されている差別が。それぞれ追体験できますよ。
オススメです。

ゆきんこ

どうしたらこうなるのってレベルまできてる。
この感覚はほんまもん以来だな。
もう三月まで気持ちを落ち着けて考えないことしかなし。

TnTb

私の好きな『百円の恋』もお蔵入りか・・・主演女優も良い演技してたのになあ・・・

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